ダンジョンにこだわらないのは間違っているかもしれない 作:カツヲ武士
オリ設定
オリ展開
原作キャラアンチあり(今さら?)
嫌いなヒトは読み飛ばし
大幅修正の可能性あり。
はてさて「今回は僕たちがやるから
リリルカさんは見ているだけで良い」
とは言われましたが・・・
『陣形を固めろ!リヴェリアの魔法が
完成するまで足止めだ』
なるほど、大量の敵がいる場合、
この人たちは魔法で一掃するのですね。
戦闘経験がもったいないと思うんだけどなぁ
・・・あぁもしかしたらレベルが
低い人たちへの配慮ですか?
彼らには自衛力がないんですもんね。
それに基本的に装備が軽いから
長時間の戦闘で集中力が切れたら、
怪我をする人たちが増えますし。
怪我しても次階層が安全階層だから、
そこで魔法を使って回復するつもりですね。
だから今はポーションも使わないと。
温存なのか油断なのか・・・
「アイズっ?!」
あ、剣姫さんが突っ込んだ。
そんな指示出てましたっけ?
しかも何ですかあれ?
魔法で風を纏って直進?
爆発的な推進力と突破力で道を
切り開くタイプの魔法ですか。
ただ、フォーモリアがアレに耐えられない
程度の雑魚だからなんとかなってますが、
抑えられたらどうする気なんでしょう?
敵のど真ん中で孤立しますよ?
ついでに言えば、リリの武器なら
ソレ消せますし。
他にも消せる可能性だってあるんだから
そんなのに頼っちゃダメだし、切り札を
ポンポン見せちゃダメでしょうに。
何より、今はソレ使う必要まったく
有りませんよね?
「アイズが行ったけど、アレはフィンの
指示じゃないよね?」
「当たり前じゃない!もう、何やってるのよ?!
団長から指示があるまでは後衛の護衛って
言われてたのにっ!」
剣姫さんに対してティオネさんと
ティオナさんは危なげなく処理してますね。
ちゃんと勇者さんの指示通り、足止めに
専念して周りにまで気を使ってます。
しかし敵の動きがアレですね?
明らかな弱点であるこっちよりも
前衛を狙ってませんか?
モンスターは基本的に野生動物ですから
目の前の敵を逃がさないのもありますが、
弱い敵も見逃さないはずなんですが?
このままじゃ普通に詠唱始まっちゃいますよ?
・・・あぁ、けど今の状況だと無理ですか。
完全に剣姫さんが邪魔になってますよねぇ。
『ベートっアイズを!』
「ちっアノ馬鹿っ!」
凶狼さんですか。
あの人は人相と態度と頭が悪い。
それで剣姫さんにベタ惚れと。
まぁ剣姫さんは見た目だけはいいですからね?
親代わりのリヴェリアさんに相当甘やかされて
育てられたせいか、自分の人間性を鍛えること
も忘れてる人ですから、リリは嫌いですけど。
多分先生もこういうところが嫌いなんじゃ
ないですかね。
いつまで保護者同伴で無様晒してるんだ?
ってかんじで。
少なくともティオネさんとティオナさんは
自立してますし。
・・・ファミリアに甘えてる部分は
ありますけどね。
うーん。未熟な人たちが集まって
支え合うのがファミリアだと言えば
聞こえが良いんでしょうけど。
コレはリリには無理ですね。
【終末の前触れよ、白き雪よ。】
お、詠唱が始まりましたか。
準備から詠唱までの時間を考えたら
相当な魔力と集中力が必要みたいですね?
アイズさんの邪魔が痛かったかな?
狼さんは後衛に偉そうなこと言って
突っ込んだかと思えば、単純に殴る
蹴るだけ。
敵が弱いのか彼が強いのか。
まぁレベル5の上位ステイタスなら
この階層では強者ですよねぇ。
【黄昏を前に風を巻け。】
確かに早さがあれば無駄な動きをする
必要はありませんが、技撃軌道全部
丸見えですよ?
カウンターを一切考慮してません。
その速さで動いてる時にカウンター
取られても対処できるくらいの能力が
あるとは思えませんし。
【閉ざされる光、凍てつく大地】
あの程度であの態度・・・
流石先生に噛み付いたお馬鹿さんです。
そもそも本当に強い人は噛み付かずに
殺すんですよ?
