ダンジョンにこだわらないのは間違っているかもしれない 作:カツヲ武士
オリ設定!
オリ展開!
嫌いなら読まなくて良いんだよ?
さて。とりあえず各々の武装を持たせて
整列させましたが、修行の前に現在の
戦力の確認ですね。
まずは・・・
「?!」
「「「?」」」
リリルカは、簡単な技撃軌道は
見えるようですね。
他の三人はまだダメ、と・・・
間合いは?
「「「「?!」」」」
ふむ。間合いに関してはそこそこ
ですが、まだまだ歪んでます。
特に痴女姉妹は酷いですね。
これは遠距離から近接まで出来る武器の
慣熟訓練も兼ねているせいなのでしょう。
猫耳は全体的に未熟ですね。
反復訓練が足りません。
・・・師よ、この未熟者共に対して私は
どこまで殺れば良いのでしょうか?
「あ、あの、筆頭様?」
「あぁ、すみませんねリリルカ。
これからの育成についてを考えて
おりました」
あまりに未熟ですからねぇ。
とりあえずアチラなら
最初に命奪崩壊拳で無駄な誇りを
崩壊させるんですが、ココで
やったら普通にお腹に穴が
開通しちゃいますよねぇ。
・・・アレ?聞くところによれば
師が作ったエリクサーとやらは部位の
欠損も治るしハイポーションはもげた
腕がくっ付くくらいの効能はあるとか?
それなら別に穴を開けても良いのでは?
それに骨が言うにはナマモノの血も
そう言った効果があるとか言ってました。
まぁ、ヤツの目は節穴ですけど。
いやいや、まずは確認です。
「リリルカ、再度確認したいことが
あります。嘘偽りなく答えなさい。
命が惜しければ下手な虚勢などを
張らないこと。
わからないなら怒りませんので正直に
わからないと言いなさい。
私も師の教えを受けたアナタ達を無意味に
殺したくは有りませんからね」
修練の結果死んだならまだしも、
「勘違いで殺しました」なんて言ったら
どんな目にあうかわかりませんからね!
「はいっ!絶対に正直に答えます!」
―――――――――――――――――
有り得ません!
何ですか先程の技撃軌道は?!
気配も何もなく当たり前のように
リリの頭をカチ割ってるじゃないですか?!
しかもリリだけじゃなく他の皆さんも!
さらに次のは何ですか?
胴体と首を斬りましたよね?
しかも他の皆さんも同時に!
今度はわざと気付けるようにして!
もぉ技術とかそう言うのじゃなく、
全部の桁が違いますよぉ
先生はこの方以上って言ってましたけど
嘘でしょ?
アレだけ色んなことしてるのに武術だけ
でもこの方以上って!
・・・そう言えば先生はハーフエルフでした。
見た目通りの年齢じゃ無い可能性も有るん
ですよね。
リリ達よりずっと長い間鍛えてたなら
当然完成度だって上ですよね?
うん。少し落ち着きましたよ。
やはりナァーザさんやアイシャさんが
言ってたように「先生なら仕方ない」って
思えば大体のことは許せてしまいます。
落ち着いたところで質問の前置きが
怖すぎることは変わりませんけどね!
無駄に殺したくないって、無駄じゃ
無かったら殺すんですか?!
人体実験に為りましたとか言って誤魔化し
ませんよね?!
「質問の前にアナタ方には師の教えを
説明しておきましょう」
「・・・先生の教えですか?」
説明と言うことは知識的なモノでしょうか?
「そうです。武だけでなく、生きる上での
教えと言いますか、自らを完成させる為の
哲学といったところですね」
「「「「哲学?」」」」
「内容はソレほど難しい訳ではありません。
言われれば「なるほどなー」と納得する
ようなモノです。まぁ師の教えは大体が
そう言う類いのものなんですけどね」
あぁ、確かにそうです。無駄に回りくどく
言わないで核心をつくのが先生の教えです
「我々門下生の中では我知無知哲学と言われる
モノで、後進にその教えを広めています」
「「「「ガチムチ哲学?」」」」
なんか筋肉自慢の男の人が笑顔で白い歯を
見せそうな哲学ですよね。
「ソレには、人として極めるべき三信と
言われる教えがあります」
「「「「三信」」」」
コレは奥義と言うか、凄く大事な教えです!
