ダンジョンにこだわらないのは間違っているかもしれない 作:カツヲ武士
オリ設定!
オリ展開!
嫌いな人は読み飛ばし!
「で、結局貧乏神はどうなったんです?」
「・・・もう私を前にしても、誰も
ミアハ様とは呼んでくれないんですよねぇ」
「そりゃそうですよ。行動が全てを
物語ってます」
なんで返済してもらった借金を
使ってお酒飲んでるんですか。
外食してたら5000ヴァリス
なんてすぐに消えちゃうでしょうに。
それに元々お店のお金を着服してたんだから、
せめてナァーザさんに渡せって話ですよ。
「まぁ流石にアレはねぇ。ベルも
駆け出しにしては儲けてるみたい
だけど、やっぱり余裕があるって
ほどでもありません。
そんなヒト達が返してくれたお金を
そのまま食費に充てるのはどうか
とは思いますよね」
しかも帳簿も領収書もないから
貧乏神からの申告がなかったら
ナァーザさんも彼らからの借金返済に
気付かなかったかもしれないって言うね。
・・・もぉどーしよーもないですよ。
「お金にだらしないヒトは何を
させても駄目です。信用できません」
冒険者でも神様でも駄目です。
ソーマ様でさえお酒の代金と納期
については妥協しませんでしたよ?
「そうですよね。失った信用は
どうしようもないでしょうね」
そりゃそうです
「あっ!だけど、とりあえず行動は改めて
貰えることになりましたよ!」
「へー。そんな素直なタマでしたっけ?」
どんなに言っても先生への態度は変わらないし
ポーションも無料配布を止めないから、
思い込んだら試練の道でも一直線な感じで
半ば諦めてましたけど。
「素直ではあるんですよ?ちょっと
足りないだけで」
足りないのが一番面倒だって言いますよね?
「とりあえずポーションの配布は
・・・いきなり辞めると他の医療系
ファミリアの儲けに関わりますから、
徐々に減らして行く予定です」
「ほぉー。その件でアレが納得したんですか?」
意外ですね。意地でも無料配布をする
と言い張ると思ってたんですが。
それに確かにいきなり無料配布を
辞めると、それはそれで他の医療系は
困るんだから迷惑なヤツです。
今は割増でナァーザさんが買うことを
見越して生産されてますからねぇ。
今後はその辺も会合で数量調節して
いくのでしょうかねぇ。
そっちは先生に関係ないから勝手に
やってくれって感じでしたから別に
どうでもいい話ではありますけど。
「えぇ、商売の仁義とかでは納得
してくれなかったので、ちょっと
冒険者の理屈を使って説得させて
もらいました」
「冒険者の理屈ですか?」
都合のいい時だけ実力主義を出すとか
都合のいい時だけ降伏して復讐を
考えるだとか。
都合のいい時だけ偉そうにしておきながら
イザとなったら弱者を囮にして逃げるとか
都合のいい時だけお金を払って、少しでも
気分が悪くなったら力尽くで奪ったりとか
自分の行動を神様のせいにしたりだとか
恩恵が無くなったらタダの生ゴミだとか
血の色は赤いけど不摂生だから無駄に
粘ついてるとか
基本的に臭いとか
基本的に頭が悪いとか
基本的に無駄口が多いとか
基本的に命乞いが同じセリフとか
基本的に冒険なんかしてないとか
・・・あと何かありますかね?
「えぇ、独立独歩の自己責任って
話をさせてもらいました」
「ん?それはそうですが、貧乏神は
知らなかったんですか?」
あいつらいつも偉そうにそう言って
ヒトの言うこと聞かないですよね?
自己責任だから好き勝手やって良い
って考える阿呆どもですから・・・
責任の意味を知るときには素材か
生ゴミですけどね。
しかし昔は中級でそこそこ裕福だった
らしいのに、そんな冒険者が二言目
には口にする理を知らなかったんですか?
