ありふれた錬成士は最期のマスターと共に   作:見た目は子供、素顔は厨二

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遅くなりました!
ウザい文章盛りだくさん!
こっから作者の悪ノリ全開だぜ〜〜!!


ミレディ・ライセンェ 〜オルタを添えて〜(前編)

 ──立香side

 

 ライセン大迷宮はたとえハジメのアーティファクトがあろうと、厳しいことには変わりはなかった。

 

 迷宮内での霧散効果は更に増しており、結果魔法の効力は六割ほど。それでも無理さえすれば上級は扱えるほどなので、まだマシなのかもしれない。ただし、魔力量がその場合かなり増すため、あまり得策とは言えないのが事実。

 

 神水や神結晶シリーズがあるとはいえ、数に限りがある上に回復薬を兼ねた神水と、一瞬で魔力を回復できる神結晶シリーズはあまり乱用は出来ない。

 

 また陰湿な罠も多く、殺意割増のものばかりである。ハジメの“解析”が無ければ死に至るほどである。たとえ魔法があろうが、である。本来の迷宮の難易度とはかけ離れているらしく、一般人ならばクリアできるはずもない。

 

 この迷宮においてはやはり魔法の使用と罠の察知が重要となる。外部に出す魔法であれば霧散されるため、できるならば“身体強化”などの類の方がこの迷宮攻略においては重要となる。

 

 となれば“身体強化”特化型かつ、魔力とは異なる『気』を操れるシアはこの迷宮でのキーポイントとなる。また、この迷宮の構造を理解できるハジメも攻略の基軸である。

 

 で、そんな二人はと言うと…

 

「殺ルですよぉ……絶対、住処を見つけてめちゃくちゃに荒らして殺ルですよぉ」

「落ち着け、シア。ミレディは俺の宝物庫にいる。…つまりはいつでも始末可能だ。今はオルタの方に殺意を練ろ。まずは生爪を剥がして、そっから指の皮を削いでいき…」

 

 かなり思考がバーサークしていた。

 

 シアの方は大槌ドリュッケンを担ぎ、据わった目で獲物を探すように周囲を見渡していた。明らかにキレている。それはもう深く深~くキレている。言葉のイントネーションも所々おかしいことになっている。身体中から気を滾らせている点も恐ろしい。

 

 一方でハジメは少し顔を青くしながら、右手に錬成失敗型謎のアーティファクト:モブおじさん、左手にリ○ビタンDみたいな魔力回復役の瓶を握りながら、拷問とも言えるWミレディへの報復方法を呟いていた。モブおじさんからは異様な雰囲気がモワモワーン。そしてハジメもかなりキレていた。

 

 その後ろではユエが二人をゆさゆさとしながら、「落ち着いて、落ち着いて」と珍しく慌てている。マフラーさんもアワアワしている。だが二人は意に返さず。ひたすらに苛つきを重ねていく。

 

 二人がキレているその理由は、ミレディ・ライセンの意地の悪さとミレディ・オルタのアレンジが主な原因となっている。

 

 二人の気持ちはよく分かるので、何とも言えない一行皆様。凄まじく興奮している人が傍にいると、逆に冷静になれるということがある。一行の現在の心理状態はまさにそんな感じだ。現在、それなりに歩みを進めてきた立香達だが、ここに至るまでに実に様々なトラップや例のウザイ言葉の彫刻に遭遇してきた。もし二人がマジギレしてなければ、立香を除いた全員がキレていただろう。なお立香も苛立ちはするだろうが。

 

 遂に、「フヒヒ」と奇怪な笑い声を発するようになったシアと社畜みたいな感じでリ○ビタンDを常時摂取するハジメを横目に、立香はここに至るまでの悪質極まりない道程を思い返した。

 

 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 ──ハジメside

 

「…構成物質…解明」

 

 早速、見つけた下の隠し扉に“解析”を施し、扉の先の仕組みを探ろうとするハジメ。下の扉に手を付けて、魔力の波紋を広げていく。

 