「歪みない。だらしない。しかたない。
この三つですね」
「「「「歪みない。だらしない。しかたない」」」」
この方が言うと、どんな言葉でも立派に
聞こえますね
「まずは「歪みない」コレは強き心。
精神的な覚悟を示します。
分かりやすく言うなら、目的の
為に手段を選ばない。ヤると決めたらヤる。
こう言った精神性ですね」
「「「「強き心!」」」」
「あぁ、確かに先生に歪みは有りませんね」
ヤると言ったらヤる人です
「あの方はそうでしょうね。さらにコレは
理想とすべき自分を定めて、ソレに向かう
為の在り方も示します」
「「「「なるほどなー」」」」
自分自身に歪みない目標をつくり、
ソレに対して歪まずに挑戦する姿勢ですか。
「次の「だらしない」一見不要に見えますが、
例えば戦いと言うのは相手の隙、すなわち
だらしなさを見つけて叩くモノですね」
「「「「あぁ、なるほど」」」」
そうですね。基本的にはそうです。
「また自分自身の成長の為には
己のだらしないところを認識して戒め、
修正しなくてはいけません」
「「「「確かに」」」」
成長とはそう言うモノですよね!
つまりは見たくない現実や己の欠点を
だらしなさと言う形で見て、戒める
気持ちが大事なんですね!
「重ねて言えば己と向き合うには
詰まらぬ誇りなど必要有りません。
このときの自分はだらしなくて当たり前。
ソレを認識して改善すれば良いのです」
「「「「なるほどなー」」」」
先生も、中途半端な誇りは目を
曇らせるだけだって言ってますからね!
「最後の「しかたない」コレは諦めの
言葉ではなく寛容の心です」
「「「「寛容の心」」」」
基本的に先生は大概のことは笑って
許しますからね。
しかたねぇなって感じはコレでしたか!
まぁ笑いながら殺すときもありますけど。
「心の余裕とも言えますね。
歪みない自分が有ればだらしない敵なんて
余裕をもって処分できるモノです」
「「「「心の余裕」」」」
「コレは相手を許すとかだけではなく、
気持ちの切り替えにも必要になります。
どんなに憎い相手でも、今は勝てないと
判断し今回は仕方ないから引く。
せめて腕だけでも!せめて足を!とか。
もしくは自分一人では無理だから
援軍が来るまで耐える!とか。
こう言ったように思考に応用を利かせる
ことが出来るようになるのです」
「「「「なるほどなー」」」」
一つの方向からしか見ないで色んな
方向から物事を見るためには必要な
考え方ですよね。
「この三信は三原則とも呼ばれ、
生きていく上で大概のことに適用
される汎用性を秘めた教えです」
「「「「確かに」」」」
まさしく哲学ですよね!
「この我知無知哲学三信を知ったなら
効果的な成長には、己に対しての
『歪みなさ』すなわち強き心が必要で、
現状の己の『だらしなさ』すなわち未熟
な自分を認識することも重要だと理解
出来ると思います」
「「「「そうですね」」」」
理想とする自分と、今の自分を比べる
為には絶対に必要なことですね。
「そこで我らの流派では不要な誇りを
打ち砕き、逆境にあっても立ち向かえる
心の強さを得るための試練に使われる
技があります」
「「「「・・・」」」」
明らかにヤバイ技ですよね?
わかりますよ?さっきの質問と絡めたら
命の危険がある、おそろしく厄介な
技だってことが!
しかも誇りを打ち砕くんでしょ?
心と体を殺す技ですよね!
