Re:艦これ×ペルソナ4   作:じんた

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改めて、こっからオリキャラも出ます
苦手な人はご注意をば


横須賀の司令官

>受話器を手に取り……

 

>……いざ!

 

通信妖精s「そこからさきはじごくだぞ」

 

>……

 

天龍「……いやさっさと掛けてくれ」

 

響「怒ったら確かに怖いけど、私達の司令官は鬼じゃないから」

 

鳴上「……妖精さん」

 

通信妖精s「あいー」ガシャコン

 

???『――はい! こちら横須賀鎮守府なのです!』

 

>……女性の声?

 所属している艦娘だろうか

 

鳴上「八十神鎮守府の鳴上という者です」

 

???『はっ! はわわ!? し、司令官さん! 八十神鎮守府から電文なのですー!』ドタバタ

 

>受話器を置いて走っていったようだ……

 

響「……この様子だと、出たのは電みたいだね」

 

天龍「……」(頭抱え)

 

???『――八十神鎮守府だな?確かあそこは……』

 

???『……お、おい、繋ぎっぱなしで呼びに来たのか?』

 

電『はわ!? ご、ごめんなさいなのです……』

 

>電話越しから遠めに話声が聞こえる……

 

???『すまない、此方の艦娘が何も言わずにこの場を離れたようで……』

 

鳴上「いえ、気にしないで下さい」

 

???『そうか? あー……、じゃあ……』ゴホン

 

東堂『横須賀鎮守府に所属している、提督の東堂だ』

 

東堂『今回此方の所属艦である天龍と響を保護して下さり、横須賀鎮守府を代表して感謝の意を述べたい』

 

鳴上「此方で出来ることをしただけです」

 

東堂『……新型深海棲艦のお陰で、上層部はてんやわんやで取りつく島もねぇ』

 

東堂『そんな中、俺の鎮守府も指示が行き渡らずに、こんなことになっちまった……』

 

東堂『俺達の大切な仲間を助けてくれて、本当に有難う……』

 

>その言葉からは、自身の仲間を想う温かい感情が伝わってきた

 

東堂『八十神鎮守府の……おっと、名前も聞いてなかったな』

 

鳴上「鳴上です、此処には」

 

東堂『鳴上……? 聞いたことねぇ名前だな……』

 

鳴上「……実は」

 

東堂『最近の適正検査で着任したのか?』

 

鳴上「いや、検査は……」

 

>検査らしい事は此処へ来てから、一度もした覚えがない

 仮に寝たきりの時にしていたとしても、自分はその結果を聞いたことが無い

 

>というか、此方からの話が通らない……

 

東堂『そういえば八十神鎮守府が動き出したのも、急な話だったな』

 

東堂『色々訳ありで、面倒が重なってる訳だ……』フム

 

響「……そろそろ代わって貰ってもいいかな?」(耳打ち)

 

>こくりと頷き、響達に電話を代わる

 

響「司令官、響だよ」

 

響「……うん、天龍もここにいるよ」

 

天龍「よォ提督! オレのいない間大丈夫だったか?」

 

>馬鹿! こっちが心配してんだろうが! と受話器から怒号が飛ぶ

 暫くの間、そっとしておこう……

 

―――

 

>通信を終え、執務室へ帰ってきた

 

鳴上「ただいま……」ガチャ

 

吹雪「おかえりなさい! 横須賀の司令官さんは何て言ってました?」

 

天龍「へっ、さっさと帰ってこい馬鹿だとよ」ヘヘ

 

響「全く、司令官は素直じゃないね」クスクス

 

夕立「……じゃあ二人とも帰っちゃうっぽい?」シュン

 

天龍「いやー、それがな……」

 

響「……近々、またあの霧が出るみたいなんだ」

 

>現状、霧とシャドウの関連性は不明だ

 だが他の鎮守府では、霧の出る日に出撃を控える方針を固めているようだ

 

>その理由として、行方不明の艦娘が発見され始めており、その殆どが霧とシャドウの危険性を訴えているらしい

 艦娘捜索任務も霧が再発するという情報から、打ち切りという形で終了するかもしれない……

 

天龍「霧を懸念して、オレ達は陸路で帰ることになるんだとよ」

 

響「海に出ている間にまた霧が出れば、前回の二の舞だからね」

 

大淀「陸路という事は車ですよね? ……誰が運転するんです?」

 

妖精s「よばれてとびでて」

 

>お呼びではない……

 

妖精s「らしんばん、まわすよー」

 

>羅針盤は回すものではない……!

