吹雪「では、今からは建造が終了するまではココ、執務室で座学です」
鳴上「お手柔らかにお願いします」
吹雪「出来るだけ解り易くなるよう私も努めます」
吹雪「座学内容は私達艦娘についてです」
吹雪「昨日も話しましたけど、今日は更に掘り下げていきますよ」
吹雪「艦娘システムは深海棲艦に対抗するべく開発され、現在では性能こそ深海棲艦と互角となったと言われています」
吹雪「戦闘力は基盤とされる軍艦の能力アップさせ、さらに小型化に成功しているため場所を取らず、メンテナンスも簡単に」
鳴上「すごいな」
吹雪「はい、ですが話した通り男性が装備することが出来ない上、女性だとしても誰でもシステムが同期するわけでは無いんです」
鳴上「つまり吹雪は、艦娘システムに同期した女性なんだな」
吹雪「そーです!」フンス
吹雪「……ゴホン、艦娘のユニットですけど、機関部と主機が基本となってます」
吹雪「基本兵装として主砲と副砲、機銃や魚雷などがありますね」
鳴上「……」カキカキ
吹雪「この基本兵装も艦種によって異なりますが……、では司令官!」
鳴上「はい!」(起立)
吹雪「なんでも良いので、軍艦の艦種を答えてみてください」
>軍艦の艦種……
戦艦や潜水艦、が一般的に知られた軍艦だろうか
吹雪「はい、正解です!」
吹雪「軍艦の代表格である戦艦や、現代ではイージス艦……護衛艦ですね。あと日本は今でも、潜水艦などの技術が優れています」
吹雪「では先ほどの建造に必要な情報として、大きく分類しますが、各艦種は……」
吹雪「戦艦・空母・巡洋艦・駆逐艦・潜水艦になります」
鳴上「……」カキカキ
吹雪「あくまで大きく区分した上、建造で艦娘システムが応用可能な艦種として挙げたものですから、本当はもっとありますよ?」
鳴上「わかった」
―――
――連絡、明石です
建造が終了したので、工廠まで来てくださーい
吹雪「――ではキリもいいので今日はこのあたりで、続きは次の機会に」
鳴上「ふー」(突っ伏し)
吹雪「司令官、だらしないですよ?」
※高校生です
―――
鳴上「……」
夕立「んー……?」
夕立「提督さん……の、息子さんっぽい?」
鳴上「いや、俺が提督」(自身を指差し)
夕立「なにそれー、冗談キツイっぽい」ニコニコ
夕立「……え? ホントっぽい?」
吹雪「本当です」コクコク
明石「我らが提督です」
鳴上「よろしく」
夕立「ぽ、ぽいいぃぃ~!?」
―――
夕立「あ~、む」モグモゴ
夕立「ん~! 美味ひい~!」
鳴上「……」モグモグ
>美味だ……
間宮「お口に合ってよかったわ、お昼時だしそろそろ来ると思ってたの」
夕立「むぐ、……む?」
鳴上「……」(凝視)
夕立「な、なにかご用っぽい?」
夕立「もしかしてさっき息子さんって言ったの、気にしてるっぽい……?」
鳴上「いや、それは別に……」
>艦娘の平均年齢はどのくらいなのだろうか
吹雪や夕立のような年齢の女性が多いのか……?
鳴上「これから、頑張ろうな……」
夕立「ぽい?」キョトン
吹雪「でもこれで、戦力増強は出来ましたね!」
夕立「夕立がいれば百人力っぽい!」
鳴上「頼りにしてるよ」
間宮「では、今日はあと何をする予定なんですか?」
吹雪「あとは事務処理を少しと……、えー……」
間宮「一応、備品のチェックもした方がいいんじゃない?」
吹雪「そうですね、じゃあ出撃ドッグも見てもらって……」
アーダコーダ
ソレモソーダ
>話し合いが始まってしまった……
夕立「あぶれたっぽい……」
鳴上「だな……」
>窓の景色を見ると海にはまだ霧が掛かっている
海の霧は晴れることはないのだろうか……?