「リリルカは大体理解したようですね。
その通り、心と体を破壊します。
その上で立ち上がることが出来れば、
第一段階である『歪みなさ』と
『だらしなさ』を理解出来たと
言えましょう」
予想通り恐ろしい技です。
コレは立ち上がる気力がなければ、
そのまま死ねと言う非情の技ですよ。
気力または心の支えとも言えますね。
アレンさんはフレイヤ様の愛と忠義で
行けますかね?
ティオネさんも勇者さんへの想いが
あれば行けますか。
リリとティオナさんはどうでしょう?
いえ、他人を気にしてる場合では
有りません。リリは先生の弟子になって
ようやく幸せの意味を知ったんです!
コレからもっと幸せになるんです!
それにようやく質問の内容が予想
出来ました。
「ここで最初の質問になるのですが、
師の作ったエリクサーやハイポーションは
間違いなく身体の欠損を治療出来ますか?」
やっぱり!いくら覚悟が出来てても
体を破壊されたら死にますからね!
けどご安心ください。
「大丈夫です。先生のハイポーションは
体に穴が開いても回復しますし、
エリクサーも例え手足がもげて魔物に
喰われても、治療をしてない状態で
一時間以内なら回復します」
「「「試したのか?!」」」
「リリを狙っていた闇派閥の冒険者で
実験済みです!」
下手に傷口を焼いたりすると
駄目なんですよねぇ。
「「「あぁ・・・」」」
「なるほど、臨床実験済みでしたか。
これは不敬でした。これでは
また師に折檻されてしまいますね」
この方に折檻出来る先生に驚きですよ
「それでは憂いが無くなりましたので、
アナタ方に技を受けて貰います。
剣だの棍だの槍だの縄だのと言った
小手先の技術はその後です。
なにせ最低限の強さを持たぬ者には
教えを授ける事は出来ませんからね」
基礎的なモノをクリアしてからですね?!
望むところです!
「ふむ、全員良い目をしていますね。
この分なら皆が技を受けても立ち上がる
ことができるでしょう」
「ふっ、当たり前ですよ、私はコレでも
先生の弟子ですからね!」
「「「その通りです」」」
すでに覚悟は決めました!
「よろしい。ちなみに技名は命奪崩壊拳。
喰らったら最低2日は痛みやら何やらで
身動きが取れません」
「「「「えっ?!」」」」
「ふ、2日も寝込むんですか?」
技名と言い効果と言い、想像以上に
ヤバくないですかね?
「いえ、寝れませんよ?何せ全身が
絶え間なく痛みに襲われますからね」
「「「「・・・」」」」
「無論食事も出来ませんし
糞尿も垂れ流しです」
「「「「・・・!」」」」
ヤバイっっ!!尊厳とか女としてとか、
色んなものが崩壊してしまいますっ?!
「あぁ、今回は一人一人個室みたいな感じで
隔離して見えないようにしてあげますよ。
本来はそんなことしないのですが
師に不敬を働いてしまいましたからね。
そのお詫びのようなモノです。
それに安全地帯が臭くなっても嫌ですし」
絶対ソレが理由ですよね?!
って言うかさっきから動けないし
喋れませんっ!!
「「「「・・・!!!」」」」
顔も目線も動かせませんが、皆さんが必死で
逃げようとしてるのだけはわかりますよっ!
「無駄無駄無駄。アナタ方は既に木人間。
抵抗すれば新血愁心霊台という3日3晩
全身から血やら汗やら涙やら糞尿やら
血やらを垂れ流しつつ、叫びまわるような激痛が
あるのに何故か死ねないと言う不思議体験が
できる技を使用してあげますけど?」
で、でくって何ですか?!
それに全身から垂れ流し?!
しかも3日3晩?!
更に血が2回出てますよ?!
ソレで何で死なないんですかねぇ?!
「「「「・・・」」」」
そんなのよりはまだ命奪崩壊拳の方が
マシ・・・マシですかねぇ?!