 されど結果は不可能であった。封印石を凄まじく圧縮した扉はライセン大峡谷の土地の影響もあってか、魔力を霧散させていく。マフラーの分解阻害効果でマシではあるが、扉周辺の情報しか拾うことしか出来なかった。

 

「チッ、ぶっつけ本番ってか。あっちの扉よりは幾らかマシとは思いてぇもんだが…どうなることやら」

「では罠の可能性もあるんですね。では、皆さんに防御のバフを施しておきます」

「サンキューだ、キリエライト」

 

 一行全員を白百合の魔力光を包み込んだ。マシュの技能としての防御壁だ。プラスで立香も“聖絶”を付与する。

 

 防御にゆとりができたハジメは床下の扉に手を掛け、引き上げる。扉がギギギッと錆びた音を鳴らした。歴史のある迷宮としての雰囲気を改めて感じ取ることができた。

 

 そして現れる立方体の部屋。緑光石とはまた違う鉱石が淡く光を放ち、一行を迎え入れる。そして意を決した上で一行が一歩目を踏み込んだ、その時だった。

 

 ──ガコン

「「「「「「「…は?」」」」」」」

 

 玄関の床のブロックの一つがハジメの体重で沈んでしまっている。思わず解放者メンバー以外全員が困惑の声を上げ、ハジメの足元を見る。

 

 そして続いて──

 

 ──シュシュシュッ!

 

 明かりの届かない暗闇の先から鉄製の矢が飛来する。ハジメは“解析”ですぐさまにその矢の頑丈さを見抜き、義手に“強化”を施して矢を叩き落とした。首元に来た矢もマフラーさんが絡めとり、受け止めた。

 

 また立香はアイゼンで、ユエは魔法で、その他のメンバーも各々の武器で矢の攻撃を無効化していく。

 

「ふん、この程度か。大したことねぇな」

「まあこの先にはもっとヤバいのあるだろうけどな」

 

 ハジメの義手に宿っていた魔力光を消し、立香もアイゼンを片手盾へと変形し、次の道のりに進もうとする。一刻も早く、攻略したいというハジメの意思の表れである。

 

 と、同時に周囲の壁がぼんやりと光りだし辺りを照らし出す。ハジメ達のいる場所は、立方体の部屋で、奥には真っ直ぐに整備された先の見えない階段が伸びていた。そしてハジメ達のすぐ横には石版があり、看板と同じ丸っこい女の子文字でとある言葉が掘られていた。

 

 “ビビった? ねぇ、ビビっちゃた? まさかまぁ…チビってたりして? ニヤニヤ”

 “それとも怪我した? もしかして誰か死んじゃった? ……ぶふっ、情けな〜い♪”

 

「「「「「「……」」」」」」

 

 ハジメの内心はかつてないほど荒だっているかもしれない。己の根幹にある檜山への復讐心を完全に忘れるまでとなると、本気でいつになく感情的だ。

 

 また一行全員の想いもハジメ同様、一致している。すなわち「うぜぇ~」と。わざわざ、『ニヤニヤ』と『ぶふっ』の部分だけ彫りが深く強調されているのが余計腹立たしい。特に、パーティーで踏み込んで誰か死んでいたら、間違いなく生き残りは怒髪天を衝くだろう。

 

 立香だけは「あー、こういうことってよくあるよね」と言っている。ハジメには立香の精神耐性の原因は分からないが、カルデアが本気で混沌としていることだけはわかった。

 

 ──チョロロロ〜

「…ん?」

 

 その前に何かが流れる音が狭い迷宮の廊下で響いた。続いてやけに暖かい白い蒸気がハジメの背後から。

 

「…まさか」

 

 ハジメが顔を引攣らせるが、それでもまさか、と背後を見る。他のメンバーもそれに続いた。

 

 結果は、案の定だった。

 

「…へあっ!? みみみみみ見ないでください、ハジメさん! ユエさん助けてぇ〜〜!!」

 

