今年もよろしくお願いします!
ダイヤの誕生日編です!(時系列的には付き合ってるという体で行きます)
「おはよう、ダイヤ!」
「悠さん…今何時だと…」
朝一番でダイヤの家に来た俺。
ちなみに今は朝の6時。
「出かけよ!」
「出かけるって…どこにですか?
…しかも新年早々…」
「いいから、いいから!ほら、支度して!」
「わ、分かりましたから押さないでくださいまし…!///」
押されるがまま、ダイヤは身支度を開始した。
「あれ…ぇ…悠さん…っ?」
「おはよう、ルビィ」
眠い目を擦りながらルビィも起きてきた。
「お姉ちゃんと…どこかお出かけ?」
「うん、ちょっとの間、ダイヤ貸してもらうよ」
「うんっ、楽しんできてね♪」
「る、ルビィまで…!
…もう、分かりましたわ、少しお待ち下さい…?」
そう言うとダイヤは奥へと消えていった。
「ふふっ、ああは言ってるけど…お姉ちゃんも嬉しいと思うよ♪」
「…さすがに…早く来すぎたかな?」
「大丈夫♪…ほら、悠さんも中入って待ってなよ!♪」
「え、中入って…?…う、うん…分かった」
ルビィに誘われ…中で待たせてもらうこと…1時間。
「…な、長くないか…ダイヤ…?」
「ふふっ、そうかもね♪」
「…ルビィ…何か知ってる…?」
「あっ、お姉ちゃん来たよ!♪」
そう言うと、ダイヤが居間に入ってきた。
──────────その姿は…。
「あっ…………ダイ……ヤ…」
「…………そんなに……見ないでください…///」
「ふふっ、悠さん言ったでしょ?…早く来すぎたことは無いよ♪」
「…その、な、なんで…そんな…格好…な、の?」
俺の目に入ってきたのは……着物姿の、ダイヤ…だった。
「…に、似合ってます……か?///」
「…めちゃくちゃ綺麗」
「ふふっ、お姉ちゃんも悠さんも照れてる♪」
「る、ルビィ!からかうのはおやめなさい!///」
「はーいっ♪ルビィは善子ちゃんと花丸ちゃんと初詣に行ってきまーす♪」
そう言うとルビィは家を出た。
「…ま、まったく…///
それで…ゆ、悠さんは…どこに行こうと…?」
「………それが…………………」
──────────────────
着物姿のダイヤを連れて…やってきたのは…。
「と、東京に行くなら行くと言ってください……!!」
「い、言っても素直に来ないと思って~…!!」
バス乗って沼津駅から東京駅に向かう時…何度ダイヤから睨まれた事か…。
「うぅ、周りの目が…恥ずかしいですわ…///」
「…俺は、ちょっと嬉しいかったけどな」
「なっ……ど、どういうことですのっ!?」
「ど、どうどう……いや、こんなに綺麗な子が俺の彼女だって見せびらかしたというか…」
「あっ……///」
「だから…ずっと手を握ってたの…睨まれてたけど…」
「…そ、そういうこともちゃんと言ってください…っ!!//////」
と言ってぷいっと拗ねるダイヤ。
…しかし、顔は嬉しそうに赤めていた。
──────────────────
やってきたのは神田明神。
さすがに午後過ぎだからか人もピーク時よりも空いていた。
「こ、ここが…神田明神…っ」
「あはは、そう言えばμ'sの皆さんも来てたんだのね」
千歌と曜とルビィと一緒に来た時にはその事知らなかったけどね。
「…さ、早速祈願を致しましょう!」
「おし、じゃあしようか?」
早速、賽銭箱の前でダイヤと横並びでお祈りをする。
(…ダイヤと、ずっとずっと一緒に…居れますように)
(…悠さんのお傍に…どうか、居させてください)
しばしの沈黙の後、2人で顔を見合わす。
「悠さんはどんなお願いをされたのですか?」
「ん?…んー、大きなイチモツを下さいって」
「……え?」
「あはは、うそうそ…言ったら叶わないし…それに」
「…そ、それに…?」
「…多分、もう叶う…かも」
「…もう叶うかもとは…どういうことですの…?」
俺は神田明神を出る前に…ダイヤにあるものを渡した。
「…こ、これは………」
「…改めて言うけど…好きだ、ダイヤ」
ダイヤに渡したのは…小さな箱。
中には…2つの指輪。
「…こ、これって…!」
「…ダイヤが持ってて…くれる、か?」
「…そ、それはどういう…っ…///」
「……いつか、指に…入れるから…その時まで、持っててくれ、な?」
「悠さん…っ…」
周りを気にせず抱きつくダイヤ。
その時…少し俺の片口が…濡れていた事に気がついた。
ダイヤお誕生日おめでとう!!
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