「覚悟が決まったようで何より。
では受けなさい」
「「「「グフッ!!」」」」
ザクッと来たかと思ったら
ドムって感じでギャンです!!
「理解しましたね?コレが命奪崩壊拳です」
「「「「・・・・・・」」」」
痛みでソレどころじゃありません!
コレは・・・何ですか?!
外傷ではありません!
これだけの怪我を負っていながら
ソレよりも痛いのが内部から来てます!
「では出血や外傷で死なないように
ハイポーションを使ってあげましょう。
・・・ふむ、なるほど。
腹部に開いた穴が塞がりましたね。
流石我が師です」
そう言う問題ですか?!
「あとは移動ですね・・・面倒ですが
仕方ありません。臭くなるし」
は、ハイポーションを使ってもらっても
体が動きませんっ!痛すぎます!
剥き出しの神経をグリグリ
されてるような痛みが継続してます!
痛みで目も見えないってどういう状況?!
魔力か何かで四肢を動かせないように
した上で刺激を与えてる?
何ですかこの痛みは!コレが2日ですか?!
あと筆頭様!すみませんが、もう少し優しく
運んでくれませんか?
汚いのをそんな棒で持ち上げるみたいな
感じじゃなくて!!
まだ垂れ流してませんよね?!
あぁぁ、ヤバい!口からすでにナニか
が出そう!
それに痛くて見えないはずなのに赤くて
青いのが見えます!!なんか
聞こえるし!!
覚悟って何?コレハナニ?!
少し前のリリの馬鹿ぁぁぁぁぁぁ!!
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ふむ、リリルカは何だかんだで余裕が
ありますね。
恐らく痛みと恐怖に対する耐性が付いて
いるのでしょう。流石我が師。
しかしアレですね。
師から頂いた服を着た途端に
彼らに対する殺意と言いますか
敵意と言いますか、そういったモノ
が消えました。
コレは地上の連中を敵視するという
ダンジョンによって、産み出された際に
植えつけられた本能かと思って
いましたが、そういったモノにも
干渉できる服を作るとは、流石我が師。
まぁコレでわかりました。
今まではその本能を刺激するような
信号に似たモノを受け取っていたのですね。
赤髪はソレを発信する存在に近いか
コレと同じような装備で干渉を防ぎ
確固たる自我を持っている。
もしくはすでにそういうのが必要
ないくらいに干渉されてる可能性も
ありますか。
白髪の阿呆はソレが無いからあんな風に
常時敵意や害意に満ちているのでしょう。
ただ、アレは元からの可能性もありますが、
私に対する干渉があったくらいですから
全くないとは言えないでしょうね。
・・・舐めた真似をしてくれる。
私の意思を操る?地上の存在を敵視
させる?つまりは私に師と
敵対させようとしたという事だろう?
ダンジョンかココにあるナニカの意思
かは知らんが、ただで済むと思うな。
直接逆らえばまだ私が理解していない
この世界の理でもってこの体を
破壊される可能性もあるから、
今はまだ下手に動く気は無い。
だが無抵抗でいると思うな?
まずはキサマらに敵対する連中を
師と共に育てよう。
私は私を操る存在を許さない。
ソレをして良いのは師だけだと
言うことを教えてやろうじゃないか!
我知無知三信を広める弟子の図
まぁどこぞの白河さんみたいですが
操られて面白い人はいませんね。
基本的に弟子は師以外に従いません。
無駄な誇りはありませんが、
積み重ねてきた自負はありますので
当然プライドは高めです。
また同じような修練をしている
未熟な同門に対しては寛容ですが
怠惰な小物に関しては普通に殺します。
古代中国的価値観の持ち主ですので
当然命に対する価値観は軽いですよ。
現在は誰がどのように師と
関わってるかわからないので
積極的に殺って無いだけですね。
・・・今更ですが弟子の特徴
1・前世の知識あり
2・前世では英雄と呼ばれていた
3・喰えば喰うほど強くなるチート有り
・・・あれ?俺tueeeeeeモノのオリ主?ってお話