Aqoursな日々   作:A×K

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しゅかしゅーとかに見て貰えないかなぁ……
とか絶対に叶うことのねぇ淡い期待を抱きながら小説を投稿してるA×Kです。

天変地異でも起こらない限りないですね、わかります。


梨子ルート② ~いざ、お出かけ!!~

(んんん………あれ…まだ夢の中……か?)

(梨子の姿が見えないし…夢…かぁ…)

 

【あぁいださん、料理出来るよォ!?】

「(……な、なんだ…?)う……ううーん…」

 

【あ、さっきね?…チョコ…梨子のお腹の上で温めておいたんだっ】

(……あーーー…うん?)

 

【儲かってんだからいいでしょーーー!!!】

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぬわああああ!!」

なんとも言えない夢から覚め、勢いよく布団をめくると…。

 

 

「…あっ………………」

「…へ?」

 

…梨子がお着替えの真っ最中…だった。

「…あー…っ…えっと……///」

「………その…おは、よう…?」

「……あっ……お、おはよう!…あは、あはは…///」

 

しかもタイミング良く…下着を着け終わった所。

「…えっと……ご、ごめん!!そんなつもりは!」

「だ、大丈夫大丈夫っ!…着替えてから悠君のこと起こそうって思ってだけだし…!」

 

猛スピードで布団にくるまる。

下着姿を見ただけで恥ずかしくなるのはどうしてだろうか

…いや、見られた方も恥ずかしいだろうけど…。

 

「……そ、それに…恋人同士なんだし…見られても…不思議じゃないっていうか…///」

「……り、梨子…」

「だからって、マジマジと見るのは…禁止…///」

「……………あ、あぁ……」

 

恐る恐る布団から顔を出すと…ちゃん着替え終わった梨子が頭を撫でてきた。

 

「…ふふっ、なんかこういうのも新鮮かも…♪」

「朝からバタバタだな…こりゃ」

 

「いやぁ~…お二人共朝からアツアツですなぁ~」

「「…あっ」」

 

隣の部屋から頬杖を突きながら千歌が呟いた。

「それってあれ?新婚夫婦?

いやぁ、夏もビックリなくらいアツアツ~……あ、シイタケの散歩行かなきゃ」

 

そう言い残すと千歌は部屋をあとにした。

「…あ、あはは…恥ずかしいところ…見られちゃったね///」

「…まぁ…これも…恋人ならではってことで…」

「そ、そうだねっ…!///」

 

照れくさそうに着替えを済ませて…家を出る俺と梨子だった。

 

 

 

─────────────────

 

 

「それで、どこに行くの?」

「まぁまぁ、行ってからのお楽しみだよ」

 

バスに乗車し、二人席に座る。

まだ梨子には行先は告げていない。

 

「バスに乗るってことは~……沼津?」

「へへーん……正解は~…!!」

 

 

着いた瞬間…梨子の顔が引きつった。

「な、なんで…秋葉原なの…?」

「…あれ、こういう場所…嫌いだった?」

「嫌いじゃないけど……!!」

「大丈夫、梨子の趣味は知ってるし…むしろ、もっと教えて?

彼女の大好きを…俺も共有したいし」

「…悠くん…///」

「その……梨子がして欲しい時に…出来るように…俺も勉強したいっていうか…」

「…じゃあ、今日は私のことをもっともっと知ってもらうデート……だねっ///」

「おうっ、たまには梨子のエスコートもいいかもなっ」

 

 

そして、梨子が連れてきたのは…本屋だった。

「…こ、これとか…どうかな?」

「ま、股ドン……?」

股ドンだドン!と俺の頭の中で赤い何かが喋ったが…気にしないでおこう。

 

「…も、もう…悠くん…学校の屋上でしたじゃない…///」

「…あ、あはは……」

「あとは…こんなの……とか?///」

 

肩トンに………うわ、唾液の交換…?

なんかどんどんエスカレートしてきてるぞ…。

 

「…その…悠…くん?///」

「ん、な、なにかな…?」

「……帰ったら…やってくれる、かな…?///」

 

俺は頷く以外に選択肢は…無かった。




次回は梨子ルート最終話!
長めに仕上げたい…!


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