原作に関わりたくない 《未完》   作:ヒロケン

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後日談
第11話


二人の転生者が帰って玄関で見送ってリビングに一人の男がいた。

 

?「帰ったのか?」

 

零「…………はぁ、なんでお前がいるんだよ、それに不法侵入だぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

プレデター、もとい鑑恭太郎。」

リビングのソファーでくつろいでいたのは先日俺と戦ったプレデターもとい鑑恭太郎で本性は転生者で目的は他人がハーレムを作っていきそれを遠目でニマニマして見ることだそうだ。その為に悪役を作り本当の自分はそれを見るようにしているらしい。何よりもハーレムを他の視点から見て本人が困る姿を見たいそうだ。本当に心底意地が悪い。しかも年齢は俺と同い年である。(前世でも今世でも同じ。)

 

恭太郎「別にいいじゃねえかそんなこと気にしなさんな。それでお前はハーレムつくっているか?俺はそれを遠目でニマニマしながら見たいんだよ。だから早く作れ。」

 

零「何で俺に言ってくるんだよ。俺はハーレム作るつもりはないしそれにハーレムなら城ヶ崎鴎外にいえよあいつなら喜んで作るぞ。」

 

恭太郎「いや、あいつは駄目だ。あいつには絶対にハーレムは作れない。だからお前だよ。」

 

零「はぁ…………それで本題は?」

 

恭太郎「ち、詰まんないな、それじゃ本題な、お前はこれから彼女に接触するんだろ?今は彼女は図書館にいるぞ。だからあって見ろよ。用はそれだけだ。それじゃ俺はお前のハーレム要員を捜してくるぜ。」

そういってどこかに転移していった。

 

零「全く何で俺にハーレム作らせようとするんだよ、俺はそこまでモテないぞ。現に俺は一回も告白されたことないぞ。」

彼は前世含めて一回も告白されたことはないと思っているけど実際はさりげなくしていたため気付いていないのである。ためしにラブレターなどの方法を試そうとした女性もいたが他の人に邪魔されて出来ていない。

 

 

恭太郎が来てから暫くして家の家事を終わらせて図書館に来ていた。ここに来るのは初めてである。俺は中に入り適当に散策していたら彼女、八神はやてと同じ髪の色のロングの髪の毛女の子がいてその子となんとSAOに出てくる結城明日菜がいた。それとロングの髪の毛の女の子は高町達とは同い年で名前は八神やよいではやての双子の姉らしい。俺は彼女と一回話している。勿論彼女も転生者で俺の事を知っている。俺はその三人に近付いていった。

 

零「やぁどうもやよいちゃん。」

 

やよい「え?…………え!?!?か、か、か、か、神楽さん!?!?!?」

俺が声を掛けるとやよいが顔を真っ赤にして驚いていた。それと明日菜さんも俺を見てから顔を下に向けてぶつぶつ言っていた。よく見ると耳まで真っ赤になっていた。それに唯一理解してないのは八神はやてだった。

 

はやて「なんや二人ともそんな慌ててどないしたんや。この人と知り合いなんか。」

 

やよい「うん、私が通っている学校の清掃員で神楽零さんです。」

 

はやて「神楽零さん?てことはよくやよい姉ちゃんがよく話していた、むぐっ!?」

やよいと明日菜が慌てて口をふさいだ。何か聞いてはいけないことを話そうとしてはやての口を塞いだのだろう。そんなにばれたくないことがあるのだろうか。

 

やよい「いえ、神楽さん気にしないでください。それで神楽さんはどうしてここに来たのですか?(もしかして今後のことで?)。」

表向き聞いてきて念話で聞いてきた。

 

零「いや、何たまたまここを通りすぎてね入ったことないから入ってみた所だ(そうだ、それで彼女八神はやてと接触して助けようと思い来た)。」

やよいも勿論原作を知っていたのでそれをどうにかしようと思いとはやてに寂しい思いをしてほしくなくてはやての双子の姉になった。けど予想外だったのが今隣で下を向いて顔を真っ赤にして驚いている結城明日菜がいたことだ。それで零ははやての近くに来て目を合わせて

 

零「どうも初めましてやよいちゃんの知り合いの神楽零だよ、よろしくね。」ニコっ

 

はやて「………………。」

 

