Re:艦これ×ペルソナ4   作:じんた

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???「八十鎮ktkr!」


舞鶴からの来訪者

電「んぅ……」スースー

 

龍田「……寝ちゃいましたねぇ」

 

東堂「此処の所、あまり眠れてなかったみたいだからな。緊張の糸が解けたんだろう」

 

東堂「悪いが寝かせてやってくれ、確かその辺に毛布が……」

 

龍田「はいはい毛布ですね~」ガサゴソ

 

東堂「はい は一回だ」

 

龍田「はぁい……」

 

龍田「……でもそれを言うなら提督もですよ~、天龍ちゃん達は大丈夫って言っても、ちぃっとも聞いてくれないんだからぁ」

 

東堂「お前がなんでそう言い切れるのか、俺には全く分からんな」

 

龍田「ん~? 勘、かしらぁ……?」

 

東堂「……そりゃ分からんはずだ」

 

東堂「まぁ、霧が出る前に見つかったのは僥倖だ。最悪霧が出ようが捜索する羽目になった」

 

龍田「捜索は中止しないんだ~? こんなに提督に思われて……、二人は幸せ者ね~」クスクス

 

東堂「やかましい、貴重な戦力を失う訳にはいかんからな」

 

龍田「そうでしたね~」クスクス

 

東堂「しかし、八十神鎮守府に拾われるとはなぁ……」(項垂れ)

 

龍田「最近になって稼働したらしいですねぇ」

 

東堂「最近どころか、受け入れ態勢が出来てからまだひと月も経ってない」

 

東堂「それにあの鳴上とかいう提督、名前すら聞いたことがねぇ」

 

龍田「ふ~ん…… 通信では問題なさそうに聞こえましたけど~?」

 

東堂「……そうだな、どうせ明日には帰ってくるんだ」

 

東堂「こっちに着いたら色々話を聞かにゃならんか……」

 

龍田「そうですね~」ジー

 

東堂「……」

 

東堂「あー分かった、俺ももう寝る、お前も電連れて早く寝ろ」

 

龍田「ふふ、はぁい」

 

東堂「……あぁそれと、明日真壁の奴がこっちに来るのは知ってるな? 準備どうだ?」

 

龍田「大丈夫ですよ~、だから早く寝てくださいね~?」

 

―――

 

>……霧だ

 

>お菓子作りの後、片付けを終えれば良い時間帯だった

 取り急いでする事もなく、各々自由に行動するよう伝えた後、自分は早めに就寝した

 

>その為なのか、早めに起床し、現在窓からうっすらと霧がかった景色を眺めている

 漠然とした、耐え難い不安感が心に刺さる……

 

>今日は天龍・響の二人が横須賀に帰る事になっている

 迎えが来るらしいが、何時頃だろう?

 

>また、昨日慌ただしかった為に、鈴谷へ何の説明もしていない

 時間を作ってこの鎮守府などの話をしよう

 

>静かな朝だ、支度をして執務室へ向かおう……

 

―――

 

大淀「……あら? 提督?」

 

>執務室へ着いてみれば、大淀が既に本日付で送られてきた書類を纏めてくれていた

 

大淀「今日は随分早いんですね?」

 

鳴上「そう言う大淀もな」

 

大淀「んー……? 確かに、気が付いたら大体この時間にはお仕事してますね……」

 

大淀「皆さんがまだ起きてこないこの静かな時間が、なんだか好きなんです」

 

>早朝独特の静けさは、確かに心地よく感じる時間だと思う

 

鳴上「手伝おうか?」

 

大淀「駄目です。これ以上提督に手伝われたら、私のお仕事が無くなりますから」キッパリ

 

鳴上「……そっか」

 

大淀「仕事しないでと言って、普通残念そうにしますか……」

 

>少なくとも大淀は残念にしそうだ……

 

大淀「むむ…… 否定できませんね……」

 

大淀「長門さんと私が色々お仕事の事を教えた後、効率が目に見えて上がったのは良いんですけど……」

 

大淀「私達の立つ瀬がないというか、ちょっと複雑です……」

 

鳴上「俺が出来ることは、出来るだけやろうと思って」

 

大淀「無理だけはしないで下さいね?」

 

>皆一様に無理をするなと釘を刺してくる

 それほど無茶をしているように見えるのだろうか……?

 

>今後は程よく力を抜いて、物事に取り組む事にしよう……

 

―――

 

>今日は朝食などもしっかりと頂き、問題なく朝の仕事を進めている

 

天龍「……昨日に比べると手が遅いな」コソッ

 

響「昨日のクッキーが効いてるのかな?」コソッ

 

通信妖精s「ていとくさん」

 

>妖精さん……?

 今回は何だろうか……

 

通信妖精s「らいほうしゃ、あらわる」

 

>……!

 横須賀の二人の迎えだろうか

 

鳴上「二人とも」

 

響「うん、行こうか」

 

天龍「待ちくたびれたぜぇー!」ノビー

 

―――

 

天龍「……」

 

響「まさか、ね……」

 

漣「やーやー! 横須賀の水雷戦隊筆頭のお二人ー!」

 

漣「漣ちゃんがお迎えに上がりましたぞ?」

 

吹雪「ありがとうね漣ちゃん」

 

響「う、うん、ありがとう漣……」

 

漣「いいのいいの! 同じ特型のよしみだし? おねぇちゃんみたいなものだしー?」

 

響「う、うん……」タジ

 

>なんというか、独特な雰囲気の子だ……

 天龍は固まり、響は押されている……

 

漣「あーっと貴方がここのていー…… んー?」

 

漣「んー……?」ジー

 

鳴上「な、何……?」

 

漣「いやー、若いなーって」

 

>そ、それだけか……

 

???「すいません、車を停めていたら遅れてしまって……」

 

漣「ご主人様遅いー」

 

>ご主人様!?

