続き書けてるで候。
では、どうぞ(╯°□°)╯︵ ┻━┻
「じゃあ……約束通り、罰ゲーム。受けてもらいますね」
夢子はにっこりと微笑みながら、芽亜里に言い放った。
「……っ!」
芽亜里は唇を噛み、顔を引きつらせる。
敗北の現実をようやく飲み込んだその瞳は、どこか虚ろだった。
「ささっ、早乙女芽亜里さん。こちらへどうぞ」
案内係の女生徒が銀のトレイを掲げて差し出す。その上に置かれていたのは――
「“ミケ”…だと……!?」
芽亜里の声が、わずかに震えた。
学園最下層――“家畜”の証。
屈辱的な名札が、無情に彼女の敗北を告げていた。
「……本当に残念ですわ、芽亜里さん。でも……ふふ、あなたなら、また賭けの場に戻ってきてくれるって、信じています」
夢子の笑みは、同情か、それとも期待か。
芽亜里はその言葉に何も返せず、俯いたままだった。
そんな彼女に、そっと歩み寄る影があった。
「君は……すごく強かった。僕も、本気でやらなきゃ負けてたかもしれない」
優しい声。
柔らかな眼差し。
芽亜里は顔を上げ、遊戯を見つめる。
「……あんた、なに偉そうに……」
「違うよ。ただ、素直にそう思ったんだ。僕が勝てたのは、運が良かっただけかもしれないし……」
「……チッ。敗者にかける言葉なんて、全部綺麗事よ」
そう言いながらも、芽亜里の頬はほんの少しだけ、緩んでいた。
「え、えっと……ここで合ってるのかな……?」
唐突に響いた声に、その場の空気が少し変わる。
現れたのは、短く整えられた髪に、やや頼りなげな表情をした男子生徒――鈴井涼太だった。
「あの……早乙女さんが、ここにいるって聞いて……」
「……なんであんたがここに?」
「昨日のこと、ちゃんと謝りたくて……僕、助けられなかったから……!」
芽亜里は驚いたように目を見開いた。
「……ふ、ふん。今さら謝られたって、意味ないわよ」
そう言いつつも、芽亜里の声は少し震えていた。
「でも、僕……見てたんだ。君が……本気で戦ってたのを」
「鈴井……」
夢子がくすりと微笑む。
「ふふっ。お優しいのですね、鈴井さん」
遊戯もまた、柔らかく口を開いた。
「友達って、いいもんだよね」
「とも、だち……?」
芽亜里が呟いたその言葉には、どこか懐かしさのような響きがあった。
やがて彼女は、トレイの名札をぐっと掴む。
「チッ……“ミケ”でも何でも、受けてやるわよ。そのうち絶対、逆転してやるんだから!」
* * *
その翌日――中庭。
「ねぇ、遊戯さん」
夢子が、ふわりと髪を揺らして振り向く。
「昨日のギャンブル……あなた、どうしてあのカードを選んだのです?」
「……うん。勘……かな。あの時、僕の中で確信があったというか」
「ふふ……ふふふっ! やっぱり、素敵……!」
夢子の顔に、恍惚の笑みが広がる。
「遊戯さん、あなたとはもっと、もっと――賭けたい」
「……それは光栄だね」
「でしたら――今度は、“あちら”を相手にしませんか?」
「あちら?」
「生徒会ですわ」
空気がぴたりと張り詰めた。
「きっと、昨日の勝負は……彼らの目にも留まっているはず。彼らは賭けの強者を見逃しませんもの」
「……そっか。じゃあ、受けて立つよ」
遊戯はゆっくりと頷いた。
「僕らの“ゲーム”を、守るためにも」
夢子は、真っ直ぐな瞳で遊戯を見つめた。
「ふふっ……これはもう、“運命”ですね、遊戯さん」
次なる戦いは、学園の頂点――生徒会。
“賭ケグルイ”と“闇のゲームの王”が、手を組む時が来た。
物語は、さらに深い狂気の淵へと進み始める――。
次は生徒会が相手なり。
では、また\(^o^)/