原作に関わりたくない 《未完》   作:ヒロケン

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師弟

マーダーに襲われた後俺は家の修復をした翌日俺は今さくらと音姫に相談を受けていた。

 

零「それで、どうした?相談したいことって。」

 

さくら「うん、出来るなら、私達を鍛えて欲しいの。」

 

零「…………もしかして昨日の事が原因でか?」

 

音姫「はい、私達は零さんに甘えていたけどそれだけじゃ駄目だって思って、けど私達だけじゃ強くなれないから零さんに教わろうと思って……。」

 

零「……………真剣なんだね?」

 

さくら「うん。」

さくらと音姫は真剣な顔で見てきたので。

 

零「分かった、君達を鍛えよう、それにちなんでどんな修行方法をお望みかな?」

 

さくら「うん、出来れば昨日あいつを捕まえた魔法を教えて欲しいの。」

 

零「あの魔法か、あの魔法は西洋魔術と言ってね、いわゆる「魔法使い」が使用する魔法。魔力を消費し、使用の際には「始動キー」と「呪文」を要する。 始動キーは、術者が魔法を発動させるためのパスワードのようなもので、各自がしっくりくるものを自分で決める。

(子供や初心者は「プラ・クテ・ビギナル」を使う)

呪文はラテン語と古代ギリシャ語で唱えられ、後者はハイ・エイシェントと呼ばれるレベルの高い魔法となる。」

 

さくら「へ~そうなんだ、ちなみにどのくらいあるの?」

 

零「そうだな、まずは魔法の射手というもので基礎的な攻撃魔法。 雷、風、炎、氷、光、闇などの精霊を使役し、破壊や拘束などの効果を持つ魔力の矢を放つ。 一発の威力は「気や魔力のこもったストレートパンチ一発分」で、基本的には複数束ねて使う、俺が使ったのは風の拘束だね。 」

 

音姫「そうなんですね。」

 

零「俺も攻撃なら最大千まで出せるけど、それは俺が規格外だから普通は大体最大百ぐらいだから、それで次は東洋魔術でいわゆる呪術であり、使用には呪文か札が必要。 気(体力)を消費するのが主だが、大魔法起動の際には補助的に魔力を用いる場合もある。 呪文には漢字、古代サンスクリット語などが使われ、高い効力のある呪文は長くなる。 魔法使いでなくとも剣士などが補助的に使用することから、会得は比較的容易なのかもしれない。 ただ、習得難度というよりも単なる東西魔法文化の相違である可能性もあるので一概には言えない。

魔力と気の違いは、魔力が自然のエネルギーを精神力で従えたもの、気は本人の生命力を燃やしたものとされる。 

制御する技術がよっぽど優れていない限り魔力と気は相反(コンフリクト)する性質を持つから同時に使えるものは難しいね。」

 

さくら「そうなんだ、ちなみに零はどっちが使えるのかな?」

 

零「俺が得意としているのは西洋魔術だね、それで次は感卦法というもので、本来相反する魔力と気を強引に融合させ大きな力を得る特殊技術。

基本的には何らかの欠陥によって通常通りに魔力を使えない(魔法詠唱が出来ない)者がその代替として身に付けるもの。

……が、かといって素質のない者が簡単に扱えるようなものでもなく、実戦レベルの会得は困難を極める。

「究極技法(アルテマ・アート)」とも呼ばれる技法だけあって効力は絶大そのもので、 戦闘・生存に必要な効果のほぼ全てをこれで補える他、単純な肉体強化としても最高峰の効果を発揮する。

ただし気を魔力の両方を同時に消費する仕様上、発動状態の維持は難しくすぐガス欠になってしまい、運用の前提として桁外れのタフネスが求められる、俺も使えるけど正直これはオススメ出来ない。」

 

音姫「なんでですか?」

 

零「正直、これを会得するには天賦の才能とひたすらな鍛練に諦めない胆力が必要だからね。」

 

さくら「そうですか、なら私達が使うとしたら西洋魔術か東洋魔術なの?」

 

零「あぁ、それとこれは君達が絶対に使ってはいけないものがあるんだ。」

 

音姫「それって………。」

 

零「その名は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

闇の魔法(マギア·エレベア)、その魔法の特徴は放たれる直前の攻撃魔法を「固定」して「掌握」し、その威力を「魔力兵装」として身に纏う、けどこれは魔法を自らに取り入れるということだから習得するのに魔法耐性が強くないと扱えなくて無理矢理しようとするならダメージがとんでもなくなる。」

 

さくら「それは確かに危険だね。」

 

零「まぁそういうことだから二人は俺から言わせて貰うと二人とも西洋魔術の方に適正があるからそっちを教えるね。」

 

音姫「分かりました、よろしくお願いします。」

俺は二人にネギま!の魔法の西洋魔術を教えることになった。

高校生編では主人公を教師として入れるか学生に戻って過ごすか悩んでいます。

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