男子高校生が戦車道で何かをしてみる話   作:シデンカイ

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久しぶりに続きを出した気がするな


第12話

「やったわね!由衣」

「そうだな」

 

 

 

今回の試合も俺達が勝てて他の人達は喜んでいたけど俺は素直に喜べなかった。

 

 

 

 

「沖原」

 

「どうかしたか?ドリル」

 

「ドリルじゃない!アンチョビだ」

 

「お前の髪型がドリルだったからドリルって言ってみたんだがな」

 

「今まで言われた事が無かったな・・・実は今から宴会をする事になったから参加していってくれ」

 

「良いのか?試合に負けたのにも関わらず勝った俺達を誘うなんて」

 

「前に美味しかったが物足りないって言ってた事あったろう?」

 

「確かに言ったな」

 

「だから今回は沖原用に量を多めに用意したからぜひ食べてくれ」

 

「ならサンダースの代表としてそのお誘いをお受けします」

 

「けど良いの?由衣」

 

「アンツィオの方から俺達を誘ってくれたんだ。しかも宴会だから食べたり飲んだりする訳だし別に構わないだろ」

 

「じゃあ参加するって事で良いのね」

 

「ああ!ケイは全員に参加する人は参加するように伝えといてくれ」

 

「わかったわ」

 

 

 

ケイが俺から離れるとアンツィオの戦車道をしている人達が準備を開始してあっという間に準備が終わった。

 

 

 

「姐さん!準備が出来ましたよ」

「良くやった」

「ドゥーチェ!こちらも大丈夫です」

「それでは全員で宴会を楽しむぞ」

 

 

 

「「「おーーー」」」

 

 

 

 

アンツィオで戦車道をしている人達が宴会の準備が終わって料理を出している時だった。

 

 

 

「そこのお兄さん!私のパスタを食べていかないっすか」

 

「それって何のパスタなんだ?」

 

「鉄板ナポリタンっす」

 

「ナポリタンか・・・・・よし!じゃあ1つ貰おうかな」

 

「それじゃあしばらく待ってくださいっす」

 

 

 

この子が作るパスタは作り慣れているからか結構早めに出来上がったので少し驚いた。

 

 

 

「はい!お待ちっす」

 

「美味しそうだな!頂きます・・・・・」

 

「どうすか?」

 

「美味しいよ!」

 

「それは良かった」

 

「このパスタの値段って本来いくらなんだ?」

 

「300リラっす」

 

「これで300!客としてだったら安くて美味しいからまた買いたくなるがコレだったら値段を上げても良いと思うがな」

 

「そうすか?」

 

「俺だったら・・・・・900円ぐらいに値段を上げて出すね」

 

「それ高くないすか?」

 

「300円と比べたら確かに高いだろうがこの味をいつも出せていれば多少このパスタの値段が高くなってもお客さんは買ってくれるもんだ。ましてや買う物が食べ物だから金を使うのに躊躇わない筈だ」

 

「なるほど」

 

「お代わりをくれないか?」

 

「お代わりっすか?」

 

「もしかしてダメだったか?」

 

「そんな事は無いっすけどお代わりを言われるとは思わなかったっす」

 

「女性ならこの量で満足だろうさ・・・・・けど俺みたいな男性だったら物足りないな」

 

「なるほど」

 

「って事でお代わりを頼めるか?」

 

「しばらくお待ちくださいっす」

 

 

 

俺はこの子にパスタのお代わりを頼んで数分後に頼んだパスタが出来上がったので俺は食べて始めた。そしてお代わりをしたパスタも食べ終わったので俺は話し掛ける事にした。

 

 

 

「美味しかったけど俺から見たら量が物足りなかったし味の方は後少しだけ濃い方が良かったな」

 

「お兄さんは味が濃いのが好きなんすか?」

 

「俺は味が濃い方が好きだな」

 

「じゃあ今度会う時には考えておくっす」

 

「そうだ!コレを渡さないと・・・手をパーにして俺に向けてくれ」

 

「こんな感じっすか?」

 

 

手をパーにして俺に向けてくれたのを確認すると財布から1000円を出して握らせた。

 

 

「コレって・・・・・お金じゃないっすか!受け取れないっすよ!」

 

「300円のヤツを2つ食べたから合わせると600円だろう?それに出すだけの価値あるし美味しかったから貰っといてくれ」

 

「わかったっす」

 

「俺からのリクエストで今度もし会った時はパスタの量は多めで味は濃い方で頼みたいんだが・・・・・頼めるか?」

 

「もちろん!そのリクエストに受けるっすよ」

 

「俺の名前は沖原由衣だ」

 

「私の名前はペパロニっすよ」

 

「またアンツィオに来る時は頼むな」

 

「わかったっす」

 

「さてと!次の所に向かうかな」

 

 

俺が次の場所に向かうとケイとドリルの2人いた。

 

 

「おっ!来たな」

 

「待ってたわ!由衣」

 

「俺を待ってた?」

 

「アンチョビが由衣と話をしたかったみたいなの」

 

「そうなん?」

 

「今年は負けたけどまた来年もあるしな」

 

「来年も全国大会に出るのか?」

 

「そのつもりでいるぞ」

 

「なら来年も頑張って全国大会で試合をしような」

 

「もちろんだ」

 

「ケイはアンツィオの料理どうだ?」

 

「私?私は美味しいと思うわ」

 

「そうだ!ドリル」

 

「ドリルじゃない!ア・ン・チョ・ビ!」

 

「ピザが終わっちまったみたいなんだけど・・・良いのか?」

 

「おっ!だったらまた新しいのを作るから待っててくれ」

 

「ありがとう」

 

 

 

楽しい時間はすぐに時間が過ぎてしまっていてアンツィオと俺達サンダースが宴会を始めて3時間後・・・・・

 

 

 

 

「そろそろ俺達も帰るとしようか」

 

「そうね」

 

「どうせなら泊まっていかないっすか?近くに泊まれる場所を知ってるっすよ」

 

「今回は断るけど今日は楽しかった。ありがとうな」

 

「またアンツィオに来てくれたらたくさん食べさせてやるぞ」

 

「そん時はまたよろしくな」

 

「気をつけてな」

 

「また会おう!」

 

 

 

試合と宴会が終わった後は全員に早く帰るように伝えて俺は去年だけど隊長に教えてもらったあの場所に行って次の試合に向けて考えていた。

 

 

 

「今日の試合は最近のと比べたら特に楽しかったしストレスも無く試合が出来て良かった。いつもこの感じなら苦労しないんだが・・・・・さてさてどうしたもんかね?」


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