ブラック・ジャックをよろしく   作:ぱちぱち

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お久しぶりです。遅くなり申し訳ありません。

誤字修正。佐藤東沙様、日向@様、オカムー様、赤頭巾様、Paradisaea様ありがとうございます!


本編に出てこない人たちと最近出てこない人たちの話

 周囲を貫く閃光。それは雷鳴のように地を撃ち、空を駆ける。

 

 爆ぜる地面。舞い上がる土煙に紛れる様に地を這い、転がるように森の中へと入り込む。

 

「ハァ……フゥ……」

 

 荒く弾む呼吸を整える。無呼吸での移動は流石に堪えたが、呼吸すらも邪魔になる集中を持続させなければすでに捉えられていただろう。無茶をした甲斐はあった。しかし、打開策はまだ見つからない。

 

 脱ぎ捨てていた着物を身に着ける。形部の術を真似て接近を試みたが、姿を現す前に地面ごと抉られた時は思わず苦笑が漏れた。

 

 清々しいまでの大雑把さ。だが、それこそが最適解である事もまた、間違いのない事。

 

 近づく。ただそれだけの為に行われた3度の試みは全て失敗に終わっている。

 

 いや、確かに一度は近づけた。極近距離まで、それこそ手が届く範囲へと。

 

 だが……

 

 

「ねぇ、七実ちゃん」

 

 声が響く。

 

「びっくりしちゃったよ。いきなり地面から出てくるんだもん」

 

 七実にとって、その人物は決して脅威とは言えない人物だった。魔法と言う力を失い、自信を失い、戦う力と覚悟を失った小娘。

 

 同年代であり、気質こそ正反対に等しいが、とある事情からなにかと会話する機会が増えた。そんな存在。

 

 それが彼女にとっての声の主――高町なのはに対する印象だった。

 

「もしかして……今のが七実ちゃんの奥の手、なのかな?」

 

 だが――

 

「だったら正直……期待外れ、かも」

 

 ミシリ、と空気が震えるのを感じ、七実は瞬時にその場からの離脱を行う。その直後、先ほどまで彼女が立っていた場所を桃色の閃光が貫いた。

 

 受ければ敗ける。そんな威力の砲撃をよけ続けてかれこれ十数分。

 

 対して自身は近づくことも出来ず、近づけたとしても。

 

「貫けない……か」

 

 七実は血の滲む右拳をチラリと眺め、そして視線を切る。とはいえ身を隠していても結果は変わらない事は事実。

 

 仮に隠形が通用するならそれを主軸にしても構わない。だが、現実には痛痒すら与えられずに離脱する羽目になった。

 

 ならば、みっともなくこそこそと動くよりは――

 

「……へぇ」

 

 木々の間から姿を現した七実に、高町なのはは視線を送る。その瞳には一切の油断が無く、完璧なまでに敵として友と称した相手を捉えていた。

 

 普段の快活な様子からは想像できないその姿。込められた覇気に、七実の脳裏に”BETA戦の英雄”という単語が過る。

 

 BETAの姿。かつて自身と家族が住んでいた島を覆いつくした連中の存在を、七実は片時も忘れた事は無かった。自身がBJに執着を持った原因。圧倒的に劣ると思っていた存在に命を救われたあの日。

 

 あの存在を相手に生身で立ち向かい、一つのエリアを守り切ってみせたというその力。眉唾に思っていたその話。己を超える武人であるトキが語った時も半信半疑でしかなかったそれを今、確かに自身は感じている。

 

 目の前の女は、あのどうしようもない程の人類の天敵(BETA)の、天敵と呼ばれた女。その在りし日の姿だった。

 

 七実が知っている高町なのは。頭は良いのにどこか抜けていて、ほがらかな笑顔をいつも浮かべている少女とは真逆のその表情に、七実は――

 

「なのは」

「なに? 七実ちゃん」

「……私、今。初めて貴女自身に興味を持てた気がします」

「え、今!? 今、それカミングアウトするの?!」

 

