ダンジョンにこだわらないのは間違っているかもしれない 作:カツヲ武士
オリ設定!
オリ展開!
作者も大好きなラッキースケベ要員の
メイドエロフに出番が!
嫌いな人は読み飛ばし。
なるほど、ジャガーノートがいくら
速くても真っ直ぐ来るだけなら
私とティオナの縄の餌食よねっ!
よし、突っ込んできた!ココだっ!
脚を狙って・・・ぐっ重いっ!
この速さと重さを活かした体当たりが
読めても防げない攻撃ってヤツねっ?!
それに溜めが来た、コレからの行動は
咆哮かブレスっ。さぁどっちだ?!
「GYAOOOOOOO!!」
咆哮か!ならばっ!
「覇ッ!」
咆哮は指向性のある音。音は振動
だから自分の前の空間を乱せば良い。
後は音に遅れてくる衝撃を捌くだけ!
「疾っ!」
「GAAAAAAAAAA!!」
そもそも咆哮をするためには動きを
止めて大きく息を吸う必要がある。
物理的にも構造的にも頑丈さが
足りない足を砕けば取り柄の
高速移動は出来ない。
「邪ッ!!」
呼気は短く!気合と共に出すだけ!
「AAAAAAAAAA!!」
ブレスは音と衝撃をぶつける咆哮より
効果範囲が狭い。
溜めから放出までの予備動作が単純で
大きいから頭を左右に動かす前に
横に回って狙いを分散させる。
コッチを向いた・・・半身で防御!
頭さえ守ればいい!
「ぐっ!」
・・・腕が砕けても体全体で縄を回せ!
先生が造った縄鏢は耐熱と不壊属性。
ブレスですら・・・耐えるっ!
「憤っ!!」
「GOAAAAAAAAAA!!」
良し!こっちに集中した隙にアレンさん
が片目を奪ったか!
これで足と胴体、顔面の装甲を破壊した!
・・・焦るな。回復しつつ弱点を見ろ。
ヤツに駆け引きも速度も無い。
だけど傷付いた獣は予想外の行動を取る。
見ろ、観ろ、感じろ、動けっ!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ふむ、なんとか勝てそうですね。
と言うか何故レベル5相当あって
アレに苦戦するのか・・・攻撃は
見え見えだし、直線的。
アレの動きが反応速度を超えてる?
いや、リリルカは反応出来てますね。
褐色姉妹は多対一で戦うことに慣れ
過ぎてるのと猫耳は単純な経験不足
でしょうか?それとも武装が弱い?
リリルカは・・・猫耳を主体と
するようにと言う命令を守ってますね。
確かに、黙ってアレの進行方向にあの棍を
立てれば勝手に致命傷です。
それでは修行になりませんからね。
ふむ、高速移動する敵との戦闘経験を
得ると言う隠れた指示まで読み取れる
のは師の薫陶の賜物でしょう。
しかし何度見ても錬度が甘すぎませんかね?
師が弟子としたなら、何故あの程度の
練度で抑えてるのか・・・
もしかして私がナマモノのような
立場になった時に、冒険者に殺されない
ようにするためでしょうか?
そう考えれば、生まれたばかりのころで
有れば赤髪相手でも逃げることは出来ても
戦うことは難しかったですね。
・・・そのうえで彼らが師の教えを
受けて居るとわかるようにしたと言う
ので有れば納得できます。
こんな服まで作っているくらいですから、
私が来ることは予想していたみたいですし。
ふふふ、あの連中の未熟さも師の気遣い
と思えば許すべきなのでしょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「GAAAAA・・・・・」
「「「「か、勝った!」」」」
お、終わりました。流石に階層主相当の
実力がある魔物です。
アレンさんの武装はボロボロですし
ティオネさんとティオナさんも
縄以外は武装だけでなく全身ボロボロ。
リリも無傷に見えてジャガーノートの
速さについて行くために全身の筋肉を
酷使して正直体中が痛いです。
「多少時間がかかりましたが、勝ちは勝ち。
とりあえずは及第としましょう」
「「「「筆頭様(殿)!」」」」
戦ってみてわかりました。アレを一瞬で
刻むのはアナタだけだと思います!