【吹雪け、三度の厳冬】
接触禁止令を解いて欲しいとリリに
口添えを依頼するなら、きちんと
頭を下げないといけません。
謝罪に誇りはいらないんです。
それを捨てることで謝意となるんですからね。
そのつまらない誇りがダメなんですよ。
【我が名はアールヴ】
「アイズ、下がれっ!」
あ、詠唱が終わった感じですね。
【レア・ラーヴィテイン!】
・・・へぇ。コレが九魔姫さんの魔法ですか。
まぁ大規模な集団相手には便利ですよね。
使う必要があったかどうかは知りませんが、
それもこれも勇者さんの判断ですからね。
リリがどうこう言うつもりはありませんよ?
・・・ですが、今は後悔してるでしょうね。
――――――――――――――――――――
「アイズ、何故僕の指示に従わなかった?」
冷たい目と冷たい口調で目の前の
少女に詰問する団長の姿に、レフィーヤを
始めとした団員達は思わず背筋を伸ばした。
「・・・ごめんなさい」
少女から出るのは謝罪の言葉。
だが彼らの団長は謝罪を求めたわけ
ではない。指示に従わなかった理由
の説明を求めたのだ。
故に重ねて問いかける
「僕の話を聞いていなかったか?
何故、指示に、従わなかった?」
「・・・」
いつもとは明らかに違うフィンの姿に
副団長であるリヴェリアも違和感を
覚えた。
だが一番の違和感はフィンではない。
フィンの指示を無視したことに腹を
立てているティオネならまだしも、
普段ならアイズを庇うティオナまで無言で
アイズの答えを待っているではないか。
ガレスも渋い顔を崩さない。
なんだ?何があった?
「・・・」
「アイズ、僕の指示に従わなかった?理由を早く答えろ」
―――――――――――――――――――
ま、当然こうなりますよね。
普通に考えたら連携とか計画とかが
全部破綻して、下手したら後衛の
人達が死んでたんですから。
「フィン。一体どうした?確かにアイズの
行いはお前の指示を無視したことに
なるが、あの程度はいつもの・・・」
「・・・リヴェリア、僕を失望させるな」
リリは失望しましたけど。
リヴェリアさんは馬鹿なんですか?
いつも命令違反してたのを許してたって、
そんなの甘いってレベルじゃ無いですよ?
「フィン、まさか客人の前だからって格好
つけてる訳じゃねーだろぉな?」
二人目の馬鹿発見です。
むしろ客人の前だから格好つけなきゃ
ダメでしょうが。
それに、あのことに気付いてない?
狼さんはその程度なんですか?
「ベェト。てめぇは少し黙ってろ。今はアイズの問題だ」
うん。ティオネさんはわかってますね。
「ねぇアイズ、もしかして分かってないの?」
「ティオナ?」
「・・・お前までそんなことを言うと
言うことは、あの場になにかあったのか?」
なにかあったのか?もなにも、現在進行形で
客人の前で不様を晒してますよー。
まぁ、リヴェリアさんは後衛だし、
詠唱に集中してましたからね。
わからないのも無理はありませんが
「私も気付いたのはリヴェリアの魔法が
放たれた後だったから偉そうなことは
言えないけどさ、ソレ以前の問題として
戦闘中にフィンの指示に従わないのは
駄目だよね?ここはダンジョンの中で
更に中層とか下層じゃ無く深層だよ?」
「・・・」
「それはそうだが・・・」
リヴェリアさん、貴女は剣姫さんに
甘過ぎます。
わかってますか?今のままじゃ剣姫さん
のせいで他の人が死んじゃいますよ?
リリは部外者ですからわざわざ
指摘はしてあげませんけどね。
「何か理由があるならまだしもさ。
何の理由も無いなら、アイズは自分の
気分で後衛の仲間を見捨てて前に出た
ってことになるじゃん?」
「あっ!」
そうなりますよねぇ。
「アイズは囲まれても大丈夫かも
しれないけど、レフィーヤとかが
襲われてたら死んでたよ?」
「・・・」
「はっ!だから雑魚は嫌いなんだよっ!」
狼さん。ソレはアイズさんへの
フォローのつもりですかね?
勇者さんの顔見た方が良いと思いますけど?
「アイズ。アンタとベートが抜けた穴は
リリルカさんが埋めてくれたの気付いてた?」
「何?!ティオネ、それは本当か?」
リヴェリアさん。いくら後衛でも
ソレは無いんじゃないですかねぇ?
「本当だ。リリルカさんはリヴェリアの
詠唱が邪魔されないように、きちんと
モンスターを牽制してくれていたよ」
「フィン・・・そうか。」
少しくらいは働かないと狼さんが五月蝿いですからね。
「気にしなくて良いですよ。私としても
皆さんが戦ってる中で黙ってお客さん
してるほど、面の皮は厚くないつもりですから」
貸しとか借りとかは考えなくても
良いのですが・・・正直言って
もう帰りたいですよ。
50階に来たら十分でしょ?
