赤龍帝と青年〜真なる赤龍の魂を持ちし者〜   作:大熊猫シャンシャン

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日常

太陽からの日差しが心地よいお昼時、ここ駒王学園でも午前の授業から解放された生徒たちが友人と昼食を取ったり、大会のため少しでも記録を伸ばそうとする陸上部の生徒が、校庭で走っていたりする普通の光景。

しかしそんな日常を壊すかのような事件が起突如起きた。

女子運動部の部室がある方向から本校舎に聞こえるほどの

「「「キャァァァァァァァァァァァァ」」」

女子生徒たちの悲鳴が響き渡ったのだ。

悲鳴が上がると言うことは余程の事があったのだろうと、昼食を取っていた生徒たちは手を止め窓の方に集まり、さっきまで走っていた生徒たちも足を止めて悲鳴が上がった方を見ている。

すると、

『『まてぇぇぇぇぇぇぇ覗き魔ぁぁぁぁぁぁ!!』』

「「「うわぁぁぁぁぁぁぁ逃げろぉぉぉぉ」」」

8人ほどの女子生徒に追いかけられている3人の男子生徒が、運動場の方に走って来くる光景が全員の目に映った。

そんな普通の人たちから見たら異様な光景は、この学園に通う生徒たちにとって別段驚くことでもなく、全員「またやったのか」と思うだけであった。

実は、このような覗きが行われたのは今回だけではなく、週に1回、多くて3回ほどの頻度で起こっている本来あってはならない恒例行事とかしている。

そんな覗き行為をしているのは、今追いかけられている駒王学園高等部2年の松田、元浜、兵藤 一誠の3人と、表には出てこないが裏で繋がっていると言われている兵藤 誠二の4人であると、殆どの生徒が認知してい状態なのである。

 

場所は変わり駒王学園の屋上。

この学園の屋上は近隣の学校では珍しく、屋上が高いフェンスで囲まれているため、生徒は自由に行き来することができるようになっている。

しかし、ここで昼食を取っている生徒の数は少ない。わざわざ屋上で食べるよりも、生徒ホールなどに行った方が早いからである。

そんな数少ない生徒の中に、先ほど覗きを行った生徒の弟である兵藤 誠二の姿もあった。

 

「またあのクソ兄貴はやらかしたのか。毎度毎度、こっちに来る被害も考えて欲しいぜ」

「まあまあ、そんなに悲観的にならずに」

「そうですよ先輩。私たちは先輩が何もしてないことは、わかってますから。」

 

ほとんどの生徒から邪険に扱われている誠二と一緒に昼食を取るのは、駒王学園の王子こと木場悠斗と、駒王学園のマスコット塔城 小猫の2人である。変態と弟

 

太陽からの日差しが心地よいお昼時、ここ駒王学園でも午前の授業から解放された生徒たちが友人と昼食を取ったり、大会のため少しでも記録を伸ばそうとする陸上部の生徒が、校庭で走っていたりする普通の光景。

しかしそんな日常を壊すかのような事件が起突如起きた。

女子運動部の部室がある方向から本校舎に聞こえるほどの

「「「キャァァァァァァァァァァァァ」」」

女子生徒たちの悲鳴が響き渡ったのだ。

悲鳴が上がると言うことは余程の事があったのだろうと、昼食を取っていた生徒たちは手を止め窓の方に集まり、さっきまで走っていた生徒たちも足を止めて悲鳴が上がった方を見ている。

すると、

『『まてぇぇぇぇぇぇぇ覗き魔ぁぁぁぁぁぁ!!』』

「「「うわぁぁぁぁぁぁぁ逃げろぉぉぉぉ」」」

8人ほどの女子生徒に追いかけられている3人の男子生徒が、運動場の方に走って来くる光景が全員の目に映った。

そんな普通の人たちから見たら異様な光景は、この学園に通う生徒たちにとって別段驚くことでもなく、全員「またやったのか」と思うだけであった。

実は、このような覗きが行われたのは今回だけではなく、週に1回、多くて3回ほどの頻度で起こっている本来あってはならない恒例行事とかしている。

そんな覗き行為をしているのは、今追いかけられている駒王学園高等部2年の松田、元浜、兵藤 一誠の3人と、表には出てこないが裏で繋がっていると言われている兵藤 誠二の4人であると、殆どの生徒が認知してい状態なのである。

 

 

場所は変わり駒王学園の屋上。

この学園の屋上は近隣の学校では珍しく、屋上が高いフェンスで囲まれているため、生徒は自由に行き来することができるようになっている。

しかし、ここで昼食を取っている生徒の数は少ない。わざわざ屋上で食べるよりも、生徒ホールなどに行った方が早いからである。

そんな数少ない生徒の中に、先ほど覗きを行った生徒の弟である兵藤 誠二の姿もあった。

誠二の顔は兄の一誠の顔とそっくりで、髪型が違うだけである。

 

