「そういえば、知ってるずら?」
「ん?」
久しぶりの休日、俺と花丸は本屋さん巡りという名のデートをしていた。
「本を読む男の人ってかっこよくって…一途って言われてるらしいずら」
「…へぇー…ちなみに花丸から見て俺はどう見えるの?」
「かっこいいのは合ってるけど…かっこよく過ぎて…まるは少し心配になっちゃうずら」
「ふふん、それほどでも~…」
「悠さんのそばに居るのはまるずら!」
「うん、もちろん分かってるよ」
「へへへ……///」
頭を撫でる度に嬉しそうに花丸がはにかむ。
詩的に言うなれば…花丸との出逢いは…必然だったのかもしれない。
互いに心を通わせ、紆余曲折を共にし二人で歩んでいく…。
…なんて、花丸に言ったら笑われるかもな。
「よいしょっ…と…」
「持つよ、花丸」
「だ、大丈夫ずら……あっ!」
とても大丈夫そうな持ち方ではないと判断し花丸が持ってた本数冊を代わりに持つ。
「あんま無理すんな」
「えへへ…悠さんは頼りになるずら…///」
「そういえば、花丸の将来の夢ってなんだ?」
「い、いきなりなんずりゃ!?!」
「いや…気になった…だけ」
「おらの夢…夢~…」
ううーん…と難しい顔をしながら考える花丸。
「作家とか?」
「まる、書くのは苦手ずら…」
「じゃあ…先生とか?
ほら、文学とかの」
「先生…なんだか恥ずかしいずら…」
確かに…先生姿の花丸を想像してみると…あたふたしてそうだった。
「それに………今は悠さんとずっと一緒にいることしか考えてないずら…///」
目を逸らしながらも手を握り答える花丸。
「…そうだな、2人で陽だまりの中…一緒にお茶でも飲みながら過ごそうよ」
「…ふふっ、悠さんは作詞家とか向いてそうずら♪」
「ええっ!?…まぁ、確かに歌詞を考えたりしていたけど…!」
「ふふっ、スクールアイドル部の敏腕マネージャーって呼ばれてたずらね♪」
「そ、その話はやめろー!」
こうして笑い合う毎日。
変わり映えはしないけど…当たり前にある日常。
それが幸せで…温かかくて…。
ずっと続くと信じたいた。
「あーあ、こんな事なら花丸がセンターでライブする曲とか考えれば良かったなー」
「お、おらがセンターなんて無理ずら~!」
「そうかな?千歌とかに相談しよっと」
「ちょ、ちょっと待ってずら~!」
この後、千歌に連絡してみると直ぐに快諾してくれた。
他のメンバーも同じく賛成してくれた。
そして、数ヶ月後…花丸がセンターの曲…。
''未体験HORIZON''という曲ができるのは未来のお話…。
俺と花丸の…物語のプロローグに過ぎないお話。
花丸ルート
Fin
上手いことくっつけました←
ほのぼのしすぎてむしろもう少しなんとかしたかったなぁって言うのが正直なところです。
次回は……「それでも男ですか、軟弱者!」です←
評価・感想・お気に入り登録よろしくお願いします!