 覇気に満ちた表情から一転。年頃の少女のような顔が見え、思わず七実は苦笑を漏らした。

 

『七実くん。人は、君が思っているよりも複雑で、君が思っているよりも単純で。何より面白い存在だよ』

 

 なる程、確かに。確かに人は、面白い。家族以外は須らくゴミだと思っていた彼女の価値観はあの日確かに木っ端みじんとなっていたが、それでも根付いていた他者への蔑視が間違っていたのだと痛感する思いだった。

 

 「と、友達だって思ってたのに」と嘆くなのはに「いえ、私も友達(玩具)だと思ってましたよ?」と返しながら、七実は薄い笑みを浮かべる。

 

 友人であるなら対等であるべき。今、限界を超えずしていつ超えるというのか。

 

 己の両手に魂を込めて、七実は居住まいを正し声を張り上げる。

 

「仕切り直しましょう。虚刀流、6代目当主代理――鑢 七実、参る!」

「あ、うん――管理きょ……ううん、ただの高町なのは――行きます!」

 

 形勢は圧倒的になのはが有利。それがどうしたと七実は笑い、それがどうしたとなのはは真剣な表情で名乗りをあげる。

 

 勝負はまだ終わっていない。最後の最後に勝負をひっくり返す、そんな事態に陥ったって決しておかしくはない。実力差は確かに勝敗に大きく影響するが、勝負を決めるその瞬間まで勝ちか負けかは決まらない。

 

 その事を経験則としてなのはは知っていて、天性の感覚で七実は理解していた。

 

 そして、二人は己と己の魂をぶつけ合い。ぶつかり合って、闘いは終わる。

 

 この日――七実はトキからある種の合格点を貰い、いくつかの選択肢を与えられて旅立ちを決意し。

 

 なのはは実家の門を叩く事を決断した。

 

 二人の勝敗。それは――

 

 「今回はそちらに譲りましょう」

 「次は負けないの」

 「いえ、あの瞬間、貴女の砲撃が」

 「ううん、結局拳が届いてたし」

 「だから――」

 「だけど――」

 

 恐らく二人の間でしかわからないだろう。

 

 

 

【仲良く喧嘩しな! 鑢七実VS高町なのは】

 

 

 

「アキト~~~!!!」

「……うん、ああ。ユリカ。おはよ」

「アキトアキトアキトアキトアキトアキト!」

「……ああ、ユリカ。俺だ。俺は、ここに居る」

 

 縋りつく様に自らの胸に頭を擦り付ける妻、テンカワユリカの頭を、アキトは優しく――壊れものを扱うかのように繊細に――抱きしめる。

 

「アキト、アキトだ。アキトが居る……ここに居る」

「ああ。ユリカ、俺はここだ。ここに居るよ」

 

 鼓動の音を確かめる様にユリカは自身の胸に耳を当てる。彼女の呼吸と自身の鼓動が一致するように重なり、やがて強張ったユリカの体から少しずつ力が抜けていく。

 

『体は治した。だが、心は決して一朝一夕で治る様なもんじゃない……彼女の場合は、特に。お前さんが居る、それ以上の薬は彼女には存在しないよ』

 

 何度も思い返す言葉。それを言った時の先生の、心苦しそうな表情を今でも覚えている。あの先生は存外に欲張りだ。自分の目の届く範囲で何かしらを患っている(・・・・・・・・・・)人間が居るのが我慢できず、それに手出しが出来ないと自分を責めてしまう。

 

 隠居なんて出来る筈がない。何せ隠居先のこのカセイで俺と先生(BJ)は出会い、何の得にもならないのに彼は俺を助けてしまったのだから。それどころかこうして生きる場所と、体と……何よりも最愛の妻と娘たちを取り戻す手助けまでしてくれた。

 

「アキト……ごめんね」

「何を言ってるんだユリカ。俺達は夫婦だろ。互いに助け合って……乗り越えていこう」

 

