今日は大洗と聖グロとの試合当日になって大洗側は戦車道が復活したからか試合を見に来ている人達が沢山いた。試合が始まったので俺は離れた所で試合を見てみたら
「ウチの店がぁぁ!」
と叫んでいた人が1人いたが連盟側が色々としてくれるのを知っているので何も言わなかった。今回の試合は聖グロ側の勝利で終わった。負けた原因は何か?と言われたら色々あるが特に旗だろう・・・あんなの敵から見たら狙ってくださいって言ってるようなもんだからな
「少なくても今日の試合で皆どう思うかだよな」
試合は聖グロの勝利で決まって後は解散って時に聖グロ側から2人が歩いて来たので俺も歩く事にした。
「会うのは久しぶりね。白竜」
「俺は会いたくなかったがな」
「つれないわね」
「何とでも言ってろ」
「ダージリン様・・・この方は?」
「この方は沖原由衣と言って去年のサンダースの隊長で9連覇を達成して今年は10連覇を狙ってる白竜よ」
「初めまして!オレンジペコと言います」
「聖グロの紅茶の名前か・・・俺の名前は沖原由衣だ。よろしくな、ちなみにお前は何年だ?」
「1年生です」
「1年で紅茶の名前を貰うとは結構凄いんだな」
「そんな事は無いです。私の他にも凄い人いますから」
「けど名前が長いから俺は、お前の事をオレンジって呼ぶ事にするけど良いか」
「構いません」
「じゃあコレからよろしくな!オレンジ」
「はい!」
「そういや普段お前の隣にいる黒リボンがいないな」
「アッサムなら今日の試合のデータを見てるわ」
「ふぅん・・・まあ良いけど」
「今日みほさん達と試合しましたが今度は貴方と試合したいですわ」
「お前がやりたくても俺は断るがな」
「どうしても?」
「そんなに俺と試合したければ全国大会で黒森峰に勝って来いって話しだ。黒森峰に勝ったらお前らと試合してやるよ」
「その言葉・・・覚えておきます」
「どうして全国で私達の相手が黒森峰だと?」
「お前達は戦車道では強豪校って呼ばれてるがOGのクズ達によって色々と邪魔をされてるし優勝経験は無いし黒森峰に勝ったことは無いだろう?」
「そうね」
「今回のような練習試合じゃなく全国大会みたいな公式戦で聖グロが黒森峰に勝てば自分達でも黒森峰に勝てるんだって思うようにもなるしな」
「確かにそうですね」
「けど聖グロのOGと黒森峰のOGは俺が片付けたからもう言ってこないと思うがな」
「そうなんですか?」
「オレンジは知ってるかどうかわからんが俺は戦車道を始める時に戦車道の強豪校と言われている学校の黒森峰と聖グロから、あーだこーだ言われてな?」
「はい」
「俺がOG達にそんなに文句あるから俺と公式戦で試合して勝って見せろって話をして連続で試合をしたんだよ」
「そうなんですか?」
「俺の戦車1に対して向こうの戦車は20とか30とかって時でな?その状態で試合を1回じゃなく連続で試合して俺が勝ってアイツらが負けてアイツらの心が折れても俺は試合をしたし攻撃も続けた。白旗を上げようが参りました。降参しますって言われても審判が止めるまでは攻撃した。アイツらがもう嫌だ!もう勘弁して欲しい!もう許して欲しいって言ってきたがそんな物は無視した。」
「じゃあ最終的にどうなったんですか?」
「聖グロと黒森峰のOGは俺に対して2度と口を出さないようになった。俺に対しては何も問題は無かった。」
「そうだったんですか」
「OG達うるさいし邪魔だったからこの試合で始末すれば良いと思って片付けた。だけどまた問題が起きたんだ」
「どんなですか?」
「これは俺がサンダースの1年の時の話だが俺はサンダースで1年ながら副隊長だったんだ。それで今から2年前の全国大会でお前らが俺に対してケガさせたんだ」
「そうなんですか!ダージリン様」
「事実よ」
「最終的には試合は俺達サンダースの勝ちで聖グロはサッカーで言うイエローカードを貰ったから今後の俺に対して次にまた何か問題を起こしたら聖グロは廃校になるんじゃないか?」
「公式戦で相手にケガをさせたからですか?」