 そう、案の定シアの足元が非常に濡れていた。その水源は言わずもがな。シアのミニスカートが水でベッシャリとしているから悟れるというもの。開幕トラップの恐怖で決壊しちゃったのだろう、凄まじい量だった。

 

 一応、矢は刺さっていない。服にも傷がないことから紙一重で避けることはできたのだろう。しかしそれはこれ。これはそれ。戦闘感で避けるまではできても、己の内にある感情は制御しきれなかったに違いない。でなければ、恐怖で漏れるという現象は起きるはずもない。

 

「そう言えば花を摘みに行っている途中だったな……まぁ、何だ。よくあることだって…」

「ありまぜんよぉ! うぅ~、どうして先に済ませておかなかったのですかぁ、過去のわたじぃ~!!」

 

 女として絶対に見られたくない姿を、よりにもよって惚れた男の前で晒してしまったことに滂沱の涙を流すシア。ウサミミもペタリと垂れ下がってしまっている。もっとも、出会いの時点で百年の恋も覚めるような醜態を見ているので、ハジメとしては今更だった。なので、特に目を逸らすこともなく呆れた表情を向けている。それがシアの心を更に抉る。

 

「……動かないで」

 

 流石に同じ女として思うところがあったのか、ユエが無表情の中に同情を含ませてハジメからティッシュやら魔法式ドライヤーを受け取った。

 

「……あれくらいでビビらない。未熟者」

「面目ないですぅ~。ぐすっ」

「……ハジメ、着替え出して」

「あいよ」

 

 ユエから言われ、宝物庫からシアの着替えを出してやると、シアは顔を真っ赤にしながら手早く着替えた。

 

 そして、シアの準備も整い、いざ迷宮攻略へ! と意気込み奥へ進もうとして、シアが石版に気がついた。

 

「…おーい、シア?」

「……大丈夫? シア?」

「し、シアさん?」

 

 顔を俯かせ垂れ下がった髪が表情を隠す。ハジメ達の狼狽える声にも耳を聞かず、暫く無言だったシアは、おもむろにドリュッケンを取り出すと一瞬で展開し、渾身の一撃を石板に叩き込んだ。ゴギャ! という破壊音を響かせて粉砕される石板。

 

 よほど腹に据えかねたのか、親の仇と言わんばかりの勢いでドリュッケンを何度も何度も振り下ろした。

 

 すると、砕けた石板の跡、地面の部分に何やら文字が彫ってあり、そこには……

 

 “ざんね~ん♪ この石板は一定時間経つと自動修復するよぉ~プークスクス!!”

 

「ムキィ──!!」

 

 シアが遂にマジギレして更に激しくドリュッケンを振い始めた。部屋全体が小規模な地震が発生したかのように揺れ、途轍もない衝撃音が何度も響き渡る。

 

 すると更にシアの精神に追い討ちが掛かる。

 

『プップー! この迷宮で漏らした人、何だかんだで初めて見たよ〜! 流石はウサギちゃん! ねぇねぇ、どんな気持ち? 初恋の人の前でとんでもない醜態を晒した気分は!』

「………」

 

 宝物庫に入ってるミレディさん本体である。彼女には迷宮のシステムについて少し助言をして貰うために、予め『念話石』をゴーレムに組み込んだのだが、まさかシアを追撃する結果となるとは。

 

 もはや怒りが人間の許容点を超えてしまったためか目が死に出した。先程までの破壊行動も止まり、地面に倒れた。

 

「シア!?」

「シアさん! 回復してください!」

 

 これには流石に心配したのかユエが駆け寄り、マシュが回復薬を取り出した。状態異常の心配などもあってである。

 

「うぇ〜ん。もう、死にたいですぅ。いや〜いや〜。もういや〜。地面に埋まってノミにでもなりたいですぅ〜」

「あ、これ……」

「ミレディさん…」

 

 ミレディのあんまりな連撃によってシアのSAN値が直葬したらしい。四肢をジタバタしながら、えずきだした。涙も流して、言葉が幼稚に戻ってしまっている。非常に危ない状態だ。

