ダンジョンにこだわらないのは間違っているかもしれない 作:カツヲ武士
そろそろ構想の練り直しのために
どっちかの投稿休むかも?
オリ設定!
オリ展開!
嫌いな人は読み飛ばし!
「ほほう。それでは狐殿は娼婦の
アイシャとやらを連れてのアイサツが
目的で、その他に同行しているカリフ
姉妹とやらが師の子が欲しいので、その
許可を求めて私に会いに来たと?」
「はっ!その通りです!スミマセンデシタ!」
何に謝っているのかは知りませんが・・・
狐殿に対しては態々御足労頂いたのです。
何かしらの返礼は必要でしょうが、何か
私に出来ることはありますかね?
これに関しては狐殿に直接聞くべきでしょう。
アイシャと言う娼婦にしても、狐殿の
恩人で古くから旦那様と関係があると
言うなら、認めるも認めないもありません。
彼女のような存在があればこそ、旦那様
も独身のままで、私を正妻として迎えて
くれたのです。
それにカリフ姉妹、ですか。生まれる子は
必ずアマゾネスとかいう痴女になる
らしいですが、それでも旦那様の子を
産めることに違いはありません。
旦那様の子については懸念事項でしたからね。
わざわざダンジョンにいる私にアイサツに
来てその許可を求めるなら、余程アレで
ない限り異論はありませんよ。
無論品性や人格などの確認もしますし、
子の教育環境についても話し合う必要が
有りそうですが、そもそもそう言うのは
旦那様が決める事ですし。
ただ、子に関しては私の許可が有った方が
旦那様も認めやすいと言うのはありますよね。
なんと言っても私は旦那様が自分自身で
お認めになった正妻です。
正妻を差し置いて子供を産ませるなど普通
なら控えるべきことですから。
順番や時期なども気を使うことでしょう。
本来ならばそれを纏めるのが正妻としての
務めではありますが・・・私はこのような体
ですし、ダンジョン内での任務も有ります。
こちらの任務は私が直接旦那様に依頼された
モノ。私にしか出来ませんし、させませんよ。
それでは奥に関しては狐殿にお願いするしか
無いのでしょうか?しかし内縁の妻とは言え
娼婦と言う立場では・・・せめて身請けが
出来れば良かったのですがねぇ。
それとも狐殿の主神であるイシュタルとか
言う神が管理しますか?いや、話を聞く限り
では、そのイシュタルも娼婦に近い立場です。
そうなると後は、旦那様と契約を交わしている
神に頼むことになりますか?
それなら私も納得出来ますが、そもそも神
が一人の眷族の奥を管理することが有るの
でしょうか?
あぁ少し考えが飛びました。今は子に関して
ですよね。実際種族的に痴女が多くても、
育て方さえ間違わなければ痴女にはなりません
よね?実際ネコモドキは淫獣母娘みたいには
ならなかったし。
ですがあくまで希望的観測に過ぎません。
ここでいくら考えても答えは出ないんです。
とりあえずは本人たちと言葉を交わしてから
判断するしかない、か。
あとは旦那様にお任せしましょう。
とりあえず、狐殿たちに関しては良し。
次は神を含む屑どもです。
「ではその他の足手まといと神は
何ですか?明らかに邪魔でしょう?」
これがわからないんですよね。何故わざわざ
足手まといを抱えて狐殿を危険に晒すのです?
死にたいんですね?今から死にますか?」
猫耳の落ちる地獄はどこだろうなぁ?
「も、申し訳ございません!ただ私は
あくまで春姫殿の護衛でしてっ!
向こうの人員に関しては、リリルカ先輩が
ギルドから殺さないようにと依頼を受けて
いるようでしたっ!」
ほう。ただでさえ師の敵であるヘルメス
をギルドの依頼で守ると・・・
これはリリルカによる裏切りですね?
ならばその先に何があるかをその身に
教えねばなりません。
あくまで猫耳が嘘を吐いて居なければと
言う前提があっての話ですが。
「しかし上にいる集団にリリルカはいない
ようですが・・・何かありましたか?」
「えっリリルカ先輩がいない?!」
ふむ、この反応は嘘では無さそうですね。
それに神はヘルメスとヘスティアの二匹
がいるとの事ですが、どう探っても神の
気配は一匹分しかありません。
それも大きさ的に・・・恐らく女ですよね?