「そうだ。しかも審判がいるにも関わらずだからな」
「何故そんな事を?」
「男の俺が戦車道してるのが気に入らなかったんだ。」
「確かにそう言ってる人がいた事については事実よ」
「そして被害者の俺は今回お前らに、コイツらの相手をしろっと言ったんだよ」
「断られるとは思わなかったんですか?」
「断る訳が無いだろ」
「どうしてですか?」
「今後もし俺からの頼みを断った場合2年前の事を公表するからだ」
「さっきのケガについての話ですね」
「そうだ。もし今の時期に問題を起こしたらどうなる?」
「問題を起こした学校は全国大会に出場が出来ませんね」
「お前らが俺の頼みを断って俺が公表した場合お前らは最低でも今年の公式戦には出られなくなる」
「まあそうなりますわね」
「だからお前らは俺の頼みを断れないのさ」
「なるほど」
「最悪の場合は聖グロが廃校になるかも知れないんだから聖グロ側としたら今の所は問題を起こしたくは無いはずだ」
「じゃあ私達はどうすれば良いのですか?」
「さっきも言ったろう?俺からの頼みを断らなきゃ良いんだ。わかったか?オレンジ」
「わかりました」
「長くても俺が生きてる間・・・最低でも俺が高校を卒業するまでは続くからそのつもりでいろ」
「はい」
「そんなに長いのかしら?」
「何だったら公表してやろうか?俺は痛くも痒くも無いがお前らは致命的だぞ」
「わかりました。聖グロリアーナ女学院は白竜に対して断らない事を宣言いたします」
「まあ当然だな」
「それでは私達も戻りましょう」
「はい!わかりました」
「それでは白竜・・・また会いましょう」
「会いたくないけど会うんだろうな・・・」
大洗と聖グロの練習試合が終わって・・・
「今日は全国大会の何処と試合をするかを決める日だが大洗の代表は、みほで頼む」
「私ですか?私よりも沖原先輩の方が良いんじゃないでしょうか?」
「大洗では、お前が隊長なんだ。お前だったら周りのヤツらも納得するだろうさ」
「わかりました」
「おい!沖原!お前は何を勝手に!」
「お前は黙ってろ!片眼鏡」
「何だと!」
「満足に当てられないヤツがどうこう言うんじゃねぇよ!俺に勝てるようになったら言ってこいよ」
「まあそうだね」
「確かに私達全員が沖原君に勝負しても沖原君に勝てませんでしたね」
「結果は後から付いてくる。お前らは俺とみほの2人に従っていればそれで良いんだよ」
「それで納得が出来るか」
「出来るかじゃなくてするんだ。俺とみほは経験者だが他は全員が初心者だ。だったらお前ら初心者全員が今の状態で強豪校と言われている学校と試合をして勝って見せろって話しだ。勝てたら話を聞いてやるが?それともこの学校の秘密を学校にいる人達全員に話してやっても良いんだぜ」
「それは勘弁してほしいかなぁ」
「戦車道をやるなら俺達2人に絶対に従う事だ。嫌なら辞めろ、選択肢は2つに1つだ。好きな方を選べ」
「沖原君や西住さんの言われた事をやれば今より上手くなれるの?」
「それはお前達次第だ」
「私は反対だ」
「だったらこの学校の最終的な結果を受け入れるんだな」
「ぐぬぬ」
「でも沖原先輩いつもみぽりんと一緒にいますよね?もしかして付き合ってるんですか?」
「武部・・・お前は何でもかんでも恋愛に結びつけようとするのは悪い癖だ。異性が一緒にいたらソイツらは付き合っている事になるのか?違うだろ?まずは本当に付き合ってるかどうかは自分の目で見てハッキリと確かめるんだ。そうじゃなければお前は周りに嫌われるようになるぞ」
「気をつけます」
「けど俺がみほと一緒にいるって話しは答えてやるよ」
「良いんですか?」
「まあ言った所でだから何?って話だしな」
「そうですね」
「俺がみほと一緒にいる理由だがみほが俺に相談あるって言ってきてな?それで色々と話してるから良く一緒に話をしている所を見られるんだと思う」
「その相談の内容って何ですか?」
「悪いがそれは言えないんだ。」
「どうしてもですか?」
