Aqoursな日々   作:A×K(アツシくん)

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聖良さん…作者の中で来てます…!!←


聖良ルート② ~泊まり~

「…ど、どうぞ…」

「お、お邪魔します…」

 

案内されたのは聖良の部屋。

物が整理されていて、ライブ用の衣装も飾ってあった。

 

「あ、あんまり…見ないでください…///」

「あ、ああ…悪い、ついな…

それより、よくすんなり泊まらせてくれたね…

理亞ちゃんとか…親御さんは大丈夫だったのか?」

 

その質問に聖良が目線を泳がせて答える。

「り、理亞は…姉さまがそれで嬉しいなら…良い…と

…親は…まぁ…大丈夫です…(うぅ、本当は彼氏って嘘ついちゃった…お母さんは喜んでたけど…バレます…よね…)」

 

「ごめんな、聖良も…気を利かせて…」

その投げかけに今度は首を横に振る。

 

「い、いえっ!…すごく…嬉しい…です…///」

「…あ、あはは…っ……ん、なんか…照れちゃうな……そろそろ寝ようか?」

「あ、はいっ………………って…悠さん、なぜそこに…?」

 

俺は部屋の壁にもたれ掛かり胡座をかいて寝ようとしていた。

「…えっ…なんか変だったか?」

「そ、そんな所ではなく!…こちらで…寝てください

さすがに、夜の北海道は冷えますよ…そんな所にいたら、風邪を引いてしまいます」

 

「で、でも…そこは…聖良の布団じゃ…」

これは……そういうこと、か?

 

「…で、では…一緒に…寝てください…っ///」

「聖良が…良いなら……」

「…私が…したいんです…///」

そう言って一足先に布団に入り、俺が布団に入るのを待つ聖良。

 

「…じゃあ…失礼します…」

隣に寝かせてもらうと…さすがに2人はいると少しキツかった。

 

「…明かり、消しますね…?///」

「…ああ……」

 

明かりが消え、暗い雰囲気が部屋を包む。

「…なぁ、聖良…」

当然、寝れることも無く、隣にいる聖良に話しかける。

 

「…は、はい?」

「ごめんな、狭いだろ?」

「…い、いえ…むしろ……なんだか…温かい…です…///」

そう言って笑う聖良。

部屋が暗くても…彼女の笑う顔ははっきり見えた。

 

「…ん…確かに…温かい…な…」

静かに聖良の手を握る。

「ひゃぁ…っ!?///」

「…なぁ…聖良……」

 

安心したのか…瞼が重くなる状態と戦いながら話を続ける。

「は、はい…っ?///」

「どうしてだろうな……急にお前の声が聞きたくなったなんて……」

「…わ、私にも…それは……」

「でもな…聖良…の…………声が聞けて…すっごく…安心…でき、た…………」

「…悠さん…?」

「……あり…が……………と……」

 

 

 

 

そのまま俺は眠りについてしまった。

 

 

 

─────────────────

 

 

【聖良 視点】

 

「……あり…が…………と……」

そう言うと彼は寝てしまった。

 

「…悠さん…?…ふふっ、寝ちゃいましたか」

手を握ったまま彼の寝顔を見つめる。

いつもの明るくて優しい顔とは違い、どこか寝顔は幼く…新鮮な感じだった。

 

「…お礼を言いたいのは…こちらの方ですよ…

悠さんからは…いつも…元気を貰いますし…Saint Snowとして活動してた時も…今も…心の支えです

…面と向かっては…言えませんが……私はいつも、そう思ってました///」

 

 

そして、彼が起きないよう…目を瞑り…そっと唇を落とす。

私の初めて…恥ずかしさと…彼にあげたいという一心で唇を交した。

「……寝ている貴方に…こんなこと言うのは…卑怯、かもしれませんが……大好きですっ…//////」

 

もちろん、彼は返事はしない。

でも、自分の想いを…これ以上閉まっておくのはとても困難だった。

たとえ寝ててもいい…自分の気持ちが伝えられたのなら…。

 

「…いつか…貴方に…この言葉が言えるように…それまで…私の事…覚えてて…下さいね…///」

「んん…っ……聖……良ぁ…」

「っ……!!//////」

 

寝言…でしょうか?

…ふふっ、一体私とどんなことをしている夢を…見てるのでしょうか?

 

「…北海道に…居る時だけでもいいので…悠さんの事…独り占め…させてください…///」

最後にもう一度キスをする。

そして、手を握ったまま…私も眠りについた。

こんなにも幸せな気持ちで…寝れることなんて…初めてだった。

 

…どうか…この想いが届きますように…そう心に願いながら。




次回、聖良ルートラストです。

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