転生とらぶる   作:青竹(移住)

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0328話

「刹那、どうやら苦戦しているようじゃないか。取りあえずこの仕事料はツケにしておいてあげるよ」

 

 そう言ってライフルを構えるのは龍宮真名。

 

「うひゃー、あのデカいのは本物の鬼アルか? 強そうアルね」

 

 と言いつつ、どこか嬉しそうにしているのが古菲。

 

「どうやら間に合ったようでござるな。夕映殿」

「これは、一体……私の知る現実とはまるで違う……」

「夕映殿?」

「あ、いや。何でもないです。ありがとうございます、楓さん」

 

 どこか不安そうな、あるいは興味深そうな複雑な色でこちらを見ている綾瀬と、その綾瀬を横抱きにしている長瀬。

 綾瀬以外の3人は麻帆良武道四天王と呼ばれている者達だった。

 ……ちなみに、最後の四天王である桜咲もこの場にいるのだからここに四天王が全員揃った事になるな。

 

「スライムっ!」

 

 突然こちらへと襲い掛かってきた殺気に対して、スライムに命じる。すると次の瞬間には背後からキンッという金属音が周囲に鳴り響いていた。

 

「あららー。不意を突けたと思ったんやけど……残念でしたなぁ。私がセンパイとゆっくりとやり合うには坊やが邪魔なんでここで片付けておきたかったんやけど……」

「月詠っ!」

 

 鬼を切り捨て、桜咲がこちらへとやってくる。背後へと視線を向けると、確かにそこにいたのは究極のバトルジャンキーとも言える月詠だった。子供が遠足を楽しみにしているような、そんな純粋な笑みを浮かべながらこちらへと向かって来ている桜咲へと視線を向けている。

 今ならやれるか?

 そんな風に一瞬思ったのを感じ取ったのだろう。瞬動を使いこちらとの距離を取る。

 

「うーん、坊やとやり合うのも楽しそうではあるんやけど……やっぱりここはメインディッシュたるセンパイの出番やなぁ。……それに、うちに構ってる暇はないと思いますよー?」

 

 チラリ、とあらぬ方向へと視線を向ける月詠。その視線を追うとそこには魔力の柱としか思えないようなものが存在していた。

 

「センパイや坊や達がお探しの人物はあそこにいますけど……このまま時間が過ぎるとどうなるか。私は詳しくは知りませんけど、きっと色々と大変な事になるんでしょうねぇ」

 

 ニコリ、と笑いながら月詠が告げる。

 向こうにしてみれば、桜咲とやり合うのに邪魔な相手が減ってくれるのは大歓迎なんだろう。

 さて、どうするか。周囲を見回すと、既に残りの鬼や妖怪の数は50を切っている程度だ。数だけで考えれば天ヶ崎が召喚した6分の1程度まで減っているのだが、その分質はある程度以上のものが大半だろう。ここで月詠を含む残存勢力を全て倒してからあの魔力の柱の方へと向かうというのはまず却下だろう。時間的にそう余裕があるとは思えない。そうなるとここに押さえの人数を何人か残して向こうへと先行するのがベストだと思うんだが……

 

「行け、アクセル。ここは私達に任せてくれればいい」

 

 龍宮が俺の考えを読み取ったかのようにそう言ってくる。そんな龍宮に感謝の意味も込めて小さく頷く。

 さて、俺が行くとなると後は誰を連れて行くかだ。と言うか、最大の問題は千鶴をどうするかだな。千鶴のアーティファクトである虹色領域の腕輪が作り出す守護領域はちょっとやそっとでは破れないだろう。そうなると戦闘能力の無い円、美砂、綾瀬は千鶴と一緒にいるというのがベストだ。だが、ここに置いていった場合は月詠が何をしでかすか分からない以上不安がある。かと言ってあの未知の魔力の柱が昇っている場所へと連れて行くのは論外。そうなると、途中で別れるというのがベターだが……強硬派がまだ戦力を隠し持っていた場合は対処出来るかどうか不明。

 数秒考え、口を開く。

 

「千鶴はここで円、美砂、綾瀬をアーティファクトで守っていてくれ」

「わかったわ。綾瀬さん、こちらへ」

「は、はい」

 

 千鶴が頷き、長瀬から降りた綾瀬が守護領域の中に入る。

 

「あやかは俺と共に」

「もちろんですわ」

 

 あやかは一人前とまでは言わなくても、既にその戦闘力は自分の身を守れる程度のものは持っている。また、そのアーティファクトに関しても鞭や魔法を解放出来る剣先と戦闘に特化した性質のものだ。少なくても、天ヶ崎が召喚した鬼や妖怪程度ならどうにか出来るだろう。……と言うか、先程は実際にどうにかしていた訳だし。

 後は……

 