「またあのクソ兄貴はやらかしたのか。毎度毎度、こっちに来る被害も考えて欲しいぜ」

「まあまあ、そんなに悲観的にならずに」

「そうですよ先輩。私たちは先輩が何もしてないことは、わかってますから。」

 

ほとんどの生徒から邪険に扱われている誠二と一緒に昼食を取るのは、駒王学園の王子こと木場悠斗と、駒王学園のマスコット塔城 小猫の2人である。この3人が、仲良く話しているところを初めて見た人は、夢でも見ているような感覚に陥るだろう。それ程までに異様な光景なのだ。

 

「2人ともありがとよ。でもあいつのせいで俺が、この学園で邪魔者扱いされてるのは事実だろ」

「まあ確かにそうだよね。僕も最初はそうだったからね」

「私もそうでした」

「だけど話してみると意外とって言うか、結構気があったんだよね」

「先輩が見た目によらず、スイーツについて詳しいのは驚きました」

「見た目によらずは余計だ!俺はよくスイーツを作るから詳しいんだ」

「「そこが一番の驚きだよ(です)」」

「お前らなぁぁぁ!!」

 

しかしそれは普通の青春を謳歌する、普通の学生たちの姿そのものだった。

 

 

時は進み、夕日が眩しい放課後。

「木場と小猫は部活かぁ。一人で帰るのはやっぱり少し寂しいな」

前は一人で帰ることも別に気にすることはなかったが、友達ができてからは一人で帰るのが少し寂しくなったなと思う誠二であった。

そしてそれは、帰宅途中にある公園の横を通りかかっていた時に突然起こった。

突如公園の方から激しい光が襲ってきたのだ。

「なんなんだよ一体!?」

しかし光っただけで何も起こらなかい。

不思議に思った誠二は、恐怖心より好奇心が勝ったのかはたまた恐怖心というものが、存在しないかのような足取りで、光の発生源の方に進んでいく。

そしてそこで見たものは……

「なんだよこれ!?」

大量の紫色の液体が、ばら撒かれている地面…いやそれはきっと、血溜まりなのだろうと、あたりに立ち込める鉄ような匂いから判断した誠二であった。

「ここで一体何があったんだよ…」

血の匂いがする紫色の液体。そしてそれが引きずられたような後がある。ここで一体何が起きているのか考える誠二だったが、その直後もっと驚くべき事態が起きたのだ。

なんと紫色の血のようなものの上に、赤い新しい液体…よく見る普通の血が飛び散ったのだからだ。

そしてその血が出た方向を見ると、

「なん…だよ…これ…」

穴が開いていたのだ。誠二の腹に大きな穴が。

そしてそれを理解した瞬間に口の中に広がる鉄の味、痛み、体に力が入らなくなる感覚が誠二を襲ったのだ。

 

「ギャアハハハ…ハアハア…俺は運が良い。ここの領主が無能で…ハアハア…俺が死んだと思って後処理もせず帰って行き…ハアハア…そこにちょうど少量だが、魔力を持った人間がやってきてくれるなんて…ハアハアハア…今日の俺はついてるぜ。」

 

突如現れたのは下半身が蛇のような形で鋭い尻尾を持ち、上半身は男で体からは、紫色の液体を大量に流しているこの世のものとは思えない生物だった。

しかし誠二には、そんなことを考える力も残っておらず、なにかがなにかを喋っているという認識しかなかすることができなかった。

 

「そして貴様も運が良いぞ人間…ハアハアハア…このA級はぐれ悪魔であるバルトラ様の生きる糧となれるのだからな、喜んで死ねよギャハハ…ギャハハハ」

 

そんな声もほとんど聞こえず、とうとう先程から痛みも薄れてきており、視界もだんだんと歪んできている状態である。

 

「そんじゃまあいただきまーす」

 

そして、バルトラの牙が誠二の体を食いちぎろうとした瞬間。

 

『half dimension』

 

空から無機質な機械音のような音が聞こえ、それと同時になにかが潰れる音がした。その潰れる音の正体はバルトラである。その現場を見たものは間違いなくこう言うだろう、文字通り押しつぶされていたと。

 

そしてバルトラが押し潰される瞬間、誠二の視界も暗くなっていき最後に見えたのは、夕日が沈み月が出ており、その月の光に照らされる龍を模した鎧。

その月光に照らされる姿はとても、

「美…しい」

その瞬間誠二の意識は闇に飲まれた。




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