ダンジョンにこだわらないのは間違っているかもしれない   作:カツヲ武士

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次回から怪物祭?
一体何がおこるんだ・・・

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嫌いな人は読み飛ばし!


第36話

~ほわんほわんほわんたけみかづち~

 

 

ーさて、最後はいつもの・・・

 

ーリリルカ・アーデか。

 

ーいい加減決めようぜ?もうレベル5だぞ?

 

ーバカ野郎!リリたん以外にねぇだろ!

 

ー阿呆が!ルカたんだって有りだ!

 

ー何言ってやがる!リリーちゃんだろうが!

 

ーアホか!アーちゃんだ!!

 

ーリカちゃんだって・・・

 

ー「「「それはいけない」」」

 

ー・・・また紳士どもが騒いでるよ

 

ーまぁわからなくはないよ?

実際可愛いし

 

ー苦労もしてるからな

 

ーそうだな。なんたって生まれた時から

ソーマファミリアの団員にされて

 

ー3歳の頃からアル中の親に虐待と

ネグレクトされて

 

ーときにサポーターとして

ダンジョンまで連れ回されて

 

ー6歳で親が死んだあとは一人で

飯を食うためにサポーターって

 

ー鬼かよ?!

 

ー「「「ソーマ死すべし!!」」」

 

『・・・返す言葉もない』

 

ー9歳のときに無双農家に見出されて

からは、ずっとちょこちょこ

奴の背中について歩いてたな

 

ー無双農家が来ない日はしょぼーんって

してたぞ

 

ー代わりに奴が来た時は尊い笑顔を

振りまくんだよな!

 

ー「「「アレはいい!」」」

 

ーソレ以外の相手には冷たいけど

当たり前だよな

 

ーそりゃそうさ、俺たちだって

見守ってはいたがそれだけだ

 

ーせめて死なないように眷族に

彼女を連れて潜ってやれって

言う程度だったし

 

ーかといって頼まれた眷族に

してみたら確実に足手まといだ

 

ーそのせいで自分たちが死んだら

困るからな

 

ー結果余裕のある上層でしか

働けなかった

 

ーだが上層に留まる冒険者の

質なんてなぁ

 

ー殴られ、蹴られ、騙されて

 

ーその結果が人間不信の冒険者嫌いだ

 

ー無双農家が「俺は農家で教育者だ!」って

言い切ったときの彼女の顔は見ものだった。

 

ーあぁ、ぽかんとしながら、泣きそうで、

だけど笑ってたよ

 

ー「才能を見出された」なんて言われた

ことなかっただろうからなぁ

 

ー誰からも愛情を受けてこなかった

子だからな

 

ーそれもこれも

 

ー「「「ソーマが悪い!!」」」

 

『・・・おっしゃる通りです』

 

ーそんなあの子の二つ名だから

ふざけて付ける気もないんだが

 

ー紳士がなぁ・・・

 

ーいや、俺もあの子はノータッチで

あるべきだと思うよ?

 

ー「「「当たり前だ!」」」

 

ー紳士じゃなくてもあの子は

愛でるモノだ!

 

ーその通り、だけど大体紳士の価値観

からすると発育良すぎないか?

 

ー「「「「貴様!首を出せ」」」」

 

ーひぃ!

 

ー禁句言っちまった

 

ーソレが良いんだろうが。まったく

コレだからニワカは・・・

 

ー「「「「お前もだ!」」」」

 

ーひぃ!!

 

ーはぁこの分だとまた決まらないか?

 

ーだな。紳士の幹部連中はすでに結論

出してるし

 

ー「「「リリルカ・アーデはアレで

完成しているとなぜわからん!

足すモノも引くモノも無い!!」」」

 

ー二つ名関係ねぇじゃねーか

 

ーコレだから紳士は

 

『ソレに関してだが・・・』

 

ーあぁん?

 

ーオメェに発言権あると思ってんのか?

 

ーおめぇこないだロキファミリアと

一緒に探索行かせたろ?

 

ーあの子は冒険者じゃねーんだから

そんなことさせんなよ!