「神楽坂、お前はどうする?」

「もちろん行くわよ。このかを助けに行くんでしょ? 私が行かない訳ないじゃない。……ネギの保護者でもあるしね」

 

 ハリセンを構えている神楽坂へと尋ねると、数秒の躊躇いも無く頷く。

 

「桜咲は月詠の押さえを頼む」

「はい。……お嬢様を頼みます」

 

 本来はこの場にいる中でもかなりの戦闘力を持っている桜咲だ。是非付いて来て欲しい所だったが、もし無理に桜咲がこちらへと来た場合はまず間違い無く月詠がこっちに追撃を掛けてくるだろう。それは遠慮したい。

 

「なら拙者がついていくでござるよ」

「長瀬?」

「拙者、これでも戦闘力には自信があるので心配は無用。それに友を助けるのは当然でござろう」

「アクセル、長瀬を連れていけ。そいつは役に立つ」

 

 龍宮の言葉に数秒考え、頷く。

 まぁ、確かにスキル覧に書いてある通り忍術は使えるんだろうからネギ達の救出にしろ、強硬派の打倒にしろ役に立つだろう。

 

「分かった、頼む」

「あいあい」

 

 俺の言葉に緊張感もなく頷く長瀬。他には、と思ったが龍宮は今までの戦闘を見る限りではこの場に残すのは必須だろう。そうなると残るのは古菲のみだが、格闘家として一流ではあってもそれは所詮表の世界での実力だ。魔法や陰陽術、鬼、妖怪といったものが当たり前にあるこの戦いで、尚且つ未知の状況に連れていくのはリスクが高すぎる。

 

「千鶴、円、美砂。パクティオーカードによる魔力供給は一応継続して行うが、こっちの戦闘が本格的になったら切る可能性もある」

「分かったわ」

「アクセル君……」

「このかとネギ君を助けるんでしょ? 皆が無事で戻って来るのを待ってるから」

 

 千鶴、円、美砂の順に発された言葉を聞き、小さく頷く。

 

「じゃあ、行くぞ」

 

 あやか、神楽坂、長瀬の3人にそう声を掛け、月詠と睨み合っている桜咲の横を通り過ぎる。その瞬間、小さくだが確実に聞こえるように桜咲へと声を掛ける。

 

「桜咲、いざとなったらお前の隠している力を使え」

「っ!? な、何故その事を!?」

「さて、な。だがお前の秘密と近衛を助ける事。どちらを重視するのかを決めるのはお前だというのを忘れるなよ」

 

 驚愕の表情でこちらを見ている桜咲をそのままに月詠の横を通る。

 

「はぁ、はぁ……ようやくセンパイと思う存分やり合える……」

 

 楽しみで楽しみでしょうがないといった様子の月詠に俺以外の3人が嫌悪感を浮かべているが、向こうにはこちらを気にしている様子はない。既にその目には桜咲しか映っていないのだろう。

 また、離れた所では鬼や妖怪達を相手に龍宮が拳銃を乱射して一体一体確実に仕留めていき、古菲もまた得意の中国拳法で着実に倒していっている。

 以前エヴァに聞いた話では普通の銃弾では鬼や妖怪といった人間以外の存在には効果が薄いという話だったんだが……龍宮の銃弾はそんな物を感じさせない程に的確に敵を撃破している。

 あるいは何らかの特別な銃なのかも知れないな。

 

「センパーーーイッ!」

 

 俺達が月詠の攻撃可能範囲から出たその瞬間、瞬動を使い一気に桜咲へと斬りかかる月詠。それを大太刀で防ぎながらも桜咲は口を開く。

 

「行って下さい! お嬢様を!」

 

 桜咲の言葉の後は、剣と剣がぶつかる金属音を背にしながら夜の森を走り抜けていく。目指すのは、当然魔力の柱が発生している場所だ。ネギと近衛がさらわれてから少しして発生した魔力の柱。これがどういう意味を持っているのかは容易に想像が付く。

 そんな状態なので、かなりの速度を出して走っているのだが……

 

「相変わらず体力おサルさんですわね」

 

 月の光が微かに届く森の中、あやかの声が聞こえて来る。

 その視線の先にいるのは神楽坂だ。……そう、身体能力自体が既に人外と化している俺や忍ばない忍である長瀬はともかくとして、あやかは俺の魔力供給を受けて森の中を走っているのだ。だが、神楽坂は何の強化も受けていないノーマルな状況で俺達に付いて来ている。それも息切れ一つせずに。あやかが呆れたように呟くのも当然だろう。

 

「ちょっ、いきなり何を言うのよ。このくらい毎日新聞配達をしてれば当然よ」

「……いや、拙者並の走力がそう簡単に身に付かれても困るのでござるが」

 

