うしろのうえはらさん   作:羽沢ちゅぐみ
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あらすじ適当すぎばろた

週一か多くて3の投稿になります 本当にゆるい感じのになるのであしからず


はじめましてのうえはらさん

4月

いよいよ俺も花の高校生活が始まる。新しい友達を作って沢山遊んで、そして彼女を作って絶対に勝ち組になるんだ!

なんて入学するずっと前から意気込んでいた。

 

「はぁ〜、ねみーよー」

 

俺はまだピカピカの新しい机に突っ伏して眠気と戦う。春休み気分が抜けないので昨日も結局夜更かししてしまった。寝ようとは思ったけれどいざ布団の中に入ると逆に目が冴えてしまってついつい携帯でkyutubeを見てしまった。

 

俺の通う新しい高校、羽丘学園は都内でも有数の進学校。偏差値はそこそこ高い方で猛勉強してなんとか受かった。

 

教室はどこの学校でもあるような普通の教室。黒板の上には一生懸命・文武両道と書かれた額縁が飾られている。これもありふれたキャッチフレーズだ。

 

教室内にはまだ半分くらいの生徒は来ていない。多分下のクラス分けの書いてある看板を確認しているのだろう。時間もちょうど混み合うくらいの時間なのでそろそろ集団で来るんじゃないかと予想。

 

「蘭だけ別のクラスか〜......残念だなぁ」

 

ほらきた。4人組の女の子がぞろぞろと仲良さそうに話しながら教室に入ってきた。中学の時からの知り合いなのだろうか?友達みんな同じ高校に受かるとは珍しい。

 

4人のうちの2人は俺の後ろの2席に座った。真後ろは髪がピンクの女の子で見た目は結構可愛い部類に入る。髪の両サイドがふわっとしたように見えるからか見た目全体的にふわふわとした印象。その後ろには髪の長い女子、赤い髪でロックバンドでもやっていそうなかっこいい系の印象。男って言ってももしかしたら信じてしまうかもしれない。

 

そして4人のうちの1人は俺の目の前の席、白髪で後ろの2人に比べたらちょっと髪が短い。そしてその手にはメロンパン。昼休みでもないというのにパクパクと食べている。

最後の一人は少し離れたところの席に座った。見た目は幼さを残した美少女。正直ちょっと見とれてしまった。不安そうにキョロキョロと周りを見回している所も可愛い。

 

 

それから特に何事もなく入学式が終わり、教室へ戻ってきた。

 

(あ〜...疲れた、話聞くのだりぃ〜)

 

くでーっと机に寝そべり体の力を抜く。校長の話がめちゃくちゃ長く、姿勢を崩さずに聞くのにかなり体力を消耗してしまった。

 

「ねえねえ、きみきみ」

 

トントン、と肩を軽く叩かれた。俺が振り向くとピンク髪の女子の顔がすぐ近くにあって咄嗟に身を引く。

 

「あ、ごめんごめん。ほら、せっかく前後の席になったのに話をしないのもあれだと思ってさ。私、上原ひまり、君は?」

「俺は、イルダ・赤城。親がハーフでこんな名前だけどれっきとした日本人だから」

「赤城くんね!かっこいい名前〜!」

 

上原ひまりはパッと目を輝かせて俺の顔を見る。あまり人にジロジロ見られるのは好きじゃないから顔を逸らす。

 

「私のことはひまりって呼んで!前のモカと私の後ろの巴、あとあっちのつぐとは私たち幼馴染なんだ〜!」

「どうも〜モカちゃんでーす」

「うっす!よろしくな!」

 

聞いてもないことをペラペラとひまりは喋る。モカとかいう子は戻ってきた瞬間からまたフランスパンを食べ始めていた、何個あるのだろうか。巴という子はなんというか、かなり印象通りだ。とりあえず俺も挨拶を返しておいた。

 

「あともう1人別のクラスにも幼馴染の子がいるんだけどまた後で紹介するよ!あ、あとねあとね......」

 

俺の入る隙を与えないくらいべらべらとひまりは喋る。

なるほど、どうやらひまりはお喋りらしい。俺は仕方なしにひまりの話を相槌を打ちつつ聞いてやった。話は担任が来るまで続いた。

 

こうして花の高校生活がスタートした。

 




ひまりちゃんを好きになろうぷろじぇくと




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