 ギュッと自分の体に腕を回すユリカに、抱きしめる腕に力を込めて答える。

 

 フラッシュバックするように襲ってくるこの発作も大分頻度が減ってきた。だが、今でも数週に一度の頻度で悪夢を見た時に起きてしまうらしい。

 

 悪夢の内容は……聞きたくもないし想像もしたくない。再会した当初、自分が触る事にすら拒絶反応を示した妻の姿が思い起こされるからだ。

 

 似たような悪夢を自身も見る。全身が弄り回される。感覚が、神経が、何もかもをぼろぼろにしてしまう、白衣を着た男達の手。

 

 手術着を着た人物に対しても拒否反応を示してしまう俺達に、先生は特注の黒い手術着を着て執刀してくれた。

 

 だから俺とユリカの寝間着は黒いものしか存在しない。起きた時、目に入る色が黒であれば安心できるから。

 

 私服も黒い物が多いせいで、テンカワ夫妻は黒い服が好きだと誤解を受けてしまったのは……苦笑いしか出てこないが。

 

「……ありがとうアキト。もう、大丈夫」

「いいよ。そろそろ仕込みの時間だし、起きようか」

「うん……今日も頑張ってお料理、作ろうね!」

「ああ。そうだユリカ。仕込みの合間に朝食を――そうだな。今日は少し冷え込んでるし豚汁にしよう。一緒に作ろうか」

「うん! 頑張って覚えるね」

 

 起き上がり、妻にそう声をかけると明るい声音で返事が返ってくる。

 

 最近ではユリカもポイズンクッキングとまで呼ばれた壊滅的な料理下手がなりを潜め――地頭がいい彼女にとって、手順を守るというルールさえ順守出来れば料理はそう難しい物ではない――簡単な料理や素材の仕込みなども手伝ってくれている。

 

 お陰で屋台を引いていた時よりも更に手際よく料理を出す事が出来る様になり、村の外からくる偶の来客にもテンカワ食堂は好評だという。

 

 勿論、元々村に住んでいる人間からは――戦友だという評価を差っ引いても――好評を貰っているのは間違いない。

 

「そういえば農華ちゃんが持ってきた野菜で幾つか」

「むーーーー!」

「……どうした、ユリカ。急にむくれて?」

「またアキトのちゃん付けが始まった!」

「はぁ?」

「イネスさんにもアイちゃん、久しぶりに再会したリョーコちゃんにもリョーコちゃん! ルリちゃん……はルリちゃんだから良いけど、この村に来てからもなのはちゃん、七実ちゃん、遂に農華ちゃんまで! アイちゃんやエリナさんとの関係といい、最近はルリちゃんも……! アキトはかっこいいし素敵だしお料理もお上手だから仕方ないけど、ユリカの王子様なのに!」

「……お前なぁ」

 

 ぷくぅ、と頬を膨らませる愛妻のかわいらしい嫉妬に苦笑を浮かべて、彼女の頭を撫でる。イネス……アイちゃんやエリナとの関係を彼女に伝えた時もこうやってむくれていたのを覚えている。勿論、頬に何度も良いのを貰ったのだが……いや。これは家族全員にされた事だったか。

 

「お前だって彼女たちにちゃん付けだろうが」

「私は良いの。女の子だもん」

「おい、26歳」

「ぶー。女の子はいつまでも女の子なんだよ!」

「はいはい。というかお前、それ以前に農華ちゃんはなりは大きいけど3歳だぞ」

「……あ」

 

 

 

【夫婦喧嘩は犬も食わぬ テンカワアキト×テンカワユリカ(旧姓:ミスマルユリカ)】

 

 

 

 その部屋は、この建物の最高権力者の執務室としては割合小さめな部屋であった。

 

 見栄えを考えた造りや調度品等で整えられた室内。部屋の主自体にその方面の拘りが無いため広報担当が自らのセンスのままに誂えたそこは壁紙からソファに至るまで柔らかな印象が持てるように手をかけられており、部屋の主の無愛想さを緩和する効果を期待されている。らしい。

