ダンジョンにこだわらないのは間違っているかもしれない   作:カツヲ武士

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オリ設定が来たぞー
オリ展開が来たぞー

原作を起こさないでくれ
死ぬほど疲れてる


嫌いな人は読み飛ばし!!



第12話

『なるほど、それで春姫はアイツが

専属で買って鍛えたいと?』

 

「はい、鍛えるときに男の相手を

した後だとやる気も失せるとか」

 

実際言ってたしね。

気持ちもわかる。

 

『それはそうかもね。さらに春姫には

支援型としての素質がある・・・ねぇ』

 

「はい、魔法の内容は知りませんでしたし

確実に初対面でした。

それでもソコまでわかるんだから、

さすがは先生といったところですかね」

 

『…叔母様の眷属だ。そのくらいはできるか』

 

あぁ、神界での知り合いだったね

 

「あと、コチラが育成計画書になります」

 

『育成計画書?』

 

「はい、ただ行き当たりばったりで

育てるのではなく、きちんと方向性を

持って育てることで無駄な時間を

使わずに成長できるとか」

 

言ってることはその通りなんだが、

その人その人の素質を見抜く

先生の目があってのことだよね

 

『・・・なるほど、ステイタスをより

効果的に上げるにはこういった工夫も

必要なんだねぇ』

 

「そのようですね。教えることで

学ぶこともあるとかで、非常に

上機嫌でした」

 

よし、育成計画に興味を示した!

いくらフレイヤと戦うためって言っても

眷属を強化できるならしたいはず。

 

『それに調合、か。確かに非力でもできる。

さらに力を鍛えるために無理なトレーニング

じゃなく、少し重めの盾を持たせると?』

 

「はい、武器を持って戦うにはセンスが

必要ですが、どうしてもそれが無い

者も居ます。

ならば重いものを持たせて力を鍛えて、

盾で受けることで耐久を。

調合で器用を、走り込みで敏捷を、

呼吸で魔力を鍛えるのが良いだろうと」

 

ほほう。いや、ほんと無駄がない。

確かに春姫に武器を持たせても

まともに戦えないからね。

自分の身を守らせる意味も込めて

盾って選択肢は悪くない。

ゴブリンやコボルト程度なら潰せるし

耐異常もあれば壁役としても使える

ようになるだろうし。

 

『なるほどねぇ。その呼吸ってのは

誰でも習得出来るのかい?』

 

「出来ることは出来ますが、その人

その人にあった呼吸のタイミングが

あるそうです。今のところ先生以外には

教えることはできないんじゃないかと」

 

実際私と春姫で何が違うのか

わからなかったしね

 

『ふむ、それだけでも教えてもらえれば

十分な強化になるんだけど、アイツは

あんまり自分の技術をバラ蒔くような

タイプじゃないしねぇ』

 

「そうですね。今回もあくまで

先生自身のスキルの確認があったから

教えてもらえたんであって、頼んでも

普通に断られるでしょうね」

 

『まったく、この私をここまで悩ませる

なんてね』

 

そう言いながらも楽しそうだけどね

 

『まぁ良い。暫くは鍛えてもらおうじゃないか。

アレのレベルが上がったら、あの魔法に別の

効果も出るかも知れないしね』

 

「その可能性は高いですね。

もしかしたら二重のレベルアップに

なるかもしれませんし、そもそも魔力が

高いほうが魔法は威力が上がるモノです」

 

よしよし、コレで暫くは大丈夫だ。

あとは私のレベルアップを目標に

やれば良い!

 

『それに・・・この一文は本当かい?』

 

この一文?何か・・・あぁ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

春姫には門外不出の茶の調合を教える。

無論茶の淹れ方もな。

茶は淹れ方によって味が左右される

繊細なモノだ。

春姫を鍛えて、フレイヤですら飲めない茶を

イシュタルに飲ませてやろうじゃないか。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「えぇ、私も飲ませてもらいましたが

同じ茶葉を使っても淹れ方で味は

相当変化しますね。

さらに茶葉同士で味を殺すものや

引き立てるものもあるようで、

その調合比率はまさに門外不出」

 

『ふ、ふふふ、そのフレイヤも飲めない

茶を私のために用立ててくれると!』

 

「そうなります。そのための条件として」

 

『春姫の専属契約か。いいだろう!

むしろこっちから金を払ってもいい!!』

 

よし!流石先生!事情もわかってないのに

しっかりイシュタルの関心を買ったぞ!

あ、けどまだ条件があるんだよ。

大丈夫だと思うけどちゃんと伝えないと

 

「実は春姫以外にも条件がありまして・・・」

 

『ほう?あいつが私に頼みごとでも?』

 

言ってる内容は不満そうでも

顔はちょっと嬉しそうなんだよね。

まったく、いっつもこんな顔してたら

みんな主神様に魅了されるだろうに。

 

「はい、茶葉と野菜の専属契約です。

粗末にせずにきちんと我々で消費すること

が条件ですね」

 

ま、美味しいし美容に良いらしいから

アタシ達は喜んで食うけどさ。

 

『ハハハハハ!良いだろう!あいつの

野菜はデメテルやソーマですら認める逸品!

