転生とらぶる   作:青竹(移住)

445 / 4305
0414話

 ラカンとの戦いは激しさを増す。

 ラカンの手から放たれる気の籠もった拳圧。あるいはそれを囮にしてこちらの懐に入り込んでの至近距離からの一撃。

 それらの攻撃を俺は影を操り防壁を作りあげて防ぎ、あるいは致命的な一撃が放たれる前に瞬動を使って距離を取る。

 端から見れば総じて互角といったやり取りだが、実質的には俺の方が不利だろう。何せこっちが攻撃をしようとするとどうやってかは分からないが、即座に反応するのだ。

 そして今もまた拳の一撃を回避し、その手首をテコに利用して投げを放とうとしたその瞬間、素早く手を引かれて距離を取られる。

 

「……随分と察知能力が高いな」

「ふん、何しろお前がまだ生まれる前から戦い続けてきたんだ。戦闘経験で俺に勝る奴なんてそうはいねぇよ」

 

 ……俺が生まれる前から? あぁ、そうか。俺がネギと同年代だと思ってるのか。

 

「さて、俺もそろそろ回転を上げていくぞ?」

 

 どこからともなくカードを取り出し……パクティオーカード!?

 いや、そう言えば確かにあの映画ではアーティファクトを使っていた。確か……

 

「千の顔を持つ英雄」

「ほう、よく覚えていたな。映画でもチラっとしか見せてなかった筈だが。……まぁ、いい。アデアット」

 

 カードを握りながらそう呟き、現れた大量の剣を俺へと向かって次々に投げてくる。

 その速度は、素手で投げているというのに途切れる事なく投げ続けられる。

 

「生命ノ宴」

 

 俺もまた、身体中から甲虫や蝶、クワガタといった炎獣を作りだしては投げつけられてくる剣へと向かわせる。……虫だから炎虫か? いや、どのみち炎獣で統一した方がいいか。

 獅子や竜といったもっと身体の大きい炎獣を作りたいのだが、それをやるにはほんの少しではあるが溜めが必要になる。今必要なのは威力ではなく連射性。故にここは小さい虫の炎獣を大量に放出する。

 小さいとは言え俺の白炎で作られた炎獣だ。その身に秘めた熱量やあるいは飛ぶ速度はその辺の炎の魔法を優に超える威力を持つ。

 そしてその威力はラカンの投げつけてくる無数の武器の殆どを溶かし、破壊して証明されている。

 

「げっ、何だそれは」

 

 初めて見る炎獣に、ひいては生命ノ宴に珍しく驚きの表情を浮かべるラカン。

 実際、俺がオスティアに来てからは初めて使ったのだから無理もない。……キズクモの大会で使った映像くらいは出回ってそうだが、ラカンはそういうのを研究するような性格じゃないしな。

 幾ら素早く大量の剣を投げてくるとは言っても、その剣を相手に蜂程度の大きさの炎獣が対抗するのだ。そして俺が炎獣を産みだす速度はラカンが剣を投げつけてくるよりも上。つまり……

 

「ちぃっ、攻撃速度じゃ勝ち目がねぇか。なら一撃で行かせて貰うぞ! 斬艦剣!」

 

 それは、まさに艦船を断ち切る為の剣。俺の知ってるゼンガーやウォーダンの使っていた斬艦刀に比べれば大きさ自体はまだまだ小さいが、それでも尚個人を相手にするには巨大な剣。だが……

 

「速度を犠牲にしたのは失策だな」

 

 俺の腕から生じた炎が、巨大な獅子、虎、竜、龍となって放たれてラカンによって振り下ろされた斬艦剣を迎え撃つ。

 虎と獅子が真っ二つにされつつも剣の勢いを弱め、龍が勢いの弱まった剣へと巻き付いてさらに速度を殺し、最後に竜が突っ込んでいき斬艦剣そのものを溶かし、破壊する。

 そしてその隙に鷲型の炎獣を5匹程グリと戦っているカゲタロウの方へと放ち、口を開く。

 

『紅き焔』『紫炎の捕らえ手』『奈落の業火』『火精召喚……槍の火蜥蜴50柱!』

 

 本来なら白炎ノ宴の能力の1つでもある焔ノ宴。その力で連続して炎の魔法を行使する。

 紅き焔の一撃をラカンが回避し、その回避先へと紫炎の捕らえ手を展開。円柱状の炎によって動きを封じられたラカンへと奈落の業火の黒い炎が襲い掛かり、同時に俺に召喚された火の精霊が槍を持って突貫していく。

 並の相手ならまず防ぎようのない炎の魔法のオンパレード。だが。

 

「ラカン気合い防御!」

 

 そう叫んだラカンから恐らく気なのだと思われる物が全方位へと放射され、その身を捕らえていた紫炎の捕らえ手の円柱状の炎を破壊し、黒い炎に火蜥蜴の全てを同時に弾き飛ばす。

