第1話『野獣と呼ばれた男アスラン・ザラ』
デュランダル「・・・シンまでが落とされたのか? なんで目の前まできているアークエンジェルを沈められん!? ミネルバはどうしている!? レクイエムでオーブさえ叩けば――アスランッ!?」
アスラン「議長、キラたちの元に戻る手土産となっていただきます。こちらから背いたように見られたのでは後々まで関係が面倒になりますのでね・・・」
デュランダル「アスラン・・・っ! 本気なのかアスラン! 私が今ここで死んでしまったら世界は――うわぁぁぁッ!?」
ズガァァァッン!!!
アスラン「戦争です。そちらにも事情があると言うことは、こちらにもあると言うことですよ、デュランダル議長閣下」
第2話『赤い軍服をまとったライバルパイロット、アスラン・ザラ』
デュランダル「よし! シンたちも頑張ってくれている、こちらもこの期に態勢を立て直して反撃に――うわぁっ!? ど、どうしたのだ? いったい!?」
タリア「後ろです! 後ろから攻撃を受けました! あの機体は・・・アスランの乗る《レジェンド》!?」
デュランダル「《レジェンド》だとぉっ!?」
アスラン「デュランダル議長、聞こえていたら貴方はご自分の愚行を呪うといいでしょう」
デュランダル「なにぃっ!? 愚行だとぉ!」
アスラン「そう、愚行です。あなたは悪い政治家ではありませんでしたが、私の良い友人を殺そうとしたのがいけないのですよ・・・フハハハハッ!!!」
デュランダル「アスラン・・・っ、謀ったなアスランッ!!!」
ズガァァァァッン!!!!
第3話『チャンスは最大限に生かす男アスラン・ザラ』
アスラン「クルーゼ隊長、私からの手向けです。親友と仲良く暮らして下さい・・・」
デュランダル「・・・? アスランかっ!?」
ズギュゥゥゥッン!!!
デュランダル「――ッ!?」
ブシュウウウゥゥゥゥッ!!!
第4話『親友の仇を討つ男アスラン・ザラ』
アスラン「キラは・・・っ、アイツは敵じゃなかったんです! なのになぜ討たせたのですか議長!?」
デュランダル「仕方なかったのだ、アスラン・・・。ああするより他に、私たちには打つべき手が他にな―――」
ジャキ。
アスラン「・・・死なせるのはやり過ぎでしたね、議長閣下・・・」
デュランダル「おいおい、悪い冗談はよしてくれアスラン。ようやくここまで来たんだ・・・私が死ねば、世界は元の混沌とした状況に戻ってしまうことぐらい君ならわかるだろう?」
アスラン「・・・意外と・・・デュランダル議長も、人が人を憎む心は理解できていないようで・・・」
ズキュ――ッン!!!
番外編『近藤和彦SEEDでアスラン・ザラ』
パトリック「ジェネシスの装填を急がせろ! ええい、どいつもこいつも当てにならんヤツばかりだ・・・」
アスラン「父上」
パトリック「・・・ふんっ、アスランか。なんだその言い方は?」
アスラン「失礼しました。プラント評議会議長パトリック・ザラ閣下」
パトリック「私は今までお前をできの悪い息子だとばかり思ってきたが・・・どうやら買いかぶりすぎていたようだな。これまでの戦績を評価してジャスティスを与えてやったがラクス・クライン一人捕まえることもできんとは! しょせんは出来損ないのドラ息子ではないか」
アスラン「それは酷いおっしゃりようで。しかし今や無用となっているのは私ではなく父上のようです」
パトリック「なんだと!? 子供が親に向かって生意気な口を叩くなっ!!」
パンッ!!
アスラン「・・・フッ」
パトリック「ヒッ!? な、何をする気だアスラン・・・!?」
アスラン「戦争の元凶に変わってしまった父上には死んでいただきます」
パトリック「まっ、待て! 私が悪かった! だから待て! 私はまだ奴らに報いをッ! 妻の仇討ちを果たせていない―――ッ」
アスラン「もう遅い! 全ては終わったのです! どうか潔く幕引きを!!」
グサァァァァッ!!!
パトリック「ぎゃああああああああっ!?」
完