男子高校生が戦車道で何かをしてみる話   作:シデンカイ

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今月に劇場版のガルパンの第2話が見られるけど作者の住んでる所は見られるかわからないんだよな


第7話

「由衣」

「どうかしたか?ケイ」

「さっき隊長が由衣を呼んでたわよ」

「隊長が?わかった。だがその隊長は今どこにいるんだ?」

「隊長室にいるわよ」

「じゃあ今から隊長の所に行ってくるから先に帰ってても良いよ」

「そう?じゃあそうしようかな?」

「それじゃあ行ってくるね」

「いってらっしゃい」

 

 

 

ケイに言われたので教室から出た俺は隊長室に向かって歩いていたけど気付いたら着いていたので俺はノックをして相手の返事が来た後に隊長室の中に入った。

 

 

 

「失礼します」

「来てくれてありがとうね。沖原君」

「さっきケイと会ったんですが隊長が俺を呼んでると言われたので来たんですが何でしょうか?」

「それなんだけどね。・・・・・はい」

 

 

 

俺は隊長からノートを渡されたけど何のノートなのかわからなかった。

 

 

 

「これは?」

「これは今の隊長が次の隊長を決めた際に今の隊長が次の隊長に渡すように代々受け継がれてきたノートなのよ」

「だから結構ボロボロなんですね」

「もうかなり古いから仕方ないって言えば仕方ないんだけどね」

「それを俺に渡すんですか?」

「私を除いた今の3年生の全員が沖原君ならば任せられるって事で今の隊長の私が次の隊長の沖原君に渡すのよ」

「つまり・・・・・これを渡された人が次の隊長って事ですか?」

「そうなるわね」

「俺が次の隊長で良いんですか?」

「3年生の他にいる戦車道の2年生と1年生の全員に聞いたら沖原君が隊長になっても不満は無かったわよ」

「どうしてそれがわかるんですか?」

「これを見てくれるかしら?」

 

 

 

俺は隊長に言われて何かを渡されたので見てみるとアンケートの紙だった。

 

 

 

「その紙にはなんて書いてあった?」

「俺が隊長になるのは賛成か反対かでした」

「賛成は?」

「100%」

「反対は?」

「・・・・・0でした」

「ねっ?つまりはそういう事なのよ」

「コレを見せられたら何も言えませんね」

「もう1度だけ言うけど次の隊長は沖原君よ」

「わかりました。次の隊長として全力で頑張ります」

「沖原君の隊長としての引き継ぎは早くて全国大会が優勝してからで遅くて私達3年生が卒業したらになるからね」

「なら隊長がいる間に色々と教えてもらわないといけませんね」

「私達3年生が卒業するまでには色々と引き継ぎの作業を終わらせとくけど次の隊長として私が沖原君に教えなければならない事があるけどね」

「他には何か俺に頼む事あるんですか?」

「1つだけあるわ」

「何でしょうか?」

「各学園艦の様子を見て来てほしいのよ」

「つまり・・・・・俺に偵察をしてほしいと?」

「そういう事!何か質問あるかしら?」

「1つ目は俺の他に誰か連れて行っても良いですか?」

「それはダメね」

「2つ目は偵察するに時に学園艦の何処に行くかは決まってるんですか?」

「優勝候補の黒森峰とアンツィオを頼みたいのよ」

「次の対戦相手が黒森峰だからってのは知ってますから理解は出来ます。しかしアンツィオですか?あそこは別に強豪校って訳じゃなく継続みたいに貧乏ですよね?」

「黒森峰については言わなくてもわかると思うから言わないけどアンツィオがここ最近になって必死に資金を集めているって話なのよ」

「それは新しい戦車を買う為では?」

「それならまだわかるんだけど、どうして今の次期にそんな事をすると思う?」

「それは戦車道の全国大会が・・・・・まさか!?」

「そう・・・・・アンツィオは来年や再来年に向けての準備をしていて・・・」

「今年はもう無理だけど来年と再来年の全国大会の為に資金を集めて新しい戦車を買って出場するって訳ですか!」

「本当かどうかはわからないけどね。でもコレが事実なら」

「確かめない訳にはいきませんね。」

「前者については後でも構わないけど後者については出来れば急いでくれるかしら」

「わかりました。それなら明日からアンツィオに向かいます」

「先生には私から話をしておくから遠慮せずに行ってね」

「なら明日の準備の為に俺は家に帰っても良いですかね?」

「いいけど後1つだけ言う事があるわ」

「何でしょうか?」

「決して見つかってはダメよ!相手の学園艦に見つかったら捕虜になって次の試合が終わるまでは解放されないようになっているから」

「そうなんですか!?それは知りませんでした。だったら尚更ですが気を付けなければいけませんね」

「それとちょっと待ってくれるかしら」

「何でしょうか?」

「コレを沖原君に渡してあげるね」

「コレは・・・・・コンビニの店員が着ている服ですか」

「その服は全国のコンビニで共通されているから他の学園艦に行ったとしてもその服を着ている間は怪しまれないのよ」

「確かにコンビニの店員の服なら怪しまれませんね」

「コンビニは誰だって利用するし人の出入りが多いけどその服を着ている限りは周りの人達から怪しまれず警戒もされないで行けるわ」

「何から何までありがとうございます」

「それじゃあもう戻って良いわ」

「それでは失礼します」

「気を付けて行くようにね」

「わかりました」

 

 

 

俺は隊長室から出て自分の家に帰ろうとして歩く事にしたけど教室にカバンがあるのを忘れていたので教室に行ってカバンを持って家に帰った。家に着いた後は明日の偵察用の準備などをしてから夕飯を食べてお風呂に入って寝る事にした。そして次の日の朝になったので俺はサンダースの制服では無く普段着でアンツィオに来ていました。もちろん変装をして髪とか顔も変えてます。

