書きかけ置き場   作:みっくん

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自分の別に上げている京太郎と彼女(仮)で書こうとしたものの、今一納得がいくような設定が練られなかった奴です。


雀明華の場合

 

物事には全て運命が決まっている。

 

彼と出会ったのは大会会場でのことだった。

普段使っている日傘が見つからず、学校の皆と別れた後一人で探し回っていた時だった。

 

ないないと探していた姿を見て気になったのか、彼は私に「何か探しものですか」と英語で声を掛けてきた。

私の見た目を見て英語で話しかけてくれたのだろう。私は「日傘を探しています」と彼に答える。

其れならコッチで見たと彼の後姿を追うと簡単に見つかった。

 

一時間ほど探していたものがいとも簡単に見つかるなんて。

運命の出会い。何故かその言葉が頭を過った。いくら何でも早計過ぎると頭を振る。

彼は不審に思ったのか大丈夫ですかと心配げな声色で話しかけてくれた。あぁ、心臓がバクバクする。

 

「あの、お礼をしたいのですが……」

 

日本に来る前に覚えた日本語で話す。英語で話しかけてくれた事は嬉しいが、それよりも彼と同じ言葉で話したい。

 

「え、お礼なんていいですよ。俺は当然のことしただけです」

 

「それではワタシの気がすみません。えっと……失礼ですが名前は?」

 

「あ、挨拶してませんでしたね。俺は須賀、須賀京太郎と言います。一応、この大会の関係者です」

 

「ワタシは明華―雀明華です」

 

彼の学校と戦う前の事だった。

 

 

☆☆☆☆☆

 

彼―京太郎君と出会ってから半年近くが経った。

あの夏の大会で私の通っている学校は三位という結果で終わった。勿論団体でのことだ。

というのも個人では腕が振るわずベスト4にすらなれなかった。

世界ランカーに名を載せているのでそれなりに自負はあったのだが、何処か自惚れもあったのだろう。

早い段階で気付けて良かった。

京太郎君とはあの後、無理矢理な感じに喫茶店に連れて行き、連絡先を交換した。

大会が終わってからはネット麻雀を使って彼に指導に近いことをしている。

 

今日は春の大会の本戦。京太郎君が出るので私も見に行く。仲間からも誘われたが、彼の観戦は一人でしたいと思った。

 

女子と男子では日程が別なので今日は一日自由だ。

お気に入りの日傘をもって家を後にした。

 

★★★★★

 

「うぅ、緊張するな」

 

春で日差しが温かいのに震えが止まらない腕を摩る。

去年の夏の大会では無念の予選敗退だった俺だが、とある縁のおかげで本戦に出れるレベルの腕前になった。

 

彼女の指導が上手く、自分の実力だと分かっていつつも何処か自信が持てず震えてしまう。

 

そんな俺を見越してか、タイミング良くメールがスマホに届いた。

差出人は去年の夏に出会った師匠兼友人の明華からだった。




これもまた竜華と一緒で今一設定が練られなかったんだよね。
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