 

 まぁ、今来訪してきてる人物には毛ほどの効果もないようですが。

 

 内心で独りごち、ホシノ・ルリは付き人のように壁の近くに立ち、自身の上位者2名(・・)のやり取りに意識を戻す。

 

 まぁ、やり取りと言っても――

 

「ぬわぁああんもう疲れたぁあああ!」

「お疲れ様」

 

 友人同士の他愛もないやり取りを傍で聴くだけという、ある種手持無沙汰の究極系のような状況なのだが。

 

 

 

 この部屋の主の肩書は多種に渡る。まず自分の上役としてのタイヨウ系エリア群最高軍政官兼カセイエリア軍政官兼防衛機構軍区画カセイエリア駐屯司令。この全てを一息で言えるのに少し手間がかかった覚えがある。

 

 そして彼女の肩書はこれだけに終わらない。各エリアにおいても彼女は何かしらの肩書を持ち、なんならタイヨウ系エリア群群司令部も彼女が実質切り盛りしているようなものだ。

 

 彼女の凄まじい所はその情報処理の能力と同時並行して行えるマルチタスクの多さだ。そして地味だがバカにならない”人間を圧倒的に超える”体力。

 

 各エリアも少しずつ体制を作り上げているが、タイヨウ系エリア群という枠組みが出来上がるまではほぼ彼女におんぶにだっこという凄まじい状況だった。

 

 そして、そんな彼女に馴れ馴れしい態度で接する相手。この人物もまた、とんでもない人物だ。

 

 何せ――このタイヨウ系エリア群の、主なのだから。

 

「つーかあれよあいつ! オティヌスってバカ!」

「バカ……仮にもあれは魔神という」

「バカで十分よ! 周りの迷惑を考えろって何万回言わせるつもりなのよあのバカ!」

 

 そんな彼女は今日も元気に喚き立て、自分の上司を困らせている。

 

 むしろこれが彼女達なりのコミュニケーションなのだろう。上司の原作を拝見した時にも上司はいつも彼女に振り回されていた気がする。いや、最も振り回されていたのは上司の上司――エリア群超代表と呼ばないと怒りだす――の恋人だろうか。

 

「ハァ……まぁ、あいつはもう良いわ。暫く暴れられないようにしてやったし」

「そう」

「次の問題は――先生か」

 

 散々上司に愚痴をもらしていたエリア群超代表は一息つくように呼吸を入れて、表情を変える。

 

 切り替えの早さはお見事。心の中で賛辞を送っていると、彼女はこちらに視線を向けて右手でピースサインを送ってくる。こちらの内心など筒抜けなのだろう。苦笑してピースを返す。

 

「今更八雲さんとこに先生が取られる事はないと思うけど、渡航許可証は?」

「問題ない。先生が成果を得るまで、という但し書きを付けてある。彼は律儀な人。この文面を読んで戻ってこない事はまずない」

「そうね。これが鈴木さんとこなら全力で邪魔するんだけど。先生が行きたいって言いだすって事は、絶対にまた向こうで何かあるわ」

 

 あのメガネ悪魔(デミウルゴス)、私嫌いなのよねぇと呟くエリア群超代表に思わずと言った様子で上司が苦笑を漏らす。鉄面皮とまで呼ばれる上司の珍しい姿に思わず心の中で賛辞を贈ると、意味深な表情をした超代表がこちらに笑顔を向けてくる。狙ってやったらしい。

 

「大体AOG(あそこ)で起きてる問題って半分が人間蔑視が問題じゃない。上が良くても下がこっちを下に見てるのが丸分かりだわ」

「否定はしない。彼等の配下には数多くの人間種が居るが、あのままではいずれ何かしらの無理が来るだろう」

「まぁ、他所の事情だからこれ以上突っ込まないけど……鈴木さん自体は嫌いじゃないんだけどね。あの狂い方、理解できるもの」

 

