男子高校生が戦車道で何かをしてみる話   作:シデンカイ

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小中高の学校を休みにしたのに何で保育園とかは休みにしてないんでしょうか?小学生と保育園とかの子達と何が違うんでしょうか?同じ人間で同じ命なのに差別するんですか?意味わかりません!


第14話

プラウダ高校と試合をしてから数日後・・・・・俺は隊長室で黒森峰の戦いについて考えていた。そんな時に隊長室からノックが聞こえてきたので入るように伝えるとケイが入ってきた。

 

 

 

 

「由衣」

 

「なんだ?ケイ」

 

「決勝戦の相手は黒森峰になったわ」

 

「ふーん」

 

「あれ?あんまり興味が無い感じ?」

 

「黒森峰が来るのは、わかりきってたからな」

 

「そうなの?」

 

「強豪校で言えば俺達サンダースと黒森峰と聖グロとプラウダだが前者は試合してないし後者は勝ったから意味は無い」

 

「そうね」

 

「今年で後は注目するほどの実力のある高校は無いからな」

 

「言われてみるとそうね」

 

「仮に勝ち続けたとしても強豪校と試合して負けちまうから最終的には強豪4校の戦いだけしか残らないからいよいよ興味も無くなって来るさ」

 

「なら今年も優勝を目指して頑張らないとね」

 

「そうだな」

 

「それと何を見てるの?」

 

「ああ・・・実は決勝戦で使う戦車を考えていてな?コレクションの紙に書かれている中でどれを使うか迷ってな」

 

「この紙に書かれている由衣のコレクションは結構いろんな戦車あるわね」

 

 

俺がケイと話しているとまた隊長室からノックの音が聞こえてきたので入るように伝えた。

 

 

 

「失礼します。・・・・・副隊長もいましたか」

 

「どうかしたか?ナオミ」

 

「隊長宛に手紙が来てましたので届けに来ました。」

 

「俺に?」

 

「誰かしら?」

 

「差出人は・・・・・」

 

「由衣?」

 

「・・・・・ナオミ」

 

「何でしょうか?」

 

「この手紙を俺に届けに来たと言ったな」

 

「言いました」

 

「手紙の中を見たか?」

 

「いいえ」

 

「そっか・・・・・悪いが2人とも下がってくれ」

 

「「イエスマム」」

 

「ケイ」

 

「どうかした?」

 

「何かあったら隊長室に来い」

 

「わかったわ」

 

 

 

 

 

 

ケイとナオミが隊長室から出て行ったのを確認した俺は手紙の内容を読む事にした。

 

 

 

 

 

 

「まさか差出人が隊長からの手紙だとは思わなかった。しかし見ない事には、わからないから確認しないとな」

 

 

 

 

手紙の内容を読み始めて最後まで見終わったので時間を確認すると10分が過ぎていた。

 

 

 

「・・・・・・・・・・なるほどね。これは確かに手紙に書いてある隊長が言っていたように警戒すべき内容だ。今の内に準備しといた方が良さそうだな」

 

 

 

隊長からの手紙を片付けて机に入れて誰にも見られないように工夫してから決勝戦の黒森峰について考える事にした。

 

 

 

 

「今日はこれくらいにしとくか」

 

 

 

隊長室からノックの音が聞こえてきたので入るように伝えるとケイが入ってきた。

 

 

 

 

「ケイか?何かあったのか?」

 

「由衣に聞きたい事あってね」

 

「何を聞きたいんだ?」

 

「手紙の内容をね」

 

「ああ・・・」

 

「誰からだったの?」

 

「隊長からの手紙だったんだ」

 

「そうなの!何が書いてあったの?」

 

「学園艦の辻ってヤツが成績の無い学校を廃校にしようと考えているらしくてな?」

 

「えっ!?」

 

「俺達サンダースは俺達が入る前から準優勝だったりベスト3とかベスト4だったりと成績を残しているから大丈夫だが他の学園艦は心配だな」

 

「もしそれが事実なら・・・」

 

「戦車道をする学校が少なくなりいずれ戦車道は衰退するだろう」

 

 

 

 

 

 

そして・・・隊長の手紙が届いてから2日後

 

 

 

 

 

 

「それではコレより黒森峰女学園とサンダース大学付属高校の試合を始めます。隊長と副隊長は前へ!」

 

 

 

 

審判に言われて俺達サンダースからは隊長の俺と副隊長のケイが前に出て黒森峰からは去年の全国大会で試合した西住まほともう1人は知らない人が前に出てきた。

 