 

「……やれやれ。出鱈目だな」

「はっ、良く言うぜ。それは俺の台詞だ。壁を越えた者だとは認識していたが、まさかこれ程とは思ってなかったぞ」

「さて、俺はまだまだ本気を見せていないがな」

「かもしれないな。ならお前の底って奴を見せて貰おうか!」

 

 瞬動を使い、スルリと俺の懐へと姿を現すラカン。そして振るわれたその一撃は殆どコマ落としでもされたのかと思う程の速度で俺の腹へと吸い込まれ……

 

「させるかっ!」

 

 咄嗟に影を操り影槍を50本程作成。そのままラカンの拳目掛けて突き出す。だが……

 

「俺の気合いがそんな攻撃で防げると思ってるのか!」

 

 影精を十分に練り込んだはずのその影槍を、ラカンの一撃はまるで何の抵抗もないかのように破壊し、同時に魔力障壁をも貫通して俺の腹へとめり込んでいく。

 

「ぐがぁっ!」

 

 久しく上げてない苦痛の呻き声が口から吐き出されるが、咄嗟に空中へと浮かび上がりその衝撃を殺しつつ身体を炎へと変化させて可能な限り衝撃そのものを燃やし尽くす。

 衝撃そのものを燃やすというこの技術は魔法球の修行により新たに身につけたものだが……

 

「げほっ、はぁ、はぁ、はぁ……」

 

 それでも尚、ラカンの一撃は混沌精霊である俺へとダメージを与えていた。

 恐らく今の一撃で肋骨をへし折られているだろう。それ程の一撃だった。もし俺が混沌精霊で無かったとしたら、恐らくこの後の戦いはかなり不利になっていたであろう程のダメージを与えた一撃。だが、その混沌精霊。即ち魔法生命体という属性がこの場合は俺を救う。何しろ身体が魔力で構成されているのだから、俺自身の魔力を活性化させて身体に流せばそれは瞬時に俺の負傷その物を癒してくれる。カロリーの大量消費に似たような感じでもの凄く空腹になるというのが多少の難点だが、今はそんな事に構ってはいられない。

 

「そらよっと!」

 

 息を整え、ラカンに見つからないように傷を回復させていた俺へと向かって振り落とされる拳。当然気が込められているその拳は俺へとダメージを与えられるものだ。

 

「生命ノ宴!」

 

 そしてその一撃を阻止すべく身体中から大量の虫型の炎獣を射出する。

 さすがに剣すらも溶かす炎獣に、しかも集団で襲われるのはラカンとしても嫌だったのだろう。そのまま全身から気を爆発的に放射して炎獣を纏めて吹き飛ばす。

 その隙に、俺はラカンとの距離を取り向き直る。

 

「なるほど、まだまだやる気じゃねぇか」

「ああ。こっちとしても色々と予定があってな。こんな所で負けてられない理由ってのもあるし、隠し球の1つ2つは公開させてもらおう」

 

 その言葉に、何かを確認するかのようにじっと俺の眼を覗き込むラカン。だが、すぐにその表情は獰猛な笑みに彩られる。

 

「どうやらその様子だと単なるハッタリじゃねぇらしいな。いいだろう、なら俺もそれに付き合ってやろう」

「加速」

 

 ラカンの言葉が言い終わったその瞬間。俺は精神コマンドの加速と瞬動を同時に使用して地を蹴る。次の瞬間には俺の姿は既にラカンの懐の内側にあった。

 向こうもそれを理解しているのだろう。カウンターを狙って極限近くまで気を練り込められた一撃を振るい、その拳が俺へと命中する瞬間。念動力を使いそのラカンの動きを数秒だけ止める。

 

「っ!?」

 

 その数秒。ほんの数秒だったがそれだけあれば俺には十分だった。

 

「愛」

 

 精神コマンドの愛を使い、複数の効果を発揮させ俺の魔力を大量に消費して凝縮した炎をラカンの胸元へと叩き付ける。

 

「ぐっ、……があああああああああああぁっ!」

 

 さすがに紅き翼のラカンと言うべきか。エヴァの時よりも多少時間は掛かったが、それでも力尽くで俺の念動力から強引に抜け出すが、時は既に遅く念動力で得た数秒というのはラカンにとっては永遠にも等しい代償を支払わせる。

 俺の魔力を高濃度に注入され、極限まで凝縮された炎はその直径10cm程度の大きさでしかない。だが、俺の魔力によって限界以上にまで高められたその熱量は既に疑似的なプラズマ炎とも言える存在へと変化していた。

 プラズマ状にまで圧縮された炎を胸元にまともに食らったラカンは全身を炎に包まれ、そのまま人形のように力無く地面へと崩れ落ちる。ラカンのあの出鱈目な気による防御力を考えれば命まで奪う事はないだろう。

