ダンジョンにこだわらないのは間違っているかもしれない 作:カツヲ武士
オリ設定!
オリ展開!
ようやく話が進む!(原作+ソード)
嫌いな人は読み飛ばし!
本当に襲撃が来た・・・
襲撃が来たら負けって言ってたよね?
どうしよう、た、垂れ流しは嫌だ!
「小人族が4人?まさかコイツら!」
リヴェリアの知り合い?
「ふむ、確かに4人ならレベル6に
匹敵すると言われておるようじゃが
・・・儂も舐められたモノじゃな」
ガレスも知ってるの?
「いや、別に舐めちゃない」
「お前たちが居るのは最初から
理解していた」
「二人揃っているのは少々
予想外ではあったが」
「特に問題はない」
「ほう?レベル6を2人とアイズを
前にしてその余裕。何を企んで
いるかは知らんが、私をただの後衛
だと思ったら大間違いだぞ?」
リヴェリアが少し怒ってる?
「そうだな」
「魔法が使えぬ九魔姫など」
「タダの後衛以下」
「足手まといでしかない」
魔法が使えない?・・・あぁそうか
街中では使えないよね。
「う、うわぁ!」
「きゃぁ!」
あ、ベルとエマが!
「むっそういうことか。ガレス!」
「おう!」
そ、そういう事って?
「確かに彼らを狙われてたら我々も
戦力を分けねばならん。だがその
程度の策で我々に勝てるとでも?」
な、なるほど。確かに2人が
狙われたら守らないとダメだよね。
「その程度の策か」
「所詮は王族」
「策士でもなければ」
「戦士でもない」
「・・・なんだと?」
え、え、?どういうこと?
「貴様らの相手が」
「いつから」
「我ら4人しか」
「来て居ないと」
「「「「錯覚していた?」」」」
むぅ、いちいちバラバラに喋るの
止めてほしいな
「ぐふッ!!」
え?!ガレスが負けた?
一瞬で?5人目?何処に居たの?!
「・・・貴様も居たか」
「ふん、人形姫だけならともかく
レベル6の冒険者が3人。
ソレもロキファミリアの最古参が
そろい踏みとなればな。
そこの4人だけで襲撃など行う
はずがなかろう?」
き、猫人?それにレベル6が3人?
ここには2人しかいないよ?
「・・・フレイヤファミリアは
戦争を望んでいるのか?」
え?この人たちフレイヤファミリア
なの?!そうなると筆頭さんは
どっちの味方になるの??
「はっ、戦争を望んでるのはキサマ
らだろうに」
私たちが戦争を望んでる?
どういうこと?
むぅさっぱりわからない!
「・・・それはどういうことかな?」
フィンまで来た?!
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まさかフレイヤファミリアがこの時期に
堂々と襲撃をかけてくるなんてね。
「炎金の四戦士、そこの人形は任せる」
「「「「おう」」」」
アレンか。無策に動いたら潰されるな。
しかも街中じゃリヴェリアの魔法は
使えない・・・普通の襲撃者なら
まだしも、あの4人相手の白兵戦じゃ
アイズの足を引っ張るだけだし。
ましてレベル7になったであろう
アレン相手じゃ瞬殺だ。
先にガレスを潰されたのは痛かった。
いや、ソレも計画の内か。
「で、僕たちが戦争を望んでいると
言うのはどういうことかな?」
何かを勘違いして先んじて攻めて
きたのだろうけど、その大本が
わからない。
「とぼけるな。証拠ならあそこに
あるだろうが」
あそこ?アレンを前に目を離すのは
危険だが、何がある?
「あそこ?・・・あの2人がなんだ
と言うのだ!」
おいおい!この王族!あっさり目を
離しやがった!
見ろ、アレンも溜め息吐いてるぞ!
「今ので勇者はわかっただろうが
コチラは戦争を望んでいない。
だが貴様らの動きが不明瞭だった為
こうして詰問の使者として俺が来た」
「は?貴様何を言っている?!」
今の隙を突かれて、お前が殺され
なかったことを言ってるんだよ!
「リヴェリア、少し黙っててくれ」
今は情報収集が先だ
「フィン?」
「話が早くて助かる。コチラも
無駄な戦闘は禁じられているのでな」
なるほど・・・だからガレスを奇襲で
気絶させ、アイズをあの4人で抑えて
動きを止めて、さらにアノ2人も
殺さないようにしていると言うことか。
「で、詰問とやらの内容を聞いても
良いかな?」
さて、どう来る?内容によっては
そのまま戦争だぞ?