「では次です」
「「「「次?!」」」」
え?筆頭様、リリの耳がおかしくなった
のでしょうか?あ、双頭竜ですよね!
「あの程度のトカゲに4人掛かりで
挑んだならば勝つのは当然です。
師が試練と言うなら当然の勝利に
意味などありません。
疲弊し、損傷し、武装も傷めた状態で
先ほどよりも強い敵と戦ってこそ試練です」
「「「「・・・・」」」」
いや、確かにソレは試練ですけど!
「今回は私が雑魚を処分してますが、
本来ならば敵が1匹しか居ないなど
ありえません。
2匹同時の戦闘が出来ないなら
連戦です。さぁ十分休みましたね?」
「「「「え、ちょっと待って!」」」」
せめて回復を!!
「待てと言われて待つ魔物など居ません。
回復も立て直しも戦闘中に行いなさい。」
ごもっともです!!
「GAAAAAAAAAAA!」
あぁぁぁぁ!!なんでさっさと回復
しなかったんですかっ
少し前のリリの馬鹿ぁぁぁぁぁぁ!!
――――――――――――――――――――
「あ、ベルさん!」
ふむ、シルはこの前の冒険者達による
搾取で受けたダメージから回復しましたか。
残念ながら流石の冒険者も全員でフルーツ盛り
は頼みませんでしたから最悪のダメージ
では有りませんでした。出来ればもう
少し果物を消費して欲しかったモノです。
「本とかはどうですか?ここにお客さんが
忘れていった本が有りますよ!」
「えっ?!そんなの借りて良いんですか?」
「大丈夫ですよ!大切なモノならとっくに
取りに来てますからね!」
確かに以前(オッタルと言う)お客さんが
(意図的に)忘れていった本では有りますが
いくらなんでもわざとらし過ぎませんか?
「ありがとうございます!・・・それと、
少し聞きたい事があるんです」
ほほぅ。シルに聞きたいこと、ねぇ。
その前に、その手にある本の価値を
知るべきだと思うんですが。
あっ。じ、冗談じゃ無いですよ?!私は
まだ若いんです!里のオヤジ共が言う
ような寒い冗談何か考えてませんよ!
「リューは何してるにゃ?」
「頭をフリフリしてるにゃ、あぁやって
現実を忘れてるにゃ」
「働こうよ~」
む、私に黙って彼と密会していた
泥棒猫共が何か言ってますが、
私は忘れてませんよ?
それとシルはさっさと爆発しろ」
「・・・何かリューが怖いんだけど。
えっと、ベルさんが聞きたいことって
どんなことですか?」
少年がシルに聞くことなんかどーせ
彼氏が居るか?とか、
普段何をしてるの?とか
趣味はなんですか?とか、
料理美味しいですよね?とか
今度買い物行きませんか?とか
エルフは嫌いですか?とか
野菜料理は好きです!とか
お魚も好きです!とか
甘いのも好きです!とか
アマゾネスが羨ましいです!とか
狐が羨ましいです!とか
リリルカばっかり構ってズルい!とか
もっとお店に来て!とか
何なら家に招待して!とかでしょう?」
「・・・コイツもうダメにゃ」
「最近周期が早すぎにゃ」
「おーい」
『海鮮八宝菜。コレは淡白な魚介類以外は
野菜も魚介類も味を殺しちまう。
肉なんて論外だ。
だが幅は広い。格調高く作ればフレイヤ
だって驚く味だが、かといって酒場に合わ
無い訳じゃない。ヤツが作ったのは確かに
到達点だが、アタシでも新しい道を開ける
柔軟さがある。ふ、ふふふ。やってくれる
じゃないか!』
「働きな!ってツッコミすらないにゃ」
「完全に嵌まってるよね。組み合わせは
自由だし、最悪塩だけでも美味しいから
試食は楽しみではあるけど」
「ヤツが作ったラー麺?に載せるのも
有りにゃ」
「「「わかる」」」
アレは確かに味の革新でした。
似て非なる五目餡掛けは
普通のコメにも合うし、コメを焼いた
チャーハンとやらにも合いました。
まさに無限の可能性を秘めた野菜の宝島!