 同時にその圧倒的な小型の太陽とも言える存在は、そこにあるだけで闘技場内の気温を急激に上昇させていく。

 混沌精霊としての力でプラズマ炎をその身に食らって地に伏したラカンをそのままに、そのすぐ横で先程放った炎獣をコントロールしてグリと激しい戦いを繰り広げているカゲタロウの背後へと回す。

 本来であれば相方のラカンが倒れた事に衝撃を受けてもいい筈なのだが、カゲタロウとグリの戦いは双方譲らずに互角に戦闘が進めており、その対処に忙しいらしくラカンが倒された事についても気が付いていないようだった。

 数百に届く数の影槍がカゲタロウから放たれ、それをグリは風の障壁で受け止め、弾き、あるいはいなす。俺と契約する前のグリでは恐らくあの影槍に貫かれていただろう。だが今のグリは俺と契約した時にその血を飲み、その能力はそれこそ以前とは比べものにならない程に強化されている。

 

「グギャアアアアアア!」

 

 影槍を弾き、そのまま口から放たれるカマイタチブレス。その威力もまた以前とは桁が違っていた。何しろグリはあの精霊の群れを相手にした戦いでもそのカマイタチブレスによって数多くの精霊を無に帰しているのだから。

 カゲタロウはそれに対抗すべく影を前方へと集中させる。

 

『影布七重対物障壁!』

 

 そして前方へと作り出された影で創られた7枚の障壁。グリから放たれたカマイタチブレスはその障壁を1枚、2枚と破っていき……6枚を破った所でその威力を失った。

 だが、ここが俺の待っていたチャンス!

 カゲタロウの後方から俺の意志を受けた炎獣の鷹が、鋭くその背を襲い……

 

「っ!? しまっ……」

 

 カゲタロウに最後まで言わせずにその右脚と左腕を鷹の炎獣によって焼き切られた。

 

『これは……なんと、ラカン選手、カゲタロウ選手。両者共にダウンです! 意外としか言いようの無い展開ですが……と言うか、カゲタロウ選手はともかくラカン選手は生きてるのかぁっ!?』

 

 司会の声が闘技場へと響く中、不思議な程にシンと静まりかえる。

 これで勝負ありか。そう思ってグリの召喚を解こうとしたその時。

 

「フフフフフ」

 

 その笑い声が周囲へと響いた。

 

「ハハハハハハハハハハハハハ」

 

 シンと静まりかえった闘技場へとその笑い声が響き渡る。

 

「ハハハハハ、アハハハハハハ、フゥフフフ、ハァハハハハ」

 

 楽しくて楽しくてしょうがないという、獰猛な意志を感じさせる笑い声が。

 

「ワーーハッハッハッハッハッハッハ、ははハははははハはははハハ!」

 

 不気味な程のプレッシャーを周囲へと与えながら、ある種の狂気すら感じさせる笑い声。

 

「ふぅ……」

 

 先程までとは違う。今のラカンを見て思ったのはそれだった。俺の渾身のプラズマ炎をまともに食らったというのに、その身体に残るのは軽い焦げ目だけだ。やはりその出鱈目な気の力でどうにかしたのだろう。

 いや、先程までも本気ではあったのだろう。だが、それはあくまでもスポーツとしての拳闘技で出せる本気。そして今目の前にいるのは、正真正銘の全力。例え相手が死んだとしても構わないと言える程の本気。

 ゾクリ。

 その俺を見たラカンの眼。その眼と視線があった瞬間念動力が最大級の危険を察知し、それに従い反射的に横へと飛ぶ。

 轟!

 次の瞬間、一瞬前まで俺がいた場所へとラカンの拳が振り下ろされていた。

 馬鹿な、瞬動と加速を同時使用した俺と同等の速度だと!?

 

「加速」

 

 瞬間の判断で加速を利用し、瞬動と同時に使って闘技場の中を激しく動き回る。ラカンもまた、こちらと同等の速度を出して闘技場内を縦横無尽に動き回っていた。

 拳の一撃を回避し、カウンターとして放った拳を額で受け止められる。鳩尾を狙って放たれた蹴りを羽ばたいて空中で1回転して回避、同時にその勢いを利用して尾による一撃でラカンの顎を下からかち上げる。

 だが、その一撃をまるで効果が無いかのように意に介さずに、逆にかち上げられた頭部を戻す勢いを利用して頭突きを繰り出すラカン。その頭突きを後方へと跳躍して回避しようとして……

 

「何っ!?」

 

 いつの間にか俺の影から影槍が伸びて俺の足を絡め取っている。

 

「ナイスだカゲちゃん」

 

