幻想仮面闘争~二人の英雄の闘い   作:紋章

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 全財産がサウンドロックシードになりました。
 それとメロンエナジーロックシードだけ一向に見つからない不思議



第參拾壱話

「静香を殺せとか神埼士郎はふざけてるのかしらね」

「そんなことは私も知りたいですよ」

 

 ミラーワールドから出てきた文と霊夢が先程言われたことについて話し合っていた。

 

「……そういえば文、あんた戻らなくていいの?」

「ええ。それに今は静香さんのほうが重要ですからね」

「そう。……取り敢えずどうする気よ?」

「学校に行くべきなんじゃないですか?」

「それもそうね」

 

 そう結論づけると二人は立ち上がり学校に向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方魔理沙達の方では

 

「それで私達はどうする気なんだぜ?」

「そうだね……彼女の学校に行って遠くから観察してくれないかい?」

「私一人でか?」

「そうだね……水華と一緒に行って貰うよ。ああ、それから」

「何だよ?」

「君の持ってるサバイブのカードを貸してくれないかい?」

「……理由は?」

「僕達用のサバイブを作るためにちょっとね……」

「……それならいいけど」

 

 そう言うとデッキからサバイブを取り出して英行に渡して立ち上がる。

 

「それじゃ水華を見つけたらすぐ向かうのぜ」

「ああ、宜しく頼むよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ここに来るのも久しぶりですかね」

 

 文が学校の入り口に立ちながら感慨深くしていると霊夢が警戒をしながら話し始めた。

 

「文、様子が可笑しいわよ」

「どういうことですか?」

「静か過ぎるのよ。別に今日は学校休みとか言うわけでもないし」

「でもここは基本自由登校ですし、静かでも可笑しくないと思うのですが?」

「それなら教師は?それに真面目な奴なら毎日来てるらしいわよ。それが今日に限って全員休み?可笑しすぎるでしょ」

 

 そう言われて漸く可笑しいと思ったのか文も警戒をし始めた。

 

「確かにそう言われると変ですね……」

「用心していくわよ」

 

 そう言い終えると辺りを警戒しながら中に入っていくも校舎に入るまで特に何も起きなかった。

 

「……結局何も起きませんね」

「……まあ、いいじゃない。それは、それで良い事なんだから……っ!?」

 

 霊夢がそういい終えた瞬間横から何かが飛んできたため霊夢は後ろに文は前に回避をした。

 

「これは剣ですかね?」

「誰よ、こんなの投げた奴は!!」

 

 二人が飛んできた方向を見ると無数のスカルゴースト(シアゴーストの顔の部分が骸骨になり人の関節部分から骨が飛び出している様な姿)が此方に迫ってきていた。

 

「なっモンスター!?」

「しかもこんなに沢山ですか……」

「やるしかなさそうね……文行ける?」

「当然ですよ……っと!」

 

 文が話している途中で能力で加速をしスカルゴーストに近づき手に持っていた剣を奪いとりそのまま持っていた相手を斬り裂いた。

 

「てっ全然斬れないじゃないですかこの剣!!」

 

 文が言うように斬ったのは言いが殆どダメージにならなかった為すぐにその場に捨てた。

 

「文!!とにかく鏡を探すわよ」

「わかりましたよ!!」

 

 そう言って二手に別れて鏡を探し始めた。

 

 

 

「よし、見つけたわよ!!」

 

 霊夢が見つけた鏡にデッキをかざし変身する。

 

『SWORDVENT』

 

 ドラグセイバーを装備した龍騎が元来た道に戻ると

 

「うわっ、何よこの地獄絵図は」

 

 龍騎が言うように廊下は剣や弓や槍を持ったもしくは何も持ってないスカルゴーストで埋め尽くされて先が見えないほどだった。

 

「……ここじゃ狭すぎてレッダー達を呼べないと言うのに面倒くさいわね」

 

 そう言いつつも仕方ないと思いスカルゴースト達の集団に突っ込む。

 

「邪魔なのよ骸骨集団!!」

 

 スカルゴーストが密集してる場所に辿り着くとその場で回転斬りをして周囲のスカルゴースト達を倒しそのままの勢いでドラグセイバーを前に突き出して強引に進んでいった。

 

「シュシュシュ!!!」

「くっ!後ろから攻撃するな!!」

 

