そろそろ試合が始まるので俺は隊長の隣で相手が来るのを待っていたけどプラウダ側の人が俺の姿をじっくりと見てきた。
「見てノンナ!サンダースに男がいるわ」
「そうですね。カチューシャ」
「強豪のサンダースが男をメンバーに入れるとはね」
その言葉を聞いた瞬間に俺は聖グロと同じような強い殺気と怒りが込み上げてきた。
「ちょっとあなた達!」
「お前らも聖グロと同じかよ・・・どいつもコイツも同じような事しか言わないんだな!気が変わった。お前達全員を潰すから覚悟しておけ」
「それよりただ今からサンダースとプラウダの試合を始めます。お互いに礼!」
「よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
俺はプラウダから離れると同時に隊長の所まで歩いて行き聖グロ戦みたいに相談しようとしていた。
「プラウダ戦の指揮権を君に渡すよ」
聖グロ戦から3日が経って今日はプラウダ戦だけど実はプラウダって強豪校で実力で言えば俺達サンダースと何ら遜色は無いのでどっちが勝ってもおかしくは無いぐらいだった。
「良いんですか?1年の俺にまた指揮権を渡しても?」
「聖グロ戦よりかは酷く無いけどイラっとしたのは確かだからね。他の子なら無理だけど沖原君になら任せられるから」
「・・・・・ありがとうございます。」
「けど私達を勝たせてよね?」
「もちろんです。もしこの試合に負けるようなら俺は2度と戦車道をしないと誓いましょう」
「その言葉・・・・・確かに聞いたからね」
「今回なんですが俺専用を使いますよ」
「本気って訳だね」
「聖グロの次に本気を出します。」
「ちなみに何に乗るのかな?」
「それなんですが・・・・・他の人と違う戦車なんですけど良いですかね」
「別に良いわよ?それで勝てるのならね」
「ありがとうございます。それでは俺はコイツに乗りますね」
俺が隊長を連れて今から俺が乗る戦車を見せてみる事にした。
「確かこの戦車って・・・・・」
「コイツの名前はT28重戦車です。」
「戦車の色が白と青の2種類で竜の絵があって迫力あるわね。だけどスピードが・・・・・」
「確かに本来ならばコイツは遅いですが俺専用の戦車はどれも早いですから」
「どのくらい速いの?」
「CV33型快速戦車わかりますか?あれぐらい速いって考えてくれればわかるかと思います」
「沖原君の専用ってそんなに速いの!?」
「俺用に魔改造した戦車ですから他の人には絶対に扱えないようになってますから」
「けどそれだけ速ければ照準が・・・・・」
「ところがドッコイ!?何と動きながらでも当てられるように訓練しましたから心配しなくて良いですよ」
「なら見せて貰いましょう!その性能とやらを!」
「それは違うキャラのセリフですからね?まあ見ててください!驚かせてやりますから!」
「へぇ」
「それではこれよりサンダースとプラウダの試合を始めます。それでは試合開始!?」
「ケイは俺を一緒に来て行動するように!隊長のフラッグ車とその他の戦車はフラッグ車から離れすぎずに周りを警戒するように!?何かあったら俺から指示を出す」
「わかったわ!由衣」
「ちょっと!沖原君!?まさか貴方達2両でプラウダと戦うの!?」
「最初は俺達2人で半分以上は減らしますよ」
「それは無茶よ」
「大丈夫です。もし俺の今回の独断で俺達が負けるようなら俺はサンダースから去ります」
「ちょっと由衣!?いいの!」
「そんぐらいしなければ周りが納得しないからな」
「そうかしら?」
「それじゃあケイは俺の後ろから付いてきながら周りを警戒しろ」
「今の所は・・・・・いた!」
「やはりな!気付かれないように注意しながら近付いて攻撃開始だ」
「OK」
プラウダに気付かれないように注意しながら近付いて攻撃をする為に速度を落としながら進んで行った。
「ノンナ!敵はまだ見つからないの!」
「まだ此方が敵を発見できて無いようです。」
「こっちから進むわよ」
「よろしいのですか?」
「今の内に倒しなさい」
「それでは全車!前進!」
「ウラーーー」
そう思って進んでいた時だった。
「すいません!やられました」
「こちらもやられました」
「こちらもです」
「一気に3両もやられるなんて」
「見つけました!白竜です!」
そこには青と白の2色で竜の絵がある戦車がハッキリといました。
「由依!見つかったわ」
「敵の戦車どんぐらい倒した?」
「3両よ」
「なら後7両か!フラッグ車以外は俺が片付けてやる!ケイは隊長と合流しろ」
「由依はどうするの?」
「もう1両だけいるからソイツも片付けてからフラッグ車と戦うつもりだ」
「勝てるの?」
「当然だろ」
フラッグ戦なのにも関わらず俺は1人で残りの5両を倒した後ケイが隊長と合流する為に引き返した後に相手の戦車が2両だけになった時だった。別の所から戦車が1両だけ俺に向かって前進してきたので俺は全車に通信で伝えることにした。
「白竜!ここから先には行かせません」
「ブリザードのノンナか!」
「貴方は私が仕留めます」
「俺を指名するとはな!面白い!やれるもんならやってみろ!」
「カチューシャの為にも勝たせて貰います!」
「まさかブリザードのノンナと一騎討ちをする事になるとはな!だが!悪いが勝つのは俺達サンダースだ。お前らじゃねぇよ!」
「いいえ!勝つのは私達です」
「だったら1対1の勝負をしようじゃねぇか!」