 苦笑を浮かべながら長瀬が呟く。

 これから向かう先にはまず確実に強硬派が準備万端で待ち受けているだろう。なのに緊張した様子がないのはさすが3-Aクオリティだな。

 そんな風に内心で苦笑しながら走っていると、突然前方からこちらへと向かってくる何かを感じ取る。

 

「散るでござるよっ!」

 

 だが、さすがは忍者と言うべきか。俺が警告を発する前に長瀬の鋭い叫び声が周囲へと響き渡る。長瀬は地を蹴り木を蹴り三角跳びの要領で樹木へと紛れ、神楽坂は慌てたように走っているコースを変更する。あやかは鮮血の鞭を木の枝へと巻き付けその勢いを利用して枝の上へと避難した。そして俺はと言えばそのまま真っ直ぐに森の中を突き進む。

 こちらへと向かって来るのは6、7、8か!

 

『8の影槍!』

 

 さすがに森の中で炎の魔法を使う訳にもいかないので、次点で使える操影術の影槍を使用する。俺の影から物質化した槍が前方へと伸びていき、こちらへと向かって来る何かへとその刃を突き立て……そのままその何かを突き破り、前方へと伸びていく。

 

「ちぃっ!」

 

 そんな声が聞こえたのと同時に、1人の少年の姿が視界に入ってくる。

 こちらの進行方向を遮るように立っているその少年は、年齢的にはネギと同じくらいで今の俺と外見年齢も似たような物だろう。何故か学ランを着ているのが気になるが。

 

「取りあえず、退け」

「そう言わんで、俺と遊んでけや。ここはしばらく通行止めや」

「……強硬派か?」

「そうや。犬上小太郎。お前は?」

「アクセル・アルマー」

 

 俺がそう呟くのと同時に、他の3人が俺の後ろへと集合する。

 

「アクセル・アルマー? ああ、新入りが拘っとった奴か。……丁度いい。ネギの奴は新入りにあっさりと捕まっとるし、いまいち運動不足なんや。俺の相手をして貰おか」

「あーっ、あんた昼間の!?」

 

 犬上の台詞に、神楽坂が俺の後ろでそう叫ぶ。昼間? そう言えば関西呪術協会本部の前でネギと神楽坂が強硬派のメンバーと戦闘になったとかいう話だったが……それがこいつか。

 

「ん? あぁ、あの時の姉ちゃんやんか。取りあえず俺が興味あるのはそこの男だけやから見逃してもいいんやけど……千草のねーちゃんに文句を言われるのも嫌やしなぁ。悪いけど姉ちゃん達にも暫く付き合ってもらうで」

「貴方っ! 強硬派の人達がネギ先生と近衛さんに何をしようとしているのか知っているのですか?!」

 

 あやかの言葉に軽く肩を竦める犬上。

 

「さぁ? 俺は難しい事は良く分からん。俺はただ西洋の魔法使いが気に入らんから千草の姉ちゃんに手を貸してるだけや」

「気に入らないからって……そんな事でっ!」

「あやか、いい」

「ですが、アクセル君」

「この程度の奴に何を言っても時間の無駄だ。こいつが立ち塞がるというのなら、排除すればいいだけだ」

「ですが!? ……いえ、分かりました。ですが一応相手はまだ小さい子ですから余り酷い事はしないようにして下さい」

「……はぁ、分かったよ」

 

 まぁ、確かに10歳前後の子供を殺したとなると外聞が悪いし、何より忍者である長瀬はともかくまだ修羅場慣れしていないあやかや神楽坂にはキツイだろう。ここで精神的なダメージを受けてしまえばフェイトや千草との戦いで悪影響が出る可能性も高い。

 

「へぇ、自分らが勝つと確信してるような言い方やけど、そんなにあっさりと俺がやられると思ってるんかいな」

 

 好戦的な笑みを浮かべながら小太郎が口を開く。

 

「黙れ、ガキ」

「ガキやて!? そもそもお前も俺と同じくらいの歳やないか!」

「外見は関係ない。相手が気に入らないからといって馬鹿な真似に手を貸すような奴をガキと言わないで何て言うんだ」

「ざけんなやっ!」

 

 余程頭に血が昇りやすいのか、俺がそう言った瞬間には犬上の足下から犬のような影が4匹程現れ、宙を舞うかのような速度でこちらへと迫ってくる。

 

「操影術の使い手か?」

「ちゃうわっ! 何で俺が魔法使いの真似事なんかせなあかんねん。これは狗神や!」

「アクセル殿、ここで時間を取られるのは拙い。ここは拙者に任せて先に……」

 

 犬の影を複数のクナイで破壊した長瀬がそう叫んで来るが、首を横に振る。

 長瀬の忍者としての能力はフェイトや天ヶ崎との戦いで必要になる可能性が高いし、なによりもネギや近衛の救出で役に立つだろう。こんな所で置いていく訳にはいかない。

 

