(仮)少年と人形とロボットと…〜守りたいもの〜   作:過給

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とりあえず導入はある程度できました。
では、どうぞ!


プロローグ~変わり果てたセカイ~

………対象者の保護システム…スタンバイ…

…対象者のバイタルチェック……

…異常なし

………………………コールドスリープおよび、凍結確認……

認証……………確認………

2030年をもちタィシ¥ヴ○・、#@:#*&@/**:@*/*_@を保護

システム…………………シャットダウン

…………………

side繝輔か繝ウ繝サ繝エ繧」繧ェ繝ャ繝ウ繝

今はコンテナの中、暗い暗い鉄の鎧の中で目覚めの時を待っている

もうこの中は嫌だ

外に出たい

けれどアランはそれを否定する…まだ危険らしい

誰もいないの?

誰かいないの…

もう一人は嫌だ

意識だけは朦朧としているが…

見えない

聞こえない

匂わない

触れられない

何も感じない

僕…は…

2061年…

ーーーsideAR小隊

私達は、ペルシカからの依頼でとある元研究所の建物を捜索していた…

目標は、研究所内のデータおよび、機械の回収。

聞けばその場所は、クルーガー社長の友人の研究所だったらしい。

しかし、2030年、大規模な「コーラップス」の流出事故が発生

それにより研究所は、廃棄、そこにいた人は、全員死んでしまったらしい。

それ以来、ここに足を運びに来る人はいない…

 

私達は、目的地に到着。

周辺警戒して、ペルシカに連絡。

「目標地点到達しました。AR小隊、作戦行動に移ります。」

「わかったわ、何かあれば報告お願い。物が多ければ、迎えをよこすわ。」

通信はそこで切れた。武装確認をして中に入る。

重圧感のある扉を開けたその先は大きな空間だった。

生き物の気配も何もない無機質な世界

足元には・・・荒れた機械破片だけだった。

 

ここで何があったかわからない。

考えたところで無駄だと思った。

少女達は考えずに歩く事に決めた…

 

 

しばらくして、さっきまでのとは違う

各所に広い踊り場があるところに着いた。

踊り場近くまで来た彼女達は扉が設置されている事に気づいた

 

警戒しながらその扉を開き部屋の中に入った

部屋の中はテーブルと小棚と沢山のケーブルに繋がれたコンテナの様な物が見える

コンテナの中は濁っていて何が入っているのかは判別がつかない

ふと壁を見ればスイッチがある

少女はおもむろにスイッチに手を伸ばし押してみると部屋の明かりが灯る

そしてナニカの保管しているコンテナを見る.

小指だ。

何の指?

動物の指?

生物の指。

自分の指に酷似している指。

●●の指。

 

だがコンテナの中身の生物は崩壊しもう●の姿は無い

汚泥に塗れたナニカ

 

「あぁそうか…………」

「そうなのね…」

「これは…」

「ひどいよ…」

 

 

 

・・コレハニンゲンだったのね・・




まだ少年は、とあるところにいます。さあどこだろう(すっとぼけ)
次回予告~
失われた物
それは当たり前の時間と信じていた未来
戻らぬ物の大きさを虚空に散る大地に知った時、少年は何に向かおうとするのか?
伴わない感覚の中、開くコンテナの先に広がる戦いは、果てしなく襲いかかる。
次回、「再びの大地、初陣」
まだプロローグだ(涙)


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