 ポツリと呟く様にそう言って、超代表は席を立つ。友人との他愛無い愚痴タイムは終わり、という事だろう。

 

「手が足りないわ。太公望さん、ふん縛って来ようかしら」

 

 ぼやきながら彼女は音もなく姿を消した。現れる時も出ていく時もドアを使わないらしい。いや、一時期は毎回ドアを壊していたそうだからむしろ進歩した、と言えるのだろうか。

 

 唐突に室内の凡そ9割を占めていた音源が消え、執務室の中を静寂が支配する。

 

 自分も上司もあまり会話をするタイプではない。むしろこれがこの部屋のごく一般的な状態と言えるだろう。

 

「ホシノ補佐官」

「はい」

 

 さて、ここからは壁の華から補佐官としての身分に戻る事になる。意識を切り替えて上司に視線を向ける。

 

「今聞いた話は」

「はい。私の権限の及ばない範囲は忘れる事にします」

「貴女はとても優秀。これからも頑張って欲しい」

「ありがとうございます。それでは私は自室に戻ります」

「ああ、少し。頼んでいた許可証は先生に?」

「はい。志願してきた捜査官。ダービー氏がメッセンジャーとしてすでに」

「そう」

 

 安堵したように口元を緩める上司。先生と彼女と超代表が口にする人物がどのような関係であるのかは分からないが、彼女たちは彼に対して常に最大限の便宜を図ろうとしている。

 

 自分が知らない何かを知る筈の彼女達の行動に、ルリは自分の予感――フラグブレイカーが存在するという事の確信を深めながら、現況の報告を行った。

 

「所で、先生が居る村には貴方の良い人も居ると記憶している。貴女が直接行っても良かったのだが?」

「いえ。そうしたいのは山々なのですが。アキトさんに会いに行く時は私事……プライベートの時だけにしているので」

「そう……何か理由が?」

「理由と言うか……公の立場で会うと私はホシノ補佐官としての立場であの人と話さなければいけません。あの人と接するときは、ただのルリとして会いたいんです」

 

 なんの事はない。嘘偽りなく100%ただの私情である。

 

 だが、その答えは上司にとっては想像だにしない回答だったのだろう。きょとん、とした表情を浮かべた彼女は数秒後に少しだけ口元を緩め、ついでふふっと空気を漏らした。

 

「いけませんかね?」

「いいえ……とてもユニーク」

 

 そう言って私と上司は互いに苦笑を交わし、私は彼女の執務室を後にした。

 

 さて、次の休暇はいつになるだろうか。BJの渡航後になりそうだなと嫌な予感を感じながら、ルリは屋内移動用のカーゴに乗り込んだ。

 

 

 

【タイヨウ系エリア群超代表とその側近の心温まる一日 byホシノ・ルリ】




テンカワユリカ:出典・機動戦艦ナデシコ
テンカワアキトの妻。旧:ミスマルユリカ
機動戦艦ナデシコにおけるメインヒロインであり、夫と共に劇場版ナデシコのメイン被害者の一人。演算ユニットに組み込まれて「人間翻訳機」として利用されていた。
アキトと共に患者としてクロオの治療を受け、体は健常者となんら変わらない状態だが未だに心の部分で後遺症が見られる。
アキトの浮気?に関してはひと悶着あったが、当人たちの間で決着はついている模様。ただしお替りは許されない。

超代表:出典・???
一体なにものなんだ……
どうやら恋人ともうまくやっているらしいが、最大の問題は忙しすぎて互いに時間が取れない事。

超代表の補佐官:出典・???
一体なにものなんだ(ぱーと2)
カセイエリアの軍政官にして防衛機構のタイヨウ系エリア群の指揮官。むしろ一時期彼女だけでタイヨウ系エリア群は持っていたとも言われる。
BETAに対する最終兵器という役割も持っている。

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