 

 

 

 

「お互いに礼」

 

 

 

 

「「「「よろしくお願いします」」」」

 

 

「白竜」

 

「確か・・・・・西住まほだったか?」

 

「去年の全国大会で私は君に負けたが今年は勝つつもりでいる」

 

「だから何?」

 

「今年は私達が勝たせてもらう」

 

「どいつもこいつも本当に似たような事しか言わねぇんだな」

 

「何?」

 

「別にあーだこーだ言うのは構わないけどそういうのは俺に勝ってから言えよ?話はそれからだ」

 

「それでは各校の指定位置まで移動してください」

 

 

 

 

審判の指示に従い指定の位置まで移動すると今日の決勝戦で俺が乗る戦車の前に来た。

 

 

「由衣は今日これに乗るの?」

 

「ああ」

 

「でも・・・・・前に見たコレクションの戦車は前に無かったわよね?」

 

「実は買ったんだ。こいつの名前はティーガーIで俺の専用車にしてあるからカラーリングも済んでいるし慣らしも終わっていけるから大丈夫だ」

 

「今日の決勝戦に勝てば優勝ね」

 

「しかし・・・今日の天気は雨が降っていて足場が不安定だから気を付けないとな」

 

「そうね」

 

「それじゃあ戦車に乗るとしますか!ティーガーIよ!この試合で俺に応えろよ!」

 

「それでは試合開始!」

 

 

 

試合が始まって各校が動き出したので指示を出す事にする。

 

 

「相手の戦車を見つけ次第に攻撃開始しろ!決して深入りはするな!天気が悪い今日は何が起こるかわからないから周りにも注意しろ」

 

 

「「「イエスマム」」」

 

 

指示を出した後に俺は移動した時だった

 

 

 

「沖原隊長」

 

「なんだ?」

 

「黒森峰のティーガーIが此方に来ました」

 

「へぇ・・・」

 

「どうしますか?」

 

「黒森峰のティーガーIはフラッグ車か?」

 

「違います」

 

「だったら俺がティーガーIを片付ける!フラッグ車を見つけたら連絡しろ」

 

「イエスマム」

 

「白竜」

 

「何だ?」

 

「君と勝負したい」

 

「黒森峰が1対1を希望するとは思わなかったぜ」

 

「私と同じティーガーIだが君のティーガーIはフラッグ車だ。君を倒せば試合は終わる」

 

「違いない」

 

「そして今年は私達が優勝する!」

 

「そういうのは勝ってから言えよ」

 

「同じティーガーI同士の戦いだ。負けられない」

 

「じゃあ長引かせるのもアレだから1発勝負しようぜ」

 

「1発勝負?」

 

「ルールは俺が今から5カウントする。カウントが0になったらお互いに動くが撃っていいのは1回だけだ。」

 

「なるほど」

 

「撃つタイミングは自由だが撃っていいのは1回だけだぞ?」

 

「それで構わない」

 

「じゃあ行くぜ」

 

「5」

 

「4」

 

「3」

 

「2」

 

「1」

 

「0」

 

 

 

 

カウントが0になってお互いに動き出したが先に撃った西住まほのティーガーIの攻撃は外れて俺の攻撃は西住まほのティーガーIに当たって白旗を上げさせた。

 

 

 

「ティーガーI行動不能!」

 

「負けてしまったか」

 

「コレで黒森峰を指揮するヤツはいない!後はフラッグ車を見つけて倒すだけだ!」

 

「白竜」

 

「なんだ?」

 

「また来年になったら君に挑む事にする。その時こそ私達の黒森峰を優勝に導く」

 

「あっそ・・・じゃあな」

 

 

 

 

 

 

その場所から俺は離れてケイ達と合流する為に移動を開始した。

 

 

「今どの辺りにいる?」

 

「私達が最初からいた場所から少し離れた場所ね」

 

「なら合流は出来るな」

 

「周りには誰もいないわ」

 

「なら急いで合流する」

 

「わかったわ」

 

 

 

 

ケイ達と連絡しながら移動しているとケイ達の戦車が見えたので合流した。

 

 

「全員大丈夫か?」

 

「こちら問題ありません」

 

「私の方も大丈夫よ」

 

「後は相手のフラッグ車だが・・・・・」

 

「沖原隊長!相手のフラッグ車を発見しました」

 

「そうか!良くやった!いつでもフラッグ車を狙って撃てるように準備だけしとけよ」

 