「なるほど。これは確かに失態だな。
私がアイズを甘やかしたせいだろう。
リリルカさんには申し訳ないことをした」
「いえ、さっきも言いましたが私もレベル5
ですからね。少しくらいは働きますよ」
それに重要なのはソコじゃないですよ?
「偉そうに『こちらに任せろ』なんて
言っておきながらこの体たらく。
確かにベートが言ったように、格好を
つけようとして失敗したのを怒ってる
と言われても反論出来ないかも知れないな」
「あ、いや・・・ソレは・・・」
狼さん。考えないで喋るから
そうなるんですよ。
「だがアイズ。ティオナが言ったように、
君の行動は理由もなく仲間を見捨てて
好き勝手にしたと言うことだ。
団長としてソレを認める訳にはいかないし、
うやむやにする気もない」
「・・・はい」
「君への罰は地上に戻ってからだ。
今は皆が無事に帰れるように帰還の
準備を整えることとする」
ま、ソレが妥当でしょうね
「「何だと?!」」
「どういうことだ?到達階層の更新を
するんじゃなかったのか?!」
「それにカドモスの泉はどうする?」
この二人は本当にわかってないんですね。
周りの空気を読んだらどうですか?
「ベートはともかくリヴェリア。いつから
君はそんなに頭が悪くなった?」
「何だと?!」
元々悪いんじゃないですか?
初対面で先生に礼儀を問うヒトですよ?
「・・・リヴェリア、さっきティオナが
途中まで言ったじゃろ」
「ガレス?」
そうですよね。リリもアイズさんが
突っ込むまで気付きませんでしたけど。
「そうだ。リヴェリアの魔法の詠唱が
終わって魔法が放たれた直後、
ほんの一瞬だが視線を感じた」
「フィンもか?それに視線?」
「そう、それも背後から、だ。
つまりは何者かに見られてたわけだ。
アイズの切り札もリヴェリアの魔法も
詠唱のタイミングや威力もな」
「なん・・・だと」
ガレスさんもティオネさんもティオナ
さんも気付いてましたね。
ここまで隠蔽されてたら罠の心配も
しなくては行けませんから、無傷の
うちに退くのが正解でしょう。
「この深層で正体不明の相手に対し、
僕の指示を無視して見せなくても
良いものを見せてしまった。
はっきり言って最悪だ」
「「「・・・」」」
「だから今回は探索より不測の事態を
想定して退く。カドモスの泉より
団員の命を優先する。反論はあるか?」
「・・・いや、無い」
ここで有るとか言えたら凄い
ですよねぇ。ただまぁ・・・
「フィンさん、残念ながら少し遅かった
みたいですよ?」
「リリルカさん?……あぁ。そうみたいですね」
今になって親指が疼きましたか?
もう少し早かったら準備も出来たと思います
けど、今回は間に合いませんでしたね。
「フィン?」
「ガレス!戦闘準備だ!
後衛を守るように陣形を敷いてくれ!」
「おうっ!」
「ティオネとティオナは僕と前に出る」
「はいっ!」
「はーい」
「リヴェリアは精神力の快復に専念。
アイズはリヴェリアを護れ」
「け、けど・・・」
「わかった。アイズ、今は言うことを聞け」
「・・・うん」
さすがは勇者さん。
無駄の無い采配ですね。
「フィンっ俺は?!」
「ベートはガレスと共に防衛陣地の
構築だ。防御が薄くなった所に急行して
もらうから用意を怠るな」
「おうっ!」
まぁ、この中でスピードの値が一番高いのが
狼さんらしいですから、そうなるでしょうね。
「リリルカさんは・・・」
「後衛さんたちの護衛をしますよ。
基本はガレスさんの指示に従う形で
動きます。
もし前線に必要なようなら呼んで下さい」
まぁ、この襲撃犯にアレを
見られてたなら、多分後衛の方が
忙しくなると思いますけど。
「・・・わかりました。宜しくお願いします」
「えぇ」
やっぱりわかってましたか。
さてさて、コレも先生からの
試練なんでしょうか?
一体、誰が何のために彼らを
見ていたのか・・・
剣姫さんが都市最強の剣士とか言われて
ましたけど、フレイヤファミリアの二人
の方が上なんじゃないの?ってお話。
指揮官の言う事をきかない
兵士は銃殺が妥当。
今まで何故矯正されなかったのか。
リヴェリア甘やかしすぎじゃない?
オリ展開を忘れてはいないか?