megmeg−Spirit V− 作:藺草影志(OVERBLOOD)
【いつもの帰り道】
メグ「マヤちゃんチノちゃん、じゃあまた明日ね~」テフリフリ
マヤ「おうメグ!まったな~」フリフリ
チノ「また明日です」フリフリ
マヤ「ねえチノ?」コソコソ
マヤ「11月2日って何の日か知ってる?」
チノ「もちろんです」フンス
チノ「メグさんのお誕生日…ですね。」
マヤ「そう!」
マヤ「それでね、今年はラビットハウスでお祝いしたいと思ったんだけど」
マヤ「大丈夫そうかな?」
チノ「いいアイデアです!帰ったら父に相談してみます。」
マヤ「分かった!サンキュー!」
チノ「詳しい事は明日決めましょう。メグさんには内緒にしておかないと…」
マヤ「そうだね!」
マヤ「チマ(メ)隊!ステルスミッションスタート!!」
マヤ「おーっ!!!」
チノ「おっ…おーっ!」
・・・
【ラビットハウス】 夜
チノ(お父さんには許可を貰えました!)
チノ(後はパーティーの準備ですね…)
チノ(・・・)
チノ(こういったことはココアさんの方が詳しそうです…)
チノ(相談してみましょう…)
トントン
ココア「はーい」
チノ「チノです、今大丈夫ですか?」
ココア「うん!入って入って~」
ガチャッ
チノ「少し相談したいことがあって…」
ココア「こんな時間に相談事…?」
ココア「…はっ!まさか恋の・・・」
チノ「早とちりです。」
チノ「実はメグさんの誕生日パーティーを
ラビットハウスで開こうと思っているのですが」
チノ「私1人では何も思いつかなくて…」
チノ「メグさんに喜んでもらえそうな良いアイデアはないでしょうか?」
ココア「なるほど…お姉ちゃんとしての魅せ場がやってきたようだね…!」
ココア「まずはラビットハウスをバレエスタジオに改装して・・・」
チノ「相談したのが間違いでした…」ドヨーン
ココア「ごめん冗談だから!そんな顔しないで~!!」
チノ「…まったくココアさんは・・・」
ココア「えへへ…」
ココア「おっと!話が逸れちゃった」
ココア「パーティーならみんなも誘ってぱーっと盛大にやろうよ!」
チノ「いいですね」
ココア「それで飲んで歌って踊って!朝までエレクトリカルパレードするの!!」
ココア「一発芸なんかもいいねぇ…」
ココア「千夜ちゃんと漫才コンビ再結成しなくちゃ…!」
チノ(また話が逸れていく・・・)
・・・・・・
・・・
【中学校】お昼休み
…
チノ「マヤさん、ラビットハウスはOKです」コソコソ
チノ「ココアさんも誘ってみましたがかなり張り切ってました」コソコソ
マヤ「おっ!やるね~チノ!」コソコソ
マヤ「私も今日リゼを誘いに行こうと思ってたから、先に2人で帰っててよ」コソコソ
チノ「分かりました、メグさんには上手くごまかしておきます。」コソコソ
チノ「他になにか…」コソコソ
メグ「どうしたの2人とも~」
チノ「なっ…なんでもないですよ」
マヤ「そうそう!何でもないよなー!」アワアワ
メグ「ふぅーん、へんなの~」
チノマヤ(ふーっ、あぶないあぶない)
・・・
メグ「マヤちゃんチノちゃん、かえろ~っ」
マヤ「わたしちょっと用事あるからー!」ダッダッ
チノ「仕方がないので2人で帰りましょう」
メグ「うん!」
…
メグ「マヤちゃん、あんなに急いでどうしたのかなー?」
チノ「…私にも分かりません」
メグ「前にもこんなことあったよね~」
チノ「…リゼさんに相談しに行ったときの話ですね」
チノ「マヤさんは私たちに隠し事が多いですから…」
メグ「でも誰よりも私たちのこと想っててくれてるんだよね~」
チノ「そうですね」クスッ
チノ「だから、今回も心配要りませんよ。」
メグ「そうだよね~」ニコニコ
チノ(本当はメグさんのためなのですが・・・)
チノ(うまくごまかせたでしょうか?)