 

 バッドステータス:SAN値ピンチ\(^^)/は相当に堪えるらしい。頼光が膝枕であやしている。溢れ出る母性でシアが「母様ぁ〜!」と抱きつく。頼光は更にナデナデを倍増。天国から「母は私よ!?」という慟哭が聞こえてきたような気がしなくもない。

 

「とりあえずミレディ、これ以上はテメェ黙れ」

『うっ! そんな有無を言わさないような感じで…酷い! まるでミレディちゃんを邪魔者みたいに…よよよ』

「ガチで邪魔だから言ってんだよ。これ以上ウザい真似すんなら…」

『なら? どうするってんだい〜? ミレディちゃんは絶対無敵! 倒そうと第二、第三のミレディちゃんが──』

 

 シアが初っ端から精神ダメージを負うという事態に、ハジメはミレディを黙らせる方向に出た。後々、ハジメ自身にも影響が出そうだからでもある。

 

 もちろんミレディはルンルンである。シアの反応が見事にミレディの琴線に触れたらしい。つまりは「よっしゃ! 良いカモが来た! グレイトな反応だぜぇ〜!」ということだろう。たとえ偽物の己に有利になるとは分かっていても、そんかカモを流すつもりは毛頭ないらしい。ハジメ的には、こんなのと行動を常に共にしていた解放者達に尊敬の念を抱かざるを得ない。

 

 だからこそ、ミレディは一向に辞めるような気配は無かった。そう──

 

「オスカーに先ほどの攻め地獄を頼むぞ?」

『調子のってすんませんでしたっ!』

 

 相手がオスカーでない限り。

 

 急速な対応転換。ミレディは宝物庫の中で見事な土下座を決めた。

 

 ある種、オスカー相手はミレディ的には非常に分が悪い。先ほどの天然ジゴロ発言もといミレディの黒歴史をあれこれ知っている。となれば今度はミレディが発狂するのは目に見えている。オスカーのミレディ取り扱い検定特級は伊達ではない。

 

 兎も角、ここから先は迷宮の方だけに集中できそうだと安心しきっていると、今度は立香が不思議そうに首を傾けた。

 

「なあハジメ。オスカーに霊体化、命じたのか?」

「ああん? んなわけねーだろ。ずっと実体化を継続させて──あ?」

 

 そこでハジメはようやく気がつく。オスカーの姿が迷宮内にないことに。誰かの後ろに隠れている、というイタズラではない。事実、マスターであるハジメにはオスカーの状態が把握できた。

 

「…オスカー、何でテメェはモードレッドみてぇに人魂になってんだ?」

 

 そう、オスカーはハジメの周辺で陽光の玉となり、フヨフヨしていた。その姿はオルクス大迷宮でカーグにより無力化されたモードレッドによく似ていた。違う点は霊基自体に影響は無い、という点である。

 

 つまりはオスカーの任意で霊体化しているということに他ならない。それはこれから多くでも戦力の欲しいハジメからすれば、オスカーの反意を買った覚えもないので、あまりにも不可解な行動だった。

 

 しかしそんなハジメの訝しむような視線にオスカーもまた少し不機嫌そうに、“念話”で意思を伝え始めた。

 

『失礼だね。僕も成りたくてこうなったわけでは無いんだよ?』

「俺が命じた覚えもないんだが?」

『ないだろうね。事実僕にも、君がそう言った覚えはないよ』

「あ゛あ゛? なら何がお前をそうさせてんだよ?」

 

 話せど話せど増すのは疑問ばかり。思わずハジメの口調が荒くなる。余波でシアが少し肩を震えさせた。…また決壊したわけではないだろうと思いたいものだ。

 

『そうだね…とりあえずこの迷宮の壁を“解析”してみたらどうだい? 恐らくはアーティファクトが原因だろうからね』

「…たく。──トレース・オン。構成材質、解明」

 