零「ん?どうしたんだい?」

俺が自己紹介したらぼ~としてだんだん顔が赤くなっていく。

 

はやて「(なんやこの人めっちゃカッコいいやないか!?これはやよい姉ちゃんが好きになるのも頷けるで、それに多分明日菜ちゃんもその気はあるようだし。)」

はやてはこの時神楽零に惚れた。チョロすぎだけど零の微笑みは誰彼構わず照れるほど様になっているのである。勿論彼は自覚していない。ちなみに気付いているとおもうが八神やよいと結城明日菜も一目惚れしている。ちなみに結城明日菜はこの場であったのが初めてである。それと明日菜は海鳴小学校に通っている。

 

零「君たちは図書館によく来るのかな?」

 

はやて「は、はいこの通り足が不自由で学校にいけないのでよく来ます。」

 

零「そうか、君のことは姉であるやよいちゃんからよく聞いてるよ。とても家庭的で優しい女の子だと聞いたよ。」

 

はやて「いや、そんなことやあらへんよ~。」

 

零「それと君達が二人で暮らしていることも聞いてるよ。それで前々からやよいちゃんから聞いていて考えていたことがあるんだ。」

 

はやて「ん?なんですか?」

 

零「まぁ出来たらだけど……………よろしければ俺の家で過ごさないかい?」

 

はやて「え?………えぇぇぇぇぇぇ!?」

はやてが大声を出してしまい回りが睨んできたので俺達は図書館を出た。そのあとは八神家にお邪魔して詳しく話した。

 

零「実は俺の家には従姉のアリアと凛が住んでいたけど暫く実家に戻ることになってねそれで今は一人なんだけどどうかな?勿論二人には負担を与えるつもりはないよ。それでどうかな?」

俺が話して二人は悩んでいた。それで暫くして

 

はやて「………本当にいいんですか?」

 

零「構わないよ。」

 

やよい「それじゃ、よろしくお願いします。」

二人が俺の家住むことが決まった。そのあとは俺は一旦帰って二階にすむことになったので部屋の軽い掃除を済まして(部屋はいつもリニスが掃除をしてくれたので楽だった。)それで家具は物体創造で作り必要な物を揃えていった。あとバリアフリーようにエレベーターとエスカレーターも取り付けた。あと屋上に置いてあったレガリアとバイクは地下に置いた。見られると厄介だからね。そのあとやよいから連絡が来たのでワンボックスカーに乗り迎えに行った。

 

 

暫く走って八神家について家の前に二人が服などが入ったバッグなとがあった。俺はその近くに止めた。

 

零「お待たせそれじゃ荷物乗せるね。」

 

はやて「よろしくお願いします。」

俺は後ろの荷物置き場に荷物を置いてはやてを車椅子からお姫様抱っこで抱えて後部座席に乗せた。抱っこしているあいだ顔は赤かった。そしてやよいへ羨ましそうに見ていた。やよいは助手席に座って色々話ながら家に向かった。

 

俺の家について二人は凄く驚いていた。それに家に入ったらエレベーターとエスカレーターもありはしゃいでいた。それに地下もあると教えるともっと驚いていた。部屋に案内したら家具がすでにあって勿体ないと言っていたけど俺はこれ等を即席で作ったので別に気にしなくていいと答えた。その話をしていたらもう夕方になったので皆で買い物に行くことになった。その時もワンボックスカーで向かった。そのあとは彼女達に必要な物と食材を買い家に帰って、二人は必要な物を揃えにいき俺は晩御飯の支度を始めて今日作るのは鮭のムニエルにいくら納豆とサラダに牛肉の角煮とスクランブルエッグとひじきと漬物だ。これだけあれば喜んでくれるだろと思い作った。(ちなみに牛肉はこの世界で一番美味しいと言われて一番高い物で100㌘千円以上だ。)おまけに牛肉は大分煮込んでいたので舌が蕩けるほどだ。俺も過去に一人で作って食べたらもうあり得ないほど旨かった。それに俺の自信作である。作り終わった頃に二人が降りてきたので三人で食べた、料理は絶賛してくれたけどなんか悔しそうだった。俺達は食べ終わり二人に先に風呂に入ってもらった。俺はその間に掃除をして二人が風呂から上がったので俺も入り今日は寝た。

高校生編では主人公を教師として入れるか学生に戻って過ごすか悩んでいます。

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