久方ぶりすぎてリハビリも兼ねましたので今回は短め、四本立てです。
時に危なく、時に激しいキラ君の激変ぶりをお楽しみいただけたら幸いです。
VSミゲル・アイマン
「ハイドロ応答なし! 座源駆動システム停止! ええい――ぐふッ!?」
「・・・死にたいんですか? それとも動きを止めただけで敵が油断してくれるとでも思っていたんですか? 敵にトドメを刺すまで気を抜かない・・・戦場の鉄則です。
悪く思わないでください。一方的に仕掛けてきた戦闘が終結したわけでもないのに油断したあなたが悪いんですから・・・」
ナタル・バジルールと救命ポッド回収で揉めたとき
「なんだと!? ちょっと待て! 誰がそんなこと許可した!?」
「認められないって・・・推進部が壊れて漂流してた救命ポッドなんですよ? それをまた放り出せとでも言うんですか? 避難した人たちが乗ってるんですよ?」
「すぐに救援艦が来る。アークエンジェルは今、戦闘中だぞ。避難民の受け入れなどできるわけが――」
「・・・バジルールさん。だからこそ僕は回収した方がいいと思って持ってきたんですけども?
忘れていませんか? この救命ポッドは『あなたたち連合軍とザフトの戦闘に巻き込まれて大破した中立コロニーの避難民たちが乗っている救命ポッド』なんですよ?
これで推進部が故障して漂流してたところを戦闘中だからと見捨ててオーブの救援艦に保護されてしまったら、連合はオーブに対してなんの言い訳もできなくなると思うんですけども・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・(滝のような冷や汗)」
VSアスラン・ザラ
「キラ! やめろ! 剣を引け! 僕たちは敵じゃない! そうだろ!? なぜ僕たちが戦わなくちゃならない! 同じコーディネーターのお前がなぜ僕たちと戦わなくちゃならないんだ!?」
「僕たちは敵じゃないだって・・・? だったらなぜ撃ってきた!? なぜ僕たちの住んでいた中立コロニーを攻撃して戦火に巻き込んだんだ!?
自分の育った第二の故郷でもある中立コロニーを、宣戦布告もなしに先制攻撃して破壊し尽くした男が今更なにを都合のいい理屈を並べ立てているんだ!」
「うっ!? そ、それは・・・だが、あれはヘリオポリスが連合のモビルスーツを開発する協定違反をしていたから仕方なくだな・・・」
「国が条約を違反していたら、民間人を巻き込む市街戦を行ってもいいと思っているのか!? そんな蛮行を正当化しようとするヤツの言うことを一体誰が真に受けるって言うんだ!」
「う゛・・・。うぐぅ・・・」
「なぜ君と戦うのか? なぜ僕が君に剣を向けるのか? 生き残りたいからだ! 決まっているじゃないか! 僕は生き残るため、僕たちを殺しに来る君たちと戦っているんだ! 生きるためにナチュラルとコーディネーターを区別する必要があるって言うのか!?」
「き、キラ・・・・・・」
「僕と戦いたくないのなら、僕を殺したくないのなら、僕に殺されたくなかったら!
僕に銃を向けてくるんじゃない!!!」
VSアスラン・ザラ【閃光の刻】
「キラァァァァァァッ! お前がニコルを! ニコルを殺したぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
「今まで散々殺しまくってきた君が、たった一人殺されたぐらいで喚くなアスラァァン!」
「撃たれるのは俺のはずだった! 俺を助けようとしてニコルは死んだ! 今までお前を撃てなかった俺の甘さがニコルを殺したんだ!」
「なら、なぜその人は軍に入隊したんだ? なぜ軍服に袖を通したんだ? 僕と違って着させられたんじゃないぞ! 自分の意思で軍隊に入って人を殺す道を選んだんじゃないのか! ええ!?」
「うっ、ぐっ・・・!?」
「君も君だアスラン! その赤い軍服を着れるようになるまで一体何人殺してきた!? 何人の連合軍人の血で染め尽くされた真っ赤な軍服だと思っているんだ!? 赤の他人の友達なら何百万人でも殺せる覚悟はできても、自分の友達が殺した相手の遺族に仇討ちされるのは許せないとでも言うつもりなのか!? そんな身勝手な理屈で友達を殺された人たちが君たちを憎んで殺しに来ないとでも思っているのか!?」
「ぐ・・・ううぅぅ・・・っ!!!」