遊☆戯☆王~賭ケグルイな物語~   作:Gussan0

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どうもΣ(゚Д゚)

続きというか書きためたやつ投稿するぜ!!

では、どうぞ(╯°□°)╯︵ ┻━┻


第四話 賭けの礼儀

 

「ギャンブルルームを――使わせていただけますか?」

 

 

夢子がそう言った瞬間、生徒会の監視役だった案内係がにこやかに頷いた。

 

 

「もちろんでございます。お三方の対戦、百花王学園の“正式な記録”として残させていただきます」

 

 

* * *

 

百花王学園の地下。

 

シャンデリアが煌めく赤絨毯の部屋には、皇族の賭博でも行われそうな重厚なテーブルと観戦席が用意されていた。監視カメラと巨大スクリーンが静かに光を放ち、準備万端とばかりに待ち構える。

 

 

「さすが、“ギャンブル”を誇る学園ってワケね……」

 

 

芽亜里が苦笑しながらも緊張の色を隠せずに腰を下ろす。

 

遊戯は静かに椅子に座り、黄金の千年パズルをそっと手で触れる。

 

夢子は優雅に微笑み、まるで舞踏会の姫のようにふわりと腰掛けた。

 

 

「観客もいるのね……ふふ、とても、興奮しますわぁ……」

 

 

観戦席にちらほらと生徒たちが座り始め、巨大スクリーンには三人の名前と得点表が表示される。

 

進行役を務める案内係が、ルールを読み上げる。

 

 

「使用するのは“ジャンケンカード”。グー・チョキ・パー、それぞれ10枚ずつをご用意しています。各プレイヤーにはランダムに5枚が配られ、使用後は山札から補充。全5ターンの総当たり戦で、1ターンにつき勝敗に応じた得点が加算されます」

 

 

スクリーンにルールが映し出される。

 

 

---

 

【得点ルール】

 

勝利:2ポイント

 

あいこ(引き分け):1ポイント(各自)

 

敗北:0ポイント

 

不正行為が確認された場合、即時退場

 

 

 

---

 

「それでは――ゲーム、開始です」

 

 

---

 

【第1ターン】

 

 

「せーのっ!」

 

 

遊戯:グー

 

夢子:パー

 

芽亜里:チョキ

 

 

芽亜里が呟く。

 

 

「あいこ……」

 

 

あいこ:遊戯 夢子 芽亜里(1P)

 

 

---

 

【第2ターン】

 

遊戯:チョキ

 

夢子:パー

 

芽亜里:グー

 

 

夢子が頬を染めるように微笑む。

 

 

「ふふっ……また三すくみ、ですね……」

 

 

あいこ:遊戯 夢子 芽亜里(1P/計2P)

 

芽亜里の指先がわずかに震える。

 

 

(どういう事?この私が読み負けてる……? いや、そんなはずは……)

 

 

---

 

【第3ターン】

 

遊戯:グー

 

夢子:チョキ

 

芽亜里:パー

 

 

芽亜里がテーブルを叩くようにして言う。

 

 

「またっ……!?」

 

 

あいこ:遊戯 夢子 芽亜里(1P/計3P)

 

 

観客席が小さくどよめく。

 

 

---

 

【第4ターン】

 

遊戯:パー

 

夢子:チョキ

 

芽亜里:グー

 

 

芽亜里が苛立ち混じりに呟く。

 

 

「またですって……もう四回目よっ!?」

 

 

だが、それぞれ別の手で、誰も勝ちきれない。

 

全員引き分け(+1Pずつ)

 

遊戯:4P

 

夢子:4P

 

芽亜里:4P

 

 

 

---

 

【最終ターン】

 

各自、残りの1枚に手を伸ばす。

 

芽亜里は緊張で手汗を感じ、夢子は恍惚とした笑みを浮かべる。

 

 

(この空気……たまりません……!)

 

 

「せーの――!」

 

遊戯:グー

 

夢子:グー

 

芽亜里:チョキ

 

 

――勝者:遊戯、夢子(各+1P)

――敗者:芽亜里(0P)

 

 

---

 

【最終スコア】

 

遊戯:5P

 

夢子:5P

 

芽亜里:4P

 

 

 

---

 

「ということは……遊戯さんと私の、同点勝利ですね」

 

 

夢子が優雅に拍手する。

 

芽亜里は唇を噛み、テーブルを見つめた。

 

 

「……クソッ、あんたたち、絶対何か仕込んでたでしょ……! 手札の残り? 視線の癖? それとも……!」

 

 

遊戯は静かに答える。

 

 

「……仕込んではいない。でも、感じたんだ。芽亜里……お前の迷う“気配”を。それは夢子、彼女も同じはずだ」

 

 

千年パズルがわずかに揺れる。

 

 

「ゲームは――心で勝つものだろ?」

 

 

観客席から拍手が起こる。

 

その中で、夢子だけが陶酔したように囁いた。

 

 

「本当に……本当に素敵ですわ、遊戯さん……あなた、きっと私と同じ“化け物”ですのね」

 

 

遊戯の目が細まり、夢子の瞳と交差する。

 

 

ギャンブルルームでの出会い――

 

それは、理性と狂気、運と心理戦、そして“命”を賭けた物語の始まりだった。




修正しました。

では、また\(^o^)/
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