 ニヤリとした獰猛な笑みを浮かべるラカン。その言葉に息を呑む。

 そう、確かにカゲタロウは片脚、片腕を炎獣によって焼き切られた。だが、まだそれぞれ1本ずつ脚と腕が残っているのだ。そして恐らくその残った1本の腕で影へと干渉して俺の動きを止めたのだろう。

 トンッ、とラカンの手が俺の胴体へと接触し……

 

「羅漢破裏剣掌!」

 

 ゼロ距離からの掌圧を使って放たれたその一撃は、俺の胴体を粉微塵に砕き散らせた。

 

「何!? これは純粋な物理攻撃だぞ。胴体が砕け散る程の威力は……」

 

 ラカンにしても、自分が起こした結果に一瞬唖然とする。そして俺にとってはその一瞬で十分だった。散っていった身体をものともせずにラカンの方を見ながら必勝の笑みを浮かべて口を開く。

 

「直撃……スライムッ!」

 

 精神コマンドの直撃を使用し、それと同時に空間倉庫から瞬時に伸びたスライムが一閃。何が起きたのか分からないままに、ラカンの両腕と両脚は切断される。

 

「……何を、した?」

 

 四肢を失いつつも呟くラカンの目の前で、俺の身体は炎によって再構成されていく。そう、今の俺は混沌精霊なのだ。そしてこの身体は炎へと変換が可能であり、その状態になれば物理攻撃は無効となる。それこそ物理攻撃である羅漢破裏剣掌ではなく、気や魔力の籠もった一撃を叩き込んでいればまだ勝敗の行方は分からなかっただろうが……俺の特性を知らないとは言え、技の選択を誤ったのがラカンの敗因だった。

 そして幾ら気を使って防御をしているとしても精神コマンドの直撃を使えばその効果は無効化されるのだ。……まぁ、精神コマンドに関しては魔法世界に来てから初めて使ったので予想のしようもなかったんだろうが。

 

「さてな。わざわざ手の内を晒すのも無粋だろう?」

 

 一瞬だけ姿を現し、銀光を走らせてラカンの四肢を切断したスライムは既に空間倉庫の中へと戻っている。

 にしても、四肢切断されたというのに元気だな。

 まぁ、こっちの世界では現実世界とは違って回復魔法という存在があるおかげでその辺の小さい闘技場でも手足の1本くらいなら簡単に繋げる事が出来る。

 ラカンの映画でも造物主相手に両手を失ったラカンがすぐに切断された腕を繋げていたしな。それが魔法世界中の注目を集めているナギ・スプリングフィールド杯なら凄腕の治癒術士くらいは用意していて当然だろう。

 

『決着! なんと言うか、もの凄い戦いでした! 本戦までソロで勝ち抜いて来たカゲタロウ選手と紅き翼のラカン選手が、まさかまさかのアクセル選手1人に敗れ去るという大どんでん返し! 大技に次ぐ大技、闘技大会史上でも稀に見るベストバトルだったと言ってもいいでしょう』

 

 解説の声を聞きながら、グリを送還して大慌てで運ばれていくカゲタロウとラカンを見送る。それぞれが手足を切断されているので、運んでいく人数もそれ等を集めながらなのでかなりの人数が姿を現していた。中には既に回復魔法を使いつつ2人の苦痛を和らげるなんて真似をしている者もおり、この辺はさすがの人材という所だろう。

 

「おい、アクセル」

 

 運ばれつつも、ラカンがそう声を掛けてくる。

 

「俺達がネギ達と戦うつもりだったんだが、負けてしまったんならしょうがない。今回はお前に譲ってやるから見ていて面白い戦いをしろよ」

 

 何故か腕が切断されているのにサムズアップをしているような幻を残しながら運ばれていくラカン。そのラカンを相棒のカゲタロウはどこか呆れたような顔で見送っていた。

 ……いや、マスクを付けてるから表情は分からないから呆れたような雰囲気を出しているというのが正確なのだろうが。

 こうして、俺は無事ナギ・スプリングフィールド杯の決勝へと駒を進めたのだった。




名前:アクセル・アルマー
LV:39
PP:15
格闘:266
射撃:286
技量:276
防御:276
回避:306
命中:326
SP:470
エースボーナス:SPブースト(SPを消費してスライムの性能をアップする)
成長タイプ:万能・特殊
空:S
陸:S
海:S
宇:S
精神:加速 消費SP4
   努力 消費SP8
   集中 消費SP16
   直撃 消費SP30
   覚醒 消費SP32
   愛  消費SP48

スキル:EXPアップ
    SPブースト(SPアップLv.9&SP回復&集中力)
    念動力 LV.10
    アタッカー
    ガンファイト LV.9
    インファイト LV.9
    気力限界突破
    ギアス(灰色)
    魔法(炎)
    魔法(影)
    魔法(召喚)
    闇の魔法
    混沌精霊

撃墜数:392

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。