 オスカーの推測に、ハジメは本日多めの“解析”を行使する。魔力の節約の為、魔術の詠唱も加えている。迷宮自体のシステムへの“解析”の為か、魔力の量も膨大。ハジメの額から汗が垂れる。

 

 それでもなお、ハジメは“解析”を終えた。そして「ほう…」と関心したような声をひっそりと上げた。そして立香達の方を向く。

 

「それでどうだったんだ? ハジメ?」

「ああ。…対『解放者』宝具ってとこだな。『解放者』限定デバフってところだろ。どういう原理かは知らんが、恐らくはオルタの野郎がつけやがったんだろ。弱ったオスカー達を殺そうとでもしたんじゃないか? あの時みてぇに出てこずに我慢したのはそれが理由の一つだろうな」

 

 明らかにミレディ・オルタの目的はオスカー達だった。そしてオスカー達がミレディ・オルタという異常を逃すはずがない。故に己のテリトリーに連れてきて、弱った解放者とついでにハジメ達を殺そうとしたわけである。

 

 もともとオスカーは戦力として考えられていたので、そこから考えれば痛い話だ。ミレディ同様、ナビゲーターとしての役目となるだろう。

 

 するとそこでハジメが少し眉をひそめた。そうかと思えば、背景に『ゴゴゴ』と擬音が鳴りそうな感じで不機嫌となった。

 

「…ハハハハハハッ!!」

「……ハジメ?」

「おーい。ハジメさーん? どうしたー? 何があったー?」

 

 いきなり発狂し始めたハジメに、ユエと立香が呼び掛けを始める。黒い面に入った方の笑い方だ、明らかに。

 

 二人が宥めても全くもって直る気配はない。「ライセン大迷宮の犠牲者がもう二人目に!?」と一同が慌てる中、ハジメが不敵な笑みで虚空を睨みつけた。勿論、その先は壁である。

 

 どういうつもりか一切分からない一行は、取り敢えずなるようになれと思ってみる。

 

 するとハジメの宝物庫が輝いたかと思うと、オルカンが取り出された。まさかの破壊兵器、ここでの再誕である。ミサイル兵器がこの密室で登場である。全員、「まさか…」的な表情をしながら防御体勢を取り始める

 

 そして瞳孔を開きながら、ハジメは叫んだ。

 

「誰が厨二だ!? ミレディ・オルタぁ──!!!」

 

 ──ドゴォオオオオン!!

 

 ライセン大迷宮の壁にミサイルを次々とぶち込んでいく!

 

 オスカーの指導の元、感応石を込めてあるミサイル故、指向性を持って壁だけを一切合切破壊していく。

 

 余波が立香達を炙るが、マシュの防壁はそんなものには負けはしない。

 

 そして防壁の外で更に弾幕を追加していくハジメを見つめながら、立香はようやくハジメの発狂の理由を悟った。

 

「…壁の奥に、あったのか。ハジメ用の煽り文章」

「……ん。“解析”対策」

「ミレディ・オルタも害悪ですぅ!!」

「そもそも私達とミレディ・オルタさんはほんの一瞬だけしか戦っていないというのに…あの短期間で、ですか」

「…もはやミレディ・オルタは人類悪なのでは?」

「うふふ。…塵にいたしましょう、そのような蟲は」

『君はどうなろうと変わらないということか、ミレディ』

『…何のことか分からないよ、オーくん』

 

 用意周到と言うべきか、無駄にハイスペックと言うべきか。はたまた蛙の子は蛙と言うべきか。

 

 兎も角、ミレディ・オルタの手が加えられたこの迷宮は一悶着では行くはずもないのだった。…心身どちらもの意味で。





【挿絵表示】

ルナのイメージです。
アナログな上に白黒なので凄く見づらいです。
あと雑。
その覚悟が出来たものだけがこの挿絵を開けてヨロシク。
…ま、イメージだからそれ以上は皆様の脳内フィルターでヨロです。
多分、オリキャラが来るたびコレやる。
文章だけでは私が不安だからだ!
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