 

???「はいはいゴメンって……」

 

>しかもスルー……

 

>車でやってきたのは漣と名乗る艦娘と、車を運転していた方と、……二人だけだろうか?

 

???「あー悪いんですけど、此処の提督さん呼んできて貰えます?」

 

鳴上「はい、八十神鎮守府提督の鳴上悠です」

 

???「はいはい鳴上さんね、うん」

 

???「じゃあその鳴上さん呼んできて貰えます?」

 

鳴上「……えっと、俺がその鳴上です」

 

???「……ハイ? 冗談キツイですって……」

 

鳴上「冗談ではなく……」

 

吹雪「ホントに司令官です……」

 

天龍「ぷっ……」フフ

 

>後ろで天龍が声を抑えて笑っている……

 

漣「……うっそー」

 

???「……」

 

???「しっ、失礼しましたー!」

 

真壁「わ、私舞鶴鎮守府の真壁って言います! ま、まさかこんなに若い子が提督になってるとは……」

 

漣「ご主人様が初見さんを見間違うとは……」

 

真壁「いやいやいや! 若い子とは聞いてたけど! 私より若いと聞いてたけども!」

 

真壁「学生さんとは想像つかない!」

 

漣「まぁ確かに……」

 

吹雪「思いませんよね……」

 

吹雪「……今日来られたのはお二人だけですか?」

 

漣「うんうん、ご主人様と二人だけー」

 

鳴上「提督さんは一緒では?」

 

真壁「へ?」

 

鳴上「艦娘でも運転出来る年齢の方がいるんだな……」

 

漣「……お前は何を言っているんだ?」

 

真壁「コラ」ゲシッ

 

漣「あてっ!」ペシン

 

吹雪「し、司令官さん?」

 

鳴上「うん?」

 

吹雪「真壁さんは、その、真壁司令官です……」

 

>……うっそー

 

>だ、だって鎮守府に居る女性は艦娘じゃない方が珍しいって……

 

漣「面白くなって参りました……!」

 

天龍「煽るな煽るな……」

 

響「どうどう……」

 

真壁「か、艦娘に間違われるとは……」

 

鳴上「す、すいませんでした……」

 

真壁「い、いやいやお互いね……? 間違っちゃったし、うん……」

 

>女性の提督も存在するんだな……

 適性が云々と言っていたが、女性でも適性があれば提督になれるという事か……

 

漣「でもご主人様? 最初から女性として見られたのって初めてでは?」

 

真壁「初めては言い過ぎだから……」

 

天龍「オレも最初男と間違えそうになったっけ……」

 

響「東堂司令官は間違えてたね」

 

>真壁提督は確かに中性的な顔立ちをしている

 髪も伸ばしているわけでもなく、肩に掛かるかどうか位の長さだ

 

>どちらかと言えば背丈も高い

 男性用の服装であれば、確かに見間違えたかもしれない……

 

吹雪「……あれ? でもなんで横須賀のお迎えに舞鶴の方が来られたんです?」

 

>確かに、通常であれば横須賀から迎えが来る方が自然だ

 なぜ別の鎮守府である舞鶴から……?

 

>というか、自分の事を予め誰かから聞いていた様な口ぶりだったが……?

 

真壁「うーん、今回横須賀の二人を送り届ける為に来た」

 

真壁「……のは間違いなくそうなんだけど、別の理由が本命だったりするよね」

 

漣「いかにも! 今日は此処へ視察官もとい、視察艦として来ますた!」

 

吹雪「し、視察!?」

 

>視察か……

 八十神鎮守府はまだ運用されて間もない鎮守府なのだが……

 

真壁「元帥さんから直々に連絡があってね、悪いけど色々チェックさせて貰うね?」

 

吹雪「こ、この事、大淀さんに伝えて来ましょうか?」

 

>大淀には伝えておいた方が良いハズだ

 ではこの事は吹雪に任せておこう……

 

吹雪「はい! 任されました!」

 

真壁「というわけで、二人はもう少し此処に居ることになるけど……?」

 

天龍「視察…… 視察ねぇ……」

 

響「此処に来た先客として一言だけ」

 

真壁「うんうん、何かな?」

 

響「普通が通用しない」

 

真壁「はい?」

 

響「私はもうクッキーが怖くて仕方がない……」

 

天龍「オレは工廠だな…… あの数は二度と忘れねぇ」

 

漣「何言ってんだおまいら?」




投稿ペースが目に見えて落ちてますが、理由は多々あります。
執筆の時間確保を怠って全然書けてません、頭の中で構想は練れてるのに……

後これは若干関係の無い話になるんですが、執筆に使用しているソフトの話です
「Art OF Words」という某赤い弓兵の方の宝具名に若干似てる奴を使ってます
時系列とか展開とか、管理がコレ一つで出来ます
展開に名前つけたりも出来て、そこからサブタイを引っ張ったり……
ちなみに、前回のお菓子作りシーン名は「ファーストブラッド(炭)」です
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