駆逐艦 宵風!いきます!   作:ディン

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どうも。

0話から海外艦出してスペルミスってる可能性あるのでその時は指摘等お願いします。



余談 アドバイスにより韋駄天から宵風に変更致しました。アドバイスありがとうございます!


第0話 宵風!拾われました!

私は彼を見てきた。名もなき造船所で生まれ海に還るその時まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『右舷に被弾!』

 

「ぐぅ……被害報告だ!」

 

『砲門全機沈黙!火災発生!!火の回りが早すぎます!!』

 

 

 

 

 

 

 

「艦長……」

 

「…………総員退艦準備。私はこの船と運命を共にする……。行け!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正史では坊ノ岬での海戦中の南方日の本南端沖ノ鳥島近海で私と艦長は長い眠りにつきました。

ですが私は本来正史には存在しない艦艇みたい。確かぱ……ぱられるわーるど?だっけ?私が艦艇時代はその世界に居たみたい。私もよくわかってないんだけどね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が艦娘なるものになったのは今より1ヶ月前。太平洋を彷徨っている所を米国の艦娘さんに助けられたのが始まりだったわ。

 

「Hai!貴女はニホンのbattle shipかしら?」

 

「え?え?…………く、駆逐艦です……。」

 

やはり船だった頃米国の艦艇に沈められた記憶があるのでオドオドした態度で接したわ。すると彼女は笑いながら

 

「oh!reary!?ならばmeと一緒に行きましょうか!ちょうどゴエイが欲しかったのよ!!」

 

そう話すと片手を差し出してきたわ。私はまだオドオドしながらも握手に答えて一路、日の本……日本へと向かうことになった。米国の艦娘さん……IOWAさんによると

 

・数十年前から深海棲艦と呼ばれる敵生体が出現、艦娘は後発でこの敵生体を撃滅する力を持つ存在。

 

・着々と艦娘は増えているが日本のみ。外国諸国は艦娘開発に難航しておりIOWAさんもつい先日始めて建造され日本へ派遣されたらしい。

 

とここまでで私は気になる事を思い切って質問してみたの。

 

 

「べ……米国の艦娘が貴女一人なのに日本へ来ちゃったんですか?」

 

「yes!深海棲艦タチ何故か海から陸に侵攻してくる事は一切ナイのよ。人型の深海棲艦はいるにはいるらしいんだケド……」

 

まぁmeの砲撃の前に敵はいないわ!と笑う。

そんな限りなく人に近い敵生体と戦う事ができるのかな?私……不安だなぁ……。

 

「oh!話をすればshadowと言う奴ネ!!敵艦隊を見つけたわ!数は軽巡1駆逐艦2ネ!ヨイカゼ!!are you ready!?」

 

「は、はい!?」

 

 

びっくりしたわ。あまりにも唐突な敵艦隊との接敵、IOWAさんの言葉に思わず返事しちゃったけど大丈夫よね?多分準備はいい的なニュアンスであってるわよね?

 

っと、そんな事は今は考えない。敵艦隊が現れた以上戦場、油断すれば死ぬ。装備は一門の砲塔、魚雷管は……ダメ……いつ爆発したのか先端辺りが煤だらけのクラッカー状態だったわ。

 

「ヨイカゼ!youはあまり無茶はNO!よ!」

 

IOWAさんのその一言と共に発射された弾頭が軽巡ホ級の頭部に突き刺さる。当然ながらホ級は爆炎をあげながら海中へと沈んだ。一番厄介な敵を沈めてもらった、ならば私は他の駆逐艦2隻を沈めよう。

 

旗艦であったホ級が撃沈したからか統率を失い駆逐艦イ級2隻は滅茶苦茶に私達のいる方へ砲撃を開始する。私は持ち前のスピードで左右に蛇行しながらイ級との距離を詰める。IOWAさんも援護射撃を時折してくれてはいるけどイ級も簡単には当たらなかった。まぁ、今一隻被弾して撃沈したけど……

 

『!』

 

「ッ!」

 

イ級が魚雷を発射、私はすぐさま発射してまだ間もない魚雷を撃ち抜いた。

 

派手な水柱が上がりイ級は煙をあげながら撤退をし始める。そうはいかないわ。私は主砲の照準に合わせ再び引き金を引いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果は大勝利。大体がIOWAさんの戦果だったけれど私一人だったらと思うとゾッとする。

 

「あ、貴女、戦闘は初めて?よね?」

 

「え、あ、はい。」

 

「reary?……あのスピードの中魚雷をすぐに撃ち抜くなんてこれがサイノーと言うモノかしらね?」

 

そういえば戦闘中は全く気にしてなかったけど私発射された魚雷を撃ち抜いてたよね?なんであんな芸当が出来たんだろう?火事場の馬鹿力と言うやつかな?