 

『い、いや、アレはギルドの指示で』

 

ーあぁん?

 

ーあぁ、アレだろ?リリたんのレベルアップ

が早いからって不正を疑ったヤツ

 

ー「「「リリたん言うな!!」」」

 

ーいや、話が進まないからアレだけど

 

ーギルドの連中バカじゃねぇ?

 

ー人生の9割ダンジョンに潜ってんだぞ?

 

ーそのへんのオッサンなんかより

よっぽどベテランじゃねーか

 

ー下積み考えたら遅いくらいだってんだ

 

ーまぁその疑惑はロキファミリアの

報告書で払拭されたんだけどよ

 

ーフィンが求婚してるって?

 

ー「「「「あの野郎ぶっ殺してやる!」」」」

 

ー自分は無双農家の弟子でサポーター

だからフィンにはついて行かないってさ

 

ー金とか名声じゃないんだな

 

ー「「「「えぇ子や!」」」」

 

ーいや、ソレは良いとして・・・

ソーマは何が言いたかったんだ?

 

『い、いや、その無双農家から

二つ名の提案があってな?』

 

ー「「「「(ΦωΦ+)ホホゥ….」」」」

 

ーなるほど。レベル5だし、いい加減

弟子にも有った方が良いとは思うよな

 

ーだな。実際奴がどんな二つ名を用意

したのか興味がある

 

ー完璧紳士だからなぁ

 

ー(;゚д゚)ゴクリ

 

ー(;゚д゚)ゴクリ…

 

ー(゚A゚;)ゴクリ

 

『【紅魔】と書いて「レッドアリーマー」

もしくは「あかいあくま」だ。

・・・どうだ?』

 

ー「「「「・・・」」」」

 

ー・・・やるやないか

 

ー・・・あぁ、見事だ

 

ー・・・赤い服着てるし速くて強い

 

ー・・・無双農家の畑関連でもあるな

 

ー・・・オブジェと思って近付いたら

いきなり襲われるんだろ?

 

ー・・・ほっとくと加速して殴られる

 

ー・・・うっかりは無さそうだが

村の方と考えれば・・・

 

ー・・・確か素手でも戦えたな

 

ー・・・お金に五月蝿いよな?

 

ー・・・フィンは槍兵か

 

ー・・・□凛hshs

 

ー・・・おじさんこいつです

 

ー「「「完璧だ。さすが完璧紳士!」」」

 

ーおい、紳士同盟が泣いてるぞ

 

ーあまりにも完璧すぎたんだ

 

ー場合によってはハスラーとか

ヘルなシングにだってなるからな

 

ー永遠に赤い幼き○なんてまさに

紳士案件だしな

 

ー姉妹揃ってhshsしたい

 

ーお巡りさんこいつです

 

ーコレは決定か?

 

ーまさか人が決めた二つ名が通るとは

 

ーなら他にあるか?

 

ーいや、無いな

 

ー問題はどっちにするかだが・・・

 

ー「「「下界の子供に

リリルカ・アーデをあくま

呼びさせる訳にはいかん!」」」

 

ー・・・まぁそれもそうか

 

ーなら【紅魔】でレッドアリーマーだな

 

ー「「「異議なし!」」」

 

ー「「「ただし普段はリリルカ、

もしくはアーデだ!」」」

 

ー・・・それじゃあ、いつ呼ぶんだよ

 

 

 

~ほわんほわんほわんたけみかづち~

 

 

 

『・・・うん。とりあえず

リリルカ・アーデを

呼ぶときは二つ名では呼ばないように』

 

袋詰めにされるからな

 

「「は、はぁ」」

 

「ソレはわかりました。ですが

彼女は無双農家の味方なんですね?」

 

『そうだな。もしも俺たちが無双農家の

邪魔をしようとしていると判断されれば

潰されるだろうな』

 

幼少の頃から鍛えられてきたんだ

無双農家の行いが外道だと言った

ところで我々の言葉よりも奴の

言葉を信じるに決まっている

 

「ちなみに、神イシュタルと交渉

してみるとのことでしたが

春姫殿には会えたのですか?」

 

