書きかけ置き場   作:みっくん

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ハイスクールD×Dにオリ主を入れてみたものです。


駒王の管理者(仮)

 

深夜と呼ぶべき時間に二つの影があった。

 

片方は平然と立っているが、もう片方はボロボロの格好のまま膝をついていた。

 

「ば、化け物が……」

 

「悪魔が化け物っていうなよ」

 

「黙れ黙れ!貴様さえいなければ」

 

「なんだ?まだ口を開くほどの元気はあったか」

 

ボロボロの格好をしている者は不思議な恰好をしていた。服こそ見慣れたものを着ているがその背中には黒色の翼が生えている。およそ人間にはないものだ。それもそうだ、彼らは悪魔と呼ばれる生物なのだから。

 

『あの女が近づいてきているぞ』

 

二人の人物しかいないのに何処からか女の声が聞こえた。

 

「そうか、俺も時間をあるわけじゃない。これで終わりだ」

 

彼はその言葉に返事を返すと、

 

「……ぐっ」

 

彼は手にしていた剣で悪魔の首を落とした。首を落とされた悪魔はまるでそこに存在していなかったようにサラサラと砂となり風で散り散りとなってしまった。

 

「ふぅ……後始末は日中にするとして逃げるか」

 

彼は呟くと足下に魔法陣を発動させその場を後にした。

 

 

「こら~、そこの変態3人待ちなさいー!」

 

言いながら箒を手にしている女生徒は前を走っている3人の変態を追いかけた。

 

ここは駒王学園。駒王町に存在する高等学校である。この学園には学園のマドンナとも呼ぶべきお姉さまが2人在籍している。3年生のリアス・グレモリーと姫島朱乃。とても同学年と思えないほどの体付きに男女関係なしに人気を誇っている。

そんな学園に彼は在籍していた。

 

狩魔隆二 深夜に悪魔と呼ばれる者を倒した男だ。学園で目にされる彼は基本的に誰にでも優しいと評判だ。基本的にといったが彼は自身が悪と判断したもの、周りの評判から悪と判断すべきものに対しては一切容赦をしない。

 

今もそうだ。

 

「其処の3人、風紀委員長の願いでな捕まえさせてもらう」

 

女生徒から逃げている3人の前方に立った彼は、3人に向かって突撃をした。勿論、彼は暴力で解決するのではなく、無力化を図ることを目的としている。

 

3人はすぐに無力化され彼が手にしていた縄に結ばれた。

 

「あっ、狩魔君。ありがとう」

 

女生徒は変態3人組を捕まえた彼に礼を言う。3人がしっかりと縄につかまっていることを確認した彼は、

 

「なに、これも俺の仕事だ。むしろ被害者は君たちだろうに。生徒会にでも一応連絡を入れておくよ」

 

「うん、ありがとね」

 

彼女に背を見せながら縄を持っていない手をヒラヒラさせると彼は風紀委員たちが集まっている教室へと足を向けた。

 

 

「ただいま」

 

家の鍵を開け靴を脱ぎながら家に上がる。帰宅の言葉を口にした彼に何者かが抱き着いた。

 

「おかえりなさいですわ、隆二様」

 

「ああ」

 

彼に抱き着いたのはレイヴェルという少女だ。幼いころに出会い、今も親交がある少女だ。

 

「昨夜、悪魔を倒したと聞きましたが?」

 

「ああ、深夜に今は無人の教会でな」

 

昨晩戦闘した場所は廃教会だった。教会に属する者がいる場合、悪魔は教会に立ち入ることが出来ないが、生憎と今は無人なため本来魔に働く防御機能が作動していなかったのだ。

 

『今夜にでも報告に行くと良い。最近何かと忙しく行ってないのだからな』

 

再び何処からか声が聞こえてきた。その声に驚いた様子も見せずに彼は頷き返した。

 

「そうだな。昨夜結界を貼りなおしたから暫くは来ないだろうし顔をついでに出しにいくか」

 

「私も行ってよろしいですか?」

 

「構わないよ。それに彼らだって歓迎だろうよ」

 

彼は部屋に一度戻ると制服から部屋着に着替え、夜までレイヴェルと過ごすことにした。

 

 

深夜になると彼はレイヴェルと並び足下に魔法陣を展開する。彼の一族独特の魔法陣なので他の者には真似することが出来ないものだ。

 

「忘れ物はないな?」

 

「大丈夫ですわ」

 

二人の姿は魔法陣が光ったかと思うと消えていた。

 

 

次に姿を現した二人がいる場所は黄色い雲の上だった。

二人の前には坂道がありそこを昇ると日本の神々が住まう高天原へたどり着く。

 

「さて、まずは主神様のもとへ行くか」

 

「はい」

 

彼らが歩いている間にレイヴェルという少女について話そう。

彼女 本名をレイヴェル・フェニックスと言いい悪魔元72柱の一つフェニックス家の少女だ。

隆二が幼いころに傷ついていたレイヴェルを助けて以来の縁となっている。ではなぜ悪魔の少女が高天原というある種の天敵の場所に平然と入れるのかそれはまた今度とする。

ともかく彼女は日本の聖の気に充てられても大丈夫だと言っておこう。

 

歩いていた二人は日本神話の主神である天照の居城にたどり着いた。

 

天照が高天原で過ごしている城は決まった名称がないため俺は天照城と簡単に呼んでいる。

 

城内に入り、天照を探す。どうやら向こうさんも俺たちがやってきたことに気付いたようで城内にある茶室で待っていたみたいだ。

 

「久しぶりです、天照様」

 

「ええお久しぶりですね、御使い殿」

 

お互いに挨拶をして出してもらったお茶に手を付ける。ずずっ……うん、おいしい。

 

 




確かこれもレイヴェルを書きたいなって思って途中まで書いたやつです。
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