 背後から矢を放ってきた敵にドラグセイバーを脳天に投げつけて倒し新しいカードを読み込ませる。

 

『SWORDVENT』

 

「そこを退きなさい!!」

 

 ドラグソードを装備してそのまま前方の敵を凪ぎ払いながら先に進んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいおい、いつから私達の学校は化け物の巣になったんだぜ?」

「これは予想外だね~」

 

 一方学校についた魔理沙と水華もスカルゴースト達と交戦していた。

 

「ふんっ!!」

「仕方ない魔理沙、変身して応戦するよ!」

「そうするしかないか」

 

 二人は近くの水辺にデッキをかざしてバックルを装備する。

 

「「変身!!」」

「水華、一気に決めようぜ」

「そうしようか」

 

『『TRICKVENT』』

 

 ナイトとインペラーが分身しスカルゴースト達を倒していく。

 

「何か、こいつら弱くないか?」

「いつものモンスター達より確かに弱いねー。……何か理由あるのかね?」

 

 そうやって話ながら戦っても勝てるほどにスカルゴースト達は弱くあっという間に数える程しかいなくなってしまった。

 

「これで終わりだぜ!!」

 

『FAINLVENT』

 

「はぁぁぁ!!!」

 

 飛翔斬を放ち残りのスカルゴーストを一掃した。

 

「それで水華後はどうするよ?」

「それじゃあ……二手に別れて情報を探そうか」

「了解」

 

 変身は解除せずにその姿のまま二人は校舎に入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「霊夢さん、こっちですよ!」

「文!!そっちはどうだった?」

「楽に倒せましたよ」

「そう。私のほうも攻撃くらったけどあまりダメージは無かったわね……」

「霊夢さんはこれも静香さんのせいと思いますか?」

「まだ……わからないわね」

「シャァー!!」

「っ!新しいモンスター?」

 

 二人が相談をしていると全身から刺々しい毛が生え爪が鋭く伸びた狼に似たモンスターウルフエッジがスカルゴーストを引き連れてやってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「静香さんですか……まったく女子高生を殺せとは神埼士郎は頭でも壊れたのでしょうかね」

『…………一緒』

「わかってますよ。こういうときは流すものですよ?」

 

 詠姫がマグナギガを諭しているとインターホンが鳴った。

 

「古町!!……ああ、そう言えば今日は休みでしたね。最近は鎌華も休んでばかりですしこれは一つ説教ですかね」

 

 そう言いながらドアを開ける。

 

「何の用ですかな……ええーとどちら様でしょうか?」

「初めまして北岡詠姫さん。それとも牛の仮面ライダーと呼んだほうがいいですか?」

「……!何故その事を?」

 

 詠姫がそう聞くと着物を着た女性が唐突に手を出し

 

「握手しませんか?」

 

 そう言い放った。

 

「握手ですか?別にいいですよ」

 

 そう言って詠姫が握手しようとした瞬間

 

「先生、離れて!!」

「れ、鎌華?いきなりどうしたんですか?」

 

 息を切らせた鎌華が二人の間に割ってきた。

 

「あらら、蟷螂さんですか。撒いたと思ったんですけどね」

「鎌華、此方の女性と知り合い何ですか?それに蟷螂さん?」

「……彼女は神埼静香だよ先生・・・・」

「なっ、彼女が静香さん!?」

 

 そう言うと女性……静香が比較的穏やかな感じで言った。

 

「それでは改めて初めまして北岡詠姫さん、暁鎌華さん。私が神埼静香です。そしてさようなら」

 

 そう言うと詠姫に触れようとするが

 

「させない・・・・!!」

 

 鎌華が直前に手首の所から手を払いのけた。

 

「邪魔しないで欲しいのですが?」

 

 払われた手が壁に当たるとその壁が崩れ落ちてしまった。

 

「なっ!?」

「……っ!先生、一先ず逃げるよ!!」

「わかりました!」

 

 そう言うと二人はその場から走って逃げていった。

 

「……はぁ仕方ありませんね。皆さん追ってください」

 

 そう言うと近くの茂みからシアゴーストが数対出てきてミラーワールドに入っていった。




 次回は学校と詠姫達の話ですね。
 因みに静香ちゃんは複数の能力持ちです。
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