「受けましょう」
「いざ!」
「尋常に」
「「勝負!」」
今の会話はサンダース全車に伝えられたので今の状況は他の戦車にも伝わった。
「沖原君が頑張っている間にフラッグ車を見つけるわよ」
「イエス・マム」
「由依!今から助けに行くわ!」
「ダメです」
「でも隊長!」
「沖原君が負けると思うの?」
「それは・・・」
「沖原君は今まで勝ってきたから大丈夫よ!ケイ」
「由依・・・・・」
「私達9両はフラッグ車を見つけ次第に攻撃を開始します!」
「隊長!プラウダのフラッグ車を見つけました!」
「なら最初に4両がフラッグ車に攻撃しなさい!」
「イエス・マム」
プラウダのフラッグ車を確認した私達は気付かれないように近づいているけど相手はまだ気付いていなかった。
「ノンナはまだ戦ってるの!」
「そうみたいです」
「けどノンナが男に負ける訳が・・・・・」
「ISー2行動不能!」
「嘘!やられちゃったの!」
「コレで・・・・・チェックだ!?」
「由依!?」
「サンダース!いつの間に!しかも囲まれちゃってる!」
「撃てぇぇぇぇぇ!」
全包囲からの一斉射を受けてプラウダの最後の戦車から白旗が上がったのを確認した。
「KVー2行動不能!サンダース大学付属高校の勝利!」
「やったぁぁぁ」
「勝ったぁぁぁ」
「やったわね!由依」
「そうだな」
「沖原君」
「隊長」
「私達を勝たせてくれてありがとう」
「勝たせるように考えるのが俺の役割みたいなもんですから」
「たった2両で相手の戦車が結構減るなんて思わなかったわ」
「敵としては恐ろしかったんじゃないですかね?気付いたら味方が減っているんですからね」
「そうですね」
「由依!」
「どうしたんだ?・・・・・ってアレは!」
「こんにちは」
「こんにちは」
「貴方が白竜ですね?」
「そうだけど」
「私は貴方に勝てませんでした」
「そうだな」
「しかも貴方は無傷で勝って私は貴方に負けました」
「そうだな」
「カチューシャが貴方は会いたがっています。」
「カチューシャって誰だ?」
「1番最初に貴方に話しかけた人です」
「ああ・・・・・けど何でだ?」
「試合が始まる前にあんな事を言ってしまったので謝りたいと」
「だったら謝るぐらいなら最初から言わなければ良かったんに」
「どうでしょうか?」
「だが断る!」
「どうしてですか」
「俺達は初対面なのにも関わらずお前達は俺にあんな事を言ってきたのに今になって謝りたい?ふざけてんのか!」
「申し訳ありませんでした」
「試合で負けたから謝るってか?じゃあお前らが勝ってたら謝らなかったのかよ」
「それは・・・・・」
「結局の所はプラウダも聖グロとか黒森峰と同じだった訳だな」
「どういう事ですか?」
「聞けば教えてもらえると思うな」
「はい」
「自分で考えて自分で決めて自分で行動しろ!それこそ子供じゃねぇんだから」
「覚えておきます」
「それじゃあな」
「最後に1つ良いですか?」
「なんだ?」
「貴方の名前を教えて下さい」
「・・・・・俺の名前は沖原由依だ」
「私の名前はノンナです。次は貴方に勝ちます」
「期待しないで待っててやるよ」
プラウダのノンナの姿が完全に見えなくなるのを確認してからまた俺達は話し始めることにした。
「まさかプラウダが話してくるとは思わなかったわ」
「そうですね」
「それと沖原君の専用の戦車の実力を見せてもらったわよ」
「どうでしたか?」
「アレなら問題ないわね」
「それだったら良かったです」
「次の相手は何処でしたっけ?」
「継続高校だよ」
「知らない名前ですね」
「この学校は貧乏らしくてスクラップ寸前や廃車になったのを改造して使ったり他校の戦車をパクったりしている噂があるんだ」
「だったら盗まれないように警戒しなければなりませんね」
「特に今回の試合で注目されたからね」
「それだったら・・・・・」
「何を考えてるの?」
「ちょっと考え事をな」
「そっか」
「とりあえず整列しましょう」
「あー・・・・・隊長」
「また行きたくないんでしょ?」
「はい」
「別に良いわよ」
「ありがとうございます」
「良いんですか!隊長!」
「沖原君のおかけで相手の戦車が結構減ったし私達も戦いやすかったでしょ?」
「そうですね」
「つまりは結果を出した事に変わりは無いと同時に公式戦である以上は相手と私達と観客達も見ていたから証拠にもなるわ」
「確かに」
「行きたくないって言うのであれば無理に来させる訳にも行かないからね」
「なるほど」
「何の実績も無くて口だけは偉そうに言う・・・・・そんな人なら流石に許さないし許可も出してないわ」
「そうですね」
「だけど沖原君には7連覇・・・・・今年で8連覇になるかも知れないのよ?少なくても7連覇って言う成績がある以上は私達3年生は沖原君に対しては何も言わないわ」
「わかりました」
「それじゃあ隊長!俺は専用車の整備が終わったら帰りますけど良いですよね?」
「許可します」
「ありがとうございます。それでは失礼しますね」
俺は回収した専用車の整備をした後に全ての俺専用車にある事をした。
「これで何も出来なくなる筈だ」
そう思いながら俺は今日の試合で使った専用車の整備が終わった後に専用車の中に入って俺は寝る事にした。
PS4版のガルパンを買って何日か経ったけどローズヒップ専用のクルセイダーが使いにくいって思いました。