男子高校生が戦車道で何かをしてみる話   作:シデンカイ

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そういえば大洗って今みほ達いるから戦車道の全国大会で今年は優勝が出来たけど今いる1年2年3年が卒業したらどうなるんだろう?黒森峰とかサンダースとか聖グロとかプラウダとかは強豪校で人数も多いから問題ないが・・・


第16話

「やはりそうか・・・・・わかった。何かあったらまた連絡してくれ」

 

 

 

俺は生徒会3人と別れた後に俺の携帯にサンダースの戦車道の人から連絡があったので話をしていた。

 

 

 

 

 

「どうせアイツらの事だから無理矢理みほを戦車道やらせるつもりなんだろうな」

 

 

 

 

この大洗で戦車道が復活した理由は廃校が既に決まっていて戦車道を復活させて優勝しなければ廃校になるんだから強豪校から来たみほを何が何でも引き入れるだろう

 

 

 

 

 

「なら俺も俺に出来る事をするか」

 

 

 

俺は食堂に行きハンバーグ定食を頼む事にして空いてる席を探していたら見つけたので座った後に食べようとした。

 

 

 

 

「あの!」

 

「?」

 

 

後ろから話しかけられたので振り替えてみると西住みほがいた。

 

 

 

 

「どうしてこの学校に男の人いるんですか?」

 

「俺は親の仕事の関係で引っ越して来たんだ。そして共学になっているこの学校に転校してきたんだよ」

 

「そうなんですか?」

 

「けど俺はまさかこの学校でお前と会うとは思わなかった」

 

「私の事を知ってるんですか?」

 

「当たり前だろ?去年の戦車道の決勝戦でお前は自分が乗ってた戦車のチームメイトが落ちたから助けに行ったじゃないか」

 

 

「っ!?」

 

「俺の名前は沖原由衣でサンダースの3年だ」

 

「去年の決勝戦の相手ですね」

 

「お前が去年の決勝戦で、やったあの事についてだが俺はお前に対して言う事は1つだけだ。人として正しい事をしたし何も間違ってないんだ。だが命綱ぐらいはしとくべきだったな」

 

「はい・・・」

 

「あの決勝戦の後はOGとかチームメイトとか学校の先生とかのバッシングあったろ?」

 

「ありました」

 

「人を助けたってのにバッシングとかフザけてる連中だよな」

 

「あの時の私は間違っていたのかな?って思ってたんです」

 

「間違ってねぇよ」

 

「けど・・・」

 

「あの状況で助けに行ける方のが逆に凄いんだ。あんな事あっても助けに行けるのか?聞かれた場合ほとんどの人は助けに行けないって答えるだろうさ」

 

「どうしてですか?」

 

「去年のお前みたいにバッシング受けたり助けに行った自分が逆に死んでしまうかも知れないからな」

 

「でも戦車道では・・・」

 

「それは戦車は安全かも知れないが天気とかまでは無理だろ?決勝戦は雨だったがあの時の雨を今から晴れに変えますって言って変えられんのかよ」

 

「無理です」

 

「どんだけ周りに注意しても去年のような予想外の結果も発生してくる時もあるんだ。黒森峰では、どうせお前のせいで負けたとか言われて居たくないからコッチに転校してきたんだろ?」

 

「はい」

 

「ならお互い転校生だから仲良くしようぜ!俺の方がお前より1つ歳上だが歳上だからって気にしないで話してこいよ」

 

「わかりました」

 

「それに誰かに言われてやるんじゃなくて自分で考えて自分で決めて自分で行動する事に意味あるんだからな」

 

「自分で考える・・・」

 

「何にもせずに至って何も始まらないんだ」

 

「何も・・・始まらない」

 

「例えば明日の夕飯はカレーを作ろうって考えた時に何を買うか決まってるか?」

 

「えっと・・・人参とタマネギとジャガイモとかですよね?」

 

「そうだ。それだってまず同じタマネギでもタマネギが入ってる数とか国産とか外国産とかそういった物でもまた更に値段も変わってくる。だから俺達は最初に見て確認してから選んでるだろ?」

 

「そうですね」

 

「お前は外国産のタマネギ3個300円と国産のタマネギ5個500円どっちを選ぶ?」

 

「300円の方ですね」

 

「その理由は?」

 

「買う側としたら安い方が良いですから」

 

「そうだな、確かに買う側としたら1円でも安く済ませたいよな?」

 

「はい」

 

「それだって考えてるじゃねぇか」

 

「あっ!」

 