「なに簡単な話だ。何故ヘルメスの
眷族をキサマらが鍛えている?」
「・・・それか」
確かに、ヘルメスやギルドの狙いが
僕たちとイシュタルファミリアの
抗争を狙ったモノかもしれないと
言う使者を出したのに関わらず、
ヘルメスの眷族を鍛えている現状は
何かの仕込みにしか見えないか。
はぁ・・・さて問題です。
1・僕たちロキファミリアは、
わざわざ使者を出してまで
イシュタル【には】敵対しないと
言いました。
2・自分たちに罠を仕掛けている
可能性が非常に高いヘルメスや、
後ろのギルドとの繋がりを切る
どころか、ヘルメスの悪巧みの
手足となるであろう眷族を鍛えて
何かを仕込んでいます。
3・その相手は誰でしょう?
・・・うん。客観的に見て
フレイヤしか居ないよな。
加えてフレイヤは天界でのロキの
所業に詳しいらしいから、タダの
言いがかりとは言えない。
むしろ詰問という形であっても
こうして聞いて来るだけマシか。
「実際はメインで鍛えてるのはベル
少年で、エマ少女はその付き添い」
と言ったところで、付き添いなら
尚更ヘルメスの眷族を鍛えるのは
おかしいと言われればそれで終わりだ。
実際僕もエマ少女がヘルメスファミリア
と判明した時点で、彼女を鍛えるのを
やめさせようと思ったくらいだからね。
さて、ここは何と答えたものか・・・
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『それで、何て答えたん?』
襲撃犯がまさかのフレイヤとは
思わんかったが、話を聞いたら納得や。
ウチが聞いてもヘルメス達を使って
自分を罠に嵌めようとしとるって
考えるやろな。
・・・それにフレイヤってのがなぁ。
ウチは天界で散々迷惑かけとるし
「また悪巧みしてるかと思った」
なんて言われたら、おそらく知り合い
全員がフレイヤの意見を支持するわな。
「ん?『詳しいことは実は僕も
わかってない。ただ今のままじゃ
ヘルメスの策が眠ったままになる。
だから引きずり出す意味も込めて
関与している』って感じかな」
『・・・嘘や無いけどなぁ』
不発弾残すくらいなら今のうちに
爆発させるか、最低でも発掘しと
こって感じやろ?
『それでアイツ等が納得した?
おかしくない??』
そんなら態々襲撃なんて・・・
あぁ、ヘルメスの眷族の小娘が居たな。
動かぬ証拠があった方が良いってか。
「納得はしてなかったみたいだけど、
彼らはあくまでフレイヤからの使者
だからね。
こっちが答えた以上、その答えを
持ち帰って精査する必要があるん
じゃないかな?」
『あぁ、なるほど』
あいつらはフレイヤ第一主義やから、
自分の判断は二の次やもんな。
「こんなこと言ってました」って報告
して、フレイヤが納得すれば良し。
納得しなければ、さらに何らかの
リアクションがあるか。
「アイズもガレスも外傷は無いから
明日の遠征に行く分には問題ない。
つまりは手加減してくれてたって
ことだ。本当に詰問の為の行動
だったんだろうね」
なるほどなー。あくまでコッチが
襲撃を警戒して戦力を集めたから、
アッチも出してきたってことやな。
コレでこっちがティオネとティオナも
出してたら、アッチも対抗して
ヘグニとヘディン出してきて・・・
最悪オッタルまで来とったかもな。
流石にリヴェリアの魔法が使えない
市街戦でレベル7が2人相手は厳しい。
かといって今更リヴェリアが近接
戦闘覚えても無意味やし・・・
まぁ今回は戦いにならなかっただけ
マシと考えるしかないか。
いやしかし、あのエマ言う女一人で
ここまでウチラを踊らせるとは。
ヘルメス、いやウラノスかゼウス?
ホンマやってくれる!