「「「イエスマム」」」

 

 

黒森峰のフラッグ車を見付けて狙いを定めて撃とうとした時だった。

 

 

「沖原隊長!」

 

「どうした?」

 

「相手フラッグ車から人が落ちました!」

 

「なんだと!」

 

「しかも他の味方戦車は見捨てるかのように置き去りにして行きました」

 

「こちらでも確認した」

 

「また相手のフラッグ車から落ちた人を助ける為に人が出て行きました」

 

「隊長どうしますか?」

 

「・・・・・」

 

「隊長!」

 

「全員に告げる!相手フラッグ車を狙うな!」

 

「隊長!」

 

「救助活動している時に相手フラッグ車を狙うのは良くない!」

 

「ですが今なら確実に倒せます!」

 

「そうですよ!隊長」

 

「お前らは、その発言についての先の事を考えて言っているのか?」

 

「どういう事ですか?」

 

「確かにお前らが言うように今の内に相手フラッグ車を狙って打てば間違いなく勝てる!だがそうしたらいけないんだ」

 

「何故ですか?」

 

「それで仮に勝ったとして世間からはサンダースは救助活動している時に勝った卑怯者とか非道とか動けない相手を狙い撃ち!とか色々と言われるんだぞ?お前らのせいでな」

 

「うっ!」

 

「俺はそんなゲス野郎になりたくないんでな!お前らと違って」

 

「それは・・・」

 

「それでも勝ちたいって思ってるヤツはこの決勝戦が終わったら戦車道を辞めろ!2度と戦車道をするな!」

 

「本気ですか!」

 

「コイツらみたいに救助活動している時でも勝ちたいって思ってるヤツは戦車道を辞める事!そんな事しなくても勝つ気でいるヤツらは俺に従え!」

 

「私は由衣に従うわ」

 

「私もです」

 

「ありがとう!ならコイツら以外は俺に従うって事で・・・」

 

「隊長!待ってください」

 

「あぁ?」

 

「私達も一緒に行かせてください」

 

「いらねぇよ!お前らは動けない相手に狙い撃ちしてりゃ良いだろう?」

 

「私達は良く考えなくて発言していました」

 

「申し訳ありませんでした」

 

「じゃあ罰として1年間の公式戦出場禁止とする」

 

「隊長!」

 

「それは厳しくないですか?」

 

「1年生は2年間の公式戦出場禁止と2年生は1年間の公式戦出場禁止と3年生はサンダースから出ていけ!2度と来るな!それが嫌ならさっきも言ったが決勝戦が終わったら戦車道を辞めろ!選択肢は2つに1つだ。決勝戦が終わったら、どちらか好きな方を選べ」

 

 

「由衣!相手フラッグ車の人が戻ってきたわ!」

 

「そうか!」

 

「周りに人もいないわ」

 

「落ちた人も戦車の中に入ったのを確認しました」

 

「なら躊躇うな!撃てぇぇぇぇぇぇ!」

 

「ファイア!」

 

「てぇぇぇぇぇぇい!」

 

「ティーガー行動不能!サンダース大学付属高校の勝利!」

 

 

「やったぁぁぁぁぁ!」

 

「ああああああああああああ!?」

 

「優勝だ!?」

 

「やったわね!由衣!」

 

「ああ!やったな!ケイ」

 

「優勝!サンダース大学付属高校!」

 

 

 

 

 

 

 

優勝してから10分後にインタビューを受けたので答える事にした。

 

 

「優勝おめでとうございます」

 

「ありがとうございます」

 

「これで沖原君は公式戦で9連覇達成しましたけど今の気持ちは?」

 

「優勝が出来て嬉しいと同時にホッとしました」

 

「途中で黒森峰から人が落ちましたが何故撃たなかったのですか?」

 

「チームメイトにも言いましたが仮にあの時フラッグ車を撃って優勝しても世間からは救助活動している最中に勝った卑怯者とか非道とか言われるのが目に見えてましたからね。俺はそんなゲス野郎になりたくなかったので撃ちませんでした」

 

「なるほど」

 

「けど落ちた子を助けに行った子は人として正しい事をしたから下を向かずに前を見て欲しいですね」

 

「何故そう言うのですか?」

 

「戦車道とは人が戦車に乗って初めて動く物です。その戦車を動かしている人がいなければどんなに凄い戦車も只の鉄クズにしかなりません!助けに行った子は本来ならば普通なかなか出来ない事を当然のようにやり遂げて助けた。俺だったら拍手してお前は良くやった!頑張ったな!って言ってあげますよ」