「今日は何処に行こうかな?明日は何をしようかな?っと、この様に自分で考えて自分で決めて自分で行動する!そうしないと、いざって時に動けないしハッキリと明確にしておかないと後で困るからな」

 

「そうですね」

 

「去年の決勝戦の出来事あったから戦車道が無いこの学校に来たんだろ?」

 

「はい」

 

「でも生徒会の連中お前に戦車道やれって強制して来たんだろ?」

 

「はい」

 

「ならやらなければ良い」

 

「えっ?」

 

「やりたくないならやらなければ良いんだ」

 

「でもそうしたらまた・・・」

 

「この学校の生徒会ってそんなに偉いのか?人がやりたくないって思ってても相手の想いを捻じ曲げてでも強制させるほどなのか?」

 

「それは・・・」

 

「いいか?誰かに言われたからやるんじゃなく自分で良く考えてから決めないと絶対に後悔するんだぞ」

 

「・・・」

 

「強制されて無理矢理やった所でまた去年みたいな辛い想いを味わうぐらいなら最初からやらなければ良いんだ。少なくとも・・・」

 

「みぽりん」

 

「みほさん」

 

「沙織さん、華さん」

 

「友達か?」

 

「はい!武部沙織さんと五十鈴華です」

 

「俺の名前は沖原由衣で3年だ。よろしくな」

 

「あたしは武部沙織です。よろしくお願いします」

 

「私は五十鈴華です。よろしくお願いします」

 

「立ちっぱなしなのも大変だから座りなよ」

 

「はい」

 

「わかりました」

 

「2人とも2年生か?」

 

「はい」

 

「そうです」

 

「この2人とは良く話したりするのか?」

 

「そうですね。少しずつ話してますね」

 

 

 

 

 

 

俺達4人で食べながら話をしていた時だった。

 

 

 

「2年A組西住みほ、至急生徒会に来るように、以上」

 

「どうしよう」

 

「私達も一緒に行くから」

 

「落ち着いてくださいね」

 

「お前1人だけで行かせねぇから安心しろ」

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

俺達4人で生徒会室に行ってノックした後に返事が来たので俺を先頭に4人で中に入った。

 

 

 

「コレはどういう事だ?」

 

「何で選択しないかな?」

 

「我が校は終了です」

 

「勝手な事を言わないでよ」

 

「そうです!やりたくないと言ってるのに無理にやらせる気なのですか?」

 

 

 

(この2人・・・みほの為にコイツらと話をしていて良いヤツらだな)

 

 

 

「そんな事を言ってるとアンタ達この学校にいられなくしちゃうよ?」

 

「脅すなんて卑怯です」

 

「今の内に謝った方が良いと思うわよ?」

 

(この生徒会のヤツら!腐ってやがる!)

 

「お前ら生徒会は本当に救えないな」

 

「何だと!」

 

「戦車道をやりたくないって言ってるヤツが戦車道を選択しなかったから無理矢理言って聞かせて最終的にはコイツらを学校にいられなくすると来た。この学校の生徒会は腐ってるみたいだな」

 

「どう言われても西住ちゃんには戦車道を選ばせるつもりだよ」

 

「じゃあ俺も言わせてもらうけど良いんだな?」

 

「何をですか?」

 

「何故戦車道が無かったこの学校が戦車道を復活させたのか?その理由を今コイツら3人に・・・いや!全校生徒に知らせてやろうか?」

 

「そんな事を許すと思う?」

 

「思うさ!何故ならお前らが今やってる事は文部科学省学園艦のアイツが言ってた事と同じやり方じゃねぇか!」

 

「何故その事を知っている!その事は我々生徒会しか知らない筈だ」

 

「俺には俺の情報ってのがあるんだ。お前らみたいなクズとは違うんだよ」

 

「君も確か転校生だったよね?なら君もいられなくしちゃうよ?」

 

「やりたければやってみせろ!その時はこの学校の真実と呼び出した生徒と呼び出した生徒の友達を学校にいられなくしたことを世間に公表するからな!」

 

「そんな事をしたらこの学校は!」

 

「お前らは3人は世間からバッシングを受けてこの学校は最悪の場合は廃校だろうな・・・」

 

「卑怯だぞ!」

 

「どの口が言っている?先に言ってきたのはお前らであって俺達4人じゃない」

 

「この!」

 

「だからお前らに選択肢を選ばせてやる・・・コイツらに自分の意思で選ばせてやる方を選ぶか?それともこの事を学校の人達と世間の人達に公表してバッシングを受けるか?2つに1つだ。好きな方を選びな」

 

