なので内容が似通ったり、もしくは全く違ったりする所があると思います。
ご了承ください……
???「―――、――――――」
???「――――」
鳴上(……?)
>誰かの話し声が聞こえる
???「大丈夫なんですか、この人」
???「治療後に明石から直接聞きましたけど、命に別状はないそうです」
???「後遺症になりそうなケガもありませんでした」
???「ホッ……、良かったぁ」
>自分は、あの時――
……自分は、助かったのか……?
鳴上「……っ、っぐ……!」ムクリ
???「あっ、気が付かれたみたいですよ」
鳴上「こ、ここは……?」(見渡し)
???「病室ですよ、ここは鎮守府の中です」
>……鎮守府?
吹雪「えっと、私、吹雪って言います!」ペコリ
大淀「申し遅れました、大淀です」(お辞儀)
>鎮守府……? 確か日本海軍や海上自衛隊の根拠地…… だったはず
吹雪「……大丈夫ですか? まだボーっとしたりします?」
鳴上「えっと、はい……」
大淀「まだ安静にしててくださいね、体も楽にしていてください」
鳴上「そうさせてもらいます」
大淀「大変でしたね、ここの近くの浜辺に打ち上げられていた所を、吹雪さんが見つけたんです」
吹雪「びっくりしたんですからね、でも大丈夫そうで良かったぁ」ニコ
鳴上「ありがとう、吹雪さん」
吹雪「さん付けはくすぐったいので、吹雪でかまいませんよ」
鳴上「……じゃあ次からは」コク
吹雪「ふふ、それにこれは当然のことですからね! お礼なんて全然!」
大淀「……コホン!」
大淀「勝手で申し訳なかったのですが、持ち物を確認させて頂きました。といっても……」スッ
大淀「この眼鏡しかくらいしかなかったんですけど……」
鳴上「……!」
>なんだろう、眼鏡……
この眼鏡はとても大事なものだった気がする
大淀「これだけでは何とも言えないので、単刀直入にお聞きします」
大淀「ご身分を聞いても構いませんか? 出来れば漂流した理由についても」
>うっ、と息が詰まる
どう説明したものだろう……
>それに身分といっても自分は……
鳴上「八十神高校の、鳴上悠です」
大淀「鳴上さん、ですね……」カキカキ
鳴上「……」
大淀「……」
吹雪「……?」
>えー……
鳴上「以上になります」(真顔)
大淀「」ズルッ
大淀「い、以上ですか!?」
>自分自身の事だけとなると……
鳴上「……以上になります」メソラシ
大淀「……」(頭抱え)
吹雪「お、大淀さん! 八十神高校に連絡を取ってみるのはどうですか?」
>八十神高校、言葉として出てきたは良いものの実際にどんな場所だったかは……
断片的に覚えている部分もあるが、自分の記憶なのか確証が持てない
大淀「そうですね……わかりました。では私が連絡しておきます」
大淀「何か分かり次第、お伝えしますね」
吹雪「しっかり体を休めてくださいね! ……私も少し見回りをしてきます!」
大淀「気を付けてくださいね? 今日もまた、ですから」
吹雪「わかってます!」
>……
>二人は行ってしまった
>まるでここで働いているかのような素振りだったが
あそこまで若い女性が海軍に入ることが出来るのだろうか……
>まだ体のあちこちが痛い
とりあえず体を休めることにした……
―――
鳴上「……」パチリ
鳴上「随分寝ちゃったんだな……」
>部屋の掛け時計は夕方の5時を指している
>……!
自分の机の上に食事が置いてある
>『明石さんの許可が出たのでおかゆを作りました
よろしければどうぞ
ご気分が優れない場合はそのまま置いておいてください』
>何事も食べなければ元気が出ない
有り難く頂こう……
>……
>温かみのある味だ……
>……?
>食器に「食事処 間宮」とある
作ったと書いてあったが、出前だったのだろうか……?
???「あら、起きましたか?」
鳴上「……!」モグモグ
鳴上「……えっと」ゴクン
???「あ、そうですよね。自己紹介がまだでした」
間宮「私は間宮といいます。この鎮守府でお食事処を任されています」(お辞儀)
鳴上「鳴上悠です。おかゆおいしいかったです」
間宮「あぁ良かった! お口に合わなかったらどうしようかと思っちゃいました」ニコニコ
???「お! 起きましたかー?」
間宮「紹介しますね、こちら明石さんです」
明石「どーもー明石です。体の調子はどうですか?」
鳴上「体はもう大丈夫です」
明石「そうですか、いやー急に人を診てくれ~! なんて頼まれちゃったから、どうしようかと……」ニヘ
明石「あと、医者というのはちょっと違うんですけどね。今はお客のいない万事屋を鎮守府でやってますよ」
鳴上「なるほど」
>二人の自己紹介が済んだ後、病室の扉が開いた
大淀「あら、二人ともここにいたの?」
吹雪「じゃあこれで全員揃いましたね」
鳴上「えっ」
>ぜ、全員……?
大淀「鳴上さん、八十神高校に連絡を取ってみたんですけど」
大淀「鳴上悠という名前の生徒は八十神高校にはいないし、いた形跡もない、と……」
>……!
鳴上悠は八十神高校にはいなかった……?
吹雪「でも、あの制服は八十神高校の制服ですよね?」
大淀「制服は確かに八十神高校の制服です。そこが不可解で……」
明石「えっと、話が読めないんですけど……?」
大淀「あぁそうだった、えっと……」
>大淀説明中……
明石「なるほど、記憶喪失……」ムム
間宮「手がかりの八十神高校も駄目だったとなると、手詰まりですね……」ウーン
大淀「こちらで可能な限り調べてみたのですが、此方に心当たりはありませんか?」(資料渡し)
鳴上「……」ピラ
>……
>今の自分の状況のせいかもしれないが、ピンとくるものはなかった……
大淀「そうですか、困りましたね……」
吹雪「だ、大丈夫ですよ! 鳴上さんの記憶はちゃんと戻りますよ!」
鳴上「……うん、ありがとう」
>知らない場所で記憶がないということに不安ではあるが
吹雪の言葉通り、記憶が元に戻るよう頑張ろう
吹雪(とはいったものの根拠も何もないよぉ~!)
吹雪「……! そうだ! 流されてきた場所に行けば、何か思い出すかもしれませんよ?」
>自分が漂流した場所……
確かこの近くの浜辺だと言っていたが……
吹雪「体調が良くなれば行ってみませんか!」
鳴上「じゃあ今から行こう」
吹雪「ええ! じゃあ今からってええええ!?」
明石「いやいや、本当に大丈夫ですか? 無理とかしてません?」
>体に痛みなどは無いし大丈夫だと思う
明石「どうしても行くって顔してますねぇ……」
間宮「じゃあその間にお夕飯の準備、しておこうかしら」
>焦りではないが、気がかりなことがある
窓の外に見える霧だ
>何故だか分からないが、霧を見ているとなんだか落ち着かない
一度外に出てみよう……
吹雪「待ってください~! 私も行きますー!」
おは番長
ということで、鎮守府に到着です(遭難)
書き溜めがある間は、短いスパンで投稿するつもりです。
投稿が途切れた場合は、書き溜めが無い状態だと思ってください。