「お前ら全員がみほと同じ西住って名前なら話してやるけどな」
「違います」
「違いますね」
「わかってくれたか・・・なら聞くなよ?まだみほにとって気持ちの整理が出来てないと思うしな」
「わかりました」
「沖原先輩」
「どうした?みほ」
「そろそろ行きますね」
「気を付けて行ってこいよ」
「はい」
「俺は適当に時間を潰してるから何かあったら連絡して来い」
「わかりました」
みほ達と別れた俺は適当に歩いていたら喫茶店を見つけたので入る事にした。
「戦車喫茶ルクレールね・・・へぇ」
中に入ってスタッフさんに1人だと伝えると俺は5~6人は座れるであろう席に案内された。
(俺は端っこに座れる席が好きなんだが・・・まあ良いか)
俺は案内された席に座ってメニュー表を見た後にボタンを押した。注文した物が席に届けられてから俺は携帯で今年の全国大会に出場する学校を調べた。
(サンダースと黒森峰と聖グロとプラウダは毎回いるとして・・・他にはアンツィオと継続とBCと知波単と青師団とヴァイキングとヨーグルトとワッフルとコアラの森とボンプルとマジノに決まったか・・・なにぃ!大洗の最初の相手がサンダースだと!いきなりサンダースとは思わなかったな)
最初の相手がサンダースだとわかったので俺はサンダース戦に向けて考えようとしていたがみほから連絡が来たので俺が今いる場所を伝えてしばらくするとみほ達5人が俺がいる席に来た。
「お待たせしてすいません」
「大丈夫だ。お前らも早く座りな」
「はい」
そう言うと5人は座り始めた。その後は俺みたいに注文して注文した物が運ばれて来て食べたり飲んだり話をしている時だった。
「・・・みほ」
「お姉ちゃん」
みほが話しかけられたので俺は見てみると黒森峰の2人がいた。
「副隊長・・・」
「まだ戦車道を続けているとは思わなかった」
「まさか今年の大会に参加する気なの?弱小校は参加しない事が決まりなのよ」
俺はコイツらのセリフを聞いてムカついたので言う事にした。
「ほう・・・なら聞くが誰がそのルールを作ったのか教えて貰おうか」
「なっ!アンタは!」
「白竜・・・」
「俺が聞いてるんだから早く答えろよ・・・誰がそのルールを作った?早く言え」
「そんなの聞いてどうすんのよ」
「決まってんだろ?然るべき所に事実確認するんだよ」
「なっ!」
「本当にそんなルールがあるんなら理由が知りたいからな」
「・・・」
「けど弱小校は参加してはならないってルールが存在してないにも関わらず参加してはならないと言ったのは、お前だ。確認させて貰うからな」
「止めなさいよ!アンタ!そんな事を許されると思ってんの」
「そんなお前に俺は言わきゃならない事あるしな」
「なによ!」
「俺は3年でお前は2年だ。歳下は歳上に敬語を使えって教わらなかったのか?」
「くっ!」
「幼稚園とか保育園とかみたいなガキじゃねぇんだから騒ぐなよ、みっともねぇな、しかもここは家じゃないんだ。周りを見てみろ!まったくどういう教育をされてきたんだか親の顔が見てみたいわ」
「周り・・・・・・っ!?」
店の中にいる人達全員が黒森峰の2人に対して睨みつけるように見ていた。
「他のお客様の迷惑だ!お前が騒ぐから周りにいる他のお客様は折角ゆっくり出来る時間をぶち壊されたんだ。騒ぐんなら外で騒げ!周りにいる人達に謝れ!騒いで他のお客様の迷惑になるから黒森峰は帰れ!」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「帰れ」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
帰れコールが店のスタッフさん達と他のお客様達全員が言ってきたので流石に何も言わなくなった。
「エリカ行くぞ」
「けど隊長」
「悪いのは此方だ」
「わかりました」
「お前さ・・・黒森峰の隊長なんだろ?随分と躾のなってない副隊長だな」
「申し訳無い」