「知識としてはありましたが、
実感はなかったみたいですね」
「あぁ、なるほど」
そういうこともありますか。
実際貧乏神は医療の神様ですからね。
ヒトは痛みが無ければ覚えないの理を
考えれば、アレは何も覚えてませんよね。
「それで、自分の力でポーションも
買えない冒険者は冒険者に向いてない。
下手にポーションを貰えると思って
油断させてはいけないって感じです」
「あぁ、なるほど」
駆け出しの冒険者にとってポーションと
装備にかかるお金は馬鹿になりません。
ですがソレはみんなが超えてる壁です。
その程度の壁も超えれないようなら
冒険者辞めろって話ですね。
「装備品や回復薬にかかるお金を
計算して準備を整えるのが冒険者です。
だけどもし最初から回復薬をミアハ様に
頼っていて、他の道具や装備にお金を
使ってしまった場合。その冒険者が
ダンジョンに潜る前にミアハ様に
会えなかったらどうなりますか?って」
「なるほど」
基本的に駆け出しはカツカツなのに
せっかちで余裕がないから貧乏神に
会えるまで待つなんて出来ません。
「あくしろよ」とか言って準備も満足に
出来てないままダンジョンに行くんです。
それで、そういう時に限って、いつもは
しないミスをして怪我するんですよね。
「つまり無料配布は新人冒険者の
心に油断を植え付ける行為であり、
結果として怪我をさせたりすることに
繋がる行為なんだって話をしました。」
「あぁ、なるほど」
そもそもはナァーザさんみたいな
冒険者を減らしたいって言う思い
だったみたいですが、完全に逆効果
ですもんね。
連中は甘やかしたら駄目なんです。
一歩引いたら二歩踏み込んでくるんです。
そしてタダでもらっておきながら
ポーションの量が足りなかったー
とか、効果が悪かったーとか抜かして
因縁をつけてくるんですよ。
リリは詳しいんです!
「その結果『その発想は無かった』
って素直に認めてくれまして」
「へー。その言葉が出たってことは
真剣に考えるつもりがあるみたいですね」
真剣に考えた結果がどうなるかは
わかりませんが。
「そうなんですか?」
「えぇ、先生は天界でのお約束とか
言ってましたけど・・・まぁ確実に
意識に変化は出ますよ」
ソーマ様もそうでしたからね。
「・・・あぁ、ソレなら嫌われるのを
覚悟してお説教した甲斐があります」
そうですよねぇ。ナァーザさんは
貧乏神に大恩があって、さらに惚れてる
から中々強硬策には出られなかった
んですよねぇ。
覚悟を決めた甲斐はあったと言う事ですか
「で、覚悟ついでに男女の仲は
進展したんですか?」
なんかソコから突入しちゃっても
いい雰囲気になるんじゃないですか?
「ままま、まさか!すっごく真面目な
お話でしたからね!そんな空気には
なりませんよ!!」
「そんな空気にしなきゃダメでしょう。
嫌われることを覚悟して、場合に
よっては命懸けの直談判ですよ?」
行けるところまで行かなきゃ
ダメじゃないですか
「い、いや、ソレはそうかも
しれませんけど・・・」
まったく、これじゃいつまで経っても
筆頭様や春姫さんには届きませんね!