 

 

 

「ここがアンツィオか」

 

 

 

俺は左手で雑誌を開きながら持って歩きながら周りを見ていると誰かとぶつかってしまった。

 

 

「痛っ!」

「ごめんなさい!余所見をしてました。」

「この辺じゃ見ない顔だな」

「実は観光が目的で来たのですけど何処に何があるのかを知らなくて」

「だから左手に雑誌を持っていたのか」

「はい!知らない所なので見ながらじゃないとわかりませんからね」

「なら私が案内してあげよう」

「良いんですか?」

「アンツィオに来るのは初めてなんだろう?ならアンツィオ流のおもてなしをしてあげよう」

「アンツィオ流?」

「とにかく私と一緒に来てくれ」

「わかりました」

 

 

 

 

アンチョビと名乗った人が俺にアンツィオについて案内をしながら話しかけてきた。

 

 

 

「私の名前はアンチョビだ」

「俺の名前は滝清十郎(たき・せいじゅうろう)だ」

「よろしくな!滝」

(本当の名前は沖原由衣なんだけど、どうせ今回限りだろうし偽名で良いか)

「しかし滝は何故アンツィオに?」

「さっきも言ったと思うが観光が目的でな」

「それなら他の学園艦とかでも良かったんじゃないのか?」

「それでも良かったんだけど俺の知り合いの人がアンツィオの食事は旨いって話を聞いたんでね。だったらアンツィオに行った時にアンツィオの食べ物を食べて帰った時に教えてやるよって話になっていてな」

「確かに食事は大事だ」

「俺が知っているアンツィオは食事だけなんだ。だから知らないから観光しながら食事でもと思ってな」

「他にもアンツィオは戦車道をしているぞ」

「戦車道?」

「滝は戦車道を知らないのか?」

「戦車道はテレビで見た事あるけど戦車道その物に興味は無いから」

「そうなのか?」

「戦車道その物は知ってるは知ってるよ?・・・だけど戦車道に俺は興味が無いからどうでも良いって感じだな」

「それなら仕方ないな」

「アンツィオも戦車道してるのか?」

「もちろん!だけど3年生が卒業して今は1年生の私1人だけなんだ」

「そうなんだ!」

「戦車はセモヴェンテとCV33を合わせて9両だけしか無いんだ」

「戦車道は1人じゃ出来ないのか?」

「他のスポーツと違って1人じゃ出来ないんだ」

「そうなんだ?」

「しかも金が無いから修理が出来てない戦車もあるし・・・・・どうしたら良いんだろうか?」

「だったら出張サービスしたらどうだ?」

「出張サービス?」

「戦車道をしているのはアンチョビ1人だけなんだろう?だったら他の学園艦の黒森峰とか聖グロに行って屋台を出せば良いんじゃないか?」

「何で戦車道に興味が無いのに知っているんだ!」

「俺の左手の雑誌に書いてあったからだ。」

「確かに書いてあるな」

「そんな訳で名前は知ってるんだよ」

「なるほど」

「他の学園艦に行く時は前もって許可を貰ってから屋台を出すんだ。それなら例え他の学園艦でも遠慮せずに屋台を出してお金を稼げるだろう?」

「確かにそれから稼げるし屋台も出せるな」

「だろう?聖グロとか黒森峰だったら人数も多いから味さえ良ければ仮に値段が高くても結構稼げると思うんだ」

「なら私の作るピザとパスタを食べてみてくれ」

「作ってくれるのか?」

「アンツィオの味を知ってほしいからな」

 

 

 

アンチョビがパスタとピザを作っている姿を俺は見ていたけど慣れているのか動きが早かった。

 

 

「待たせたな!ピザはまだだけどパスタは出来たぞ」

「ナポリタンか」

「食べてみてくれ」

「ありがとう!いただきます」

「・・・・・」

「・・・・・美味しいな」

「本当か!」

「量が少なかったからちょっと物足りなかったけど美味しかったよ」

「男だから量が足りなかったのか」

「女性なら足りるかもしれないが男だったらこの量は物足りないな」

「なら今度はピザを食べてみてくれ」

「これは・・・・・なんだ?」

「アンチョビ特製のミックスピザだ」

「それじゃあ!いただきます」

「・・・・・」

「これも美味しかったな」

「そうかそうか」

「さっきのスパゲティも美味しかったがピザも美味しかった」

「それなら良かった」

「スパゲティとピザって値段いくらだ?」

「両方とも300リラだ」

「これで300円!安いな!これなら800円か900円は取っても平気だと思うがな」

「そうかな?」

「あー・・・・・細かいお金が無いから1000円を渡すよ」

「だったらお釣りを・・・」

「いらねぇ」

「どうしてだ?」

「少しでも資金を集めて新しい戦車を買いなって」

「ありがとう!滝」

「今度もし何処かで俺と会った時はスパゲティの量を今より多めにして味をもう少し濃くしてくれ!」

「わかった。その時を楽しみにしててくれ」

「それじゃあ俺は帰るからな」

「気を付けて帰るようにな」

 

 

 

俺は少し歩いてアンツィオから離れた後だけど隊長に携帯のメールでアンツィオの事についての連絡をした。

 

 

 

 

「さてと次は黒森峰か」

 

 

 

今度は黒森峰に行く為にアンツィオを離れてから急いで電車に乗り向かう事にした。

 

 

 




場所によっては見たくても見られない映画あるから不安だな
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