吃音の高校生と山茶花の花   作:たけこう

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お久しぶりです。本格的な受験シーズンに入ったので小説投稿を取り止めて勉強してました。ようやく全科目が安定してきたので久しぶりの投稿です。
追記の設定:本作に登場する場所は私の地元の横須賀をイメージしてます。良いところなので是非いらしてください(っ´ω`c)マッ氷川さんの涼太君に対する呼び方は、涼太さん。弦巻さんは涼太。松原さんは涼太君です。それで短いですがお楽しみください


第5話

「あ!涼太君見つけた♪あ、こころちゃんも居る。」

 

 

 

振り向くとそこには髪が水色の女の子がニッコリしながら立っていた。

彼女は確かに僕の名前を呼んだ、そもそも何故彼女は僕の名前を知っているのだろうか、記憶の限りだと彼女との接点はなかったと思うが…

 

「涼太君探したよ?一緒にお昼を食べたかったのに…折角お弁当作ったんだよ???私の愛情をたっぷり込めたの!私の“愛情“をたっぷりね///えへへ///私の体の中の1部が涼太君の体の中の1部に///涼太君の声も髪の毛も爪も唾も血もおしっこも精液も細胞も貞操も全部私のだもんね!なのになんで涼太君はこころちゃんと氷川さんと一緒に居るのかな???私の事嫌いになっちゃった???私可愛くないかな?涼太君好みじゃないのかな?なんで?なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで???????????涼太君は私の旦那様だよね?私は涼太君の奥さんだよね??ね?あ!分かった!涼太君脅されたんだよね!こころちゃんはお金持ってるだけの金髪雌豚だし、氷川さんは口煩いだけのクソ女だもん!涼太君が悪いはずないよね!もう大丈夫だよ?私が来たから涼太君も安心だよね?ってことでこころちゃんも氷川さんも早く涼太君から離れてくれないかな?なんで私の旦那様に付きまとうのかな?」

 

「あら花音!何を言ってるのかしら!涼太は私のものよ!クラゲの見過ぎで頭までクラゲみたいにふにゃけてるのかしら!」

 

「ハロハピの雌豚風情が私と涼太さんとの仲に入らないでください。貴方達みたいなゴミが居るからこの学校の風紀は乱れたままなのね」

 

なんでこんな仲が悪いのだろうか…?てゆうか髪が水色の子名前なんていうんだろ、吃音だから自分から名乗ろうなんて思わないけど。

でも一応聞いた方が良いか…とりあえずメモ帳に“貴方の名前はなんですか?“と書いて水色の髪の子に渡してみた。そうしたら

 

「ふぇぇ…涼太君なんでそんなこと聞くの?涼太君の妻の松原花音ダヨォ…なんで?忘れたのかな?やっぱり涼太君の周りの女が悪いんだよね!えへへ///早く殺して結婚したいなぁ///」

 

「名前も知られてない時点で貴方に興味なんてないのよ!花音!貴方は大好きなクラゲとでも結婚すればいいわ!」

 

「涼太さん///放課後お時間ありますか?よろしければ私が所属しているRoseliaというバンドの練習があるので是非見に来て欲しくて。」

 

バンドか…興味が無いと言えば嘘になる。実際にYouTuberでRoseliaのライブ映像を見た時は確かに興奮したし、時間を忘れて関連動画もたくさん見ていた。どうしようか迷ったものだ、、

 

「少しの時間でも大丈夫です。気楽に練習を見て飽きたら帰ってもらっても構いませんので。行きましょう」

 

いつでも帰っていいなら行ってみるのも良いか。僕は紙に行きますと書いて氷川さんに渡そうとし…

 

「涼太!今日の放課後はデートに行くわよ!私と最高に笑顔になれるデートをしましょう!あ、そうだ!そのまま私の家でお泊まり会をしましょう!その後は子作りもして一緒にずっといましょう!」

 

弦巻さんは何を言っているんだ…

 

「涼太君!今日は私と出かけようよ!あ、ショッピングモールにjellyfish CafeっていうクラゲをイメージにしたCafeがあるからそこでゆっくりしようよ!行こうよぉ///」

 

なんでか松原さんも誘ってきてくれた。でも誰の提案を呑むかだよな…1人を選んだら残りの2人が何をしでかすか分からない。下手すれば危害を加えるなんてことも…だからといって誰も選ばなかったらしつこく付きまとわれる気がする。これは困った…いやほんとに…

とりあえず紙に…“今日は風景を撮るので無理です“と書いて3人に見せた。もちろんこんな予定はもとよりない。でも風景を撮ることは好きだからこの後撮ろうと思えばそれはもう予定となって“嘘“ではなくなる。これが逃げ道だと選択肢を絞って捻り出した答えだ。氷川さんが

 

「どこで写真を撮るのですか?」

紙に “馬〇海岸“の東〇湾を望む夕日を“

「あそこですか。以前日菜…私の妹と散歩したことがあります。その時は海から帰ってきた後でしたが。」

 

氷川さんは行ったことあったようだ。なら少なくとも氷川から納得して諦めてくれるだ…

 

「一緒に行きましょう」

いや氷川さん?貴方今日バンドの練習なんじゃ…とゆうかさっきから弦巻さんがずっと抱きついてくる…いやいがいと大きいな…うん。

とりあえず僕は氷川さんに反論しようと紙に

“氷川さんバンドの練習があるから無理しなくても良いですよ“

と書いて見せたところ氷川さんはいよいよ目からハイライトが消えて

 

「なんで涼太さんは私を拒否するのですか?私はこんなにも涼太さんのことを思っているのに。それとも私と行くのがやっぱり嫌なのですか?どうなんですか?私みたいな固そうな女は嫌ですか?どうすれば涼太さん好みの女になれますか?教えてください。教えてください教えてください教えてください教えてください教えてください教えてください教えてください教えてください教えてください教えてください教えてください教えてください教えてください教えてください。あ、分かりました!脅されているのですよね?だから仕方なく私に素っ気ない態度で当たるのですよね?犯人は誰ですか?殺します。先程から私の涼太に抱きついている薄汚い金髪雌豚ですか?それとも頭までクラゲで埋め尽くされた汚いクラゲ女ですか?教員のくせに生徒に、オマケに私の涼太に色仕掛けばかり仕掛けるダメ教師ですか??」

 

 

なんでそんな発想できるのだろうか…?

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