「他のお客様達全員に謝罪してから帰れよ、悪いのはお前らなんだから逃げるんじゃねぇぞ」
「わかった。行くぞエリカ」
「アンタ達覚えておきなさいよ!」
黒森峰の2人は他の席に座っている人達に謝罪しながら帰って行ったのを見て俺は店の中央まで歩いて他のお客様達全員が俺を見える様に移動した後に話した。
「せっかく皆さんが楽しんでいた時間を俺達のせいで台無しにしてしまい本当に申し訳ありませんでした。」
「兄ちゃんが謝る必要は無いだろう?悪いのはさっきの2人組の方だ。」
「そうだ。君は悪くない!だから君が謝る必要は無い」
「良く言った!今時の子にしては珍しい子だよ!なかなか言える事じゃないが君は悪くない」
「君は正しかった」
「この度は本当にありがとうございます。」
「いえいえ!俺は、さっきの2人のせいで今いるお客様に迷惑だなって思ったんで・・・此方こそ店側に大変な迷惑を・・・本当に申し訳ありませんでした」
「いいえ!貴方は悪くないですし他のお客様も貴方は悪くないと言ってましたし私も見ていましたから大丈夫です。」
「あんな事があった以上は俺達6人も帰ります。お支払いをお願いしても良いですか?」
「それなんですが貴方達6人の飲み物代だけは無料にしますよ」
「流石にそれはマズイんじゃないんですか?」
「食べ物の方は無理ですがせめて飲み物の無料ぐらいしないと此方としては申し訳無いですから」
「本当に良いんですか?」
「勿論です」
「わかりました。ありがとうございます。本当に申し訳ありませんでした。」
「いえいえ!此方こそありがとうございました。」
「凄いですね。沖原先輩」
「口も戦車道の実力も凄い」
「驚きました」
「カッコイイ」
「それじゃあ5人とも行くぞ」
「「「「「はい」」」」」
お支払いをした後に俺達6人は店を出た。あんな事があったから気まずい感じも少しあったが他の4人がみほに話しかけてくれたので良かった。俺はと言うと5人と別れた後にある所に連絡した。
「もしもし?沖原ですが」
「あら?久しぶりね」
「お久しぶりです。島田流家元さん」
「話すのは去年以来かしら?けどあの時は会って話をしていたけど・・・今日はどうしたのかしら?」
「今日は家元さんに質問があるんですけど宜しいでしょうか?」
「質問?まあいいわ」
「今年の全国大会については知っていますか?」
「もちろん知ってるわ」
「なら1つ目です。弱小校は全国大会に参加してはならないってルールがあると言われましたが本当でしょうか?」
「待ちなさい・・・誰が言ったの?その話?」
「先程の話ですが俺は喫茶店にいたんですけどね?その時に今の黒森峰の隊長と今の黒森峰の副隊長の2人がいたんですけれど黒森峰の副隊長が言ってました。」
「・・・・・・へぇ」
「もう1度聞きます。そんなルールあるんですか?」
「無いわ」
「だと思いました」
「私は大学の戦車道をメインにしているけれどそんな話は聞いた事が無いわね」
「俺の質問に答えてくれてありがとうございます。」
「念の為しほにも聞いてあげるわ」
「宜しいのですか?島田流家元さんは西住流家元と仲が悪い筈なのでは?」
「確かに良い方とは言えないけど、そんなルールが実際に存在しているのであれば高校戦車道は強豪校しか参加してはならないって事になるし最終的には戦車道の衰退に繋がるわ」
「・・・」
「ちなみに君が今いる学校は何処と試合なのかしら?」
「最初の相手は・・・・・・サンダースです」
「大丈夫なの?」
「何がですか?」
「サンダースって君の・・・・・・」
「そうですね。ですが俺は今の子達と一緒に頑張りたいと思います。」
「まあ頑張りなさいとしか言えないわね」
「はい」
「それじゃあまた何かあったら連絡して来ると良いわ」
「わかりました」
「それじゃあね」
「お忙しい中ありがとうございました。それでは失礼致します」
俺は島田流家元との連絡が終わると次に何をするか考えながら歩き始めた。
毎回スローペースで書いてますがなかなか進まなくてスイマセン