チノ(メグさんの笑顔を見ていると・・・ちょっぴり罪悪感が…)
メグ「…チノちゃん?」
チノ「…はっ、はい」
メグ「どうしたの?」
チノ「…いえ、何でもないです」
チノ「帰りましょうか」
メグ「うん!」
・・・
【お嬢様学校】校門
生徒「ごきげんよう」
リゼ「じゃあ、また」
…
リゼ「…」テクテク
??「あ~らリゼさん、ごきげんよう~」アッハーン
リゼ「…誰!?」バッ
リゼ「・・・って、なんだ、お前か」
マヤ「へっへーん、気品が溢れてたでしょ?」ドヤッ
リゼ「悪意に溢れてたよ」ハァッ
リゼ「それで…何か用か?」
マヤ「うん、ちょっとね。また相談」
リゼ「どうした?」
マヤ「11月2日がメグの誕生日でね」
マヤ「ラビットハウスでお祝いしようってなったんだけど」
マヤ「リゼにも来てほしいな~って」
リゼ「そんなことだったか」
リゼ「その日シフト入ってるから」
リゼ「わざわざ言いに来なくても行けたのに」
マヤ「ほんと?よかったぁー!」
マヤ「リゼにはどうしても来て欲しかったから、ラッキーだね!!」
マヤ「何てったってチマメ隊の教官だし!」
リゼ「教官か…照れるな」テレテレ
リゼ「それなら…何か用意していかないとな!」
マヤ「うん!期待してるよ!」
マヤ「じゃあまた!待ってるからね!!」フリフリ
リゼ「おう、またなー」フリフリ
リゼ(マヤって…)
リゼ(結構友達想いなとこあるんだな)クスッ
・・・
【甘兎庵】
ココア「それでね、千夜ちゃんにも来てほしいなーって」
千夜「まあ、素敵ねぇ~」
千夜「是非お手伝いさせてほしいわ」
ココア「それで、何かいいアイデアないかな?」
千夜「そうねぇ・・・」
カランカラン
シャロ「千夜~」
シャロ「いるー?」
千夜「シャロちゃん!」
ココア「ちょうどいいところに!」
シャロ「ココア?千夜と2人でどうしたの?」
ココア「実は…」
…
シャロ「そう、それで千夜に相談してたの」
ココア「うん」
ココア「シャロちゃんも来れそうかな?」
シャロ「そうね…」
シャロ「確かバイトは休みだったはずだから、行けると思うわ」
ココア「やったぁ!」
ココア「これでパワーアップした漫才トリオの結成だよ!!」
シャロ「ちょっ!なんの話よ!!」
千夜「私とココアちゃんでボケるから~」
千夜「シャロちゃんはツッコミお願いね♪」
シャロ「しないわよおバカ!!」
千夜「あら?シャロちゃんのツッコミは世界に通用するレベルよ?」
ココア「そうなの!?」
シャロ「そんなわけないでしょ!」パシン
千夜「ナイスツッコミよ♪」
シャロ「!!」フルフル
シャロ「ああもう!!!!」
・・・・・・
・・・
【中学校】昼休み
チノ「いよいよ明日ですね」コソコソ
マヤ「この日のために色々準備してきたもんな~」コソコソ
チノ「メグさんに見つからないようにするのは大変でした」コソコソ
マヤ「絶対に成功させよう!」コソコソ
メグ「チノちゃん!マヤちゃん!!」
チノマヤ「!」
マヤ「どうしたんだよメグ!?大きな声出して…」
メグ「最近2人で内緒話ばかりしてるよね…?」
メグ「わたしだけ仲間はずれみたいで・・・」
メグ「もしかしてわたしのこと、嫌いになっちゃったの・・・?」ウルウル
マヤ「そんなわけない!」
チノ「私たちがメグさんを嫌いになるなんて絶対にありえません!」
メグ「それじゃあどうして…」
マヤ「それは・・・」
チノ「…」
チノ「もう少しだけ待ってください」
チノ「ちゃんと説明しますから…」
メグ「うん・・・」
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next.