「だが、アクセル殿。ここで時間を掛ければ……」

「気にするな。30秒も掛からん」

「……いいのでござるな?」

「ああ」

「へっ、この俺を相手に30秒も掛からないやと? はったりも大概にするんやなっ!」

 

 憤ったかのような犬上の言葉は無視し、その呪文を唱える。

 

『闇き夜の型』

 

 同時に俺の皮膚が黒く染まり、ゆらりとしたオーラのようなものが周囲を覆っているのが分かった。

 

「ちょっ、何よアレ!? アクセルの雰囲気がいきなり変わったわよ!?」

「闇の魔法という技法ですわ。600年を生きるエヴァンジェリンさんが編み出した禁忌の技術」

「禁忌って……大丈夫なの!?」

「アクセル君本人は大丈夫だと言ってますが……」

 

 そんなあやかと神楽坂の話を聞き流し、視線を犬上へと向ける。

 

「っ!? そ、そんな見かけ倒しの技で俺をどうにか出来ると思ってるんか!?」

「加速」

 

 犬上の言葉もまた聞き流し、瞬動と加速を同時に使用して犬上の懐へと入り込む。

 

「お前は少し恐怖というものを知れ」

「なっ! くそっ!」

 

 突然耳元で囁かれた声に、バックステップして俺と距離を取ろうとする犬上。だが、無造作に右腕を伸ばして犬上の喉を鷲掴みにする。

 

「ぐぅっ、は、離せや、このぉっ!」

 

 その状態でも俺の顔面目掛けて蹴りを放ってくるのはさすがと言うべきだが……

 ゴキュッ!

 聞き苦しい音が周囲へと響き渡る。俺の顔面を狙った犬上の右足。その膝関節を外した音だ。

 

「ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁっっ!」

 

 痛みに犬上が喚くが、その声を無視して右腕、左腕、左足へと手を伸ばして同じような聞き苦しい音が3回、周囲へと響き渡る。

 

「がっ……」

 

 そのまま喉を掴んでいた手を引き寄せて、犬上の耳元へと小さく呟く。

 

「次に俺の邪魔をしたらこんなものでは済まない。いいな?」

 

 俺の言葉に無言で何度も頷く犬上。その身体を長瀬の方へと投げつけ、同時に闇き夜の型を解除する。

 

「長瀬、間接を嵌めてやれ」

「……分かったでござる」

 

 長瀬が頷き犬上の間接を嵌めていくのを見ていると、神楽坂がこちらへと向かって来る。その顔にはあからさまに怒ってますという表情を浮かべていた。

 

「ちょっと、子供相手にやり過ぎじゃないの!?」

「落ち着け。怪我自体はそう大したものじゃない。間接を外しただけだから1時間もしないうちに回復する」

 

 ネギに聞いた話では純粋な人間では無いらしいので、回復するのはもっと早いかも知れない。

 

「今回のはこちらに対する恐怖を刻み込むのが目的だ。それとも延々とここで時間稼ぎをされたかったのか? ネギと近衛を助けるのに間に合わなくなるぞ」

「そ、それは……」

「優先順位を間違えるな。俺に言えるのはそれだけだな」

「そうですわね。アスナさん、ここであの子に構っていたおかげで間に合わなかった……となるよりはマシではなくて?」

「いいんちょ……」

 

 あやかの言葉に言葉を詰まらせる神楽坂だったが、長瀬がこちらへと近付いてきたので話も一端中断される。関節を嵌められた犬上は既に抵抗する様子も無く地面に倒れ込んでいる。

 

「こっちは終わったでござる」

「そうか、なら行くぞ」

 

 長瀬に頷き、魔力の柱へと向かって再び駆け出す。その後をあやかは粛々と、長瀬は無言で、神楽坂がどこか不満そうな顔をしながらも追ってくるのだった。




名前:アクセル・アルマー
LV:38
PP:625
格闘:262
射撃:282
技量:272
防御:272
回避:302
命中:322
SP:462
エースボーナス:SPブースト(SPを消費してスライムの性能をアップする)
成長タイプ:万能・特殊
空:S
陸:S
海:S
宇:S
精神:加速 消費SP4
   努力 消費SP8
   集中 消費SP16
   直撃 消費SP30
   覚醒 消費SP32
   愛  消費SP48

スキル:EXPアップ
    SPブースト(SPアップLv.9&SP回復&集中力)
    念動力 LV.10
    アタッカー
    ガンファイト LV.9
    インファイト LV.9
    気力限界突破
    ギアス(灰色)
    魔法(炎)
    魔法(影)
    魔法(召喚)
    闇の魔法
    ???

撃墜数:376

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