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いやはや、完全に手玉に取られた。
市街戦でリヴェリアが使えないこと
をしっかり理解した上での分断策。
本来ならリヴェリアがあの二人の
援護に行って低レベルの冒険者を
制圧するのが正解なんだけど、彼女は
アイズを優先することまで計算していた。
それにガレスもレベル1の2人へ
奇襲してきた連中を、無意識に
見縊って居たんだろう。
普通に考えたら自分やリヴェリアや
アイズがいる方に主力を差し向ける
だろうからね。
まさか初めからソレを狙って、
低レベルの襲撃犯にアレンが潜んで
いるなんて考えないよ。
それでティオネにヤられたように
頭を揺らされたわけだ。
外傷は無いが、技だけじゃなく
レベル7の力も上乗せした一撃を
不意打ちで喰らった。
そりゃ立てないよね。
その上で、あの状況、あの間合いで
アレンを前にしたらリヴェリアは
自衛すらできないただの足手まとい。
僕だって全力じゃなきゃ相手に
ならない可能性が高い。
更に他にもヘグニやヘディンが
潜んでいる可能性もあった。
つまりあの場は彼らが用意した狩場。
そこにノコノコ入って行った獲物が
僕たちってわけだ。
・・・無様だよなぁ。フレイヤは無いと
勝手に決めつけて、一番警戒すべき相手
への警戒を怠ったんだから。
誰が何を仕掛けてくるかわからない
からこそ、万全の備えをするべき
だったのに・・・
まともに戦力の運用もできず、
無様に各個撃破されて。
相手に一矢報いることも出来ずに
情報だけ持って行かれた。
あぁ、なんて無様。なんて惨めっ!
ティオナやティオネに関しては
結果的に言うなら出さなくて正解だった。
もし居たらガリバー兄弟が現れた
時点で本格的な戦闘になってた
可能性もあったからね。
だけどそれはあくまで結果論だ。
もし彼らが僕たちを完全に敵と
見なしてたら、あの場で僕たちは
全滅していたんだぞ!
せめて一人は潜ませておくべき
だった!
団員の命を預かる僕が油断慢心
なんかしちゃいけない!
できるほどの余裕なんか無い!
忘れるな!僕より強いヤツなんか
いくらでもいるんだぞ!!
・・・よし。反省はもう良い。
今回の失敗は僕の油断が招いた
ことだが、まだ僕は生きてるんだ。
この屈辱も経験と割り切って
今後に活かそうじゃないか。
そうなると考えるべきはフレイヤ
の狙いだな。
もちろんヘルメスファミリアや
その後ろにいる連中のことも
気にはしてるんだろうさ。
エマ少女がいるところを抑えて
僕たちがヘルメスの眷族を
鍛えている証拠としたのも事実だ。
しかし狙いはそれだけか?
僕たちの戦力調査やアレンの調整も
あるだろう。
今の段階で僕たちと戦争になったら
どうなるかを確かめた?
・・・例えコッチにティオネとティオナ
が居ても、アッチのメンツにオッタルが
加わったらそれで終わりか。
僕たちは探索系の双璧とか最大手とか
言われてるけど明らかに差がついてる。
明日からの遠征で最終到達階数を
更新したら、個人の修練に時間を
掛けるようにしよう。
アレンにも成長促進のスキルがある
以上、せめてレベル7にならないと
差は開く一方だからな。
本気で彼に弟子入りを考えないと
ダメかもね。
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『なるほど・・・魔法の習熟も
基本的な戦闘技術も、魔物相手
なら十分ね』
「ハッ!」
ミノタウロスについては・・・
更新後のステイタスとアノ子の工夫
に期待しましょうか。
アノ子は自分にトラウマを与えた相手に
どんな準備をしているのかしら?
一応お人形たちに上級冒険者の心得の
ようなモノも聞いてたみたいだしね。
いえ、戦支度は戦士の嗜み、種明かしも
無粋だから今は覗き見たりはしないわ。
ふふっ、本番を楽しみにしましょう。
『だけど、勇者といい九魔姫といい、
こんなに簡単に転がされる程度の
モノでしかなかったの?』
コレが私たちと同格っておかしくない?