料理人が必要だが、生野菜だって十分だ。

金に糸目は付けないよ!好きなだけ

売りに来いって伝えな!』

 

「はい、ではそのように伝えます」

 

よし、完璧だ!!

 

『あとはアンタと春姫のステイタス

更新だね。アイツの教えがどれだけ

ステイタスに反映されるか楽しみだよ』

 

「それは私も楽しみにしてます。

私はともかく、春姫に至っては

最初のダンジョンで一週間ですから。

相当伸びるんじゃないかって睨んでますよ」

 

『そうかそうか、それは楽しみだ。

それじゃアンタから更新しよう。

春姫のステイタス更新も見せてやるよ』

 

上機嫌だねぇ。

まぁ不機嫌より100倍マシか。

 

「ではよろしくお願いします」

 

魔力と器用がどれだけ上がったか

楽しみだねぇ・・・

 

『・・・・・・』

 

ん?無言??

もしかしてそんなに成長してない?

 

「あの、イシュタル様?」

 

 

 

 

『レベルアップ来たーーーーーーー!』

 

 

 

「えぇぇぇぇ?!」

 

いや、ナンデ?!ナンデレベルアップ?!

 

『アイシャ、アンタ一体何をした?

一週間で力も耐久も器用も魔力も

軒並み上がってるじゃないか?!』

 

いや、何かって言われても・・・

待て。敏捷だけ上がってない?

 

「・・・あっ」

 

『何か心当たりがあるのかい?!』

 

たぶんアレだよねぇ

 

「おそらくなんですが・・・」

 

『おそらく?』

 

「一週間ずっと先生の相手をしてたんで・・・」

 

『「・・・」』

 

『・・・レベルアップするほどなのかい?』

 

「さすがにソレだけじゃないとは

思いますが、凄かったのは事実です」

 

アレは全身運動だからねぇ。

それもレベル6との真剣勝負・・・

他が上がって敏捷が上がらないのも納得だ。

 

『春姫は・・・』

 

「まだですね。夜は気絶させてましたよ」

 

疲労回復のツボとか言って

ぐっすりだったね。

 

『そうか、いや、そうか・・・』

 

めっちゃ複雑そうな顔してるな。

安売りすんなって言われたから

値引きも出来ないし。

いや、待てよ?

 

「今度イシュタル様のスケジュール

教えとくんで、指名するように

言っておきますよ」

 

『そ、そうか?だがアイツの懐事情を

考えると・・・』

 

「私のレベルアップの礼なら値引きも

問題ないでしょう。眷属を大事にする

気持ちを無碍にするとは思えません」

 

あの人はそう言うところがあるからね

 

『そ、そうだな!礼だものな!!』

 

ほんと嬉しそうにしちゃって・・・

守りたいこの笑顔って感じかね?

 

「では春姫を呼びますか?」

 

『そうだな!』

 

コレでしばらくは上機嫌だな・・・

いやよかったよかった

 

 

 

『トータル1500オーバーキター!』

 

 

 

先生・・・あんたって人は・・・

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

『おぉ!耐久も突破したよ!』

 

ふむ、今回はアイシャと春姫のどっち

だろうな?

普通に考えたら初日からダンジョンに

一週間潜って7階でアリと戦ってた

春姫なんだが・・・

 

春姫は初めてで常識がなかったから、

アイシャは上級冒険者だから気付いて

無いが・・・アレ普通なら死んでるぞ。

 

イシュタルファミリアが持たせた

装備品のおかげで何とかなってたが

あそこまで行けば立派な試練だろ。

 

耐久とか思いっきり上がってそうだ。

そう考えたらやはり春姫か。

 

こうなると力と魔力と敏捷のキッカケを

探す必要があるが、そもそも力づくで

なんかするのは俺の流儀じゃないしな。

敏捷で限界突破ってなんだ?

 

魔力は・・・必要な状態に追い込めば

なんとでもなりそうだが、攻撃魔法持ち

を探さなきゃならん。

 

『あぁ、それと、連中がまた

出荷してきたよ』

 

「そうか、アイツ等はいつまでたっても

居なくならんな」

 

浜の真砂は尽きるとも

世に悪党の種は尽きんか?

 

『そうだね。取引の帰りに末端の部下が

殺られてるだけならまだしも、闇派閥

の冒険者を含む護衛全員が消されてたら

普通は手を引くと思うんだけど』

 

アイツ等を欲してるのは一人じゃ

ないからな。

いろんな国のお偉いさんや研究者が

欲してるから、現地協力者や商人の部下

程度が居なくなっても何度も派遣して

来るんだろうが・・・

 

しかし闇派閥はどこから連れてくるんだ?

巣でも見つけたか?それとも交配させて

産ませてるのか?

 

そういえばアイツ等の子供ってどうなるんだ?

普通にモンスター?

それとも知性あるモンスター?

レヴィスが言うには女型のモンスターに

子を産ませてるやつらも居るって話

だったが、それなら男の方の遺伝子が

優先されるのか?

もしくは人間の方が優性なのか?

