俺ガイル×名探偵コナン   作:Oceans

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前回の続きとなります。

それでは、今回もよろしくお願い致します。


File:2 比企谷八幡は京都へ行くことになった。

ー 八幡 side ー

 

 

 

 

 

「赤井さんが俺の家に来たってことは、また黒の組織の潜入捜査の件とかですか?」

 

「今回は違う。八幡に渡したいものがあって来た」

 

黒の組織というのは原作を読んでいただければ分かるが簡単にいうと人殺しなどの犯罪組織集団の呼び名である。

 

「何すか?」

 

「親父さんからだ」

 

親父のやつ、自分で渡せよ。なに、赤井さんに託してんだよ。

 

「これは...」

 

「何が入ってたんだ?」

 

「1泊2日の京都のホテルのチケットですね。しかも利用日が指定で明日と明後日になってます」

 

ちなみに泊まるホテルの名前はザ・リッツ・カールトンだ。かなりの有名なホテルだったと思う。

 

「良かったじゃないか。久しぶりに羽でも伸ばしたらどうだ?潜入捜査も無いことだしな」

 

「でも...」

 

明日は確か、新一と蘭でトロピカルランドに行く予定だったよな?しかし、せっかく親父がくれたチケットを無駄にするのもな...

トロピカルランドは新一と蘭だけで行ってもらうか。後で埋め合わせでもしとけば蘭の機嫌はそう悪くはならないだろう。そう思いたい。

 

「そうですね。行こうと思います。赤井さんも一緒にどうですか?2名1室なので」

 

「すまん。俺は明日、明美と約束してるんだ」

 

明美というのは赤井さんの彼女さんで本名、宮野明美さんだ。

 

「そうですか...」

 

「それだったら、幼馴染の蘭さんにでも声をかけたらどうだ?」

 

「あいつは明日、新一とトロピカルランドに行くんで無理ですね」

 

なんなら俺も誘われたが、このチケットがあるから行かないが。

 

「そうか。ならもう1人で行って京都の名所を回ってきたらどうだ?」

 

「そうします」

 

「じゃあ、俺はまだ仕事があるから帰るぞ」

 

「お疲れ様です」

 

そして、赤井さんは仕事があるため俺の家を出た。

 

「それにしても、京都か...」

 

京都というと中学時代を思い出す。あの依頼の件とか、あいつらのこととか...元気にしているだろうか。それよりも京都の名所とかあんまり知らないな。そういえば、京都に詳しそうな奴がいたな...

 

「久しぶりにアイツに連絡して会いに行くとするかな...」

 

俺はそう思い、ある人物に会うことにした。おっと、新一に明日のトロピカルランドに行けない事を言っておかないと。俺は新一に行けない旨をLI○Eで送った。

 

そして次の日の朝、俺は京都へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

ー 八幡 side out ー

 

 

 

 

 

 

 

 

ー 新一 side ー

 

 

 

 

 

 

今日は蘭と八幡とトロピカルランドに行く予定だったが、八幡が急に予定が入ったから行けないと連絡が来ていた。連絡を受けた際に蘭に八幡が行けない旨を伝えることが出来たのだが、蘭があまりにも3人で行けることを楽しみにしていたので、言うことが出来なかった。

 

そして現在、駅前にいる。

 

「八幡くん、遅いなぁ...」

 

「蘭、伝えることがあるんだが...」

 

「なによ、新一」

 

「八幡のことだが、今日は来ないことになった」

 

「それ本当?新一」ゴゴゴ...

 

お、怒ってらっしゃる...

 

「蘭、落ち着け!八幡は親父さんから今日明日限りのホテル宿泊チケットを貰ってだな...」

 

「信じらんない!私の約束より八幡くんのお父さんの方を取るなんて...」

 

「でも、今度埋め合わせはするって言ってたし。それでいいんじゃないか?それに八幡も苦渋の決断をしたかもしれないし」

 

俺は蘭の機嫌を取るのに専念した。

 

「そう、ならいいわ。八幡くんにはきついお仕置きと園子も誘って高級なホテルのブュッフェでも奢ってもらおうかしら」

 

ご愁傷様です。八幡...

 

「じゃあ...新一、行くわよ」

 

「仰せのままに」

 

俺は蘭の機嫌を取りながら、トロピカルランドに向かった。俺も八幡に何か奢ってもらうかな。

 

 

 

 

 

 

 

ー 新一 side out ー

 

 

 

 

 

 

 

ー 平次 side ー

 

 

 

 

俺は昨日、久しぶりに八幡とLI○Eでやり取りをした。明日、京都に行くことになったから案内役をしてくれないかと頼まれた。俺はもちろん引き受けてやったで。久しぶりに八幡に会いたかったしな。そして今日の朝、八幡に会いに行くために準備をしていたんやが...

 

「平次、どこ行くん?」

 

そこに俺の幼馴染の和葉が話しかけてきた。

 

「なんや、和葉かいな。ちょっと京都に行くことになってな」

 

「あの女のとこに行くん?」

 

「あの女って誰やねん?」

 

「知っとるくせに、大岡紅葉や、大岡紅葉!」

 

なに、怒ってるんや?

 

「ちゃうわ。今日は八幡と会うんや」

 

「うそっ!八幡くんが来るん?」

 

「だから、そう言ってるやないか」

 

「私も一緒に行ってもいい?」

 

「和葉も八幡に会いたいんか?」

 

「当たり前やないの!」(やった!八幡くんに会える!楽しみやわぁ...)

 

「そうか。なら、早く準備しいや。八幡を待たせるわけにもいかへんしな」

 

「ほな、すぐ支度するから待っててな平次」

 

「はよしろよ...」

 

俺は和葉が支度している間、八幡に和葉も一緒に来ることをLI○Eで送った。ついでに大岡紅葉にも八幡が京都に来ることをLI○Eで伝えた。

 

 

 

 

 

ー 平次 side out ー

 

 

 

 

 

 

 

ー 紅葉 side ー

 

私はいつものように朝早くに起きる。その時、携帯に通知が来た。差出人は平次さんからやった。

 

「えっ...」

 

そこに書いてあったのは私の未来の旦那さんの八幡くんが京都に来る、京都駅で待ち合わせ、ということだった。

 

「伊織!」

 

私はすぐに伊織を呼ぶ。

 

「はっ!どうかなさいましたか?お嬢様」

 

「今日は京都駅に行きます」

 

「また、何故に京都へ?」

 

「平次さんから今日、八幡くんが京都に来ることになってるんです」

 

「なるほど、それで京都に...分かりました。只今、車のご用意をしてまいりますので、お嬢様はその間にご支度を」

 

「分かっています」

 

私は伊織に車の手配を指示し、京都に行く準備をする。

 

 

 

 

 

「待っててな、ウチの未来の......旦那さん」

 

 

 

 

私は百人一首大会の時に撮った八幡くんとのツーショット写真を見ながらそう呟き、京都に行く準備をしたのだった。

 

 

 

ー 紅葉 side out ー

 

 

 

 

 

 

....続く?

 

 

 

 

 

 

 

ー 軽い追加設定の説明ー

 

八幡と大岡紅葉の初めての出会いは百人一首大会にて。

小学時代にたまたま京都へ遊びに行った際、和葉と平次により強引に百人一首大会に参加。そして決勝戦で大岡紅葉と初対面で対戦。それ以降の展開は...今後の展開で明らかとなります。




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

次回は番外編をお送り致します。

投稿は明日を予定しております。
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