ならコレはヘルメスではなくヘスティアか。
一個上の階層程度ならこの不快な気配を
読めないということは無いですし、隠蔽
している様子もない。
コレは何かあって二手に別れたか?
まぁいいや()
狐殿が無事なようですから狐殿に聞けばわかりますよね。
とりあえずこの猫耳には狐殿の分の宿を
取らせましょう。まさか宿があるのに
野宿などさせるわけにもいきません。
料金は・・・以前大量に寄付させてますが
足りないならコイツに払わせましょう。
そのくらいは有るでしょうからね。
「猫耳、宿に関しては2部屋で構いません。
ただし使うのは狐殿とアイシャとやらです。
もし狐殿が一人で使うのを遠慮すると言う
ならば、狐殿とアイシャを同じ部屋に。
残りをカリフ姉妹とやらに使わせなさい」
「はっ!」
狐殿は謙虚ですからね。そういうことも
あるでしょう。
犬に関しては・・・良くわかりませんね。
貧乏神との関係もありますが、そもそも
旦那様はアレにお茶と薬草を合わせた
特殊なモノを作らせているらしいし、
まだ殺さないと言ってましたよね?
そうなればアレは保留ですか。
残るはタケミカヅチファミリア数名と
ヘスティアとか言う良くわからない神。
それに正体不明のレベル4相当の護衛が一人?
「それで、そのヘルメスが連れてきた正体
不明の護衛とは何ですか?
そもそも護衛対象である狐殿に、そのような
怪しいモノを近付けたまま放置するとは一体
どういう了見ですか?」
普通護衛任務なら正体不明など許さない
でしょう?それが私のようなモノで、自分
では勝てないから仕方なく黙認したという
ならまだしも、レベル4相当の冒険者という
ことがわかっていて、さらにヘルメスが呼び
込んだと言うなら素性の確認は必須ですよね。
コイツらは一体何をしてるんですか?
怠慢ですか?旦那様の弟子として、狐殿の
護衛に着く身でソレが許されると思うのか?
「そ、それですが、そいつもリリルカ先輩の
知り合いらしく、ナァーザとも普通に会話を
しておりましたので・・・」
「またリリルカですか」
あの小娘。少し甘やかし過ぎましたか?
狐殿曰く、旦那様の娘のようなモノと
いうことですから、多少のことならば
目こぼしをしてやろうと思いましたが
・・・コレは一度しっかりとした教育が
必要なのでは無いですかねぇ?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リリルカ先輩すまん!だが嘘は言ってない!
しかし流石筆頭殿、一階層上に居る冒険者
パーティーの数やメンツまでわかるのか!
「まぁ良いでしょう。向こうに何が
あろうと、私には関係ありません。
猫耳の主神であるフレイヤ殿からの
アイサツと猫耳を鍛えたことに対する
返礼の品は確かに受け取りました」
「はっ!ありがとうございます!」
よし!コレで最低限の任務は果たした!
「あとは慣熟訓練が必要なようですが、
ふむ。これは丁度良いかもしれません」
「丁度良い・・・ですか?」
何だ?何をさせる気だ?!
「えぇ、話の前に問いますが、師より
フレイヤファミリアには知性ある魔物に
ついての話をしてあると聞いてますが、
相違ありませんね?」
いや、ここまで聞かされて知らなかったら
どうする気・・・あぁ知らないと言ったら
証拠隠滅のために殺すのか。
「はっ!外の黒いガーゴイルやマードゥオ
と呼ばれるドラゴンはソレに該当している
と推察しております!また師匠より白い
槍を持った小柄な魔物を見かけたら、交戦
ではなく交渉をするよう指示も受けて
おります!」
普通に考えたらそれ以外ねーよ。
何だ風呂沸かすって。勇者は苦笑い
してたけどよ!おかしいと思えよ!
