ダンジョンにこだわらないのは間違っているかもしれない 作:カツヲ武士
オリ設定なんだよ!
オリ展開なんだよ?!
原作は不幸な目に遭遇したようだ
嫌いな人は読み飛ばし!
『おっ帰りぃ~』
「あいよ~。コレ土産の料理と調味酒。
魔石は工房に運んでるからあとで
みんなに分けてやってくれ」
『りょ~か~い。とりあえずお風呂
入りなよ~』
今日もちゃんと予定通りに帰ってきた。
いつも「大丈夫、コイツは強いから心配ない」
って思っててもダンジョンに絶対は無いから
やっぱり心配なんだよね。
「留守中何かあったか?」
『いや、特には何も無いね』
疲れてる癖にこっちの心配なんかして。
『試食はどうだった?』
「まずまずだが、正直わざわざ騒がしい
店に行って金払って食うレベルじゃないな」
『ま、試食ってそんなもんだよねー』
「まぁな。とりあえず付き合いと割り切るさ」
だけど、付き合いで食べたくもないモノを
食べて来るんだから相当なお人好しだよ。
まぁ自分が作った野菜を美味しく
食べてもらうための普及活動らしいけど、
私たちだけで消費するのでも
十分だと思うんだけどなー。
「ソレじゃあアイツらが作った野菜が
余るだろうが」
『あぁ、そう言うことね。
働かざる者食うべからず。
きちんと仕事を与えてソレに見合った
形で報酬を支払う。
そうして出来た野菜を美味しく食べて
もらえれば少しずつでも歩み寄れる』
一方的に施すんじゃなく
対等に向き合ってるから
あの子らも笑顔で居れるし、
いずれその存在が明らかになった時
「ダンジョンでさ迷ってました」と
「野菜を作ってました」だと印象が
まるで違うからね。
「社会復帰とは違うが。
まぁ俺の生徒だからな
んじゃ風呂行ってくるよ」
『ごゆっくり~』
あぁ、本当にお人好し。
本来は抱えなくて良いのまで
抱え込んで。
本人は楽しんでるから良いんだけどさ。
探してる人はまだ見つからない
みたいだけど、本人が言うには
「居るか居ないかわからないし、
会えるときになったら向こうから来る。
闇派閥に捕まったりするようなヤツでも
ないし、その辺で大人しく孤児をしてる
ようなヤツでもない」だもんね。
そのわりには闇派閥を潰してるけど。
まぁとりあえずそのヒトが見つかるまで
団員は増やさないけど、見つかっても
他のファミリアに所属してたら
どうするのかしら?
それに団員の勧誘って言っても
何をすれば良いのかな?今さら外に
出る気もないし、下手にあの子らの
情報を探られても困るから
神会にも参加してない。
アイツの主神ってだけで有名神だから
絶対面倒事になるわよね。
別に眷族にしなきゃ仲良く出来ない
訳でもないし、退屈はしてないから
私はこのままで良いんだけど、
今の状態だとアイツ一人が
苦労してる気がするんだよね~
んーアイツがアノ子たちに教えたから
発展アビリティの【調合】がなくてもポーションは
作れるってわかったし、
無駄な付き合いは減らしても
良いかも知れないわよね。
ミアハとか。
付き合い無くしたら自滅するでしょ?
自滅したところに入れないかしら。
お店を買って、野菜とポーションの
販売してみたり。
売り子は雇う必要があるけど、
野菜だけじゃなくポーションも
作れるってわかったらアノ子たちを
受け入れてくれる人達も増えるだろうし。
眷族はリリルカ?の友達らしいけど
調合を使えるレベル2の冒険者なら
どこだって入れるわよね。
ミアハから離れたくないなら
そこでミアハを養えば良いのよ。
うん、主神が眷族追い詰めてファミリア
潰そうとしてるなら、そのまま放置
して潰してもらいましょう。
そーゆープレイって可能性もあるけど
そんな変態に近付けさせたくないし!
けど、アイツは『ソレはソレで面白い』
とか言いそうなんだよね。
生き馬の目を抜くのが商売だから、
ソッチも有りって言いそうではあるけど
判断はつかないわね。
提案して却下されたら話が
終わっちゃうから、もう少し
話を詰めてから提案してみよ。
縁ってどうやったら切れるのかしら?