いくらなんでも勇者は不自然さに
気付くと思うんだけど・・・
「そうですね。もともと彼らは
策士ではありませんし、何より
今回はヘルメスファミリアの名が
大きかったのでしょう」
『あぁ、自分たちもギルドやゼウス
との繋がりを疑ってるんだものね。
私たちがソレを警戒するのも
当たり前と考えてしまうのかしら』
警戒してるのも事実だから
まるっきりの嘘では無いし、
そもそもレベル7のアレンが
本題じゃないなんて考えられない
と言うのもあるかもしれないわね。
「それと私にも戦闘をする気が
無かったと言うのも大きいでしょう」
それはそうよね。コチラの目的は
あくまでアノ子の戦力調査。
もしも戦争を前提とした全力戦闘なら
勇者も簡単には引かなかったろうし
決して侮って良い相手ではない。
それに簡単に交渉に持っていけたのは
重傑を最初に潰して選択肢を潰せたのも
大きいわよね。
もしも最初に九魔姫を潰してたら、
足手まといが居なくなった重傑と
勇者の二人を相手にすることに
なってたんですから。
都市内では魔法を使えないから
九魔姫への警戒は不要。そう判断した
アレンの好判断と言っても良いわね。
『ふふっ』
「フレイヤ様?」
『あぁ、ごめんなさい。ちょっと
嬉しくてね』
「・・・あの少年の成長でしょうか?」
あら、嫉妬かしら?
『それもあるけどね。今はアレン
貴方のことよ』
「わ、私ですか?」
『えぇ。ロキの眷族、それも勇者と
重傑と九魔姫の3人を手玉に取って
無傷で帰還してくるなんて、
オッタルですら難しいわ。
ソレを易々とこなしてくる貴方が
誇らしくて嬉しいのよ!』
「ハ、ハッ!ありがとうございます!
(師匠、筆頭殿!ありがとぉー!)」
試練も仕上がったとのことだし
明日か明後日、アノ子がダンジョンに
潜ったらオッタルに連絡を入れて
用意をさせましょう。
問題はロキの眷族の遠征かしら?
確か連中はレベルが低い眷族を
先に送り出すのよね?
アノ子とのタイムラグは半日
あるかどうかと言ったところ?
ふむ、邪魔される可能性もあるか。
『アレン』
「ハッ!」
『明日、アノ子がダンジョンに
潜ったらオッタルへ連絡を。
そのまま試練に邪魔が入らない
ように2人で警戒なさい』
流石にダンジョンであの3人に
加えて怒蛇と大切断がいた場合
オッタル一人だと厳しいでしょう。
だけどそこにアレンが居れば
ロキのところの眷族が騒いでも
十分足止め出来るわよね。
「ハッ!」
あとはヘルメスの眷族がどう動くか。
ーーーーーーーーーーーーー
「さて、行くか。後は任せるぞ」
「えぇ、万事お任せ下さい」
さてさて弟子としてではなく
正妻としての初仕事です。
失敗は出来ません。
まず伯師妹との連絡はナマモノを
使えば良いですね。
当座の魔石も十分にありますし。
師・・・旦那様の農園については、
私の知り合いが彼らを闇派閥から
解放して地上で使っていると言えば、
伯師妹はわかるでしょう。
あとは59階層ですね。
まぁ58階層の赤蜥蜴を潰せば、
後は勝手に行きますよね。
連中は50階層で休息を取るで
しょうからその間に先行して、
アレが床に穴を空けたらそのまま
突貫して終わりです。
魔石は・・・どうしましょうか。
集めて食べてるところを連中に
見られるのも間抜けですよね。
かといって担いだまま59階層の
調査というのも間抜けな話。
適度に喰らって適度に残すのも
アレですし・・・
あぁ、そうですね魔石だけではなく
赤蜥蜴を何匹か生かして残せば
良いかもしれません。
下手に全滅してれば不自然ですからね。
褐色姉妹が居れば、数が少ないのは
私が修行で潰したと推察してくれる
でしょう。
あ、それに不在の立札を忘れては
いけませんね。
貴重品は師・・・旦那様から頂いた
服と布だけですが。
一応コレは隠しておきましょう。
もしも何者かに荒らされたら、
犯人は連中。確定的に明らかです。
リリルカが言うには冒険者という
連中は独立独歩で自己責任が基本。
ダンジョンで全滅することも決して
珍しくないんだとか?
最終到達階層を更新しようとして
失敗するなんてよくある話みたい
ですよねぇ?
冒険者とやらが、人の留守中に勝手に
部屋を漁るような無作法な連中
ではないことを祈りましょうか。
おかしいなぁ。
弟子と会った時点で
「俺たちの戦いはこれからだend」
だったハズだったのになぁ。
白兎のハードル上がってる?下がってる?
原作的には一日空くような気が
しないでも無いですが、そもそも修行の
日程や時間が違うから問題ないよね!
オリ設定だし!ってお話