バンドリ!の世界に転生したが………   作:リュグナー

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どうも、リュグナーです。
前までの話が深夜のテンションで書いていたので、はじめの方に考えていたストーリーから思いっきり離れています。すみません。
それではどうぞ。


第3話:金髪の女……いや、誰だよ?

幼稚園の時間も終わり、ようやく山吹先生から解放された俺は真っ先に公園へと向かった。母さんは昔の仲間たちに会うらしいので迎えには来ない。代わりに日菜が来るらしい。あんなの相手にしてられっか!ということなのだ。

 

公園に着くとブランコに座ってる女の子というか幼女がいた。

 

「金髪?」

 

金髪といえば、バンドリ!には二人いたはず……、ヤバイな記憶が曖昧になってきている……。確か、こころと有咲だったはず。……どっちなんだ?

 

「どうしたんだ?一人なのか」

 

思い切って声をかける。反応の仕方で分かるはず。

 

「あなたは、誰?」

「俺は三神光輝だ。君は?」

「私は……ユウ、優」

「優、か。いい名前だな」

「ん、……」

 

まともだ……。つまりは有咲の子供か!

 

「一人なのか?」

「みんな、遊んでくれないの……。ケガさせたら大変だー、とか言って離れていくの……」

「それは周りの奴らが言ってるだけだよな?」

「うん…」

「それなら、もっと自分に素直になれ。自分のやりたいことをやればいい。それで何か言われたら、ソイツも巻き込んでしまえ。逃げるな、立ち向かえ」

「……本当にそれでいいの?」

「少なくとも今よりはマシになる」

「わかったわ!やってみる!」

 

あれ?もしかして………こころの娘、だったのか。

ヤバイ、ヤバイ、やっちまったよ!……どうしよ?

 

「あなたは、紗夜の子供ね!」

「…、はい。そうですけど?」

 

来ちまった、母親(こころ)が……!

 

「優の悩みを解決してくれたのね、ありがとう」

「え?いや、そんな大したことじゃ……」

「それでも優は救われた、あなたにね。だから……ありがとう」

「………はい」

 

ちょままちょっと待ってちょっと、誰だよこの人?めちゃくちゃいい人じゃん!誰だよヤベー奴って言ったのは……(俺だけど)。

 

「あなた、お名前は?」

「光輝……三神光輝です」

「いい名前ね、紗夜みたいにいうと、るんってきた!…よね」

「それは日菜叔母さんの口癖です」

「あら?そうだったかしら?紗夜も日菜も似てるし、いいじゃない!そんなに変わらないわよ!」

 

前言撤回! やっぱりヤバイ奴だ!

 

「そろそろ家に帰らないといけないので……」

「あら?そうなの?なら、仕方ないわ!また会いましょう!」

「光輝君、また会おうね!」

「…………。」

 

二人がいなくなったのを確認してあの言葉を言ってみた。

 

「だが断る!!」

 

って言ったところで多分、いや確実に向こうから会いに来るよなー。なんか、泣きたくなってきた。

 

「とりあえず、帰るか!」

 

家に帰ると日菜がリビングに倒れていた。その隣にはメモ用紙がある……。ただ大きく書かれている言葉がある。それは……

 

【るんってこない!】

 

と…….…。

バカだろ?これでアイドルバンド組んでるんだから、リーダーが可哀想になってくるなぁ。

 

「邪魔」

「るん……」

「帰ってよ」

「るん、るん……るるるんー……」

「え?交通費がない?何言ってんだよ、お前の脚は何のためについてるんだ?」

「るる!るんっるんっるーん!」

 

そう言いながら泣き真似をし、家から飛び出した。

 

……何が、"もう!お姉ちゃんに言いつけてやる!"だ。

 

 

 

そんなことされたら泣くのは俺になるだろうが!

 

「あ、先に母さんに電話すれば良いんだ」

 

そして怒られたのは………俺と日菜だった。

結局、怒られたじゃん……。

 

 

 

 




続きがどうなるかは私もわかりません。
……続き、どうしよ?なんとか頑張って書きたいと思います。
ありがとうございました。

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