幻想仮面闘争~二人の英雄の闘い   作:紋章

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 ついに感想で賛否があるキャラが……

 ですが一言だけ自分は余程の屑(ベルデ)でない限り悪人(はたて?や霍)も好きです。
 なので……これ以上はネタバレになるのでここまで。

 それでは本編をお楽しみください。


第拾漆話

「何ですかこの熱風は?」

「さあ?」

 

 ゾルダが熱風などに反応するが龍騎も何が起きてるのかわかっておらず。

 そして、カードを召喚機に入れようとするが……

 

「うわっ!!」

 

 手に持っていたサバイブー烈火のカードが突然燃えて紙屑となってしまった。

 

「……は?どういうことよこのカード……」

「何だ、何もしないなら俺から行こうか」

 

『SWORDVENT』

 

 王蛇がベノサーベルを装備し、龍騎に斬りかかる。

 

「ふんっ!!」

「そう簡単にはいかないわよ」

 

『SWORDVENT』

 

 ドラグセイバーを装備した龍騎がベノサーベルを受け止める。

 

「はっ!!そうこないとなぁ」

「言ったでしょ期待には答えるってね」

 

 二人は同時に同じカードを召喚機に読み込ませる。

 

『『ADVENT』』

 

『こいつはまた随分と凶悪なモンスターと契約しているな』

『ああ、龍型のモンスターかぁー・・・身がゴリゴリしてて歯応えがイインダヨネエ』

 

 ドラグレッダーとベノスネーカーがお互いを睨みながら対峙する。

 

「はあっ!!」

「もっと俺を楽しませろぉ!!」

 

 龍騎がドラグセイバーで斬りかかると王蛇は自分へのダメージも気にせず攻撃してくるため龍騎は上手く攻撃が出来ていなかった。

 

「これは埒があかないわね……」

「次は俺の番かぁ」

 

 王蛇がベノサーベルで斬るのではなく突く攻撃をしてきた。

 

「なっ!?くっ、只ではやられないわよ!!」

 

 龍騎も咄嗟のことで避けるのではなく左手で防御をしてしまいダメージをおうがその分王蛇にもドラグセイバーで斬りつけダメージを与えた。

 

 一方モンスター達はというと

 

『くっ』

『アハ、もっと私をタノシマセテヨ!!』

 

 レッダーの火炎とスネーカーの毒液がぶつかり合い、その中心点は溶けていたり、熔けていたりした。

 

『相変わらずなキチガイさだな!!』

『えー、ソンナコトイワナイデヨ!!!』

 

 スネーカーがレッダーを自らの尻尾で捕らえる。

 

『しまった!?』

『イタダキマス!!』

 

 スネーカーがレッダーに噛みつく。

 

『くっ、離れろ!!』

『キャハハハハ!!イタクナイヨ?』

 レッダーの全力の火炎をくらっても気にせずに噛みついたままで、そのままレッダーの肉を引きちぎる。

 

『っ!!』

『あ、ニゲラレチャッタ……』

 

 引きちぎられる痛みをこらえて拘束が噛みちぎりで緩んだ隙に拘束から脱出する。

 そしてそのまま、龍騎たちの元に戻る。

 

『すまん。霊夢、奴の契約モンスターだが以前よりも明らかに強い……下手すればユナイトベントで互角レベルかもしれない』

「はぁ!?あれで互角とか嫌な冗談にしてほしいわ……」

 

「どうだった?スネーカー」

『オイシカッタヨ?』

「お前、そんな性格だったか?」

『よく、言われるよ。ワタシハ戦闘になると性格がカワルッテ』

「……そうか」

 

 そうこうしていると、ここにいるライダー全員から時間切れの合図が出る。

 

「時間か……スネーカー。こうなってからの限界は何分だ?」

『1分ぐらい』

「それだけあれば十分だ。さあ龍騎だったか?続きを始めるぞ」

「悪いけど時間切れなんだから無理よ」

「そういうことです。八雲諦めなさい」

 

 龍騎とゾルダは急いで外に出ていく。

 

「……そうか」

 

 王蛇は一息つくと

 

「アァァァ!!!!」

 