「「「・・・」」」

 

 

 

(ゲスのコイツらじゃ簡単に選べないだろうな)

 

 

俺がそう考えていた時だった。

 

 

「あの!私!」

 

 

(みほ・・・・・この感じは言うつもりだな)

 

「戦車道をやります!」

 

「「ええええええ」」

 

(横にいる2人がみほの発言に驚いているか、まあ驚くよな)

 

 

「ちゃんと自分で考えたのか?」

 

「はい!」

 

「ちゃんと自分で決めたのか?」

 

「はい」

 

「後悔してないか?」

 

「それは少し・・・だけど沖原先輩の言葉を聞いた後に決めました」

 

「そうか・・・自分で決めたんなら俺からは何も言わんよ」

 

「良いんですか!沖原先輩」

 

「宜しいのですか?」

 

「コイツが自分で考えて自分で決めたんなら俺が言う事は無いさ」

 

「そうですか」

 

「お前ら3人は下がって良いぞ」

 

「沖原先輩はどうするんですか?」

 

「俺は、まだ生徒会のクズ3人と話をしなきゃならないんでな」

 

「なら私達も」

 

「お前ら2人みほの隣にいて話を聞いてやれ」

 

「「わかりました」」

 

「それじゃあお前らは下がって良いぞ」

 

「「「失礼します」」」

 

 

 

みほ達3人がいなくなったのを確認してから俺は目の前の3人に話す事にした。

 

 

 

「随分と汚ねぇ真似してくれんじゃねぇか」

 

「そうしなければならない理由あるからね」

 

「優勝しなければ廃校になるからだろ?」

 

「そうだよ」

 

「会長!」

 

「学校を廃校にしたくない・・・その為ならこのようなやり方をすると?本当に汚ねぇな」

 

「でも仕方ないんだよね」

 

「仕方ない?仕方ないで済むと思ってんのかよ!人の想いを捻じ曲げてでも無理矢理戦車道をやらせようとしているお前らが!そんな事を言う資格はお前らには無い!」

 

「おい!何処に行く気だ」

 

「何処だって良いだろ?少なくともお前らみたいなクズ達とはもう話しはしたくないんでな」

 

「おい!待て」

 

「そうだよ?待った方が・・・」

 

「それとも何だ?また撃たれたいのか?撃たれたいのなら待ってやるが?」

 

「流石にまた撃たれるのは・・・」

 

「じゃあ引き止めるなよ?引き止めたら撃つから」

 

 

 

俺は3人に本気の殺気を出しながら生徒会室を出た。そして・・・

 

 

 

 

「4号戦車D型と3号突撃砲F型とM3中戦車リーと38t戦車と89式中戦車か」

 

「沖原先輩」

 

 

 

 

俺はみほに話しかけられたので歩いてみると、みほの周りに3人いて1人は知らない人だった。

 

 

 

「おっ!みほじゃないか、どうかしたか?」

 

「実は、さっき教官が来てコレから試合をする事になりまして」

 

「おいおい!お前しか経験者いなくて他は全員が初心者なのに?いきなりすぎだ。何を考えてんだ。ソイツは」

 

「まだ動かすのに時間かかりそうですけどね」

 

「そこは仕方ねぇよ、基礎中の基礎も教えて貰ってないのに試合なんてすればそうなるさ」

 

「あの・・・」

 

 

「うん?ああ・・・知らない人が1人いるから自己紹介をするよ、俺の名前は沖原由衣で3年だ。待たせちまって悪かった。よろしくな」

 

「私の名前は秋山優花里と申します。ちなみに沖原先輩の事については知ってましたよ」

 

「俺の事を知ってるだと?」

 

「沖原先輩は自分専用の戦車を持っていて去年の全国大会で9連覇を達成して自分の戦車とパンツァージャケットに青と白のカラーリングで竜の絵もある事から白竜と呼ばれていますよね」

 

「良く知ってるじゃねぇか・・・なら試しに俺の好きな戦車を言ってみろよ」

 

「パンターF型とセンチュリオンとシャーマンですよね」

 

「じゃあ俺が自分専用の戦車を何故カラーリングした理由は?」

 

「沖原先輩の好きな色が青と白と水色だからですよね?」

 

「ラストだ。俺がここに来る前は何処にいた?」

 

「戦車道では強豪校と言われてるサンダースですよね」

 

「やるな!お前!もう1度お前の名前を聞かせてくれよ」

 

「秋山優花里です」

 

「秋山優花里か・・・覚えておく」

 

「ありがとうございます」

 

