俺ガイル×恋染紅葉   作:Oceans

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前回の続きとなります。

それでは、今回もよろしくお願い致します。


Episode 3

 

 

 

翌日、俺は結局答えを出せなかった。...というより、その考えを放棄して会ったら会ったでその時考えようと俺は決めた。

 

俺はいつも通りに学校へ行き、1〜6限の授業をこなす。

そして、放課後は奉仕部へと顔を出す。

 

「うっす」

 

「あっ!ヒッキー!やっはろ〜」

 

「あら?今日はちゃんと来たのね。比企谷君」

 

「まぁな。それより、2人は何してんだ?」

 

「今、ゆきのんとテレビドラマの主人公の女の子が私の読んでるモデル雑誌に載ってたから、その話をしてたの」

 

ほー。紫之宮はモデルもやっていたのか...

 

「なるほどな」

 

「ヒッキーも一緒に読む?」

 

「いや、遠慮しとくわ」

 

「わかった」

 

そう言って、由比ヶ浜は雪ノ下と共にまた雑誌を読んでいた。俺は持参のライトノベルを読み、由比ヶ浜達の会話を聞いていた。しばらくすると...

 

『you got mail♪ you got mail♪』

 

俺のスマホからメールの着信音が流れた。

 

「誰の通知音?ゆきのん?」

 

「私ではないわ」

 

「じゃあ...ヒッキー?」

 

「あ、ああ。俺だわ」

 

俺はスマホを確認する。差出人は紫之宮からだった。内容は...

 

 

『比企谷さん、こんにちは。今日は空いていますか?空いていたら、少し比企谷さんにお話したいことがあるので恋ヶ浜駅の近くで会えることはできますか?お返事をお待ちしています』

 

と書かれていた。俺に話とは一体なんだろうか...

 

「貴方にメールなんて珍しいわね。それでメールの差出人は誰かしら?」

 

さすがに雪ノ下達にメールの差出人を紫之宮からだとは言えないのでごまかすことにした。

 

「小町からだ。買い物を頼まれた。だから、今日は早めに帰ってもいいか?」

 

「ええ。今日も依頼者は来ないと思うし、いいわよ」

 

「悪いな」

 

「じゃあ、またね!ヒッキー!」

 

「さようなら。比企谷くん」

 

「また明日な」

 

そう言って俺は部室を出て、紫之宮に今から行くとメールで送り紫之宮の待つ、恋ヶ浜駅に向かった。

 

 

 

 

 

15分後、俺は紫之宮が待つ恋ヶ浜駅に着き、どこにいるか探した。

すると、駅の改札付近で何やら人だかりが出来ていた。俺はそちらの方に視線を移す。

すると、人だかりの中心に紫之宮の姿があった。やはり昨日のテレビの影響だろう。

沢山の人が話しかけている。

こんな状況で俺が話しかけたら変な目線で見られること間違いなしだな。声をかけられるのを待つか...そんなことを考えていると...

 

「あっ!比企谷くん」

 

紫之宮が小走りで俺の方へ駆け寄ってきた。

それより呼び方、さんからくんに変わってる。まぁ、どっちでもいいけど...

 

「おう」

 

「待った?」

 

「いや、今来たとこだが」

 

「そっか...」

 

「それより、俺に話があるんだろ」

 

「うん。ここだと、人が多いから別の場所でもいい?」

 

「わかった」

 

俺と紫之宮がそう会話し移動しようとすると

 

「おい、ちょっと待てよ」ガシッ

 

さっき紫之宮に話しかけていたチャラ男が俺の肩を掴み、そう言い放つ。

 

「は?俺に何か用っすか?」

 

「大アリだよ。何、俺が話しかけてた女を取ってんだよ!」

 

「そんなの、俺には関係ないっすね。それじゃあ...」

 

そう言って俺は再度、歩き出そうとするが

 

「おい!まだ話は終わってねぇぞ!」

 

チャラ男は引き下がらなかった。ったく...めんどくせぇ...

 

「すまん、紫之宮。走るぞ」

 

「え?...あっ」

 

俺は強引ではあるが、紫之宮の手を取り走り出す。

チャラ男は大声で何か言っていたが、そんなことに構ってはいられないので俺はひたすらに走った。

 

 

 

 

 

 

しばらく走った後、俺達は海が見える公園に着きベンチに座った。

 

「すまんな。急に走ったりして」

 

「ううん。私の方こそごめんね」

 

「いや、紫之宮は悪くない。あのチャラ男が全て悪いんだ。だから、紫之宮が気にすることじゃない」

 

「比企谷くんは優しいね...」ボソッ

 

「何か言ったか?」

 

「ううん。何でもない」

 

「それより、俺に話があるんだろ?」

 

「うん。比企谷くんにお願いがあるの」

 

「いや、その先は言わんでも分かる」

 

「え?」

 

「俺と会うのとか連絡するのを今日限りでやめてくれってお願いだろ?」

 

「ち、違が...」

 

「当然だよな。紫之宮は女優で俺は冴えないただの一般人、こんな奴と関係があると分かったら仕事とかに、影響出るもんな」

 

「だから、私の話を...」

 

「それじゃあ、俺はもう行くわ。こんな所を誰かに見られたらいかんしな」

 

これでいい。勝手かもしれないが、紫之宮の初めての仕事をこんなことでダメにするよりはマシだ。そんな事を思いつつ、俺は静かにこの場を立ち去るが...

 

「ひ、比企谷くん!」

 

紫之宮が大きな声で俺の名を呼ぶ。

 

「何だ?もう話は終わっただろ」

 

そう言って、俺は紫之宮の方を振り返る。

 

「終わってないよ!まだ私、何も言ってない...」

 

「え?でも、さっき俺の話したとおりだろ?」

 

「ち、違うよ!私が比企谷くんにお願いしたいことはね...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私とデートしてほしいの」

 

 

「は?」

 

紫之宮が言う、お願いというのは俺の思ってたこととは180度違うものだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

...続く

 

 

 

 

 

次回...紫之宮紗奈が言い放った言葉の真意とは⁉︎

 

そして、比企谷八幡はこの紫之宮のお願いにどう答えるのか⁉︎

 

 

Next... Episode 4




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

短めではありますが、2000文字程度の更新が続くと思います。

次回は短めです。

それでは、次回もよろしくお願い致します。

ヒロインは誰がいいですか?

  • 紫之宮紗奈
  • 七里由比
  • 春日小鳥
  • 雪ノ下雪乃
  • 由比ヶ浜結衣
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