 地面をおもいっきりベノサーベルで叩きつけてから出ていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 王蛇と龍騎の戦闘が終了した頃、言峰教会では

 

「ふむ。ようやく戻ってきたか」

「神埼士郎。それは?」

「言峰か。これはゴルトフェニックスが落としてきたサバイブ-烈火のカードだ。どうやらパワーが足りずにカードが耐えきれなかったのだろうな」

「そうか。それをどうする気だ?」

「細工だ。博麗霊夢と霧雨魔理沙にはお互いに潰しあってもらわなければならないからな」

「……そうか」

 

 不穏な会話がされていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふう。詠姫、あの八雲って奴の情報を知ってる限りでいいから今度くれない?あんた弁護士何だし……」

「いいですけど。あまり口外しないでくださいよ?本来的は極秘なんですから」

「わかってる、わかってる」

 

 二人がそんな会話をしていると

 

「お、いたいた。霊夢ー」

「あら。魔理沙、どうしたの?」

「それがな……」

 

 何でも魔理沙の話では今日命に色々と相談してる時に淳がやってきて明日の正午ごろに言峰教会に行ってみれば面白いことがわかると言われたそうだ。

 

「……言峰教会。あそこは怪しいけど何かあるのかしらね?」

「まあ、あそこはこの戦いの発端のデッキを私たちに渡した神埼に繋がってはいますが……」

「それって不正にならないのか?」

「ならないでしょ。というか言峰とかいう神父がさせない気がするわ」

「それで、どうしますか二人とも。私は行ってみようと思いますが」

「当然、私も行くわよ」

「霊夢が行くなら私も行くか」

「そうですか。……ではまた明日」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 三人が別れた深夜

 

『こうやって集まるのも何か久しぶりだな』

『そうですね』

『……一応呼んできたぞ』

『まさか私も呼んでくれるとは感激ですよ』

『いい、ご飯があるってキイタケド?』

『…………ご飯』

『私が取ってきましたけど……足りるのですか?』

 

 レッダー、スター、ウィング、ゲラス、スネーカー、マグナギガ、エビルの七匹が宴会もどきをしていた。

 

『取り敢えずスネーカーには飯だしといてくれ。まだ傷痕が痛い』

『我慢してくださいよレッダー』

『それにしても何で皆さんうちの淳さまが嫌いなんでしょうか?』

『いやいや、ゲラスちゃん?あの人は何か陰湿だから嫌われてるんじゃないですか?それに比べて私のマスターの能裂持さんはいい人なのですよ!!』

『はっ?あの暗い男のどこが?』

『……あ?喧嘩売ってますか、ゲラスちゃん?』

『ええ、売ってるわよ。ブリッコエビル』

 

 エビルとゲラスの間で火花が出るような睨み合いが始まった。

 

『……騒音』

 

 しかし、即座にマグナギガに黙らされた(物理)。

 そうやってモンスター達が楽しんでいると……あのモンスターが来た。

 

『久しぶりだな皆』

『ボルキャン?』

 

 そこにいたのは行方不明の文の相棒のボルキャンサーだった。

 

『何でここに……』

『何、一言だけ言いにきた。……次会ったときは本気で殺しに行く。それからこのことは他言無用だ』

 

 そう言ってボルキャンは消え去る。

 

『『『…………』』』

 

 最初期組の三体がその声の冷たさに声が出せずにいた。

 

 

 

 

 

「さーて、これで大体の勢力には知らせれたね。……後はあの八雲って子を手駒にすれば完璧だけど焦らずに行こうかな」

 

 そう言って淳はゲラスに追跡させて見つけた八雲の隠れ家に入っていく。

 

「八雲君いるかな?」

「……誰だ?」

 

 威は不法投棄されたソファーなどの残骸の上に寝ていた。

 

「実はね明日の正午に言峰教会ってところでライダーバトルが合ってねちょっと手伝ってほしいんだよ」

「手伝うだと?」

「そうだよ。最近ルールを守らない奴が多くてさ君みたいなライダーを俺も待ってたんだよ。どうかな?」

 

 威は少し思案した後

 