 

「まぁ、お互い無傷でいれたのは幸運よ。直ぐにでもヨコスガへ入港しましょう。今のbattle soundを聞きつけてenemyが来る前にネ!!」

 

「は、はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし現実とは非情なもの。戦場では気を抜いた時が生命の終わり。先程まで無傷だったIOWAさんが敵の魚雷を数回受けた。

幸運にもまだ航行できる中破状態らしいけど限りなく大破に近い中破。

 

私は魚雷を発射した敵艦隊をIOWAさんの周りを巡回しながら探すけど全く見つからない……!!?

 

 

次の瞬間私は得体の知れない恐怖を感じた、まるで蛇に睨まれた蛙が如く…………。

 

突如海中から出現したのはフードを被った尻尾を持つ少女だった。まぁ、私も少女なんだろうけど!

 

「shit!レ級!?ヨイカゼ!!me達2隻では太刀打ち出来ないわ!!スキを見て脱するしかない!!」

 

 

 

IOWAさんはそう言うけど……駄目……怖い!足がずくんで動けない!

レ級が不敵に笑った瞬間私の横腹を弾頭が貫通した。

 

「う!うわぁあああ!!?」

 

「ヨイカゼ!?このッ!!」

 

IOWAさんの砲撃はレ級にヒットしているものの全く持って傷つかない……。奴は私に近付くと頭を掴み上げ…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

握りつぶし始めた。

 

 

ああああああああああああああッ!?あ"!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は薄れ行く視界の中でせめてもの抗いとして主砲を0距離でレ級の腹へと叩き込んだ……た…ぶん…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?ここは?ベッド?」

 

次に目覚めた時には横須賀の鎮守府の医療ベッドで目を覚ましたわ。横の方にカチューシャを付けた眼鏡を付けた女性がいるわね。

 

「あら?気がつきましたか?」

 

「(コク)」

 

「それは重畳です。発声や記憶については問題などはありますか?」

 

「だ、だいじょぶです……。」

 

眼鏡の女性はそれなら良かったと笑いかけ、私に自己紹介を始めたわ。

 

「申し遅れました。私は横須賀鎮守府の任務管理などを担当しています、軽巡大淀と申します!」

 

「私は島風型駆逐艦2番艦 宵風と言います……よ、よろしくお願いします……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

その時見せた大淀さんの驚愕顔はいまでも覚えてるわ。





番外編 宵風が気絶したあと……



「!?」

「くっ!?」

突然レ級の腹部から爆発音が轟き派手な煙が上がる。レ級はすぐに宵風を放り投げると腹部を押さえ顔を歪める。

(!!ヨイカゼの主砲の先端がひしゃげている!あの状況下で主砲をぶっ放すなんて……marvelousヨイカゼ!)

IOWAは直ぐに宵風を抱き抱えると怒りに顔を歪めるレ級と対峙する。

「あら?どうしたノ?まさか万策尽きたのかしらネ?」


その瞬間IOWAとレ級は同時に動いた。かたや砲撃かたや雷撃を行ったが軍配はレ級に上がる。

「…………ッ」

「shit……!」大破

レ級は大破したIOWAを見て怒りの表情から狂喜の笑みを浮かべトドメを刺しにかかる。数機の艦載機を発艦させ自らは主砲を構える。



しかしその主砲は火を噴く前に邪魔者によって遮れた。先程飛ばした艦載機達が次々と落ちていきレ級本体も激しい爆撃の雨に襲われた。

「!!!!」

(nice timing……)















「はー!よかったよかった何とか間に合ったわ〜!今助けるよっと!攻撃隊発進!!」

「後は私たちにお任せを!」

「魚雷!発射します!!皆私に付いてきて!!」













「thank you、助かったワ。リュージョー、ホーショー、アブクマ、アマツカゼ、ユキカゼ、トキツカゼ。」

「いやいや〜、間に合って良かったわ〜」

「貴女が救援に向かうまで持ちこたえてくれなけば私達も危ないところでしたし……」

「ところでIOWAさんが抱き抱えているのは誰ですか?米国の新艦娘さんですか?」

「NO。途中で出会った娘ヨ。」

「酷い怪我です!!」

(天津風さん?あたしさ、この娘の服装すごーく既視感あるんだよね?なんでだろね?)

(そりゃまぁ……島風が着てる服にかなり酷似してるけど衣服が破れてそうみえるだけでしょ。)

(そうかなぁ?)

「名前はヨイカゼと名乗ってたわね。」







この後IOWAは牽引、宵風は抱き抱えられたまま横須賀に入港を完了する。









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