「そこはしっかり冒険するべきだと
思いましたマル」
「作文ですか!」
どっちかって言うと感想文ですよねー。
「で、ナァーザさんもレベルアップ
したんですよね?」
二年くらい経ってますし、深層での
修行ですからね。
先生の考えた偉業の条件と上位経験値は
十分満たしてると思いますけど
「えぇ、発展アビリティは【加工】を
取りました」
「ほほう。これで【神秘】が有れば
先生に匹敵・・・は無理ですね」
あの人は【鍛冶】ともう一つなんか
生産系のアビリティがありますもんね。
・・・アレで生産系だから農家は
嘘つきとか言われるんですよ。
先生は基本無駄な嘘はつきませんけど
ネタで人を騙すの好きですからねぇ。
「あはは、流石に先生に追いつくのは
無理ですよ。ただ、これから作るお茶や
お菓子については味や効果もワンランク
上げていくつもりですけどね」
「ふぅん。レベルが上がって調合や器用も
上がれば自然と新しい境地も見えてくる
もんですか?」
リリは生産系の癖に【観測】
以外のアビリティが無いし、
基本は先生が作ってるお茶や
料理を食べてますから、新商品の
味見役として役に立ちません。
全部先生のほうが美味しいで
終わっちゃいますからねぇ。
あんまり舌が肥えてもアレなんですが、
お金があってレベルも高いならちゃんと
お金を使わないと経済が回らないし、
他の杜氏を目指す眷族の為にもリリが
羨ましいと思えるような生活を
してくれって言うし・・・
・・・別に経済が回らなくても
他の杜氏が困っても痛くも痒くも
無いんですけどねぇ。
ただ、リリが先生のサポーター
してる時にお酒造りが止まっても
困るんですよ。
お酒の味見をするためにも肥えた舌は
必要なんですって。
まぁそりゃそうですよね。
美味しいご飯に美味しいお酒が
あればこそ、先生の農園の野菜も
売れるし。
一般の冒険者は高いけど美味しい
お茶なんて飲まないし・・・
あーうー。そろそろアレですかね?
新入りたちをレベルアップさせるために
久しぶりにミノでも狩りにいきますかね?
オッタルさんもやってましたけど、偉業
だけなら十分稼げますし、上位経験値に
関してはスキルやアビリティや武装次第で
なんとかなりますよね。
「やっぱり前よりは上手くいく
と思うんですよ。
レベル3になった時も調合のアビリティが
上がってポーションやお茶の出来は良く
なりましたし」
「ほー。そういうモノなんですね?
やっぱりリリも生産系のアビリティ
欲しかったですよぉ」
いや、先生の育成計画に文句は
ないんですけどね?
どうしたって憧れちゃいます。
「いや、リリルカさんのか・・・アレだって
幅広く使える便利なアビリティじゃないですか」
うんうん。少なくとも4人持ってるとは言え
アレもなんだかんだでレアアビリティ
ですからね。前の反省を活かして
口に出さなかったのは評価できます。
「それはそうなんですけどね。ようやく
お酒造りに使えるモノを覚えられました」
そもそも、今までは子供だからって
理由で取らせてもらえないのも有りました
からねぇ。
ふふふ、とうとうリリも大人扱いですよ。
「リリルカさんは杜氏ですもんね。
おめでとうございます。
でも今回の神会ではリリルカさんと春姫さんの
扱いは大変そうですよね?」
「そうですねぇ。アレンさんは不明です
けど・・・ナァーザさんは2年くらい、
ティオネさんやティオナさんは1年くらい
かかってのレベルアップに対して、
リリや春姫さんは3ヶ月くらいしか経って
ません。しかもどれもこれも先生が
関わってますから、今以上に騒がしく
なりそうな気がしますね」
と言っても今回はロキファミリアと
フレイヤファミリアだけに加えて
イシュタルファミリアまで居ますから
この方々を相手に騒げる神様がどれだけ
居るかって言うのは不明ですけど。
あぁ、その分ソーマ様や貧乏神に来ますか?
かといって筆頭様のことは話せませんし。
先生も使ってましたけど、あのスキルなら
地上に居るリリすら狙い撃ちされそうです。
なんたって筆頭様ですからね!
ま、まぁコッチは先生と深層行って階層主と
戦ったって報告は上げてますので、
納得はしてもらえると思いますけど。
「・・・貧乏神には話してませんよね?」
「・・・もちろんです。私は先生に
鍛えて貰ってましたから」
あぁ、それもそうですね。ならば良し。
あとはソーマ様がウカツなことは言わな
ければ大丈夫です。
そもそもペラペラ情報を出すような神様じゃ
無いですし、何だかんだで先生を認めてます
から、その心配も無いでしょう。
いや、あえてウカツなことを言って貰って
先生に捌いて貰えば・・・ダメですね。
先生に迷惑が掛かってしまいます。
改宗はまだまだ難しそうですねぇ。
ま、それはそれとして
「どっちにしても、こうも早いと
ギルドへの説明とか大変で困ります」
今までは一年かけてのレベルアップ
でしたからアレでしたけど、今回
みたいに半年以内って言うのは
正直珍しいですからね。
さらにレベルも6ときたもんです。
レベル5で足踏みしてるヒトたちに
してみたらリリの情報は垂涎モノです。
なんてったって杜氏としては歴代さいきょー
ですからね!