「流石我が師。話が早いですね。
ではその白い槍を持った小柄な魔物と
訓練を行いなさい。アレは長物を専門
としている者で、その習熟度合いは
私を凌駕します」
「はぁ?!筆頭殿を凌駕?!」
いや、マジか?!槍の穂先の先端部分だけで
ジャガーノートの突撃を真正面から受け止め、
その動きを完全に封じる筆頭殿だぞ!
それ以上の槍術ってどうなるんだ?
いくらなんでも想像がつかんぞ!
「えぇ、力は多少錆び付いてはいますが、
こと長物に関しては今の私では勝てません」
た、確かに師匠の一門だとは知っていたが、
錆び付いていても筆頭殿を越える技量の
持ち主だとはっ!
「ただ、今はレベル5か6相当でしてね。
単純な戦闘では猫耳に遅れを取る可能性
もあります」
「今は・・・ですか」
万事に曖昧な表現を嫌う筆頭殿が、レベルを
曖昧にすると言うことは・・・まさか魔物も
レベルアップするのか?!強化種と言うだけ
でなく、純粋に器の昇華もする、だと?!
「えぇ、猫耳が察したようにレベルアップに
近い現象が発生します。とりあえずマダオの
ところに行ってレベルアップするように命じて
おきました。足りれば良いのですが・・・」
足りる?何かしらの条件があるのか?
いや、詮索は厳禁だ。必要なら教えて
もらえるだろうしな。
それに今は筆頭殿を超えるという槍の
使い手に興味が有る!
「つまりは猫耳の慣熟訓練とその者の錆び
落としを兼ねると言うことですね。
元々私へのアイサツがあったなら、日程に
余裕はあるのでしょう?狐殿の宿を取ったら
そのまま下層に行きなさい。
今は29階層に居ると思いますが、マダオは
見ればすぐにわかります。
私からの指示と言えばウィーネも・・・あぁ、
小柄な魔物も特に問題なく修練に付き合うこと
でしょう」
「はっ!ありがとうございます!」
レベル7となったが師匠は特に武術を教えて
くれるわけではないからな。
コレは望んでも得られぬ上達の機会!
コレを逃すようならもはや冒険者では無い!
「一応言っておきますが下層へ行く前に、
どこの宿を取ったか狐殿にわかるように
しておくことを忘れぬように」
「はっ。了解致しました!それでは早速
行動を開始致します!」
予定通り宿は二部屋で良い。春姫殿に
わかるように店の冒険者あたりに伝言を
頼むとしよう。
あのパーティーはわかりやすいからな。
「えぇ、ウィーネによろしく」
「はっ!」
こうしてはいられん、ロキファミリアに
邪魔される前に動かねば!
・・・くそっ回復薬を譲ったのは早計だった。
下に行く前に夜叉姫と接触するか?
―――――――――――――――――――
「一目見てわかる大きさで、魔物ですら逃げ
出す威風!貴方がまだおさんですか!」
『ん?初対面で俺をマダオ呼ばわりするとは
良い度胸・・・白くて小さいな。お前が例の
ウィーネとやらか』
「そうです!私がウィーネです!」
どうやら師姉様から私のことを聞かされて
いたらしいですね。
しかしなるほど、確かに見ればわかります!
こんなのを調教するなんて流石師姉様!
「おぉ?いきなりだねぇウィーネちゃん。
誰からマードゥオさんのこと聞いたの?」
『ふむ。(いや、俺をマダオと呼ぶのはアイツ
しかいないだろうが。しかしアレだな。言葉の
意味は良くわからんが、間違いなくマダオは
ダメな名前なはず。ここはマードゥオと
認知させるべきだよな)』
マリィ殿は・・・なるほど、レベルアップ
してますね。
師姉様に余程良い素材を頂けたのでしょう!
「師姉様・・・エインさんに教わりました!」
危ない危ない。師姉様との関係はあくまで
秘密のモノ。下手に私が地上の先生と繋がり
が有ると思われては仲間内での扱いが微妙に
変わってしまうかもしれませんからね。
グロスさんの様子をみた限りそれは無さそう
ですけど・・・油断慢心はいけません!