「いいだろう。そこに行けばいいんだな?」

「そうだよ。それじゃあ君の活躍楽しみにしてるよ」

 

 淳が出ていった後、威は保存しておいた警官の肉を取り出してかじる。

 

「この俺を利用しようとする馬鹿がいるとはなぁ。……くく、明日が楽しみだ」

 

 そう言って食事を終えてから眠りについた。

 

 

 

 次の日

 

 霊夢、魔理沙、詠姫、命の四人が言峰教会に入っていく。

 

「言峰、少し話があるのですが……」

「……今日は客が多い日だな」

 

 そう綺礼が言ったように現在この場には今来た四人と綺礼以外に黒いローブを着た二人がいた。

 そして、綺礼の手にはカードデッキが握られていた。

 

「なっ……ああ。そういうこと、あんたもライダーとはね」

「やれやれ。これも君たちの策略かな?」

 

 綺礼が既にいた二人にそう言うが二人は何も答えなかった。

 

「ふむ、だが私と戦うのは止めたほうがいい。戦うなら自分たちで戦え」

「は?戦うわけないでしょ」

「そうか。なら仕方ない。君の友人を殺そうか」

「……冗談にしては悪い冗談ね」

「そう聞こえたなら謝ろう。……ふんっ」

 

 綺礼が謝りながら地面を叩くとコンクリート製の地面が一メートルほど砕けた。

 

「……は?」

「いやいや、お前人間なのか?」

「非常識すぎる」

「古町が警戒するように言うわけです」

「こういうことだ。それに北岡詠姫、能裂持命は時間がないだろう?」

「「っ!!」」

 

 命と詠姫の表情が曇り……そして

 

「そうですね。私たちでやらせて貰いますか」

「なっ、詠姫!?」

「霊夢。私と戦いなさい……さもなくば貴女の両親に地獄を見せます。……冤罪というなの」

「ふざけんな。と言いたいところだけど何か事情がありそうね……いいわ戦ってあげるわよ」

「……ありがとうございます」

 

 詠姫が小声でそう言うと二人とも教会にある鏡の前に立つ。

 

「二人とも!!」

「霧雨……」

「何だよ、能裂持?」

「……いや、二人を止めるぞ」

「……?当たり前だろ」

 

 そして全員が鏡の前に立って変身をする。

 

「「「「変身!!!」」」」

 

 

 

「ふむ、外からも二人乱入かこれはいい塩梅だな」

「…………」

「いいのか博麗霊夢達を助けなくて?」

「……?何で私が」

「貴様の友達じゃないのか?」

 

 綺礼がローブの一人にそう言うと

 

「友達?……何ですかそれ。私にいるのは家族だけですよ。ねっ旦那(あなた)♪」

「……言峰さん。こいつ何とかしてくれないか?」

「私に頼るな」

 

 もう一人のローブはがっくりとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあ!!」

「くっ、そこです!!」

 

 龍騎がドラグソードでゾルダに攻撃するが全てギリギリでかわされてしまいその直後に銃の攻撃をくらう。

 

「ちっ、二人とも止めるんだぜ!!」

「そうだ。こんな戦いは止めるんだ!」

 

 ナイトとライアが二人を止めようとするが

 

「おいおい、戦いの邪魔をいけないよなぁ?」

「なっ、八雲!?」

「お前たちの相手は俺だ」

 

 ベノサーベルを持った王蛇が妨害してくる。

 

 

 そしてガイはと言うと遠くからメタルホーンを装備して時を待っていた。

 

 

「ちっ!(どうしようかしら。ファイナルベントは強すぎるしかといって他のカードじゃ火力不足なのよね)」

「……(ファイナルベントを射つとしたら相手が転倒した時……そうなるとこれですね)」

 

『SHOOTVENT』

 

 ギガキャノンを装備したゾルダが龍騎を狙い打つ。

 

「くっ。私もシュートベントが欲しいわねっと」

 

『GUARDVENT』

 

 ドラグシールドを装備して砲撃を防御していく。

 

「防がれますか……それならば!」

 

『SHOOTVENT』

 

 ゾルダがギガキャノンをうちながらギガランチャーを装備して放つ。

 