 

「けど黒森峰はまた優勝が出来ませんでしたね」

 

「そりゃあ誰だって負けたくないし勝ちたいって思います。けどまずは命を大事にしてください」

 

「相手は敵なのにも関わらず気にするんですね」

 

「これから落ちた子を助けに行った子は周りからのバッシングとか自分の親からあーだこーだ言われると思いますけどね。それに落ちた子が死んだら戦車道どうこうの話じゃないです。落ちた子の親から見たら自分の子供が戦車道の試合で黒森峰に殺されたって思うようになります。そうなったら貴女は責任を取れるんですか?」

 

「・・・・・取れないですね」

 

「つまりは、そういう事なんですよ」

 

「そうですか。それではインタビューをコレで終わりにします。ありがとうございました」

 

「ありがとうございました」

 

 

 

 

 

 

 

俺はインタビューが終わったのでケイ達と合流しようとしたら反対側から歩いて来た人いたので挨拶をした。

 

 

 

「こんにちは」

 

「ちょっと良いかしら?」

 

「(挨拶は無しか)何でしょうか?」

 

「どうして動けなくなったフラッグ車を撃たなかったの?」

 

 

「動けなくなったフラッグ車を撃って勝った後の先を考えて撃たなかったんですよ」

 

「撃てばすぐにでも勝てたのに」

 

「それで勝てた場合にサンダースは救助活動している時に勝った卑怯者とか非道とか言われるのが目に見えてましたからね。だから撃ちませんでした。助けに行った子が落ちた子を助けて戦車に乗るまではね」

 

「随分と甘いのね。」

 

「これは戦争では、ありませんからね」

 

「あれはあの子が引き起こした物よ」

 

「じゃあ言いますが落ちた子があのまま死んだ方が良かったって事ですか?」

 

「撃てば必中、守りは堅く、進む姿は乱れ無し、鉄の掟、鋼の心、それが西住流」

 

「勝つ為なら・・・・・優勝する為ならば・・・・・その為ならば人が死んでも構わないと?黒森峰ではそれで構わないと言う事ですか?」

 

「勝たなければ何の意味も無いもの」

 

「黒森峰は最低ですね。俺だったら人を殺してまで戦車道やりたくは無いですね」

 

「何かおかしいかしら?」

 

「おかしいですよ!落ちた子を・・・・・人を助けたんですよ!それなのにどうして助けに行った子が、あーだこーだ言われなきゃならないんですか!アンタ達の方がよっぽどおかしいよ!マジでイカれてるな」

 

「私は自分が間違った事を言ってないわ」

 

「言ってるよ!アンタ!間違ってるよ!人が死んでまで・・・・・人を殺してまで戦車道やる物じゃないよ!それでもアンタは人の親かよ!いいや!アンタは親としては失格だ!人間じゃねぇよ!この人殺し!・・・・・もうアンタと話してると気分が悪くなる!コレで帰らせてもらう!」

 

「待ちなさい!話はまだ・・・」

 

「待つかよ!バーカ!人殺しとコレ以上は話す理由なんて無い!消えろ!」

 

「・・・・・」

 

 

 

 

あまりにも、さっきの人の言葉がイラついて帰ってしまったが黒森峰がどういった理由で戦車道しているのか、わかった気がした。

 

 

「人を殺してまでやるもんじゃねぇよ!戦車道は」

 

「由衣」

 

「・・・・・ケイか?なんだ」

 

「なんかあったの?」

 

「今まで出会った中でさっきまで話したヤツは人として最低なヤツだった」

 

「・・・・・」

 

「・・・・・ケイ」

 

「何?」

 

「優勝パーティーを明日にしてくれ」

 

「今日じゃなくて良いの?」

 

「今日は全員を休ませろ・・・・・俺の隊長命令だ」

 

「わかったわ!そう伝えとくわね」

 

ケイの姿が見えなくなってから俺は歩き始めて皆と合流する事にした。

 




保育園に預けに来る親が自分の子供が少し体調が悪くても保育園に預けに来たりしてるけど保育園は体調が悪い子は預けられませんって言っているのに預けに来る親は仕事があるから無理です。とか言ってるけどバカなの?保育園側が体調が悪い子は預けられませんって言ってるんだから、ちゃんと理解しろよ!保育園の保育士だって自分の子供いるんだよ!まったくコレだから、ゆとり世代は!
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