『ふむ。まぁそうだろうよ。それに確かに
白くて小さい。更にその白い槍。アイツが
言うウィーネとやらで間違い無さそうだ』
おぉ。黙っててもアレでしたが、身動ぎして
私を認識するだけでコレほどの威圧が出せる
なら、まだおさんは図体だけの蜥蜴ではなく
圧倒的な強者です!
今の私の錆び落としに不足は無いどころか、
お釣りが多くて払いきれませんよ!
「はい!まだおさんがエインさんからどのように
聞いてるかはわかりませんが、私は早急に
レベルアップをして、まだおさんと戦うように
言われてます!」
私に足りないのは、圧倒的な力がある敵が
もたらす死の恐怖です!
「えぇ?!マードゥオさんと?!このヒト
大人しいけど滅茶苦茶強いんだよ!」
だからこそ意味が有るのですよ!
『・・・確かにエインならそのくらいの事は
ヤらせるだろうよ。だから俺としては構わん。
ただし、アイツがマリィに預けた魔石を
喰らってお前のレベルが上がってから、だ。
残念だが今のお前では戦いにはならん』
「あ~エインさんだもんなぁ」
流石の余裕ですね、ですがそれも事実です。
最低限の力が無ければレベル差で潰されて
しまいますからね!
「了解です!さぁマリィ殿、魔石を下さい!
喩えおなかいっぱいになっても食べ続けて、
必ずレベルアップしてみせます!」
先生に武の才を認められたモノとして、
これ以上の醜態を晒して師姉様も先生も
失望させるわけにはいきませんからね!
「おぉう。凄いヤル気だよ・・・まぁ元々
エインさんからはウィーネちゃんのレベル
アップに使うように言われてたから問題は
無いけどね」
『もし足りん場合は追加の魔石を深層に
取りに行くから、お前もそのつもりでな』
「了解です!」
それは望むところです!そこでレベルアップと
鍛練をしてやりますよ!
・・・と言うか、ここでレベルアップしたら
どこで戦うんですかね?
まだおさんが本気で動いたらマリィ殿のお家が
無くなってしまうんじゃないですか?
――――――――――――――――――――
不味い。何だかんだで18階層について
しまう!まだ何も決めてないのに!
「って言うかリューさん。そもそもの疑問
なんですけど、今の段階でリューさんが
エインさんに会って何をする気なんです?」
「何をってそれは・・・」
そんなの決まってるでしょう?アイサツして
・・・アレ?そのあとはどうするの?
私も妻として認めてください!とか言うの?
初対面で?彼の意見とか聞く前に?
「考えてませんでしたね?」
「う"っ!」
な、ナァーザの言う通りでしたっ!あまりの
急展開にテンパってましたが、今の私は
あまりに準備不足!さらにカリフ姉妹の
ような覚悟も足りていないっ!
こんな女がいきなり表れてアイサツした
ところで、正妻さんも「何しに来た?」って
感じになりますよね!
印象を悪くするだけじゃないですかっ!
「あ~それなら今回は一度引いて、後でお土産
やちゃんとした服装で出直した方が良いんじゃ
ないですか?」
「・・・そうかもしれません」
むしろそうしないと評価が恐ろしいことに
なりそうですよね。
アマゾネスより露出が多いエルフって何です?
誰が見ても私の方が男を誘う格好をして
いるじゃないですか。
万能者もいなくなったし。今や痴女神に次いで
の露出で、更にこの冒険者丸出しの格好・・・
よし!今回はアイサツは見送りましょう!
なんかアストレア様とかアリーゼとか灰色
とか他の同僚が『ヘタレがっ!』と言ってる
気がしますが気にしませんよぉ!
準備不足を認識したならば大人しく引いて、
次の機会を待つのがプロの冒険者なんですぅ!
「ではナァーザ!タケミカヅチファミリア
と共に白兎と接触しようではありませんか!」
「・・・私も偉そうなことは言えません
からね。とりあえずは了解ですよ」
・・・次の機会を活かすために、カリフ姉妹や
麗傑と仲良くなっておきましょう。
こ、子種の話とかも有りますしね!
弟子、色々考える。
猫耳割りとマトモな修行が出来そう?
白っ子。まだおを発見、
エロフ、ヘタレるってお話。
登場人物が多すぎるよね!