「えっと、シルさんは・・・」
お、そう言えば少年がシルに何かを
聞こうとしてましたね。
内容によってはしっかりフォローして
あげようじゃないですか。
「むそうのうかって悪い冒険者の事を
知ってますか?」
「「「はぁ?」」」
「・・・あぁん?」
小僧、今、何て?
―――――――――――――――――
「あぁ、ソレは神ミアハの勘違いです。
彼が弱味を握ってナァーザを、と言うか
女性をどうこうすることは絶対に
有りません。娼館に行くのも男の甲斐性。
そもそも彼は妻が居るわけではないので
他人にどうこう言われる筋合いは無いし、
むしろ無責任に女性に声をかけないのは
誠実さの証と言えましょう。
彼は女性を選べる立場に有りますからね。
ついでに言えば相手が悪党であれば
殺すことはありますし、なぶりもします。
ですが女だからと対応を変えたりは
しません。悪・即・殺です。小賢しい悪党に
人権はありませんから何の問題もありません。
彼は自らを外道や悪党と言いますが、ならば
貴方は正義の味方なのですか?
悪い冒険者?冒険者なんてダンジョンに
潜ってダンジョンに生きる生物を虐殺して
その内臓や体の一部を取引してる外道で
しかありませんよ。考えてもみなさい、
自分の村が魔物に襲われて、その魔物が
知り合いの体の一部を使って自らを
着飾っていたらどう思いますか?
ヒトの心臓が自分達の技術や魔法を強化
するから集めてると言われたらどうですか?
相手が魔物だから何をしても良いと言うなら、
魔物にしても相手が人間だから何をしても
良いと言う理屈になるじゃないですか。
悪い冒険者などと曖昧な言葉を使って
他人を評価出来るほど貴方は高潔なの
ですか?一人前の冒険者が常識や世の中を
なにも知らないのは無垢ではなく無知なの
ですよ?そもそもリリルカを鍛えたのが
虐待と言うなら親切丁寧にレベル5まで
レベルアップさせるわけないでしょう。
彼女が彼に出会う前にされてたようなことを
虐待と言うのです。
そもそもナァーザが彼に鍛えて貰うことに
なったきっかけは、ミアハの阿呆が
ポーションを無料でばら蒔いて生活が
出来なくなったからでしょうが。
トラウマを乗り越える手伝いをして貰い、
お金を貰い、新商品や技術を貰い、日々の
相談まで乗って貰っておきながら弱味って
何ですか?金庫のカギだって元々ミアハの
クズが借金返済用のお金に手を着けたからで
しょうが。ミアハに甘いナァーザが何とか
するために自分から彼に頼んで特殊なカギ
付きの金庫を造ってもらい、カギの管理を
任せたのです。それにミアハのボケが
金庫から盗んだお金は少年の主神が
じゃが丸くんの屋台を破壊したときの
弁償に使うために借りられたモノなはず。
いまだに1ヴァリスも返却されてないと
嘆いていましたよ?わかりますか?
現状借金を踏み倒してナァーザに迷惑を
掛けているのは間違いなく貴方達です。
さらに少年はシルバーバッグを倒せるだけの
腕を持ちながらいまだにミアハの馬鹿から
ポーションを貰ってますよね?
