1話目の作品に早くも感想や評価を頂きました!読者様の意見を反映しながら、これからも頑張っていきたいと思っています!
話の内容が考えつかないため、無理やりヤンデレ?モードに持っていこうとしました…あまりシーンが進んでないので直ぐに次の作品を投稿します。私はヤンデレが大好きなので、ここからドロッドロの作人に仕上げたいと思います。
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紗夜side
「貴方は……」
あの後、私はHRが始まる少し前まで風紀委員の仕事をしていた。そろそろかと思い、担任兼風紀委員の先生である川島先生に報告しようとした。
教務員室の扉の前まで来てノックをして、先生からの返事があり中へ入った。次の瞬間、目に映ったのは、今朝早くに学校に登校して、挨拶を返さなかった黒髪の少年と川島先生が話している光景だった……
涼太side
あ、、、扉の方に目を向け、そこに立っていたのはあのエメラルド色の女子生徒だった……
直ぐに視線を外し、俯いた。内心で、
(気まずい…)
そう思っていると、川島先生がその女子生徒に
「今朝もお仕事お疲れ様♪氷川さん」
と労いの言葉をかけた。
「これは仕事なので」
と氷川さんという女子生徒が返した。すると川島先生が何かを思い出したように氷川さんに
「今日から転入生が来るのよ!今その子とお話を
してたのよ♪丁度、貴方と同じA組に入るのよ。
分からないことだらけだから助けてあげてね♪」
氷川さんは納得したように頷き、僕に向かって…
「転入生だったのですね。私は氷川紗夜といいます。
クラス委員長なので、分からないことがあったらな
んでも聞いてください。」
僕は…
「……オ…ォォ…ォ…………」
こういう時に、普通に返したいと何度思ったことか。しかし、現実は残酷であった。僕には上手く自分の名前が言えない。昔もそうだ……
「 ? 」
氷川さんはあの時と同じように、疑問を浮かべた顔をした。そんなやりとりを横で見ていた川島先生が
「彼は田口涼太君っていうの。吃音症っていう病気を
持っていて言葉が上手く話せないの」
そう話した。氷川さんはそれを聞いたとたんに顔が少し暗くなっていった。僕は胸を誰かに強く握られているような感覚になった。吃音が出ることで、何度も円滑に話せない自分に怒りを覚えた。しかし今回はそんな怒りより、僕が吃音を持っていると全く知らない人が自分に、他人を傷付けたと意識させてしまったことに怒りを覚えた。知らなくて当たり前の人にそれを意識させた……本当に苦しかった。川島先生は
「氷川さん、出来れば彼のことを助けてあげてほしいの。学校生活で田口君が困ってしまう場面は出てくると思う。その都度彼を助けてあげて欲しいの」
川島先生は、氷川さんにそう言って頭を下げた。氷川さんは少し驚いて直ぐに頭を上げてくださいと言い、
「田口涼太さん、いえ、、田口君、知らなかったとは
いえ、辛い思いをさせてしまってごめんなさい…そ
して、これから困ったことがあれば絶対に助けます
ので安心してくださいね」
とフワリと微笑んで言ってくれた。どうしてそんな事を僕に言うのか…氷川さんは知らなくて当たり前で、普通に挨拶をして、自己紹介をしただけなのに…今までにない罪悪感が胸をさらに強く握る。彼女はきっと優しいのだろう、、こんな僕にそんな言葉をかけてくれるのだから…しかし、彼女にこれ以上迷惑を掛ける訳にも行かない。そう思った僕はおもむろにメモ帳とペンをもち、素早くある言葉を書いてそれを見せた
「僕が悪いんだ、だから、これ以上かかわらないでく
れ。君にも迷惑がかかる」
紗夜side
私と彼は目が合った。彼は私から視線を逸らして俯いてしまった。私が何かしてしまったのか…と思っていると川島先生がいつものように
「今朝もお仕事お疲れ様♪氷川さん」
「これも仕事なので」
もう何度も聞いた労いの言葉に、返事をした。すると川島先生が何かを思い出したように…
「今日から転入生が来るのよ!今その子とお話を
してたのよ♪丁度、貴方と同じA組に入るのよ。
分からないことだらけだから助けてあげてね♪」
と言った。私は納得した。彼は転入生だから私は顔を知らなくて当然だったから。そして彼の方を向いて
「転入生だったのですね。私は氷川紗夜といいます。
クラス委員長なので、分からないことがあったらな
んでも聞いてください」
と言った。そして彼は
「……ォ…ォォ…ォ…………」
私は不思議に思った。彼は何かを言いたそうな顔をしている。しかし、一向に言葉は出ない。そう思っていると、横から川島先生が…
「彼は田口涼太君っていうの。吃音症っていう病気を持っていて言葉が上手く話せないの」
私はその言葉を聞いて衝撃を受けた。知らなかったとはいえ、私が彼に聞いたことは、彼自身が辛い思いをすることに繋がったからだ。言葉が出ないという事はどのような事かは分からないが、相当辛いのだろう…
頭の中で色々なことを思っていると先生が
「氷川さん、出来れば彼のことを助けてあげて欲しい
の。学校生活で田口君が困ってしまう場面は出てく
ると思う。その都度彼を助けてあげて欲しいの」
そう言って頭を先生は頭を下げた。その光景を見て私は驚いた。ここまで真剣に誰かに頭を下げる先生なんて、いつもの調子からすると考えられなかったからだ。私は彼の事を助けようと決心した。何より、自分がRoseliaで活動をしてきた中でギターの精度だったり、妹の才能を羨んだりとうまくいかないことは沢山あった。その度に誰かに助けて貰ったり相談を聞いてもらったりした。自分のうまくいかない、という事では彼と私は同じ思いをしている。彼の場合はさらに深刻だ。なら、私が助けよう。彼を……!
「田口涼太さん、、いえ、田口君、知らなかったとはいえ、辛い思いをさせてしまってごめんなさい…そしてこれから困ったことがあれば絶対に助けますので安心してくださいね」
そう彼に言った。彼は少し驚いた顔をした。そして、何かを考えた後、カバンからペンとメモ帳を取り出して、何かを書いていた。何を書いているのだろうと思っていたら彼は私の前にそのメモ帳を差し出してきた。その内容は…
「僕が悪いんだ、だから、これ以上かかわらないでく
れ。君にも迷惑がかかる。」
(なんでナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデ)
彼は私を拒絶した。やっぱり怒っているのかな?私のことをうざいと思っているのかな?後悔させた相手の同情なんていらなかったのかな?
色々な考えが頭に巡った。
氷川紗夜という1人の少女は今日この日の今を持って少しづつ狂い始める……
(絶対に助けてあげるからね……ウフフフフフフ)