Re:艦これ×ペルソナ4   作:じんた

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本編
呼び声


鳴上「……!」

 

>気が付けば知らない場所に立っている

 確か自分は……

 

>……自分は、何をしていた?

 いや、それだけじゃない

 

鳴上「あ、れ……?」

 

>今さっきだけじゃない

 これまでの記憶、それに大切な「何か」を忘れてしまっている――!

 

鳴上「……」(見渡し)

 

>周囲は、霧靄に包まれており景色も何も見えない

 

>……自分は死んでしまったのだろうか?

 

>だが、それ以上に――

 

>自分は以前にも、この場所に来たことがある――!

 

――ああ、ああ! やっと、やっと繋がった……!

 

鳴上「……! 誰だ!」

 

>周囲を見渡しても先ほどと同じ、霧で何も見えないままだ……

 

――良かった……

 

――もしかしたら誰にもつながらないまま、なんて……

 

――いえ、まずは、私の身勝手で貴方を呼びつけてしまい、申し訳ありません……

 

――ですが今の私には、貴方に説明をする時間も、余裕も持ち合わせていないのです

 

>女性の声、だろうか

 ともかくこの声の正体が、自分をここに呼びつけたようだ

 

――さぁ、どうか、前へ進んでください……

 

――そして真実を……、全てを救って下さい……

 

>ふわ、と霧の中を優しい光が差すと同時に、その光は霧の中で道しるべとなっていた

 

鳴上「進むしかないか……」

 

―――

 

>先に進んでも霧は晴れない

 それどころか、道しるべとしていた光はだんだんと、その明かりを弱々しくしていった

 

>このままでは埒が明かない……

 

――どうやら私の力ではここまでのようです

 

――ですが、ご安心ください。決して貴方を死なせることはしません。決して……

 

鳴上「……!」

 

>霧の中で急激な寒気を感じる

 それに先ほどまで道しるべだった光がチカチカと、まるで消えかけの電球のような……

 

>……今、「死」という言葉が聞こえたが……

 

――大丈夫です。貴方には大きな力が付いています。私など比較にならないほどの大きな力が……

 

――どうか、お気をつけて……

 

鳴上「なっ……! じ、地面が……!」フワッ

 

>駄目だ、落ちる――!

 

ザパアアアアアアアアアアアン!!

 

鳴上「……ッパァハ! ……ゲホッ、ゴホッ!」

 

>落ちた先は水…… 塩辛い上に磯の香りがする

 ということはここは海だろうか

 ……なんてことだ、自分は海の真ん中に投げ出されてしまったのか……

 

>辺りを見ても、霧が出ていてよく見えない

 見える範囲にも浮き木一つ見つからない……

 

鳴上「まずい……! まずいぞ……!」

 

鳴上「わっ……っぷ!」

 

>海は荒れており、顔を出して息をするのも困難だ……

 このままでは……

 

鳴上「だ、駄目だ……、息が……」

 

>波に飲まれ、意識を失う中、あの声が頭に響いた

 

(――ですが、ご安心ください。決して貴方を死なせることはしません。決して……)

 

>鳴上悠の意識は、暗転した……




書き溜めがそこまでない上、スレを見直しながら書くので遅筆になると思います。
それでもいいお!という奇特な方は次回を楽しみにしてくれればなと……!
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