夕立「霧、濃いっぽい」
夕立「出撃する時、ちょっと面倒っぽい……」
鳴上「確か艤装を使うんだっけ?」
夕立「うん! 艤装を使って、海を走るっぽい!」
鳴上「……うん?」
夕立「だから海を……、んー……滑る? こう、スイー! バシュー! って……」
>船の話……、だと思うが
どうも自分のイメージとは少し違うようだ
夕立「実際に見た方が早いっぽい、出撃ドッグに行くとき見せてあげる!」
>不安だ……
吹雪「――ありがとうございます間宮さん。とりあえずこのスケジュールでやってみます」
間宮「ええ、立派な提督になって頂かないといけませんものね?」
鳴上「精進します」
吹雪「では食事の後は、他の回っていない細かな施設を先に見に行きましょう」
夕立「夕立もー!」
―――
吹雪「ここが入渠ドッグになります。医務室の近くにありますが、ここを使用するのは基本艦娘です」
夕立「私達艦娘用の、医療用のお風呂っぽい」
鳴上「なるほど」
>女、と書かれた暖簾が掛けられている
無論、隣には男の暖簾はなかった
吹雪「あと、ここに運ばれる『高速修復材』、通称『バケツ』なんですけど、あくまで艦娘用のものなので、司令官はむやみに触ったりしないようにと……」
鳴上「分かった」
―――
吹雪「ここが出撃ドッグです」
夕立「私達艦娘が海に出るときに使うっぽい! 周りには艤装やその備品が保管されてるっぽい」
鳴上「これが……」
>確かに吹雪が言っていたように、小型化された砲塔や魚雷などが厳重に保管されている
中には身の丈に合わないだろうほどの大きさの武器もある
吹雪「……っと、よし」ガチャン
鳴上「な、何を着けてるんだ?」
吹雪「え、だってこれを着けないと」
鳴上「何ゆえ?」
吹雪「では少しだけ待っててください、艤装の点検としてそのドッグの目の前を少し周るので」
夕立「見て見て! ほら、浮いてるっぽい!」ピョンピョン
鳴上「……!」
>た、確かに海に浮いて滑っている……
一体どういう原理なんだ……
>……というか
海の上を地面のように跳ねるとはこれいかに……
>小型化とは聞いていたが、まさかここまでとは……
夕立「それじゃ行って来るっぽい―!」バシュー
>そっとしておこう……
―――
鳴上「ここは?」
吹雪「共用の娯楽部屋です。ソファとかお茶請け等もあるので、休憩するならうってつけですね」
夕立「すごーい、おっきいテレビっぽいー!」
吹雪「一応ゲーム機なんかもあるんですよね。置いていても良いんでしょうか……?」
鳴上「テレビ……、ッ……!」
>急に頭に痛みが……
>テレビ……、なんだろう
テレビを見ていると何か引っかかる……
吹雪「大丈夫ですか!?」
鳴上「あ、ああ……、大丈夫……」
夕立「提督さん、具合悪いっぽい?」
鳴上「平気だ、もう何ともないよ」
吹雪「何度も言うようですけど、無理しちゃダメですからね?」
吹雪「何かあれば言ってくださいね?」
鳴上「……わかった」
夕立「提督さんは病気か何かなの?」
>そういえば夕立には自分の事を話していなかった
夕立にも自分の事を話しておくべきだろう
鳴上「早速ここで休憩にしないか?」
吹雪「そうですね、じゃあ私お茶入れてきます」トテテ
―――
夕立「ぽいー……」プシュー
吹雪「パンク寸前ですね……」
>無理もないだろう……
この鎮守府にきて早々、自分の事を含めたこの情報量だ
夕立「えーっと、提督さんは記憶喪失の高校生で、大淀さんから提督に任命されて……」
鳴上「シャドウとの闘いを想定して、俺を指揮官としてここに置いてくれたんだ」
夕立「そのシャドウがよくわからないっぽい。夕立見たことないから……」
夕立「霧とシャドウは、何か関係があるっぽい?」
>霧とシャドウの関係性については、まだわからない……
吹雪「この不気味な霧、何時になれば晴れるんでしょうか」
夕立「天気予報を見ればわかるっぽい」ピッ
……突如として発生した濃霧ですが、明日からは天候も回復するでしょう
ですが現在も濃霧は発生しており、こちらの該当地区に住む方々は十分に注意を
では明日の各地の気温ですが……
夕立「原因、わからないっぽい」
吹雪「でも明日から晴れるって言ってましたね。よかったぁ」ホッ
鳴上「何かあるのか?」
吹雪「何かあるってわけじゃないんですけど、やっぱり艦娘は海へ出撃するものですから」
夕立「視界が悪いと色々良くないっぽい」
>確かにあの状況では海に出た途端、周りが分からなくなる
海に出て行動する場合死活問題になるだろう……
吹雪「明日から出撃や遠征等、私たちが海に出て行う行動の説明をしますね」
夕立「明日から出撃できるっぽい? やったー!」
吹雪「よ、喜ぶ事でもないと思うんだけど……」
吹雪「えっと、じゃあ休憩もそこそこにして、また鎮守府の施設を説明した後、座学と執務を……」
>まだそんなに……
>提督業とは、なかなかハードなんだな……
>……
>鎮守府の残り細かな施設の説明を受けた……
ぽいぬ参戦!
スレッドでは大人気でしたね、フラグも一番に立ちました
補足ですが、登場する艦娘は安価で参戦した子は確定で出す予定です