「他の連中は・・・もう動かせるようになったか」

 

「早いですね」

 

「俺は見学してるから気をつけて頑張って来いよ」

 

「「「「はい」」」」

 

「よし!それじゃあ行ってこい!」

 

 

4人が戦車に乗って行ったのを確認してから移動すると1人の大人の人がいた。

 

 

 

「あら?貴方がここに居るなんて驚きだわ」

 

「教官って貴女の事でしたか・・・」

 

「私の事を覚えているかしら?」

 

「もちろん知ってます。陸上自衛隊富士学校富士教導団戦車教導隊所属の女性自衛官で階級は1等陸尉で高校時代は単騎で敵戦車十五両抜きをして十二時間に渡る激闘の一騎打ちもしましたよね?」

 

「良く知ってるわね」

 

「誰が来たのか?その人の実力は?気になるじゃないですか」

 

「そうね」

 

「それに俺がサンダースに来る前に1対1で一騎打ちした時の話じゃないですか」

 

「確かに、やったわね」

 

「結果は俺の勝ちでしたけどね」

 

「また一騎打ちを、やらない?前回は負けたけど次は勝つわよ」

 

「良いですよ?ただし俺と貴女の戦車の1対1で他の人達を参加させないルールだったら引き受けます。いつになるかは、わかりませんがまたやりましょう」

 

 

「待っているわね。けど去年の全国大会で9連覇を達成して今年10連覇を目指してる白竜に私は気にしているのよ」

 

「そうですか 」

 

「今年は厳しいんじゃないの?サンダースと違って人数が少ないし初心者ばかりでしょ?」

 

「確かに厳しいですがコレから少しずつ練習していけば良いんですよ」

 

 

そして最終的にはみほが乗っていた4号が最後まで残って終わった。

 

 

「初心者とは思えないぐらい皆は良かったわ」

 

「特に4号はな」

 

「それじゃあ今日はコレで終わりにするか・・・注目!礼!」

 

「「「「「ありがとうございました」」」」」

 

「沖原先輩」

 

「どうした?みほ」

 

「沖原先輩は試合しないんですか?」

 

「今はな」

 

「今は?」

 

「みほは経験者だが他は初心者だ。今やった奴らは動かし方とかの基本的な動きを覚えなきゃならないし、そんな中で俺が参加してみろ。初心者狩りしまくるぞ」

 

「確かにそうなっちゃいますね」

 

「他のヤツらが戦車の扱い方に慣れてきたらやっても良い」

 

「本当ですか!」

 

「いつになるかはわからないがな」

 

 

 

 

 

今日の練習から次の日・・・俺は、ある学校に連絡した。

 

 

「もしもし?」

 

「よお!久しぶりにお前の声を聞いたぜ」

 

「貴方は・・・白竜!」

 

「良く覚えてんじゃねぇか」

 

「今日は何故コチラに連絡を?」

 

「今の俺は大洗にいるんだが初心者ばかりのコイツらと試合してやってくれ」

 

「私達が引き受けるとでも?」

 

「引き受けるさ・・・引き受けなかったら2年前の事を言うぞ」

 

「わかりました」

 

「ルールは5対5の殲滅戦だ。次の日曜日を指名する」

 

「ならそのルールで構いませんが白竜は出ませんの?」

 

「まさか!初心者ばかりのコイツらに戦車道ってのはどういうのかを理解して貰う為に強豪校のお前達を俺が指名したんだ。俺が出たら俺達が勝つが俺は出ないから安心しろ」

 

「私は貴方と試合してみたいのだけど?」

 

「だが断る」

 

「どうしてかしら?」

 

「また2年前みたいに俺に危害を加えるだろうからな、そんなヤツらと俺は試合したくないんでな」

 

「そんな事いたしません」

 

「口では何とでも言える」

 

「ならどうすれば良いのかしら?」

 

「今年の全国大会でお前らが決勝戦に上がって来れたらお前らと試合してやるよ」

 

「その言葉・・・忘れないように」

 

「お前らと一緒にすんじゃねぇよ、とにかく今回このルールで良いか?」

 

「わかりました。引き受けますわ

 

「結構・・・じゃあな」

 

 

 

 

 

 

 

 

この電話から次の日みほ達に試合をする事が決まった事を伝えた。驚いていたが今の状態で練習すれば多少は良くなるだろうなって俺は思っていた。




なかなか続きが書けないで皆さんを待たせてしまってスイマセンでした。体調が悪かった時とか仕事が忙しくて書けなかったり色々ありますがコレからもよろしくお願いします。
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