 

響「迎えが来るんだ、それまで此処にいるよ」

 

吹雪「そっか、ゆっくりしてってね響ちゃん」ニコー

 

響「そうするよ、吹雪姉さん」ニコ

 

天龍「ま……、迎えは明後日だけどな」

 

夕立「えー……、横須賀のお話色々聞きたいっぽいー」ブー

 

天龍「おー構わねぇぞ、幾らでも話してやるよ」

 

夕立「じゃあじゃあ! 娯楽室行こ! ほら吹雪ちゃんも!」グイグイ

 

吹雪「で、でもお仕事が……」

 

大淀「あー……」

 

大淀「それがですね……、お仕事、終わってます……」

 

吹雪「えっ!?」

 

大淀「提督と長門さんが、物凄い勢いで書類を片付けてしまって……今出来ることはないんです」

 

吹雪「だ、だってあんなに山になってたのに……、わっ、ホントだ……」(唖然)

 

鳴上「皆が頑張っているのに、自分だけ胡坐はかけないからな」

 

>自分と長門だけではなく、大淀も勿論手助けしてくれた

 その甲斐あって、溜まっていた書類群は一網打尽になっていたのだった……

 

吹雪「司令官、……実は凄い人だったりします?」

 

>そうでもない

 

鳴上「……今日はやることがないから、後は自由時間だ」

 

夕立「ほらー、吹雪ちゃーん」

 

吹雪「う、うん、……じゃあ行ってきます!」

 

鳴上「行ってらっしゃい」

 

>……

 

>とはいったものの……

 

>出撃を控える方針になった以上、此方の打つ手も無くなってしまった

 明日になるまで行動ノルマもないだろう

 

>となると……

 

鳴上「暇だな」

 

大淀「ひ、暇って……」

 

―――

 

>暇なので工廠までやってきた

 

長門「……提督? こんな時間にどうした?」

 

鳴上「やることがないから、……見回り?」

 

長門「あぁ……、まぁそうだろうな……」

 

長門「私は眠れる獅子を起こしてしまったのかと、不安で仕方がないよ……」

 

鳴上「……?」

 

球磨「うへー……、どれもこれも、ドロドロのボロボロクマ……」

 

明石「んー駄目ですね、どれも完全に機能停止してます」

 

長門「期待はしていなかったが、やはり駄目か……」

 

>どうやら、発見した深海棲艦の艤装を持ち帰っていたようだ

 現在それを解体して、情報を引き出そうとしていたらしい

 

工廠妖精s「ほねおれたー……」

 

工廠妖精s「そんしたー……」

 

工廠妖精s「くたびれたー……」

 

>わあぁー、と妖精さん達は疲れた様子で、何処かへ飛んで行ってしまった

 

鳴上「大変そうだな」

 

明石「うわぁっ!? て、提督!? いらしてたんですか!?」

 

球磨「ついさっきからそこにいたクマ」

 

球磨「妖精さんの言う通り、骨折り損のくたびれ儲けだったクマ」

 

明石「すみません……、何か見つかればと思ったんですけど……」

 

>謝ることはない、寧ろ頑張ったと褒められる事を明石達はしたのだ

 

鳴上「いや、ありがとう」

 

明石「んぇ? ……なんで感謝されてるんです?」

 

球磨「クマー」

 

長門「その返事はどう捉えればいいんだ……」

 

明石「……あ、そういえばなんですけど、天龍さんと響さんの艤装、しっかり直しておきました!」

 

明石「お二人ともしっかり改修されてて、練度も申し分なしとは……」

 

長門「流石、横須賀鎮守府所属というわけだな」

 

長門「この長門も早く実戦に出たいものだ……、なぁ提督?」

 

鳴上「霧が出るから、暫く出撃は控えるつもりなんだ」

 

長門「」

 

球磨「仕事が減って、球磨的にはホッとしたクマ……」

 

明石「暫くは出撃に遠征にと、大変そうですもんね」

 

球磨「ほんっとに他人事クマ! 球磨の代わりに出撃するクマ?」

 

明石「む、無理です……」

 

工廠妖精s「てーとくさん」

 

>……?

 飛んで行ったはずの妖精さんが戻ってきた

 

工廠妖精s「おかえしします?」

 

工廠妖精s「さしあげさしあげ」

 

>……眼鏡が返ってきた

 

明石「あー、何か妖精さん達がその眼鏡見ながら唸ってましたよ?」

 

鳴上「そうなのか?」

 

明石「終始楽しそうでしたけどね、……ただ」

 

>ただ?

 

明石「そういう日の後って、決まって鎮守府の資源が減ってたりするんですよね……」

 

>……

 

>妖精さんが裏で何かしているのだろうか

 それは、止められない……?

 

明石「む、無理です……」

 

球磨「返答がさっきと変わってないクマ……」

 

>不安が残る中、鎮守府の夜は更けていく……

 

―――

 

――海域深部、某所

 

???「……」

 

???「キヒヒッ……」ニタ




番長が番長に戻りつつあります(意味不明)

完全日常パートとか、戦闘だけとか、早く書きたい
展開がノロノロしてて、砂糖吐くのマダカナーって人には申し訳ないっす……
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