「それだけ装備してれば動きも鈍いわよね?」

 

 龍騎が砲撃を避けてカードを読み込ませる。

 

『ADVENT』

 

 スターがゾルダの後ろから体当たりをする。

 

「くっ、しくじりましたね」

「装備がなければあんたの驚異も半減よ」

「ですが、そう簡単には負けませんよ?」

 

 

 一方王蛇のほうでは

 

「明らかに可笑しいだろ!!こいつの性能!!」

「くっ。せめて武器だけは落とす!」

 

『SWINGVENT』

 

 エビルウィップを装備したライアが王蛇のベノサーベルを落とそうと手を攻撃するが

 

「邪魔くさい鞭だなぁ」

「なっ!?」

 

 そのウィップを掴んでライアを振り回す。

 

「ふんっ!」

「がっ!!」

「能裂持、大丈夫か!?」

「何とかな……」

 

 ウィングランサーに既にファンタジアハッケロをつけたナイトが攻撃をしようとしたその時

 

『FINALVENT』

 

「はぁぁぁ!!!」

「っ!?間に合え!!」

 

 ガイがヘビープレッシャーをしてきたことに気づいたナイトが急いでガードベントのカードを使おうとするが間に合わず攻撃を受けてしまう。

 

「くっ……」

「いやー、ごめんね。霧雨、隙だらけだったからさ」

「…………」

 

 王蛇がガイを睨む。

 

「まあまあ、そんな怒るなよ。獲物はまだたくさんいるんだから」

「ああ、……そうだなぁ」

 

 そうしていると龍騎がここの戦場に転がり込んできた。

 

「あんたらも戦ってたのね」

「博麗、ボロボロだが大丈夫か?」

「そんなこと言ってる前にあれを何とかするわよ」

「何?……余計な物を」

「霊夢、これで終わらせましょう」

 

『FINALVENT』

 

「いいわ。受けてあげる」

「博麗、……俺も手伝おう」

 

『STRIKEVENT』『COPYVENT』

 

 ゾルダがエンドオブワールドを龍騎とライアがドラゴンクローファイアーを撃ち合う。

 そして中心点にて爆発が起きる。

 

「くっ!!」

「っっ!!」

「……まだまだ甘いですよ。あなたたちは」

 

 そう言ったゾルダの手にはギガアーマーが握られておりそれで防御したようだ。

 そして丁度中間地点では……ガイの体を掴み攻撃を防いだ王蛇の姿があった。

 

「な、何で?」

「ああ、別に攻撃はかわせたが……お前は気に食わん。消えろ」

 

 ガイを蹴って壁まで蹴り飛ばす。

 

「ふ、ふざけるなよ。俺がこんだけの戦いを用意してやったんだぞ!?」

「だからどうした。大人しく死ね。大人だろ?」

 

『FINALVENT』

 

 ベノスネーカーが王蛇の背後までやってくる。そして王蛇がジャンプをして、その背中からベノスネーカーが勢いをつけさせて、連続で蹴るベノクラッシュが炸裂する。

 

「がぁぁぁ!?」

 

 そしてガイの体が爆発をする。

 後にはガイがいたという証拠でしかない砕けたカードデッキだけがあった。

 

「ふん。これで二人目脱落かぁ?」

「あんた、……罪悪感とかないの?」

 

 龍騎が訪ねる。

 

「ない。それともあるとか言ったほうがいいのか?」

「いらないわ。……あんたは私が殺す」

 

『UNITEVENT』

 

 霊夢がこの世界での初めての殺気を出しながらドラグ達を合体させドラグカイザーにする。

 

「いい殺気だなぁ」

「あんたが凶悪犯って呼ばれる理由がわかったわよ」

『私もこれほどの人間に会うのは久しい……覚悟しろベノスネーカー』

『覚悟するのはそっち。セイゼイ抵抗してね。すぐ食べたらタノシクナイカラ』

 

 龍騎と王蛇が互いの武器を構える。




 これで残りのライダー十八人……まだそんなにいるのかというのが作者の本音だったりしますがね。

 それとローブの二人がわかった人がいるのか気になりますね。
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