うーん・・・悩みどころだわ。
―――――――――――――――
『・・・ナァーザ、この三日間で
何があった?』
「はい?」
『真面目な話だ、答えてくれ』
なんか真面目な顔してるけど
「何があったかと言われたら、
誰かが金庫からディアンケヒト様に支払う
為に私が稼いだお金を抜いて、
見ず知らずのご友神に返済計画も
立てさせずに無償で貸し出して、
更に借用書も作ってなかったって感じの
絶望を味わったくらいですかね?」
『ぐはっ?!』
何かスキルでも産まれたのかしら?
浮気撲滅大天罰とか
一夫多妻去勢撃とか
『い、いや、ソレ以外で何かなかったか?』
ソレ以外?
「リリルカさんの奢りだったから
値段を気にせず食べたお料理やお酒が
すっごくおいしかったくらいですね」
『ぐふっ?!』
なんか「苦労をかけてスマン」とか言ってる
けど、そう思うならポーションを無料で
ばら蒔くの止めてくれませんかね?
お金無いことを自覚してくれるだけで
随分違うんですけど。
『そ、ソレ以外は?』
いや、何が言いたいかわからないんだけど
「さっき確認したんですが
作りおきしてたポーションの在庫と
売り上げが合わなくて、帳簿がおかしく
なってましたね。昨日のリリルカさんの
奢りがなかったら間違いなく血を吐いて
倒れてますよ」
『ぐほっ!』
いや、まさか三日留守にしただけで
ここまでやらかすとは。
留守にしなかったら死んでたけど、
留守にしたら血を吐くってどうしたら
良いんだろう?
もしかして回復効果のあるお茶って
私の為に注文してくれたのかしら?
「それで、素行を改める気がないよう
ですが、何を言いたいんですか」
ごめんだの、スマンでお金は貯まらない。
元々の原因が私の義手だから強くは
言えないけど、このままじゃ私も
ミアハ様も死んじゃうからね。
少しは押さえてもらわないと。
『う、うむ。お前のステイタスがな』
ん?本当にスキル覚えた?
『全体的に上がっては居たが、
器用だけが200も上がっているんだ。
何か異常があったんじゃないかと
思ってな』
あぁ、たぶんアレだよね。
けどそんなにステイタスが上がるって
ことは確実に先生のスキルだよね。
うーん。言って良いのかなぁ?
『な、なんだ?何か言えないような
ことでもしてきたのか?!』
人を犯罪者見たいに言わないで
欲しいんですけど。
仲間内でも窃盗は犯罪ですよ?
「・・・まぁ、ダンジョンで少し。
それに久し振りの更新だし、
ずっとポーションを調合してたら
器用は上がりますよね」
嘘ではないし、ミアハ様は無自覚に
情報もばら蒔くからなぁ。
恩を仇で返すわけにも行かないから
詳細はしゃべる気ないよ?
『だ、ダンジョンで何かあっただと?!』
―――――――――――――――――――――
確かに最近更新してなかったし
ずっと調合をしていたら器用だけが
上がることはあるだろう。
しかしソレだけじゃないとナァーザも
言っている。
私に嘘はつかないと言う信頼の表れ
なのだろうが、ダンジョンで何をすれば
器用だけが上がると言うんだ?!
おのれ無双農家っ!
心優しいリリルカを利用して
ナァーザを連れ出してダンジョンで
ナニをした?!
『だ、ダンジョンで何があったんだ?』
答えによってはヤツとの付き合いを
考えねばならんっ!
「リリルカさんと先生に守ってもらって、
25階層を見てきたくらいですよ。
大瀑布を見たのははじめてでしたが
凄いモノでした」
嘘は言ってないが、聞きたいことは
ソレじゃないっ!
いや、まて。今ナァーザは
何と言った?
はじめて、凄い、モノを、見た?
そう言ったか?
・・・ふっ、無双農家よ。
今日このときから貴様は私の敵となった。
貴様にはポーションを売らんぞっ!
『ナァーザ』
「はい?」
安心しろナァーザ。喩え相手がレベル6でも
お前は私が守るっ!
『今後無双農家にはポーションを売るなよ』
「・・・私に死ねと?」
――――――――――――――――――――――
ちょっと何を言ってるのかわからないですね。
ギリギリ歯ぎしりしたと思ったら
なんか決心した顔で
先生にポーション売るなって。
家計簿が炎上するんですけど。
『安心しろ!どんな報復が来ても
私が守る!』
いや、取引停止したら他に行くだけですよね。
そもそも貴方の事を嫌ってますから
コッチがそんな態度とったら、
頼まれなくてもウチで買わなくなりますよね。
それにたぶんあの人調合持ってますよ?