「あ、あぁそうだな。まずは本人や

イシュタルの意志だって確認しないと!」

 

「そうですね。もし私たちが助けても

イシュタルファミリアと敵対した

ままだとその後の生活が・・・」

 

『・・・イシュタルには会えたんだがな』

 

 

 

 

~ほわんほわんほわんたけみかづち~

 

 

 

『・・・アホか』

 

堅物のタケミカヅチが

わざわざ女主の神娼殿まで来て何を

言うかと思えば・・・

 

『あ、アホとは何だ!知り合いを

助けたいと思って何が悪い!』

 

知り合いって・・・さらに助ける?

気に食わないねぇ

 

『あのなぁ、知り合い程度の関係で

口を挟むなよ?

ならお前は知り合いの子供全員を

幸せにしてきたか?

極東の娼館にいる子供全部を

解放して来たのかい?』

 

『・・・そうではない』

 

『だろう?そもそも娼館だって

需要があって供給があるんだ。

それが無くなれば社会にどれだけの

悪影響が出るかは知ってるだろう?』

 

当たり前の話だがね

 

『・・・』

 

都合が悪くなればだんまりかい?

これだから頭の悪い男は・・・

 

『更に言えば。

娼婦の両親で2人、その両親で4人。

友人知人合わせたらどれだけの

数になる?

その中には間接的に神の知り合い

だっているだろうさ。

私はそいつらを全部無条件で解放

しなくちゃダメなのかい?』

 

『そうは言わんが・・・』

 

『そもそも娼婦や歓楽街ってのは、

社会のセーフティネット的な

意味合いが強い。

少なくとも路地裏で体を売って日々の

食を賄ってる子供達に比べて、私の

ファミリアに所属している子は十分

恵まれてるよ。

病気も餓えも心配も無いんだからねぇ。

アンタが正義の味方面して助けるなら

まずはそっちだろうが』

 

『くっ!』

 

くっじゃ無いよ

 

『さらにあんた、その知り合いを

解放してどうする気だ?』

 

『どうする気とは?』

 

・・・この阿呆が

 

『アンタの貧乏ファミリアに入れて

冒険者として使い潰すか?それとも

自分たちの性欲処理に使うのか?』

 

『そんなことするか!』

 

『ならどうする?解放しました。

はい、さようならってか?行き場のない

元娼婦はどうすると思う?

もう私のところには戻れないんだぞ?』

 

そのへんの辻で体を売らせる気か?

 

『あっ!』

 

何も考えてなかったな?

 

『娼婦には娼婦の事情がある。

その事情を解決しないまま

身請けしたところでトラブルにしか

ならんよ。

しかもアンタは身請けする気すら

ないんだろう?』

 

責任ぶん投げてんじゃないよ!

 

『・・・』

 

『結論を言おう。眷族である

本人ならまだしも、周りの無責任な

感情論なんて聞いてられないね』

 

『・・・では本人が望むなら?』

 

そう来ると思ったよ

 

『そうなればあとは条件次第だね』

 

さ、アンタは知り合いの為に

いくら払える?

 

『・・・そうか、ならば本人の意思

を確認したい。

極東出身の狐人サンジョウノ・春姫

にあわせてくれ』

 

アホか!!!!!

知り合いって春姫かよ?!

 

『・・・断る』

 

『な、なんだと!本人の意思も

確認させないつもりかっ』

 

確認もなにも・・・私も解放

する気なんかないし、本人の意思も

確認する必要がないだろう?

 

解放されたって極東には行けないし、

あの子の価値はアンタのファミリア

で賄えるほど安くはないぞ?

 

『当たり前だろ?