・・・こうして現実逃避しても
あのチビッ子には負けそうですけど。
ふん!リリは杜氏だから良いんですぅー。
悔しくなんかないんですぅー。
これから先生に技も教えてもらえるん
だから、チビッ子は指くわえて見てれば
良いんですぅー。
「そうですよねー。でも先生から「スキル」
だって言っても良いって許可が出て
良かったじゃないですか。
そうじゃなかったらリリルカさんの
レアスキルだって騒がれてましたよ?」
リリのレアスキルかぁ。
先生の【教導】と【試練】と【我知無知】
・・・ガチムチじゃなかったんですよね。
これのせいで筆頭様に説教喰らいましたよ。
この筋肉質な男が喜びそうなスキルは何だ
とか、リリに言われましても・・・。
でも教えをキチンと理解していなかったって
ことですから、普通に平謝りでしたけど。
今回の更新でちゃんと我知無知哲学三信に
なりましたけど。
先生はステイタスの神聖文字を読めるし
ロックも開錠できますからねぇ。
もし変化がなかったら説教じゃなく矯正
でしたから、本当に良かったです。
普通なら背中を見せるとか恥ずかしがる
んでしょうがリリや春姫さんは今更ですし。
ナァーザさんは別に弟子ではありません
から見せる必要は無かったですけど。
結局その先生のスキルやアビリティと
リリのスキルを使った結果、ガチムチが
無くても今までステイタスは三ヶ月で
カンストしてましたからね。
そもそも冒険者連中の修練が温いんですよ。
まぁ部位欠損すら治す先生のエリクサーが
あってこその修練ではありますけどね。
どんな修練だって聞かれたから、普通に
手足が斬り飛ばされてお腹に穴が開通
するような修練だって教えて上げましたよ。
ソレを言ったらギルドの乳寄せメガネも
「ア、ハイ」としか言えませんでしたね。
本来スキルは隠すモノですから、先生が
エリクサー作れるとかも秘密に
しなきゃ駄目なんですけど
「ギルド辺りが煩いだろうから」ってことで
許可が降りましたから、遠慮なく報告
しましたよ。多分こうやって連中に情報を
流すのも先生の計画でしょうし。
ま、そういう事情も知らない連中が、先生
本人ならともかく、弟子のリリに堂々と
スキルのことを言われたら茫然となりますか。
そういえばヤツはエロフと同じ感じが
しますよね・・・先生を狙ってるとまでは
いきませんが、意識はしてるでしょう。
といっても、意識してるだけじゃ
なんの意味はありませんがね。
「しかし先生はそろそろ自粛を止める気
なのかもしれませんねぇ」
筆頭様と色々悪巧みしてるみたいだし
チビッ子も合流したら、ダンジョンの
中では本当に無双状態です。
「ほう、とうとう彼が自粛をやめると?
では私も色々準備をしなくては」
「だからお前は仕事しろってんですよ」
毎回毎回このエロフは。大体何の準備
するつもりですかねぇ。
乳寄せメガネより付き合い長いくせに、
未だに手も握って無いじゃないですか。
本気でぶつかってこない癖に
本気になって貰えるとでも?
先生からアタックしてるならまだしも、
さりげなくアピールして・・・とか
乙女思考は無意味ですって。
強請るな勝ち取れの理です。
こいつに「先生には正妻様がいますよ」
とか言ったらどうなりますかねぇ?
て言うか先生がソッチ方面で自粛を
やめたら筆頭様はどうするんですかね?
春姫さんとかアイシャさんの事は普通に
認めてましたけど、もしかしたらリリも
許して貰えるんでしょうか?
リリルカとナァーザ打ち上げ中
貧乏神改心?
エロフも乳寄せメガネも好きですが何か?
春姫は?殺生石は?ってお話