 

ふむ・・・さすがにアイツ等の手前

実験する気は無いが資料は手に入れる

べきだな。

 

「下っ端じゃ大した情報がないから

なんともできんが、いずれは大元を

とっ捕まえる。その上で巣に居るって

連中にコンタクトをとって同類を

保護してもらおう」

 

『今のところそれしかないよね』

 

おそらくダンジョン内部では闇派閥と

ソレに敵対する勢力がアイツ等を巡って

暗躍している。

 

俺はそんなのに関わる気がないから

とりあえずは今保護してる連中に

技能を持たせて自活できるようにする。

 

それから地上に隠れ里を作って結界を張る。

 

神たちに里を不可侵の領域としてもらって。

不可侵領域と通常の領域の間に

交易用の街でも作れば・・・わずかでも

歩み寄りが出来るかもしれん。

 

それともカーリーやアレスと契約を

結んで、国の中に里を作るか?

アレスはよくわからんが

カーリーはティオネとティオナが

言うには競い合える強者さえ居れば

なんでも良いとか言ってる神だよな。

 

人間と交配できて、さらに生まれるのが

人間だって言うならカーリー的には

最高だろ?

アマゾネスだって同族よりはアイツ等

相手にしてたほうが気が楽だろうし、

アイツ等だって、血の気が多いヤツなら

戦いの果てに死んでも文句は言わん。

 

そもそも生きることは戦いだ。

それを考えれば・・・・・・

 

アイシャが知ってればいいが、知らな

かったらあの双子に聞いてみるか。

 

うまくいけば数年でアイツ等の国が

出来るんじゃないか。

 

しかしそうなれば今まで以上に

狙われることにもなる。

 

いざという時のために結界の部品は

多めに仕入れておく必要もあるようだ。

メンテは加工があればできるように

しておこう。

 

まぁ神秘と鍛冶と加工を持った

奴が居てくれれば良いんだが・・・

 

孤児でも鍛えて作るか?

いや、無理やり教えても

身につくもんでもないし。

情報が拡散するだけだ。

 

だが予備知識が無い幼い孤児なら、

教育次第でアイツ等をそう言う

存在って割り切ることも

できるんじゃないか?

 

ふむ・・・子守をさせて人間種に

対する知識を身につけさせる。

子供は自分を育ててくれた親を

ないがしろにはしないだろう。

まぁ人間至上主義者が扇動する

可能性もあるが、そのへんは

カーリーと考えれば・・・アレ?

結構いけそうだな。

 

戦争の火種上等!攻めてくる奴は

バッチ来い!!だろ?

もしかしてカーリーって良い奴か?

 

 

 

ウラヌスは怪しいが、接触する気はない。

一晩中他人の情事を覗くような骨に協力

する気はないぞ。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

『どうであった?』

 

「無理だな」

 

というか一晩中情事って・・・

日中は狐人と戦闘娼婦の鍛錬してるし

いつ接触しろというのか。

 

『・・・そうか。彼は気付いて

いると思うか?』

 

「彼らの存在についてはなんとも・・・

現れたモンスターは特に注意を払わず

殺しているから気付いては居ないかも

しれない。

 

だが私の存在は確実に気付かれている。

そのうえで殺されないところを見ると、

行動は黙認するが接触する気はないと

言う事ではないか?」

 

『そうか、アレの拠点は?』

 

「無理だな」

 

あのトラップは尋常じゃない。

しかも入口にあるのはわざと

見えるようにしているだけで

絶対に隠してるのがある。

ソレにあそこはヤバイ。

今の私でも入ればただではすまん。

そんな恐ろしさがある。

 

『接触はできんか・・・・』

 

「そうだな。彼は基本的に隠れたり

潜んだりはしないので、衆目が集まる。

彼に接触するには私は目立ちすぎるよ」

 

コレもな。拠点以外だと堂々と

その姿を晒すのは、闇討ちや面倒事を

避けるためでもあるのだろう。

 

「弟子がレベル4となったのだ。

弟子に協力を要請してみては?」

 

『なし崩しに彼も関わることになるか』

 

「それもあるが、レベル4で

ソーマファミリアならばソレだけで

十分な戦力になるだろう」

 

そもそも酒以外には興味がない神だ。

それは言い換えれば喩え異端児だろうと

己の邪魔にならなければ気にしない

ということにもなるだろう。

 

『ソーマか。確かに積極的に異端児を

敵視するような神ではないな』

 

「それにわざわざ他神と関わるような

性格もしてない。ソーマから情報が漏れる

ことは無いだろう」

 

あとは眷属だな。まぁソーマの酒に

心酔してる連中なら、ソーマが禁止

したことをわざわざ広めることも

ないだろう。

 

・・・自分で提案してみたが意外と

有りかもしれんな

 

『ふむ、あとは眷属の調査か。最悪

ソーマと弟子だけでもかまわんな』

 

今は彼らの存在に対しての理解者を

つくる時期だ。

友好関係や共存関係はそれからで良い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まだまだ先は長いな」




なぞのおりきゃらの出番がガガガガ


ウラヌス、アンタら視野が狭いんじゃない?ってお話
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