春姫は無双農家の専属だ。

その専属の娼婦を知り合いの男に

会わせるわけがない。

問題しかおこらんだろうが』

 

『くっ、な、ならば女ならどうだ?!』

 

そういう問題じゃないんだがねぇ

 

『無双農家と春姫次第だね。二人が

会ってもいいと判断したら会わせるよ』

 

『・・・そうか』

 

 

 

~ほわんほわんほわんたけみかづち~

 

 

「なるほど、やはり春姫様を助けた

あとのことを考えれば無理は出来ません」

 

「そうだな。なぜ極東から急に居なく

なったのかもわからんから、下手に

戻すわけにも行かんし」

 

「・・・私が侵入して聞きに行きますか?」

 

『今はダメだ。それで事情が分かっても

動けないし、捕まったらどうする?』

 

完全にイシュタルファミリアを

敵に回す事になる。

だが事情は調べねばならん・・・

 

『今後は情報収集を優先する。

桜花と千草はミアハの店に行って

さりげなく話を聞いてみてくれ』

 

「「はいっ」」

 

『命は無双農家の情報を集めて

くれないか?何か交渉材料に

なるものがあるかもしれん』

 

「はいっ!!」

 

『俺たちだって余裕があるわけ

じゃない。春姫も命に別状が

あるわけでも無いからな。

無理はするな。一歩ずつ着実にだ』

 

嗅ぎまわってることがバレたら

まずいからな。

ミアハの協力を得て少しずつ

やっていこう。待ってろよ春姫!!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「ほぇ~コレは何と言うか・・・

難しいですねぇ」

 

「そうだな。表現は難しいな」

 

「ただ、食欲を刺激する香りでは

ありますよねぇ」

 

ウチの野菜でできるだけヤってみたが

正直インドのカレーなんて作ったこと

無いからな。

神に出せるレベルには遠いから諦めた。

 

タンドリーに各種香草を使った

チキンティッカやナン、チャッツネに

ヨーグルトは中々のレベルのモノが

用意出来たが、どこまで満足

させることができるやら・・・

 

確かコメも使うんだよな?

長粒種はあんまり好きじゃないから

栽培してないが、本来のカレーには

長粒種が正しいんじゃなかったか?

 

むぅ・・・カレーも本神に聞くか?

マサラの調合もそこそこ出来てるから

見せれば教えてくれそうではあるんだが

 

「ですがご主人様、コレはカーリー様用の

お食事なんですよね?」

 

「そうだな。他の連中にはちょっと

難しいだろう」

 

香辛料の数がな・・・

イシュタルやフレイヤならまだしも

アレンだと舌が壊される。

 

「そうなると作るのは春姫の

お役目でしょうか?」

 

「そうだな、事前に監修はするが

仕上げを含めればお前に

作ってもらうことになるな」

 

「わかりました!頑張ります!

(お前だなんて!きゃっ!)」

 

ま、シツレイにならん程度には

出迎えようじゃないか。

あまり使えないようなら

ここで消えてもらうぞ?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「エインさん!コレも

おいしーですよ!!」

 

「そうですか、やはりナマモノは

魚介類の方が良いんでしょうかねぇ」

 

ふむ、やはりナマモノでは参考に

なりませんか・・・

好みはあるようですが最終的には

何を食べても「美味しい」の

一点張りですからね。

 

いやまぁ、不味いと言われるよりは良いのですが

 

「それで、本来ならそろそろ

レベルが上がると思うんですが

・・・アナタ魔石を食べてませんね?」

 

「あうっ!」

 

「どうせお友達の為に残してるので

しょうけど、在庫はまだあるんだから

さっさと食べて下さい」

 

雑魚のままだと師に見せられないじゃないですか

 

「・・・だけど、高いんでしょう?」

 

「貴女が払うわけでも無いでしょうに」

 

遠慮を知らないよりはマシですがね。

 

「とりあえず私はしばらくは18階層に滞在

する予定ですが、魚介類が欲しくなったら

こちらに来ます。もしそれまでにお友達に

会えて魔石を消費することができていたら

補充を考えますので、報告してくださいな」

 

「はいっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふぅ。まだ見ぬお友達とやらが師の

お気に召してくれれば良いのですが・・・




紳士によって守られるリリルカの図
先生に会えるまで死ななかったのは
一応の慈悲が会ったもよう

年齢はオリ設定だからな!


なんだかんだでちゃんと常識を
教えてくれる優しい褐色女神様ってお話

なぞのおりきゃらはナマモノで
色々試してるもよう
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