…まだ、半分くらいしか言ってないけど…あのキャラ…誰?
デートの後、少し梨子の様子に変化が現れた。
というのも……。
「悠くん…頭…撫でて…?///」
「もう少し…ぎゅーっ…てしてたいな…///」
と、甘える回数が増えてきた。
そして今日は休日…梨子の部屋にいるが、もちろん梨子は甘えん坊モードだ。
「…ん…悠くん…キス…///」
「……そんなにがっつくなよ…おれはここにいるよ?」
「…ん…やぁ……///」
まるで俺の全てを奪うようにキスをする梨子。
「…やっぱり…悠くんとのキス…好き…///」
「…完全に虜だな」
「悠くんが…かっこいいのがいけないの…///」
「そんなこと…………」
「あーるーのっ!///
…ホントに…悠くんは…かっこいい、よ…?///」
ここ最近では学校の昼休みにサンドイッチを週に1回か2回ほど作ってくれる。
訳を聞くと…。
【…そ、その…花嫁修業…というか…///】
と答える度に千歌から可愛いー!と抱きしめられる始末。
(…まぁ…こういう幸せ…いいよな)
毎日好きな人の声で起きて…一緒の時間を共有して…。
時には喧嘩とかするけど…すぐに仲直りするし。
「…あ、そうだっ♪」
「ん?」
「ちょっとまってて…♪」
そう言うと梨子が部屋を後にした。
そして何かを取りに…階段を下り…しばらくしてまた階段を登ってきた。
「新しい家族の…プレリュード♪」
「えっ……犬飼い始めたの!?」
それは耳をも疑うような出来事だった。
しいたけやえのき茸…マイタケを散歩に連れていくことはあったが…まさか自分から飼い始めるとは…。
最初の頃なんて…
【あんな小さい動物でも…あの牙は噛まれたらすごく危険】
とまで言ってたのが嘘のようだ。
「んー、可愛いでしょ~?♪」
しかし、本人はどこ吹く風。
むしろ溺愛しているくらいだった。
「(あ、あはは…これもしいたけとかのおかげで免疫ついたのかな…)…じゃあ、あとは子供と家があれば完璧だな」
「え、ええっ…!?///」
オーバーなくらい驚く梨子。
「…なんか変な事言ったか?」
「い、いやー?…気が早いというか…ほん、き…?///」
「当たり前だろ…本気だからこんなこと言えるんだし…
梨子に言いたいこと…だったし…」
「悠くん………」
「その…これはサプライズとしておきたかったんだけど…我慢できない、言うね」
「…う、うん…っ」
「俺は…将来、梨子とずっと一緒に居たい
…賛美歌も…あの時は音楽室だったけど…いつか、ちゃんとした場所で…梨子に向けて…演奏したい、というかするつもりだ」
「それって………!」
「……だ、だから一緒に居てくれなきゃ困るんだよ!」
恥ずかしくなり背中を向けた。
好きな人に…精一杯の想いを伝えるには…これしかないと俺は思っていたからだ。
「…ふふっ…こんな私でよければ…貴方の隣に…いさせてください…♪」
そう言って後ろから抱きつく梨子。
その目は涙を浮かべ…覚悟ができているような眼差しだった。
少しドキドキしてるのだろうか、握る手が力が籠っていた。
……だったら、俺も梨子の手をしっかりと握っていよう。
どこに居ても…たとえ遠くに行ったとしても…離さないように。
俺の隣には…梨子が居て。
梨子の隣には俺が居る。
そんな日常がこれからも…変わらずに…
続くようにと…願いも乗せて…。
梨子ルート
Fin
残り!
ダイヤ
ルビィ
曜
理亞
…とまぁ、流れ的に分かりきってることだけど
曜ちゃんは最後です笑
そして新作も着々と進行中です!
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