お茶のブレンドしてますからね。
守るどころか普通に貴方がもたらす
貧困に殺されるんですが。
それともアレかな?私が居ない間に何か
あって、ダンジョンに潜らなくても暮らして
行けるだけのお金の宛が出来たとか?
何も考えずに金庫から全額抜いたんじゃなく、
暮らしていけるだけの確信があった?
・・・そりゃそうだよね。
ディアンケヒト様への支払いや生活費
だって有るんだから宛もなくお金を
貸したりはしないよね。
あまりに衝撃的だったから詳しくは
聞けなかったけど、落ち着いて聞くべき
だったかな?
リリルカさんの中ではミアハ様の評価は
最低を下回ってるし、何かしらのフォローは
必要よね。
まぁそれと先生にポーションを売らないのとは
違うと思うけど・・・もしかしたら
ロキファミリアから圧力が?
自分達が買うから先生に売るなとか
言われたなら・・・
確かに商売上は正しいし経営は良くなる。
先生に言えば苦笑いして許してくれそう
だけど、間違いなくリリルカさんとは
仲が悪くなるわよね。
だけど商売だからって一番大変な時に
助けてくれたヒトを裏切るのは違わないかな?
そんなヤツをロキファミリアが信用する
筈がないし、ディアンケヒト様だって
ご自分の顧客を取られたって怒るわよね。
商売に大事なのは信用とは言うけど、
決して綺麗事じゃなくきちんと理由があって
大事なんだってミアハ様はわかってるかな?
この神様は医学以外に興味が無いから、
単純にロキファミリアと取引したら儲かる!
って思ってる可能性が高いんだよね。
言葉巧みに騙されてる感じがプンプン
するけど・・・いえ、決め付けはダメよね。
何か深い考えがあるのかもしれないし。
「つまり先生に頼らずともお金を稼ぐ宛が有ると?」
まずはコレが一番大事
『今は無いが何とかする!』
「・・・私に死ねと?」
そーゆーのは何とかしてから
言って下さい。
お疲れさまでした。
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ボリボリボリボリボリ
ボリボリボリボリボリ
魚も蟹も魔石の味は
変わらないか・・・
「一度にそんなに食うから
飽きるんじゃないか?
他のも喰って、たまに魔石くらいが
ちょうどいいと思うんだけど」
それはそうかもしれませんが
「しかし強さは必要でしょう?」
まずソレがないことには話が
進みませんからね。
「それはそうだが、何か急ぐ理由でも?」
急ぐ理由も何も
「いや、弱かったら死ぬじゃないですか」
普通に死にますよ?
とりあえずレベルを5相当に上げないと
貴女の気が向いた時に殺されますし。
「ま、それもそうか。おとなしく
してくれてるだけマシだね」
あぁ、噂の阿呆さんは何か悪巧み
してるんでしたか・・・
阿呆の悪巧みなんて確実に失敗するから
関わらないのが一番ですよね。
「そういえば、今の私は何レベルに
相当するんですか?」
これも重要。まだレベルアップの感覚は
一回しかないからレベル2なのか、それとも
最初から牛を殺せたから前回がレベル2で
今がレベル3なのか・・・
「レベル3相当だろうね。
ゴライアスの魔石でレベルアップしたと
考えれば最初はレベル2だったみたいだ」
なるほど・・・エインと言いましたか
この体はレベル2だったと。
阿呆さんは少なくともレベル4はある
だろうから、やっぱり強化は必要ですね。
「とりあえずアンタがレベルアップした
ことを伝えるだけで良質な魔石が
手に入ることが確定したからさ。
できたら交換用にドロップアイテムを
集めてくれると助かる」
情報を渡して魔石をねぇ・・・
あまり面白いものではありませんが、
今の私には支払えるモノがありません
から、それも仕方ありませんか。
「わかりました」
それに初仕事といえば初仕事
しっかり働かせてもらいましょう。
「それで、ドロップアイテムとは何です?」
スキルの鍛冶なくても武具は作れますからね
調合はただの化学反応だし
多分成功率とか品質に違いが出る
程度なんじゃないかなーと思います
オリキャラ、実は憑依だったんだー?!
な、なんだってー!
魚の骨とかカニの甲羅が価値あるなんて
思わないじゃないですかってお話