ただの一般人と艦娘   作:野獣の刃

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脳と艦これを交換された男の小説です。
頑張って書いていきます。(嘘つけ絶対途中で失踪するゾ)


2019年3月13日、内容を少し変更しました。


エピローグ

むかしむかし、それこそ気が遠くなる程昔の話。

 

この地球という惑星には、陸と海とで、別々の種族が支配していました。

 

陸を、人間。海を=×÷-%÷-という種族が支配していました。

 

二つの種族は、多少いがみ合いながらも、手を取り合って生きていました。

 

ところが、ある日突然、人間達は海を自分達の物にしようと考えました。

 

大人しかった=×☆¥=×達もこれには黙っていられず、遂に人間と=¥÷☆÷-達との戦いが起きました。

 

結果、その戦いは人間が勝利し、×☆=÷¥×達は海深く…深海にまで追いやられてしまいました。

 

そして、長い長い年月を経て=☆〒¥-÷達はいつしか深海棲艦と呼ばれるまでに至ったのです…お終い。…と、どうだい?勉強になったかい?」

 

「……婆ちゃん」

 

「なんだい?」

 

「そういうのは僕が子供の時に話すのが普通だと思うんだけど」

 

「おや、そうかい?話すなら今だと思ったんだけどねえ」

 

婆ちゃんがとぼけたように言う。

 

「そりゃどういう意味だよ」

 

「どういう意味って…ねえ?」

 

僕に聞かれてもなあ。

 

「何それ…まあいいや、僕そろそろバイトだから行ってくるよ」

 

「はい、行ってらっしゃい」

 

玄関を出てコンビニへバイトとして行く。いつもと変わらない日常だ。

 

ここは○県のX町。何処にでもあるような海岸沿いの町だ。そんな所に、僕は居た。

 

僕の祖父と祖母は義理の人間で小さい頃、引き取って貰った。どうやら僕の父と母は僕が物心つく前に他界してしまっていたらしい。婆ちゃんは家で家事を。(僕が今はやってるけど)爺ちゃんはなんと海軍のトップ、元帥という仕事らしい。爺ちゃんはいつも家に帰ってこれないから、婆ちゃんは一人で面倒を見てくれた。

 

だから、大学には行かず、すぐに働きに出た。今はバイトをしているが、何か仕事を見つけようかと思っている。…出来ればだが。

 

ウィーン

 

「いらっしゃいま…って君か、律くん」

 

「君か、とは失礼ですね、伊勢さん」

 

彼女___客が居るのにカウンターに肘をついている女性は安藤 伊勢といい、自分の先輩である。

 

「君はバイト君だからいーのいーの」

 

「えー」

 

扱いが酷いと毎度毎度思う。

 

「そらっ、早く着替えてきなー」

 

「釈然としない…まあいいや、わかりました」

 

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   PM11:26

 

「そういえばさ」

 

「はい?」

 

隣で何処から持ってきたのか椅子に座ってカウンターに肘をついている伊勢さんが話しかけて来る。

 

「律くん仕事、見つけないの?」

 

「あー」

 

今のままバイトを続けているだけでは収入が厳しいのは当然。そんなわけで今仕事を探しているのである

 

「考えてはいるんですけどねぇ…」

 

「軍とかどう?君体つきはいい方だし、どう?」

 

「頭どうなってんですかあんた。普通の仕事探してる人に『軍とかどう?』って...てか、それ前にも言ってましたよね?」

 

「えー。…あ、でも君小説家も目指してるんだよね?それも良いんじゃない?軍も良いけど。」

 

「やたらと軍推して来ますね…小説家は小さい頃目指してたものでs「ドゴォォォン!」…え?」

 

静かな、沈黙を守る夜に突如響く轟音。それは、何かが爆発した様な音に聞こえた。

 

「…嘘、なんでこんな真夜中に…?」

 

伊勢さんはしばらくの間顔を伏せ、考え込む様な仕草を見せたあと、急に顔を上げて、僕に言い放つ。

 

「良い?律君、今すぐここから離れるよ!」

 

「ちょっ、ちょっと待って下さい!い、一体何が起きてるんです!?」

 

「深海棲艦の夜間襲撃!分かったらほら早く!」

 

伊勢さんは焦った様な顔をして、僕の手を強く引っ張る。

 

「ま、待って下さい!逃げるにしても、町の人はどうするんです!?このまま見殺しですか!?」

 

「っ...それは...」

 

伊勢さんはまた顔を伏せ、何かを考えている。

 

ただ、そんなことより、何よりも、婆ちゃんが心配だ。何が起こったのか見に行かないと。

 

「伊勢さん!町の様子を見てきます!伊勢さんは先に逃げて下さい!集合場所は後でスマホで伝えますから!」

 

返事を聞かずに店を出る。準備運動なんざする時間はない。

 

「あっちょっ!待て!」

 

伊勢さんが何か叫んだ様だが聞こえない。

 

「ハアッ…ハアッ…何なんだあの音は…?」

 

港の近くまで走って来た。走って来た為、息は荒い。

 

ドォン!ドォン!

 

すると、今度は立て続けに二回の轟音。発信源が近くにあるのか、とても腹に響く。

 

「うわっ!?…爆発音?一体何が…?」

 

「…!!?一般人!?何でこんな所に!?」

 

驚いた様な声。聞こえた方向に耳を向ける。すると、人の姿が見える。

 

「誰だアレは…少女?…なんで海の上に立って…?」

 

「危ない!」

 

「え」

 

少女の叫び声が聞こえた次の瞬間。

 

ドガァァアン!

 

耳をつんざく様な爆音と共に、僕の意識はそこで途切れた。

 

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