いい加減店で買え。
節約?つまりは他の店の売り上げが
無くなってると言うことですね。
だいたいアレが勝手に周囲に無料で
ポーションをばら蒔くせいで他所にどれだけ
迷惑を掛けてるか知ってますか?
貴方はただ貰うだけですから良いですが。
そうですね。喩えるならばミア母さんが
自分で作った料理を無料で配るのと一緒です。
何が問題かわかりますか?そう、周りの飲食店
に迷惑が掛かりますね。無料で配って美味しい
と思ったら店で食えとか、他店にしてみたら
完全に営業妨害です。わかってますかシル?
ハッキリ言ってミアハが頭と素行が悪い神
なのです。貴方は得してるからソレで良い
のでしょうがボケの愚行のせいでナァーザは
疲れてるのです。無理配布の問題を少しは
考えなさい。
アレが配れば配るほど他の医療系ファミリア
への補填の為にナァーザが苦しむのです。
薬局を経営しているくせに医療や医術にしか
興味が無いなら経営を止めて他所の診療所で
馬車馬のように働けば良いじゃないですか。
ゴミが先生の悪口を言い触らして評判を
落として回ってますがね、見方を代えれば
アレがやってることが経済と他の医療系
ファミリアへの妨害行為だと気付くはずです。
そんな虫にも劣る塵の言うことを鵜呑みに
して誰の事を悪い冒険者などと言っている?
食事しながら寝言を抜かすな」
「「す、すみませんでした」」
まったくコレだから夢見勝ちな子供は
ダメなんですよ。現実を見なさい。
「途中でシルにもツッコミが入ってたにゃ」
「けど、アレのせいで他所様の売り上げが
減ったと言われたら否定できないにゃ」
「営業時間内なら他所様も競合相手だから
アレだけど、早朝にご飯をタダで渡すのは
・・・業界の仁義って言うのに反してるわ」
「は、はい」
たまたま料理が出来るからと言って、
これ見よがしにお弁当なんか作って
若奥様気分を味わってる罰ですよ!
『しかしアイツの悪い噂を広めてミアハは
何がしたいんだい?』
ミア母さんまで話に乗ってきましたね。
まぁ自分が目標としている彼を侮辱
されたら面白くはありませんよね。
「ぼ、僕はヘスティア様から注意するように
言われただけでして・・・」
『注意したから何が出来るってわけでも
あるまいに。わざわざ敵にしなくても
良いヤツを敵に回すような真似は
止めるんだね。リューも言ったが、
アイツはいつまでも笑って許すような
甘ちゃんじゃないよ!』
「は、はい!気を付けます!」
そうなんです。彼は優しいから勘違いされ
がちですが、決して甘くはありません。
基本的に彼は自らに敵対行動を取るモノは
素材か研究材料でしかないんです。
犯罪者に人権なしと言う彼のルールにより
私では裁けなかった悪党どもを捌・・・
裁いて貰いましたしね。
情報提供だけで十分だとか、ソレ以上の
モノを貰ったから礼はいらないとか、
私から何も受け取ろうとしないで不敵に
笑う彼の横顔は忘れられません。
悪党でしか裁けない悪が有ると知ったのは
アノときでしたか。
ソレを何も知らない小僧が悪い冒険者
などと軽々しく口走りやがって。
他でも似たような事を口走ってるん
じゃないだろうな?
便乗した小者の相手が面倒になって
彼がオラリオに来なくなったら
どうしてくれる?
・・・彼に止められてなければクズ神
なんぞ両手両足をへし折って地下室に
保存しておくのにっ!
―――――――――――――――――
『・・・ヘスティア。アンタ馬鹿?』
修行(色々)終わりそう。
ラッキースケベ要員のエロフの出番だね!
だけど別にラッキースケベが起こるとは
一言も言ってないぞ(断言)
白兎、魔導書をゲットするも説教を受ける。
だいたいミアハのせいだけど。
さらに主神の借金を知る(しかも返してない)
先生は優しいらしいってお話